更新日:2023.10.06

中古業務用脱毛機の購入を失敗しないための方法とメリット・デメリットを解説

中古業務用脱毛機の購入を失敗しないための方法とメリット・デメリットを解説

「新品の脱毛機は高額な費用がかかる…。」このような悩みから、初期費用を安く抑えられる『中古の業務用脱毛機』購入を検討している方は多いのではないでしょうか。

コストを重視したいのであれば、中古品を購入するのは良い選択肢のように感じます。

ですが、中古の業務用脱毛機はメリットだけでなくデメリットも多いため、しっかり理解した上で購入しないと新品を購入するより損してしまう可能性があります。

そこで本記事では、中古業務用脱毛機の購入を検討している方向けに、メリット・デメリットや脱毛機を選ぶ際のチェックポイントなどを詳しく解説します。

業務用脱毛機は新品・中古に問わず高額な買い物になるので、後悔しないようしっかりチェックしてみてください。

中古の業務用脱毛機とは

中古の業務用脱毛機は、サロンで既に使用された機器になります。廃業や買い替えのタイミングでいらなくなった脱毛機が、中古品として販売しています。

中古の業務用脱毛機を買う場合、以下のルートがあります。

・美容機器を専門に扱う中古販売の専門店
・ヤフオク!やショッピングサイトを利用して、個人間でやり取り
・知り合いから譲ってもらう

ただしこの場合、メーカー保証やサポート期間はついていない点に注意が必要です。

まれなケースでは
・メーカーが新古品や中古品を販売
・正規の販売店経由で、前のオーナーから名義変更で譲り受ける

などがあります。

中古の業務用脱毛機を購入するメリット

中古の業務用脱毛機を購入するメリットとして、まず『新品よりも安く購入できる』というメリットがあります。多くの方が安いということを理由に、中古品の購入を検討しています。

中古の業務用脱毛機を購入する場合、費用が安いということだけでなく以下のようなメリットもあります。

・初期投資が安い
・複数機種の脱毛機を所有できる
・サブ事業として始めやすい
・ビジネスをすぐに始められる
・新品の脱毛機購入に向けた資金作りができる

1台の価格が安い中古の業務用脱毛機は、『新品よりも手軽に購入できる』ということから、複数機種所有しやすい・サブ事業として挑戦しやすいなど、さまざまなメリットがあります。

中古の業務用脱毛機を購入するか検討している方は、まずメリットからチェックして検討するかの判断をすることをおすすめします。

メリット1:初期投資が安い

1つ目のメリットは『初期投資が安く済む』ことです。新品の脱毛機は1台200~300万円が相場と言われており、高価なものであれば600万円以上することもあります。

この高価な価格から新品の購入を躊躇する方が多く、ローンの組み立てやリース・レンタルなどの方法を検討する方もいます。

一方、中古の業務用脱毛機であれば、使用年数や製造年数によって異なるものの、新品の7〜9割程度の価格で購入することが可能です。

中古の業務用脱毛機の購入方法としては、『メーカーが直接中古販売』『フリマアプリやオークションサイト』『知人からの譲渡』などがありますが、フリマアプリ・オークションサイトでは『新品の半額以下』の価格で販売されていることもあります。

導入コストを削減できることは、サロンオーナー様にとって大きなメリットといえます。

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メリット2:複数機種の脱毛機を所有できる

中古の業務用脱毛機は、新品の7〜9割程度の価格で購入できるとお伝えしましたが、使用年数や製造年数によっては100万円以下で購入できることも少なくありません。

中古の業務用脱毛機は本体価格が安いため、新品1台分の価格で複数台所有することも可能です。

サロンの規模感にもよりますが、業務用脱毛機を複数台所有すると以下のようなメリットがあります。

・施術の回転率を上げられる
・複数メーカーの脱毛機を併用できる
・お客様一人ひとりに合わせて機器を使い分けられる

業務用脱毛機を複数台所有することで、同じ時間内に複数人の施術を行うことができるため予約枠を増やしたり回転率を上げたりできます。

予約枠が増える=施術人数が増えるため、サロンの収益を上げやすくなります。

また1台の価格が安い中古用脱毛機であれば、費用を抑えて複数メーカーの脱毛機を導入することも可能です。

『濃く太い毛が得意な脱毛機』『産毛にもアプローチできる脱毛機』など、特徴の異なる脱毛機を併用することで、幅広いニーズのお客様に対応できるようになります。

できるだけ費用を抑えて複数の業務用脱毛機を導入したいという方であれば、中古脱毛機の導入を検討するのもひとつの手です。

メリット3:サブ事業として始めやすい

中古の業務用脱毛機を導入することで『サブ事業として脱毛サロンを始めやすい』というメリットもあります。

脱毛サロンを開業される方の中には、もともとネイルサロン・美容サロン・フェイシャルケアサロンなどのメイン事業を持つ方も少なくありません。

そのため「脱毛ビジネスを試しに展開してみたい」という方であれば、まずは中古の業務用脱毛機を購入し、事業の波に乗ってから新型を購入することもできます。

メリット4:ビジネスをすぐに始められる

『ビジネスをすぐに始められる』というメリットもあります。通常、新品の業務用脱毛機を購入する場合は、以下のような行程が必要です。

1.メーカーに問い合わせる
2.メーカーからのヒアリング
3.商談やデモンストレーション
4.見積もり
5.契約
6.納品

いざビジネスを始めようと思っても、新品の業務用脱毛機は手元に届くまでに時間がかかってしまいます。

ローンを組んで購入する場合は、ローンの審査だけで数週間かかるためさらに時間がかかってしまう場合もあります。
一方、中古の業務用脱毛機であれば、在庫さえあればすぐに購入でき手元に届くまでにも時間がかかりません。

フリマアプリやオークションサイトで購入すれば、支払い後出品者に発送してもらうだけなので、すぐに脱毛機を手に入れることができビジネスを始めることが可能です。

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メリット5:開業や新サービス提供時の初期投資リスクが減る

開業や新しくサービスを始める際、いくら見通しは立てていてもやってみないと分からない部分も多いはずです。

全ての備品を新品で揃えていると、初期費用も大きく膨れ上がります。したがって、中古品で準備すれば初期費用を大幅に抑えることにつながります。

『少しでも初期費用を抑えたい』『本事業ではないので、できるだけ経費は抑えて運営していきたい』そのようにお考えの方は、中古の業務用脱毛機を導入すると初期投資のリスクを減らせます。

手元にある資金と脱毛機導入にかけられる費用をよく考えて、無理のない設備投資を行う必要があります。

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中古の業務用脱毛機を購入するデメリット

先述では中古の脱毛機についてメリットを解説しましたが、中古の脱毛機でも良いと考えられた方も多いのではないでしょうか。ですが、中古の業務用脱毛機ならではのデメリットもあります。

・保証がない場合がある
・機械の故障履歴が不明
・消耗品が廃盤の可能性がある
・故障リスクが高い可能性がある
・メンテナンスコストが高くなる可能性がある
・競合サロンに劣ってしまう
・最新脱毛機に比べて機能や性能が劣る

中古の業務用脱毛機は『初期投資が安い』『複数機種導入できる』などのメリットがある一方、以下のようなデメリットがあるため入念に確認した上で、検討するようにしましょう。

デメリット1:保証がない場合がある

市場で販売されている中古の業務用脱毛機には『保証がない場合がある』ことを念頭に置かなければいけません。

新品の業務用脱毛機の場合、メーカーによって異なるものの1〜3年(長くて5年)の保証が設けられています。

万が一、保証期間内に故障してしまった場合、無償で修理・部品交換を受けることが可能です。

一方、中古の業務用脱毛機は保証期限が過ぎていることが多く、故障した場合には全て自己負担で支払わなくてはなりません。

古い業務用脱毛機の場合、交換に必要な部品がすでに廃盤になっていることもあり、脱毛機が使えなくなってしまう可能性もあります。まれに保証付の中古業務用脱毛機も販売されていますが、保証付の中古品は人気が高いため購入するのは難しいと考えた方がいいでしょう。

安価で購入できたとしても、修理費用を負担することで結果的に高い買い物になってしまう可能性もあるため、購入時には入念な確認が必要です。

デメリット2:脱毛機の故障履歴が不明

次に『故障履歴が分からない』という点も不安要素の一つです。

新品の業務用脱毛機であればもちろん過去の故障履歴を心配する必要はなく、万が一、故障したとしても記録として残しておくことが可能です。

一方、中古の業務用脱毛機は『これまでにどのような不具合が起きたのか』『どのような修理を行ったのか』把握できません。

故障履歴は購入する側にとってとても重要な情報ですが、販売する側としては詳しく開示することで売れる確率が低くなってしまうため、開示していないことがほとんどです。

100万円以下などの安価な価格で購入できたとしても、故障履歴が多くすぐに使えなくなってしまう可能性もあります。

新品の業務用脱毛機であれば、故障時に返品・交換などの対応をしてくれますが、中古品は基本的にノークレーム・ノーリターンです。

これまでにどのような故障歴があるか分からない業務用脱毛機を購入するのは、リスクが高いといえます。

デメリット3:消耗品が廃盤の可能性がある

業務用脱毛機を頻繁に使用していると、消耗品のパーツは交換が必要になります。

しかし、古い型の業務用脱毛機を使用していると、交換したいパーツがあっても『メーカーの取り扱いが終了』している場合もあるので気を付けなければなりません。

たとえば、脱毛機の消耗品パーツに『ハンドピース』があります。(ハンドピースとは、施術者が持ち、お客様に光を当てるパーツのことを指します)

ハンドピースの照射回数、すなわちお客様に脱毛の光を当てられる回数は決められています。そのため目安の照射回数を使用したら、新しいハンドピースと交換しないといけません。

けれども廃盤になっていて交換ができない場合は、新しい脱毛機の導入が必要となる場合が考えられます。

仮に、照射可能な回数を超えて施術を行うと脱毛の効果が落ちてしまうため、サロンの評判が下がってしまいかねません。

中古の業務用脱毛機を購入する前には、

・どれくらい照射回数は残っているのか?
・メンテナンスが必要な部品は、現在も販売が続けられているものか?

以上を確認するように覚えておきましょう。

デメリット4:故障リスクが高い可能性がある

新品と比べて『故障リスクが高い可能性がある』こともデメリットといえます。

製造年が古い・ショット数が多いものは、見た目はきれいだとしても内部の経年劣化は誤魔化せません。使用するうちに誤動作や故障するリスクがあることは考慮しなければいけません。

また製造年が新しく状態がよいものでも、機器の性能や前オーナーの使い方によっては、故障するリスクはゼロとは言い切れません。

デメリット5:メンテナンスコストが高くなる可能性がある

『メンテナンスコストが高くなる可能性がある』こともデメリットとして挙げられます。

まず中古の業務用脱毛機は、これまでにどのような故障歴があるのか・使用ショット数は何回か・製造からどのくらい経っているのかなどの情報が分からないため、新品の業務用脱毛機よりも故障リスクが高くなります。

先述した通り、中古の業務用脱毛機は保証がないことがほとんどなので、故障してしまった場合は全て自己負担で支払わなくてはなりません。

新品の業務用脱毛機であれば保証期間内に無償で修理・交換ができますが、中古の場合はメンテナンスコストが高くなってしまうのです。

型が古い脱毛機であれば、部品の製造が終了しているケースがあり、修理・交換などのメンテナンスが難しい可能性もあります。

また、メーカー自体が廃業している・メンテナンスの受け付けを終了している場合は、そもそも修理自体を受け付けてもらえません。新しい脱毛機を購入する必要があり、結果的に高くついてしまいます。

デメリット6:競合サロンに劣ってしまう

中古の業務用脱毛機を導入すると『競合のエステサロンに劣ってしまう』可能性が挙げられます。

なぜなら、業務用脱毛機を手放す前オーナーは『新しい業務用脱毛機を導入するために、いらなくなった脱毛機を手放している』ケースが多いからです。

お客様の中にはインターネットで『どの機種を使用しているか』を確認して、来店される方もいらっしゃいます。

そのため、最新のマシンを導入した店舗と型落ちのマシンを導入した店舗では、前者の方がお客様から得られる印象が良いと考えられます。

最新の脱毛機を使用することは、脱毛サロンの開業をする上で集客の一つです。

最新機種では、連続照射のスピードが上がり、脱毛にかける時間を短時間で抑えられたり、豊富なフェイシャルモードが搭載されていたりと、サロン側にもお客様側にもメリットがあるものばかりです。

古い脱毛機を使用して『施術時間が長い』『効果をあまり実感できない』などの口コミがついてしまってからでは遅いため、中古の業務用脱毛機の導入を考えているオーナー様は、何を集客の武器にして『お客様にアピールしていくのか』も検討するようにしましょう。

デメリット7:最新脱毛機に比べて機能・性能が劣る

中古の業務用脱毛機は型落ちのものがほとんどなので、『最新脱毛機に比べて機能・性能が劣る』というデメリットがあります。

業務用脱毛機は年々進化しており、施術スピードが早く痛みの少ない施術ができ、さまざまな毛質に対応できる高機能な脱毛機が購入することができます。

これまでは高出力の光をピンポイントで照射する『IPL脱毛方式』が主流でしたが、近年は痛みが少なくスピーディーな施術ができる『SHR脱毛方式』を導入するサロンが増えています。

 

IPL脱毛方式

SHR脱毛方式

脱毛方式

・黒いメラニン色素に反応する

・高出力の光をピンポイントで照射する

・低出力の光を照射してバルジ領域(※1)にアプローチする

メリット

・脇やVIOなどの濃く太い毛に効果的

・効果を実感しやすい

・産毛や細い毛の脱毛が得意

・日焼け肌や色黒肌も照射できる

・痛みが少ない

デメリット

・痛みが強い

・産毛には照射できない

・日焼け肌や色黒肌は照射不可

・効果を実感するまでに時間がかかる

・最新マシンのため情報が少ない

※1:バルジ領域とは、毛の生成を促す司令塔(幹細胞)のことです。
最新のSHR脱毛方式は従来のIPL脱毛方式と比べ、施術時間が1/3〜1/4まで短縮されており、痛みも少ないという特徴があります。

一般的に脱毛が難しいと言われている産毛や細い毛にも対応でき、日焼け肌や色黒肌にも照射できるため、幅広いニーズのお客様に対応することが可能です。

これまではIPL脱毛方式が主流でしたが、年々SHR脱毛方式を導入するサロンも増えているため、中古の型落ち脱毛機では機能・性能が劣ってしまうことが懸念されます。

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中古の業務用脱毛機を購入する際のチェックポイント

 

中古の業務用脱毛機のメリット・デメリットについて把握出来たかと思います。ここからは『購入する際に気を付けること』について解説します。

値段だけで選んでしまうと、資金もお店の評判も無くしてしまいかねません。業務用脱毛機を中古で入手する前に気を付けるべきポイントをお伝えします。

メーカーのサポートやアフターフォローが受けられない可能性がある

前述した通り、中古の業務用脱毛機を購入した場合、メーカーのアフターフォローを受けられない可能性があります。

新品の業務用脱毛機を正規ルートで購入すると、メーカーによる以下のようなサポートを受けることが可能です。

・マシンの操作方法講習
・サロンの運営方法ノウハウ提供
・故障時のメンテナンス対応
・施術時のトラブル対応保険やドクターサポート


※サポート内容はメーカーによって異なります。

上記のようなサポートは半永久的に無料で受けることが可能です。

脱毛のプロであるメーカーによる『マシンの操作方法講習』や『サロン運営方法のノウハウ提供』は、サロンオーナーにとってありがたいサポートといえます。

すでに業務用脱毛機に関する知識があり、運営ノウハウも分かっているのであれば問題ありませんが、初めて脱毛業界に参入するサロンオーナーにとってこれらのサポートが受けられないのはデメリットです。

中古の業務用脱毛機を購入する場合は、メーカーによるサポートやアフターフォローが受けられないことを把握しておくことが大切になります。

メーカ対象の中古脱毛機に詳しい

中古の業務用脱毛機を購入する場合は、その脱毛機・メーカーに関して詳しいことが絶対条件です。新品を購入した時に受けられる導入講習が受けられません。

すでに対象メーカーの脱毛機を使用したことがある方であれば問題ありませんが、全く知識がない方は中古の業務用脱毛機を導入を控えることをおすすめします。

「知識がなくても自分で調べれば使えるのではないか」と感じる方もいるかもしれませんが、脱毛はお客様の肌に直接影響するものなので、軽い知識のみで使用するのは絶対NGです。

中古の業務用脱毛機の購入を検討している方は、使ったことがあるメーカーや知識がある脱毛機を選ぶことが重要です。

前オーナーの信用度

中古の業務用脱毛機を譲り受ける場合、信用できるオーナーからの譲り受けであれば、安心して使用できるでしょう。

中古の業務用脱毛機を入手するには以下のルートがあります。

・メーカーから中古販売で購入する
・メルカリやヤフオク!を利用して個人間で取り引きする
・知り合いのオーナーから譲渡してもらう

メルカリやヤフオク!で販売されている中古品は、故障歴や修理歴のような細かなメンテンナンス情報が分からない場合が多いです。

購入時にメッセージのやり取りも可能ですが、サイト上に掲載できる画像枚数も限られていることから、詳細な情報を受け取ることは困難といえます。

一方で、信用できるオーナーの方から譲渡してもらう場合では、メンテナンス状況やハンドピースの照射回数などの情報をきめ細かく伝えてもらえるでしょう。

保証期間が残っていれば引き継ぎも可能ですし、脱毛機の使用方法を口頭で教えてもらうこともできます。

中古の業務用脱毛機を購入する際には、信用できるオーナーから譲り受けることはできないかを検討するのも有効な手段です。

コスパのいい中古業務用脱毛機の選び方

サロンとしての評価を上げたいのであれば、中古ではなく新型の脱毛機を選ぶのがベターです。

とはいえ『初期費用は抑えたい』『できるだけお得に購入したい』と考える方も多いはずです。そんな方に向けて、コスパがいい脱毛機を選ぶコツを紹介します。

・1ショットあたりの価格が安いもの
・施術時間を短縮できるもの
・効果が高いもの
・多機能が搭載されているもの

中古業務用脱毛機の購入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

1ショットあたりの価格が安いもの

コスパのいい脱毛機を選ぶ1つ目のコツが『1ショットあたりの価格が安いもの』を選ぶことです。

近年では1ショット0.1円、0.2円と安価なものも増えており、ショットの単価が安ければ、それだけランニングコストも抑えられます。

ただし、数字をそのまま鵜呑みにしないように注意が必要です。1ショットの単価が低いものは出力が低い傾向があり、2〜3回往復しなければ脱力効果を得られないものもあります。

結果的に1ショットあたりの単価が高くなることもあるため、価格だけでなく施術効果とのバランスを見ることが大切です。

施術時間を短縮できるもの

2つ目は『施術時間を短縮できる機能がある』ものを選ぶことです。お客様の満足度が高くなるだけでなく、ベッドの回転率がアップします。

1発ずつ光を照射する『単射タイプ』よりも、スライドするように光を照射する『連射タイプ』の方が、施術時間は大幅に短縮できます。

ただし、全身脱毛で10〜20分で完了することを謳う脱毛機は要注意です。多くの場合、小さく注釈で「理論値」ですと書かれていることが多く、効果的な施術を行うためにはさらに時間がかかってしまいます。

基本的には45〜60分はかかるものだと考えて、脱毛機を選ぶことが重要です。

効果が高いもの

次に『効果が高いもの』を選ぶことです。どれだけコストが低く・施術時間が短いものでも、脱毛効果が低ければお客様の満足度にはつながりません。

業務用脱毛機は年々進化を遂げており、産毛や細い毛に対応できるものやスピーディーに施術できるもの、痛みを軽減できる冷却装置が内蔵されたものなどが誕生しています。

お客様は「できるだけ短期間で高い脱毛効果を得たい」と感じている方がほとんどです。

脱毛効果をきちんと発揮できれば、サロンに対する信用が高まり、友達や家族に紹介してもらいやすく集客を見込めやすくなります。

最初のコストはある程度かかってしまったとしても、長い目で見ると「コスパがよかった」と思える可能性は高いといえます。

多機能が搭載されているもの

最後に『多機能が搭載されている』ものを選ぶことです。最近は子どもからご年配の方まで、また性別を問わずに脱毛を希望されるお客様が増えています。

エステサロンに来客されるお客様のニーズに合わせた機能を搭載した脱毛機を導入すれば、リピーター獲得や満足度アップが期待できます。

たとえば、フェイシャルモードや美肌モードが搭載されている機種を選ぶと、エステメニューを豊富に用意しやすくなります。

剛毛な毛にも対応でき、出力調節が簡単な機種であれば、男性向けの脱毛にぴったりです。

細くて柔らかい産毛から、濃く太い毛まで幅広く対応できるタイプや、脱毛方法が複数搭載されている多機能タイプなら、VIO脱毛やキッズ脱毛の要望にも応えられます。

中古以外で業務用脱毛機を導入する方法

ここまでは中古の業務用脱毛機の選び方についてお伝えしましたが「中古はちょっと心配だなぁ」と感じる方もいらっしゃるはずです。

ここからは、譲り受けや中古販売以外で、業務用脱毛機を導入する方法について解説していきます。

主な方法は
・レンタル
・リース
・ビジネスクレジット

の3つがあります。1つずつ詳しく見ていきましょう。

レンタルで脱毛機を導入する

レンタル会社に毎月レンタル料を支払い、業務用脱毛機を借りる方法です。レンタル期間は契約者が自由に設定できます。

レンタル品のため、脱毛機は新品ではない場合もあります。

解約もしやすいので、使い心地を確かめたり、お客様の反応を見たりするための期間のみ契約することも可能です。

所有権はレンタル会社にあり、契約者が固定資産税を払う必要はありません。レンタル費用は経費計上できます。

脱毛機が壊れた場合、修理を請け負うのもレンタル会社なので、メンテナンスの労力もかかりません。

レンタル料金以外のメンテナンス費用が必要なくなるので、毎月のランニングコストを一定にしたい方にも向いています。

リースで脱毛機を導入する

こちらが希望した商品をリース会社が代わりに購入し、リース会社に毎月リース料金を支払うことで脱毛機を使用する方法です。新品の業務用脱毛機を使用できます。

リースの契約を行うには、リース会社の審査に通る必要があります。

一般的に、リースは中長期の契約です。リース会社にもよりますが、中途解約は原則不可のため、リース期間の途中で契約を解除したい場合は、解約料を支払う必要があります。

所有権はリース会社にありますが、修理やメンテナンスは契約者がしなければなりません。

契約期間が満了後は、返却または再リース、買い取りなどの方法があります。

ビジネスクレジットで脱毛機を導入する

業務用脱毛機の代金を、カード会社が立て替える形で支払い、契約者がカード会社に月々の分割払いで支払う方法です。

クレジットカードを申し込む際に、審査が必要となります。

全ての業務用脱毛機から自由に選べますので、レンタルやリース商品の中に希望の脱毛機が無かった場合でも、月々の支払いで導入ができます。

所有権は支払いが完了した後、契約者に移ります。メンテナンスや修理は、契約者が全て行う必要があります。

定額支払いのためランニングコストの把握がしやすいのが利点です。経営が軌道に乗ったら、早期の一括返済で残りの支払いをまとめて行うこともできます。

コスパに特化したおすすめの業務用脱毛機

中古品を安く導入してもメンテナンス費用がかさむと、新品を導入するよりも高くつくこともあります。

初期投資は抑えつつ新品を導入したい方は、ぜひ脱毛機のコスパに着目して探すのが良いでしょう。

業務用脱毛機「ルネッサンス」シリーズでは、低価格ながら安心の純国産製品をご用意しています。

お客様の痛みに配慮した低刺激仕様やスタッフが使いやすい設計・高速モード搭載のスピーディーな脱毛が魅力の製品です。

脱毛サロンを成功させるために導入すべき脱毛機

中古の業務用脱毛機の購入を検討している方に共通しているのは「できるだけ費用を抑えて脱毛機を購入したい」ということです。

ただ中古の業務用脱毛機は『安い・導入しやすい』というメリットがある一方、『保証がない・故障リスクが高い・サポートを受けられない』などのデメリットもあります。

これらのリスクを回避するためには、以下のような『コスパの良い新品の脱毛機』を選ぶのがおすすめです。

・初期費用が100〜200万円程度の脱毛機
・幅広い毛質肌質に対応できる
・保証やサポートが充実している

最後に、3000台以上の導入実績を誇る業務用脱毛機『ルネッサンス』シリーズの中でも、コスパに特化したおすすめの脱毛機を紹介します。

初期費用を抑えて新品の業務用脱毛機を購入したい方は、ぜひ参考にしてみてください。

おすすめの新品の業務用脱毛機

おすすめの脱毛機は『ルネッサンスBAMBI』です。純国産の脱毛機で、製造から検品まで一貫して国内で実施されています。

初期導入費用が200万以下でルネッサンスシリーズの中では導入しやすい価格帯になっております。

1台であらゆるメニューに対応していることがポイントです。毛の太さによって選べる二つのモードを始め、リフトアップ・痩身・バストケアを実施できます。脱毛以外のメニューを取り入れたい方にぴったりです。

また、保証期間1年間・トラブルに対応する保険加入済み・医師との提携によるドクターサポートを完備するなど、手厚いサポートも魅力といえます。

【ルネッサンスBAMBIの詳細はこちら】

中古の業務用脱毛機のポイント:まとめ

中古の業務用脱毛機であれば、初期費用を抑えられるメリットがあります。

けれども、メーカー保証がない・故障リスクを伴う・お客様のニーズに合った機能が搭載されていないなどのリスクが考えられます。

レンタルやリースでは、長期的なサロン経営を見据えると新品を購入するよりも費用がかさむこともあります。

長期的なランニングコストを抑えつつ、お客様の満足度も上げていきたい場合は、新品の脱毛機も検討するのが良いでしょう。

サロンのニーズに合った、コスパの良い脱毛機を導入すれば、設備面や人件費のコストを抑えたサロン経営につなげられます。

このコラムの執筆者

株式会社コンフォートジャパン コラム編集担当
株式会社コンフォートジャパン コラム編集担当
株式会社コンフォートジャパン コラム編集担当
コンフォートジャパンのコラム編集担当です。
美容業界で長く美容機器メーカーとして存続しているコンフォートジャパンが、皆様のお声に応えるべく、脱毛関連はもちろんのこと、サロン運営に役立つ情報を発信していきます。