更新日:2023.10.10

最新の業務用脱毛機を導入する際の選び方やポイント・注意点を紹介

最新の業務用脱毛機を導入する際の選び方やポイント・注意点を紹介

競合店舗との差別化や顧客満足度の向上などを考え最新の業務用脱毛機を導入を検討しているサロンも多いのではないでしょうか。

最新の業務用脱毛機は、日々進化しており、機能や性能だけでなく脱毛以外の施術が可能な脱毛機が増えています。

本記事では、最新の業務用脱毛機の選び方や特徴、種類、導入時の注意点を詳しくまとめました。本記事を読むことで、最新の業務用脱毛機について知ることができます。

最新の業務用脱毛機を導入に必要なこと

 

近年の業務用脱毛機の市場は日々進化し、顧客の要望に合わせて新しい機能が備わるようになっています。

サロンは利用するお客様の層を増やすために、キッズ脱毛やフェイシャルなどといった、さまざまな機能を備えた脱毛機の導入が増えています。

脱毛の需要は年々増加しており、業務用脱毛機の販売も顧客のニーズに合わせて増加傾向にあります。特に、安全で効果的な脱毛を求める顧客が増えていることが関係しています。

業務用脱毛機の選択は、機能や安全性・コストなどを考慮し、最適な機器を選ぶことが重要です。業界のトレンドに敏感に対応し、顧客の要望を満たすことがビジネスでの成功のポイントといえます。

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業務用脱毛機の選び方

従来の脱毛機は、毛の色素(メラニン色素)に光を照射する脱毛方式「IPL脱毛」が一般的でした。

最新の脱毛機では、毛を目立たなくさせる専用ジェルとライトを使用する「SSC脱毛」、発毛因子を作り出す「バルジ領域」にアプローチする「SHR脱毛」という脱毛方式を取り入れる脱毛機が目立ちます。

脱毛方法によってさまざまな理論や違いが謳われていますが、基本的にエステでの脱毛サービスでは同じ光源『キセノンランプ』を使用しています。

理論上は同じランプを使用していれば、それほど影響に差がないはずです。そのため「脱毛方式の違いによる脱毛効果には、大きな違いがない」というのが結論ともいえます。

サロンの回転率を考えて選ぶ

脱毛機の購入を考える場合、サロンの規模と回転率に合わせて選ばなければなりません。規模が大きいサロンに低性能な脱毛機を導入すると、コストは抑えられますが、回転率の向上にはつながらないことがあります。

一方で脱毛サロンの回転率が低い場合は、新規の顧客を獲得しにくく、ビジネスに影響を及ぼす可能性があります。適切な脱毛機を選択することで、施術時間を短縮し顧客の待ち時間を減少させ回転率の向上を期待することができます。

最新式の業務用脱毛機は、照射時間が短い機器が多く効率的な脱毛が可能です。例えば、わずか15分程度で脱毛が完了する機器も存在します。

サロンに適した業務用脱毛機を導入することは、サロンの回転率向上のポイントになります。

脱毛機の保証期間

脱毛機の保証期間はメーカーによって異なりますが、業務用脱毛機の保証期間は一般的に1年から3年が一般的といわれています。保証期間内の自然故障に関しては、修理費は発生しません。保証期間をうまく活用することで、メンテナンスに発生するコストを抑えることが可能です。

また購入前に脱毛機の保証期間だけでなく、トラブル時の修理やメンテナンス・部品の交換などのアフターサポートについても確認が必要です。

保証期間内にスムーズかつ効果的なアフターサポートが可能なのかを確認するようにしましょう。業務用脱毛機はビジネスの重要な資産であり、保証期間を考慮することで安心して長期間にわたって利用できるかどうかを想定することができます。

信頼できる導入実績

脱毛機の製造メーカーが信頼できる導入実績の有無を確認することも重要です。知名度の高いメーカーや実績のある企業が製造した脱毛機は、品質と性能が確保されており安心して利用ができます。

さらに、脱毛サロンのオーナーやスタッフ・実際に利用しているサロンの意見や口コミを聞くことは、信頼できる導入実績を確認するために役立ちます。他のサロンがどのメーカーの脱毛機を導入し、それが成功したかどうかを知ることで、機器の信ぴょう性について判断する材料となります。

より詳しく脱毛機について確認したい場合は、メーカーの無料体験会に参加するのもおすすめです。体験会で実際に機器を触ったり、試してみることでお客様目線での施術イメージを作ることができます。メーカーの信頼性とサロンの評判を確認するだけでなく無料体験会に参加して、実物を確認することでサロンの導入イメージを作ることができます。

肌・身体への安全性

業務用脱毛機を決めるために、肌や身体への安全性はお客様の信頼を築くために不可欠といえます。

良質な業務用脱毛機は、照射時に肌への負担を最小限に抑える設計と技術を採用しています。これは、熱や光による刺激を最小限にし、脱毛施術を安全かつ快適に行うためです。

また安全性の高い脱毛機は、皮膚トラブル(例:やけど・赤み・かぶれ)の発生リスクを抑えます。皮膚へのダメージが少ないため、施術後の回復が早く、顧客満足度の向上も期待できます。

メーカーや専門家のアドバイスを受けながら、肌への負担を最小限にし、皮膚トラブルのリスクを最大限に抑える機器を選ぶように注意しましょう。

脱毛機のコスト

脱毛器の初期投資とランニングコストを最適化し、コストパフォーマンスの考慮をしなければいけません。

脱毛市場では競合他社も存在し、競争は激化しています。コスト効率の良い脱毛機を導入することで、機器への資金を最小限に抑えることができます。

脱毛機を導入することは施術の品質を向上させることにつながります。コストを抑えることだけに注目して機器を選ぶことは控えるようにしましょう。

効果的な脱毛が提供できれば、顧客満足度が高まりリピート率が向上するため、サロン経営にとって業務用脱毛機の選定は、経済的な利益と顧客満足度を考えた検討が重要です。

業務用脱毛器の種類

業務用脱毛機といってもさまざまな種類があり、照射する光の波長によって、脱毛時の痛みの感じ方や、毛にアプローチする仕方が異なります。業務用脱毛器は、主にこのような種類に分かれています。

・IPL式脱毛
・SHR式脱毛
・SSC式脱毛
・THR式脱毛
・レーザー式脱毛

5つの脱毛器の種類について詳しく解説します。

IPL式脱毛

エステの光脱毛で幅広く使われているのが、IPL式脱毛器です。黒いメラニン色素に反応する波長の光を照射することで、目立ちやすい濃く太い毛も弱らせて目立たなくする方法です。照射時の光エネルギーが高いため、1回で広範囲に高いエネルギーを照射できるメリットがあります。

一方でメラニン色素の薄い毛に対しては反応しにくい面があり、毛母細胞が活発化している成長時期の毛に照射する必要があるため、毛周期に合わせて光照射をすることが大切です。

また脱毛時の痛みを感じやすいので、痛みに弱い人やデリケートな部分に照射する場合は注意が必要です。

その他にもメラニン色素に反応しやすいため、日焼け後の肌やほくろ・色素沈着が目立つ肌には光照射ができないというデメリットがあります。

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SHR式脱毛

SHR式脱毛もエステサロンで使われることが多い光脱毛機です。別名「蓄熱式脱毛」とも呼ばれている方法で、光を照射すると毛全体を覆っている毛包に熱エネルギーが蓄積され、毛の生成力が弱まり、目立ちにくくなります。

毛のメラニン色素に反応するわけではないので、毛周期に関係なく照射することができ、日焼け後の肌や、ほくろ・色素沈着が気になる部分にも使いやすいのがメリットです。また波長の弱い光を使用しているため、脱毛時の痛みが少ないのもSHR式脱毛の特徴です。

一方で照射する光エネルギーが弱いため除毛が完了するまで時間がかかり、回数を重ねる必要があるので要注意です。

また脱毛時の痛みを感じにくいため、サービスを受けているという感覚がお客様に伝わりにくいというデメリットもあります。

SSC式脱毛

SSC式脱毛もIPL式、SHR式脱毛と同じでエステで使われることが多い脱毛機です。専用のジェルを光を照射する部分に塗り、その上から光を照射してジェルの成分を角質層へ浸透しやすくさせ、毛を目立たなくさせるのが最大の特徴です。

専用ジェルを使用し肌刺激が少ないため、肌刺激に敏感になりやすい人や、皮膚がデリケートな子供のムダ毛ケアとしても注目を集めています。また専用ジェルには保湿成分や、肌のキメを整える整肌成分が配合されているものも多いため、除毛だけでなく美肌ケアも一緒に叶えてくれますよ。

一方で水分の多いジェルを塗布すると肌が冷えてしまったり、サロン側としては拭き取る手間が増えたり、タオルなどの消耗品の準備にコストがかかったりとデメリットがあります。また波長の強い光照射ではないため、SHR式脱毛と同じように回数を重ねる必要もあるので要注意です。

THR式脱毛

THR脱毛は「Thermo Heat Removable(サーモ・ヒート・リムーバブル)」の略です。この名前は、脱毛効果を高めるための熱を利用することを示しています。蓄熱式脱毛で、SHR脱毛と同様にバルジ領域にダメージを与えて脱毛を促すのが特徴です。

THR式脱毛は、赤外線領域を含む波長の光を照射し、毛を生やす指令を出す組織である「バルジ領域」にダメージを与えることで脱毛を促します。このダメージが毛根に働きかけ、毛の成長を抑制します。

SHR脱毛との違いは、照射される光のパワーです。THR脱毛は高出力の光を1秒間に6回と高速で連射し続ける連射式であり、この安定した光の照射が高い脱毛効果をもたらします。

光脱毛の中でも新しい脱毛手法であり、導入しているサロンがまだ多くなく、効果の持続性などのデータや実績が乏しいのが実情です。

IPL脱毛のように濃い毛や太い毛に特化していないため、毛質によっては脱毛効果にムラが出る可能性があるといったデメリットも存在します。

レーザー式脱毛

レーザー式脱毛はIPL式脱毛と同じように、メラニン色素に反応する光を照射する脱毛方法です。威力のある単一の光を使用し、毛根や毛穴に直接アプローチして脱毛を行うため、有資格者のみが扱えるクリニックなどの医療機関で取り扱われています。

毛根や毛穴を破壊し毛を弱らせていくため、脱毛時の痛みは他の方法よりも強めですが、回数を長く重ねる必要がなく、短期間で毛を目立たなくさせることができます。

毛穴や毛根を破壊するレーザー式の業務用脱毛機を使ったサービスは、エステサロンでは取り扱うことができない「医療行為」と見なされるため注意が必要です。

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業務用脱毛機を購入する時のポイント

業務用脱毛機を購入するときは、どのようなポイントを確認しておくとよいのでしょうか。いくつかの脱毛機を検討する際に、見比べてほしい6つのポイントについて解説します。

照射時のスピード

業務用脱毛器は光の照射を連射できるタイプと、1回ずつパワーチャージしながら照射する単射タイプがあります。連射式タイプの場合は、1秒の照射で2回以上の照射が可能であり、種類によっては10回以上の連射が可能なものもあります。

一方、単射タイプは、1秒に1〜2回の光照射が可能です。

連射タイプはパワーチャージにかかる時間を短縮できるメリットが魅力的ですが、気をつけなければならない点があります。それは光照射時のエネルギーを分散させて連射しても、光単射タイプの1回分のパワーにしか満たない連射タイプの脱毛器もあるので注意が必要です。

せっかく連射タイプの脱毛器を導入したのに、照射パワーが控えめだと必要な照射回数が多くなるばかりで、サロンの回転率を上げることは難しくなります。またサービスにかかる時間が長くなったり、完了までの来店回数が多くなったりと、お客様の満足度が低くなる可能性も考えられます。

脱毛機の照射スピードや連射機能は一見とても魅力的に見えますが、速度だけでなく光照射時のエネルギーも大事なチェックポイントです。1回の脱毛サービスにかかる時間や、トータル的な来店回数に深く関わってくるのでよく確認することが重要です。

機能性

近年では業務用脱毛機器に、脱毛メニュー以外のこのような機能が搭載されているものもたくさん登場しています。

・フェイシャルメニューが可能な美肌ケアモード

・ボリュームやハリ不足にお悩みの人におすすめのバストケアモード

多機能な脱毛器は1台あるだけで、サロンメニューの幅が広がり、脱毛メニューを終えたお客様にも勧めやすく、新しいメニューで再びリピーターを獲得しやすいというメリットがあります。

特にサロンに来店されるお客様は、脱毛メニュー以外にも興味がある人が多いので、機能性が高い脱毛器の導入はサロンの可能性も広げてくれます。

照射の効率性

お客様の満足度を高めるためには、何よりも「お客様の理想の脱毛サービスが提供できる」脱毛機を選ぶことが重要です。

そのためには効率的な光照射が可能かどうか、導入する業務用脱毛機をしっかりとチェックすることが必要になります。

例えばよく似ている脱毛機でも、脱毛サービスの提供時間が短く済むタイプと、除毛スピードは同じでもサービスの提供時間が長いタイプでは、短期間で脱毛期間が完了するタイプの方がお客様の満足度は高いといえます。

同じパワーの脱毛機器の中から導入する脱毛器を選ぶ場合は、連射機能がある・エネルギーの出力に優れているなど、光照射の効率性をよくチェックしてみるのがおすすめです。また照射面積が広いことで、1回の脱毛サービスにかかる時間を短縮することができます。

ターゲットのニーズに沿った業務用脱毛器を選べているか

獲得したい顧客のニーズに沿った業務用脱毛器を選ぶこともポイントの一つです。

例えば美しくなることを目指す女性がメインターゲットであれば、基本的な脱毛機能に加えて、フェイシャルケアや美肌ケアを狙える脱毛機を選ぶと、興味をもってもらいやすくなります。

男性がメインターゲットであれば、男性の硬さのある太い毛にも対応できる脱毛機を選ぶ必要があります。さらにヒゲなどのデリケートな部分の脱毛時の痛みを軽減できる機能が、搭載されていることも重要です。

脱毛機を選ぶときは、サロンに相応しいものであると同時に『お客様のニーズに合う』ものを選ぶと集客率のアップにつなげられます。

アフターフォロー・サポート体制

業務用脱毛機はサロンに導入後のことも考えて、購入するのが大切です。

・脱毛器でどんなメニューを展開するのか

・脱毛器を使ったメニュー価格の設定はいくらにするのが

・脱毛サービス後に万が一トラブルが起こったときの対応策

サロンを上手く運営していくためには、上記のように脱毛機を導入した後の経営ノウハウも必要になります。サロンの運営をスムーズに進めるためにも、業務用脱毛機を購入した後アフターフォローやサポート体制が充実しているかどうかも大事なポイントです。

万が一のトラブルに備えて保証内容や保証期間の長さもチェックしておくと安心です。

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機器のメンテナンス体制

エステの業務用脱毛機は耐久性がさほど長いマシンではなく、5〜7年程度の耐久性のものが大変多いです。そのため長く使い続けるには、定期的なメンテナンスを行うことが重要です。

万が一でも脱毛サービス中に脱毛機が故障してしまうと、返金が発生したり、その後の予約をお断りしなければいけなくなったりと、営業に支障が出てしまいます。

また定期的なメンテナンスはもちろん、思いがけない故障トラブルでも早急に対応してもらえるフォロー体制があるかどうかも、業務用脱毛機を選ぶ際に重要なポイントです。

平日は対応可能でも、土日・祝日などは対応してもらえない場合、修理が完了するまでサロンを休業しなければいけない可能性もあります。

365日対応が可能だったり、急な故障にもすぐ対応できるサポート体制が充実していたりするメーカーだと、サロンを運営する上でも心強いといえます。

保証内容はメーカーによって、大きく異なるため、購入前にアフターフォローやメンテナンスなどの対応についてよく確認しておくのがおすすめです。

最新の業務用脱毛機を導入するメリット

最新の業務用脱毛機を導入するメリットは、大きく分けて「性能の高さ」「操作性のよさ」「安全性の向上」「宣伝しやすい」の4つです。詳しく見ていきましょう。

性能が高く、機能が豊富

1つ目のメリットは「性能が高く、機能が豊富」であることです。

例えば最新の業務用脱毛機は、光照射による痛みや熱さを軽減する「優れた冷却機能」を搭載しています。脱毛時の痛みを軽減することでお客様の負担を少なくし、サービスを提供するスピードアップも狙えます。

また「光照射スピード」も向上しています。以前は全身脱毛といえば1〜2時間かかるのが主流でしたが、近年では40〜60分程度に時短することが可能になっています。

さらに、脱毛モード以外にもフェイシャルケアやボディケアのようなさまざまな機能を搭載しているものもあります。このように機能性が優れた脱毛機を導入することで、回転率アップや幅広い顧客層の獲得につながります。

操作性がよく、使いやすい

最新の業務用脱毛機は、旧型の脱毛機に比べて「操作性がアップ」していることも大きなメリットです。

操作性が高くなることで、経験の浅いスタッフでも簡単に操作ができます。スタッフによる技術格差が生まれることがなく、誰が担当しても満足度が高いサービスをお客様に提供できます。

また、「光照射時が難しく特定部位だけムラになってしまう」「照射漏れが出てしまう」という事態を避けられるため、『クオリティの高い脱毛サービスを行える』こともメリットといえます。

安全性の向上

最新の業務用脱毛機は、旧型の脱毛機の問題点や課題をクリアしているものが大変多いです。それに伴い「安全性が向上している」こともメリットです。

脱毛機の誤動作を招かないような工夫もされています。例えば火傷や光照射時の痛みのような肌トラブルの抑制・低温火傷を防ぐ冷却機能・定期的なメンテナンスの実施など、さまざまな面から安全性が強化されています。

お客様に安心してサービスを受けていただくためにも、安全性が優れていることは大前提です。脱毛機を選ぶときは、コスパだけでなく脱毛機自体の安全性についてもチェックが必要です。

最新機器ということで宣伝しやすい

最新の脱毛機を導入していることは、サロンの希少価値を高めてくれるというメリットもあります。

どこのサロンでも導入しているごく一般的な脱毛機を使用していることをアピールしても、大きな宣伝効果は得られません。

一方、最新の脱毛機であれば、新しい脱毛機に興味がある・体験したいお客様の目に留まる機会を増やすことができます。

近隣のサロンとの差別化を図ることにもつながるため、最新の脱毛機を導入することは、集客率アップやサロンのブランディングにも貢献してくれます。

業務用脱毛器を購入するときの注意点

実際に業務用脱毛機を購入するときは、どのような脱毛機を選べばいいか悩んでしまうオーナー様もいらっしゃるかと思います。ネットで検索すると、人気の業務用脱毛機がたくさん表示されているランキングサイトや比較サイトが表示され、その中から選べばよいのではと考える方もいらっしゃるかもしれません。

こうしたサイトは業務用脱毛機器の種類を知るには大変便利ですが、参考にする際にはいくつか注意したい点があります。

治験データ・エビデンスのない脱毛器には注意

業務用脱毛機の比較サイトや、ランキングサイトは、必ずしも正しい情報が掲載されているとは限りません。こうした比較サイトやランキングサイトは、アフィリエイトサイトの可能性が高く、脱毛や業務用脱毛機について専門的な知識をもたない個人が運営しているものが多いです。

特に治験データやエビデンスの掲載がなく、根拠に欠ける内容のサイトの場合は、そのサイトのランキング結果や比較結果を鵜呑みにしない方が良いでしょう。

海外部品の脱毛器には注意

最新の業務用脱毛機には、海外メーカーのものもたくさん販売されています。海外製というと品質が気になる人も多いですが、耐久性があり高性能で日本人の肌質や体毛に合わせて開発されている優れた機種がたくさんあります。

一方で国産の業務用脱毛機も人気の脱毛機は、海外から取り寄せた部品を日本で組み立てて販売する純国産とは言えない脱毛機も販売されているので注意が必要です。

この場合、「製造工場がしっかりと明記されていない」「購入後に取り扱いメーカーと連絡がとれなくなる」というケースもあるので注意が必要です。

国産の業務用脱毛機を探している場合は、製造工場や取り扱いメーカーまで日本語でしっかりと確認できるものを選ぶことがポイントです。

比較サイト・ランキングサイトでの注意点

ネットで「業務用脱毛機」を検索すると、比較サイトやランキングサイトを見かけることがあります。一度にたくさんの脱毛機をチェックできるので、参考にしながら導入する脱毛機を検討したくなる人も多いのではないでしょうか。

しかしこうしたサイトの多くは、「アフィリエイト」と呼ばれる広告収入を目的とするサイトで、取り扱いメーカーが運営しているサイトとは違い、専門的な知識やエビデンスが欠けていることが多いため注意が必要です。

また必ずしも正しい情報や、最新の情報が掲載されているわけではないため、情報を信じてしまうと、理想とは違う業務用脱毛機を導入してしまう可能性もあります。業務用脱毛機を調べるときは、取り扱いメーカーの公式サイトをチェックしてみるのがおすすめです。

中古脱毛器での注意点

サロン経営で初期費用を少しでも抑えて、運営に経費を回したいとお考えのオーナー様が多いと思います。業務用脱毛機を中古で購入すれば、初期費用を安く抑えることができるので、複数台の脱毛機器を中古し、サロンの回転率を上げたいと考えている方もいます。

ただし、中古で業務用脱毛機を購入した場合、このようなデメリットがあるので注意が必要です。

・故障するリスクが高い
・保証期間が過ぎている、短いものが多い
・定期的なメンテナンスは実費で行う必要がある
・取り扱いメーカーによる講習や、デモンストレーションを受けられない

特に定期的なメンテナンスが実費負担になり保証期間も過ぎてしまうと、導入後の維持費が高額になる場合も少なくありません。

またメーカー側のアフターサービスの一環である講習や最新の脱毛情報を得られることができず、1から自分で調べる手間や時間もかかってしまうため十分な検討が必要です。

最新のおすすめ業務用脱毛機

最後に最新の業務用脱毛機を探している方に向けて、おすすめの機器を2つ紹介します。

ルネッサンスGT-R

「ルネッサンスGT-R」は、3500台以上の導入実績を誇る「ルネッサンス」シリーズの脱毛機です。部品の納品から製造、メンテナンスに至るまで一貫して国内で行うことにこだわっています。

機能性にもこだわったイチ押しのポイントがたくさんあります。高速スライドで光照射を実現させ脱毛サービスの時間短縮・新しい冷却機能による光照射時の痛みを軽減・機器の耐久性のアップなど、脱毛サロンに欠かせない機能ばかりとなっています。

またフェイシャル・ボディケア・バストケア機能も搭載しており、幅広いニーズに答えられるでしょう。

ルネッサンスGT-Rの詳細はこちら

ルネッサンスsmartUOMO

「ルネッサンスsmartUOMO」は、男性の脱毛ニーズに特化した脱毛機です。男性の濃く・太い毛に対応できるように開発されており、パワフルな脱毛力を実感していただけます。

また、男性は女性と比べると「脱毛時の痛みを気にする」という人が多い傾向があります。

こちらの脱毛機は、光照射時の痛みを軽減しながらも毛を目立たなくさせるため、満足度の高い脱毛サービスを提供できることがポイントです。

ルネッサンスsmartUOMOの詳細はこちら

最新の業務用脱毛機:まとめ

本記事では、最新の業務用脱毛機について解説しました。

業務用脱毛機を選ぶ際は、最新の脱毛機の導入がおすすめです。近年の業務用脱毛機の市場は日々進化し、顧客の要望に合わせて新しい機能が備わるようになっています。

旧型の脱毛機と比べて、最新の脱毛機は、機能性・安全性・使いやすさなどあらゆる面でアップデートされ、集客率・客単価のアップに加えて、サロンの信用を高めることにつながっています。

しかし業務用脱毛機を購入する時は、比較サイトやアフィリエイトの情報だけを参考にすることを控えなければなりません。脱毛の専門的な知識が豊富なメーカーから最新の情報も参考にすることをおすすめします。

また初期費用を抑えようとして中古の業務用脱毛機を購入する場合でも、定期的なメンテナンスが実費負担となったり、修理に高額な費用がかかったりするケースもあります。

このコラムの執筆者

株式会社コンフォートジャパン コラム編集担当
株式会社コンフォートジャパン コラム編集担当
株式会社コンフォートジャパン コラム編集担当
コンフォートジャパンのコラム編集担当です。
美容業界で長く美容機器メーカーとして存続しているコンフォートジャパンが、皆様のお声に応えるべく、脱毛関連はもちろんのこと、サロン運営に役立つ情報を発信していきます。