更新日:2021.10.21

失敗しない業務用脱毛機の選び方。導入前に確認しておきたい基準とは?

失敗しない業務用脱毛機の選び方。導入前に確認しておきたい基準とは?

業務用脱毛機は脱毛方式や機械の性能など、メーカーや製品によって違いがあります。店舗で導入する場合、どのような部分に注目して導入する機器を選べばよいのでしょうか?導入ポイントと、導入前に確認しておきたい基準について解説します。

脱毛の種類によって最適な機械が異なる

業務用脱毛機にはさまざまな種類があります。店舗にあった最適な脱毛機を選ぶには、自分の店舗ではどのような施術を行いたいのかを明確にすることが必要です。その上で、機械を選択することでお客さまに提供できるメニューをしっかりと取りそろえることができます。

永久脱毛は医療機関でのみ施術可能

日本で一般的に行われている脱毛の種類は、光脱毛・レーザー脱毛・ニードル脱毛の3つです。永久脱毛と呼べるのは、レーザー脱毛とニードル脱毛の2種類で、レーザー脱毛術は医療機関のみで許可されています。

医療機関以外の店舗で脱毛機を導入するにあたっては、基本的に光脱毛になる点は理解しておきましょう。

光脱毛はエステサロンも扱える

エステサロンで主に扱えるのは、光脱毛です。光脱毛は、複数の波長をもつ光を肌に照射する方法で、主にIPL・SHR・SSCの3種類があります。

光脱毛は、永久脱毛ではなく減毛を目的とした施術です。個人差はありますが効果を感じるまでに時間がかかる点が特徴です。お客さまには、最低でも半年、長くて2年以上は施術に通って頂く必要があります。

メリットとして挙げられるのは、医療脱毛よりも痛みを感じにくいため、脱毛初心者の方にもハードルが低く、おすすめしやすい点です。

業務用脱毛機の選び方のポイント

業務用脱毛機を選ぶ際には、どのようなポイントに注目すればよいのでしょうか。機械を選ぶ際に比較したいポイントについて解説します。

メーカーの実績

実績のあるメーカーは、導入やサポートがスムーズに行われる点がメリットです。他社にはないデータやノウハウを生かしたサービスを提供してもらえるでしょう。

機械のトラブル時の対応などアフターフォローを考えても、実績の豊富さは安心感につながります。導入サロン数や内容、評判などをあらかじめチェックしてみましょう。

機器の安全性と保証内容

脱毛機は、お客様の肌に直接触れる機器であるため、安全性と保証は最重要項目です。そのため、現品は必ず直接確認することをおすすめします。

自動停止機能や誤作動を予防する機能がついているかどうか、日本語の取扱説明書やサポートがあるかどうかを確認しておくとよいでしょう。

加えて、保証内容についても確認が必要です。保証期間は1年程度の脱毛機が多いですが、保証期間が長いほど故障率が低いと考えられます。金額、返金保証の有無など具体的な内容について確認しておくことが重要です。

故障した場合のメンテナンス期間の長さ、対応までの時間などもチェックポイントとなります。

マシンの性能

★ハンドピースの冷却性能

最近の脱毛機は昔の脱毛機に比べ、痛みが少なくなってきています。それはハンドピースの冷却性能が上がっているからです。肌に触れるクリスタルが冷たくなり、照射の際に皮膚温度の上昇を防ぎ、トラブルリスクを下げ痛みも軽減してくれます。

-10℃など、0℃以下になる脱毛機もよく見られますが、冷えればよいというわけではありません。クリスタルが凍ると低温火傷のリスクが高くなりますし、温度制御ができてないマシンも多く、照射をすればするほど冷えが悪くなり、温度が逆に高くなるような脱毛機も存在します。

★照射スピードと施術時間

施術時間は、お客様にとっても施術者にとっても短い方がストレスがないかと思います。施術時間に大きく関わってくるのが照射スピードです。
照射スピードが速く、施術時間を短くすることができれば、店舗の回転率を上げることができ、客数や売上を増やすことにもつながります。

但し、気をつけないといけない部分でもあります。
「全身脱毛〇〇分!」のように10~20分程度で完了するような表記は、あくまでも理論値になりますので、トータルの施術時間とは異なります。単発打ちでも連射式でも全身で45分~1時間程度はかかります

速すぎると実際に光が施術をしたい箇所に当たっているかが分からないため、結果が疑わしいものになってしまいます。

速ければ速い方が良いわけではないということを覚えておきましょう。

経済産業省の指導の下、日本エステティック振興協議会が策定している美容ライト脱毛機器適合審査制度では、安全性の観点から照射間隔は0.5秒以上にしなければならないという決まりがございます。

http://esthe-jepa.jp/depilation/

★出力設定

脱毛機の熱量を表す単位をJ(ジュール)と言います。
エネルギー密度はJ/c㎡と1平方センチメートルあたりのジュール数を表します。
この数字が高ければ高いほど熱量が高いと言えます。

結果をだすためにはある程度熱量が必要になります(特にメンズ脱毛をお考えの場合)が、必要以上に高ければ火傷などトラブルリスクも高くなります。

メーカーによってパンフレットにJ/c㎡表記がないマシンがございます。脱毛機において重要なポイントですのでエネルギー密度をしっかりと確認しましょう

経済産業省の指導の下、日本エステティック振興協議会が策定している美容ライト脱毛機器適合審査制度では、安全性の観点から15J/c㎡以下にしなければならないという決まりがございます。

★国産

ここ最近「国産」を謳う脱毛機が増えておりますが、そのほとんどが中国で作られていることをご存知でしょうか?
「国産」という言葉は定義が曖昧です。最終工程だけ日本で行われていれば国産と言う言葉を使っても嘘ではありません。
そのため、国産を謳うほとんどのマシンが中国でほとんど作られた状態で輸入し、仕上げを国内でやっています。

海外の展示会に行かれたことがある方はご存知かもしれませんが、中国製脱毛機の原価は非常に安いです。原価が安いということは安い部品が使われていて、お金をかけない作り方をしているということです。
100万円台の脱毛機が増えている理由がお分かりいただけるのではないでしょうか。

機械である以上、国産でも故障は起こります。
ただ国内製造と比較し、海外製造品は故障率が高かったり、メンテナンスコストが高い傾向にあります。
安物買いの銭失いにならないよう十分にお気をつけください。

コストパフォーマンス

★ランニングコスト

業務用脱毛機は使用できるショット数に制限があります。
使用ショットの上限に達した場合、それを交換もしくは補充する必要があるのです。
いわゆるハンドピース交換や光源交換と言われるものになります。

メーカーや比較サイトで「1ショットあたり〇〇円」と表記されていることが多いですが、メーカーによって使用できるショット数や光源交換費用は様々異なります。

ショット数が多く、費用が安いものがコストパフォーマンスに優れていると言えますが、書いてあることを鵜呑みにするのは危険です。

1ショット0.1円等、非常に安く書かれていたとしても、パワーが低く、1度照射しただけでは効果が得られない脱毛機も存在するからです。
例えば3往復しないといけないマシンであれば、同じ個所は6回通ることになります。
0.1円×6=0.6円になり、表記の6倍コストがかかることになります。

また、光源交換3回につき1回はハンドピースごとの交換になり、その費用は別途かかってしまうメーカーもあるようなので、しっかりとメーカーに確認することをお勧め致します。

弊社ルネッサンスのランニングコストは1ショット¥0.4~になりますが、往復照射の必要はなく、ショット原価は施術料金に対して10%以下に抑えられます。※高速モード使用時

修理、メンテナンスコスト

前述のように国内製造品に比べ、海外製造品は修理代やメンテナンスコストが高くなる傾向にあります。

代替機は無料で貸し出してくれるのか?送料はメーカーとサロンどちらが負担するのか?
専用の梱包BOX(ジュラルミンケース)は購入が必要なのか?
マシンの大きさや重さによって、送料はかなり変わりますのでしっかり確認しましょう!

また、故障した際にすぐに連絡の取れる修理専用ダイヤルが設置されているかも重要なポイントです。
その場で復旧することができれば、売り上げに影響は出ません。

万が一復旧しなかった場合、代替機をすぐに用意してくれるのか?エンジニアの派遣は迅速か?

施術ができない=売上が取れない です。
お店にとっては死活問題なので細かく確認しましょう。

【参考コラム】

業務用脱毛機器の価格相場と選ぶポイントを解説
業務用脱毛器のランニングコストの内訳と算出方法を解説


メニューの豊富さ

業務用脱毛機は脱毛の機能だけではなく、複合的な機能を持ちあわせていることが多いです。
お顔のトラブルにアプローチする光フェイシャルの機能はある程度どのマシンでも標準装備されています。

これら以外に、メーカーによってはバストケアの機能や、ボディメイクの機能などがついていることもございます。

1台でメニューを増やすことができれば、お客様への提案を増やすことができ、より収益化しやすくなります。
脱毛以外のメニュー活用も是非検討してみてください。

マシンの大きさ、電気工事

マシンの大きさも機械選びの際に判断材料の一つになります。

サロンや施術を行う部屋が広くない場合、大きなマシンはスペース的に邪魔になってしまいます。「大きなマシンの方が効果が出そう」と思っている方もいらっしゃいますが、決してそのようなことはございません
コンパクトなマシンは取り回しが良く、お部屋間の移動も簡単にできます。万が一の故障の際にも、スタッフさんで梱包が可能です。
50kg以上ある大型機では、梱包は簡単ではありません。

また、海外製の大型機の場合、電圧が200Vのものがあります。日本は100Vなので、電気工事が必要になります。
その場合、電気工事をした部屋でしか使用ができません。

サロンの状況によって使用環境が変わることはよくあります。このあたりも将来を見据えてお考えいただく必要があるかと思います。

導入時のサポートとアフターフォロー

業務用脱毛機は、機械をサロンに導入して終わりというわけではありません。導入前、導入後のサポート内容もしっかりとチェックする必要があるでしょう。

導入前には、機械選定や支払い対応、脱毛機の使い方のレクチャーをしっかりしてくれるかどうかをチェックします。導入後は、問題が起こった際の対応の早さ、定期点検の期間といったアフターフォローの充実性がチェックポイントです。

メーカーによっては、導入時に脱毛機を体験させてくれる場合や、導入後にコンサルティング業務まで行ってくれるところもあります。このような点に着目しながら、どの機械を導入するかを選択することもひとつの方法です。

コンセプトに合わせたマシン選びを

サロンがどのようなコンセプトを持っているのか?ターゲット層はどのような顧客を狙うのか?このあたりも脱毛機を選ぶ重要なポイントになります。ターゲットに合わせた選び方についても考慮しましょう。

本当に連射式脱毛機が必要か?

チェーン店のように回転数勝負のサロンであれば連射式脱毛機のメリットも出てくるとは思いますが、どんなに施術が早かったとしても効果が見えなければお客様満足は得られません

個人サロンがチェーン店と同じ戦略でサロン運営を行っても、宣伝広告費にかけられる予算も異なるのであまり勝ち目はありません。
一人ひとり丁寧な対応を行い個人サロンの強みを出すことで差別化が図れます。何よりも大事なのはお客様のお肌の安全性と結果です。

ターゲットに合わせた脱毛機を

メンズ脱毛、キッズ脱毛、介護脱毛等、様々な脱毛ニーズが存在します。

メンズの髭は毛の密集度が高く、毛も太く根深いため、結果を出すためにはある程度出力の高さが必要です。また、メンズは痛みが苦手な方も多いため、痛みが少なく且つ効果的な脱毛機が良いと言えます。

キッズ脱毛は何よりも安全性が求められます。子どもの肌は大人より薄いため、痛みを感じやすく、ダメージを受けやすい傾向にあります。低い出力で安全な施術ができれば保護者様も安心するでしょう。

大人でもデリケートな部位の脱毛には痛みを伴うケースもあります。

上記を踏まえ、ターゲットに合わせた施術が可能な脱毛機を選ぶことも検討してみましょう。

まとめ

業務用脱毛機は決して安い買い物ではありません。お客様の満足度や、コストを抑えるためにも店舗にあったものを選ぶことが大切になります。

そのためには価格以外にも、性能や施術時間、対応できるターゲットの広さなど、多角的なポイントを比較することが重要です。修理費用や保証期間などを加味した上で、総合的にかかる費用から検討して、店舗にあった脱毛機を選びましょう。

コンフォートジャパンでは、業務用脱毛機「ルネッサンスシリーズ」の確かな実力・実績と、導入後の専任スタッフによるサポートで導入から運営までを全力サポートいたします。新たに業務用脱毛機を導入するにあたり、何か気になる点があれば是非お問い合わせください。

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ルネッサンスUOMO

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株式会社コンフォートジャパン コラム編集担当
株式会社コンフォートジャパン コラム編集担当
コンフォートジャパンのコラム編集担当です。
美容業界で長く美容機器メーカーとして存続しているコンフォートジャパンが、皆様のお声に応えるべく、脱毛関連はもちろんのこと、サロン運営に役立つ情報を発信していきます。