業務用脱毛機器を選ぶポイントは!?比較サイトでの注意点まとめ

業務用脱毛機を比較する際に、インターネット上の比較サイトを参考にしたことがあるサロンオーナー様もいらっしゃるのではないでしょうか。
「何を基準に比較して良いのかわからない」「検索でよく出てくるから、良いマシンだと思った」の2点は、弊社のお客様からもよく聞かれます。
しかし、比較表だけを頼りに業務用脱毛機を選ぶと、大切なポイントを見落とすリスクがあります。
本記事では、3,500件以上の脱毛機導入でサロン様のコンサルティングを行ってきた弊社が、正しい脱毛機の選び方を解説します。
最後までお読みいただくことで、間違った業務用脱毛機選びを避けることができます。ぜひご参考ください。
業務用脱毛器の種類
一般的に店舗で行われている業務用脱毛器は、2種類に分けられます。
- クリニックや、医療機関で行われる『医療用脱毛』
- エステサロンや、脱毛サロンで行われる『エステ脱毛』
医療用脱毛では毛根を焼き切ったり、毛穴を破壊して毛を目立たなくさせるレーザー脱毛が主流です。一方エステ脱毛では、特殊な光を肌に当てて毛を徐々に細く弱らせ目立たなくさせるフラッシュ脱毛が使われています。
医療用脱毛
レーザー脱毛とは毛根にレーザーを当てて毛の生成を促す組織を破壊し、毛を目立たなくさせる方法です。毛根や、毛穴を破壊する脱毛方法は『医療行為』とみなされるため、クリニックや、医療機関の医師や看護師などの有資格者のみ行うことができます。
第1 脱毛行為等に対する医師法の適用
以下に示す行為は、医師が行うのでなければ保健衛生上危害の生ずるおそれのある行為であり、医師免許を有しない者が業として行えば医師法第17条に違反すること。
(1) 用いる機器が医療用であるか否かを問わず、レーザー光線又はその他の強力なエネルギーを有する光線を毛根部分に照射し、毛乳頭、皮脂腺開口部等を破壊する行為
引用:厚生労働省『○医師免許を有しない者による脱毛行為等の取扱いについて 第1 脱毛行為等に対する医師法の適用』よりhttps://www.mhlw.go.jp/web/t_doc?dataId=00ta6731&dataType=1&pageNo=1
またレーザー脱毛は出力が強いため、脱毛時の痛みも強く感じやすい面もあります。その分エステ脱毛よりも毛が生えにくく、持続力が高いとも言われています。
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エステ脱毛
エステ脱毛は特殊な光を肌に当てて、毛を弱らせて徐々に目立ちにくくさせる方法です。医療用脱毛とは違い、毛根や毛穴を破壊しないため、脱毛を止めて時間が経過すると毛が目立つようになる可能性があります。
しかし医療用脱毛と比べると威力が弱いため、初めて脱毛する人も脱毛時の痛みを感じにくく、肌へのダメージが気になる人も使いやすいという面があり、医療用脱毛にはない強みがあります。
エステ脱毛で使用されるフラッシュ脱毛は、主に3つのタイプに分かれています。それぞれの特徴や、メリット・デメリットも詳しくチェックしておきましょう。
SHR式脱毛
SHR式脱毛は光を照射させることで、毛を覆っている毛包と呼ばれる部分に熱を与え、毛を徐々に弱らせて目立たなくさせる方法です。毛包には毛母細胞に発毛の指令を与える『バルジ領域』という部分があり、こちらに光を当てて熱を与えることで毛の生成力が弱まり、毛が目立ちにくい状態へ導きます。ちなみにSHRとは「スーパー・ヘア・リムーバル」の略で、「蓄熱式脱毛」とも呼ばれることもあります。
SHR式脱毛は毛のメラニン色素の有無を問わないため、毛周期に関係なく光照射が可能で予約を入れやすいというメリットがあります。またメラニン色素に反応するわけではないので、ほくろや日焼けした肌にも光照射が可能です。
さらに出力が弱い光でも毛包にアプローチが可能なので、脱毛時の痛みが他の脱毛と比べて少ないという点もあります。
しかし光照射の出力が弱いため、脱毛期間が他の光脱毛と比べるとやや長めにかかるデメリットがあります。またエステ脱毛なので、永久に毛が目立たないというわけではありません。
IPL式脱毛
IPL式脱毛はメラニン色素に反応する光を照射し、毛を弱らせて目立たなくさせる脱毛方法です。ちなみにIPLは『インテンス・パルス・ライト』の略であり、エステ脱毛の中でも普及率が高く、大手から個人サロンでも導入数が多い業務量脱毛器です。
SHR式脱毛とは違い、メラニン色素に反応する光を照射し、毛を弱らせて徐々に目立ちにくい状態へと導きます。
またIPL式脱毛はメラニン色素に反応しやすい光を照射するため、濃く太い毛が目立ちやすいワキや、Vゾーン、腕や脚、男性の髭の脱毛にも向いています。また光照射のパワーはSHR式脱毛よりも強めなので、脱毛にかかる期間がやや短めというメリットもあります。
一方で光照射のパワーがやや強めなため、脱毛時に痛みを感じてしまう場合があります。特に皮膚が薄い部分や、デリケートなVIOゾーン、顔周りは肌刺激になりやすいので注意が必要です。
またメラニン色素の濃い毛には反応しやすい面、産毛や、白髪などのメラニン色素が薄い毛には反応しづらいというデメリットもあります。
S.S.C式脱毛
SSC式脱毛は肌をなめらかに整える専用ジェルを肌に塗布し、その上に光照射を行う脱毛方法です。光照射により専用ジェルを肌になじませやすくし※、毛の目立ちにくい状態へ導きます。(※角質層まで)
ちなみにSSCとは「スムース・スキン・コントロール」の略であり、イタリアのDEKA社が開発しました。
SSC式脱毛はジェルを肌に塗布するため、皮膚が乾燥しにくく、脱毛時による痛みも少ないというメリットがあります。また専用ジェルは保湿成分や、整肌成分を配合しているものもあるため、美肌ケアも兼ねたお手入れも可能です。
一方使用するジェルは水分が多いため、冷たさを感じてしまう人もいます。またジェルを塗布や、光照射後のジェルの拭き取りなどでサロン側に手間や、消耗品のコストがかかりやすいというデメリットも考えられます。
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【失敗しない】業務用脱毛器を選ぶ際に押さえておくポイント
ここまで業務用脱毛器の種類、光脱毛器の違いについて解説してきましたが、実際に業務用脱毛器を導入するとなると、導入にかかるコストや、脱毛器の安全性・機能性が気になる人も多いのではないでしょうか。
特に業務用脱毛器を導入する場合は本体だけでなく、光照射に必要なカートリッジや、肌のクールダウンに使用する化粧品など消耗品にかかるコストも事前に計算する必要があります。
最も気になるのは業務用脱毛器の導入コスト
業務用脱毛器を導入する際にサロン側が一番気にかかるのは、脱毛器の導入費用や、ランニングコストではないでしょうか。初期費用を極力抑えて脱毛メニューを定着させたい場合は本体価格が比較的安めで、メジャーなものが選びやすいでしょう。
ただランニングコストを考えると、業務用脱毛機にかかる維持費も考えなければなりません。このような出費が定期的にかかります。
- 光照射にかかる電気代
- 脱毛後の化粧品
- 脱毛器のメンテナンス代
また極端に安価で売り出している業務用脱毛器は、バッテリーの消耗が早いケースもあり、頻繁なメンテナンスが必要になるケースもあるため、導入時の本体価格だけでなく、ランニングコストも踏まえて考えるのが得策です。
コストと同じ!業務用脱毛器の機能性も重要
導入コストと同じくらい大切なのが、業務用脱毛器の機能性です。メーカーによって取り扱う光脱毛器には種類が異なり、機能性や操作のしやすさなどもタイプによって大きく異なります。導入したものの現場のスタッフが操作がしにくかったり、機能性を上手く理解できなかったりするともったいないですよね。業務用脱毛器の機能性や、操作性をチェックするときはこのようなポイントを見てみましょう。
- パネルの表記がわかりやすい
- 照射パワーの出力がしっかりしている
- 光照射のレベル調整がしやすい
- 照射スピードが速い、連射できる
- ハンドピースが重くなく、片手でもちやすい
- 脱毛機器本体が扱いやすい
- 脱毛時の移動をしやすいコンパクトなサイズ
- 1回の脱毛もしっかりカバーできるショット数があるか
特に具体的な機能性や、詳しい操作の仕方は現場のスタッフの意見も聞きながらチェックすると良いでしょう。
安全性もチェックポイント
業務用脱毛器は光照射を直接肌に行うため、使用する脱毛器の安全性も重要です。特に脱毛時の痛みの感じ方は人によって差が大きいため、痛みを強く感じたり、肌に赤みやかゆみが出るケースもあります。使用する脱毛器は本当に安全性が高いのか、導入する前によく確認することが大切です。
- 導入する業務用脱毛器の保証期間の有無
- 安全性への保証内容
導入する前に必ず上記の説明をメーカーから受けて、安全性に信頼を置ける業務用脱毛器を選びましょう。また脱毛器自体の安全性をチェックするときは、このような点を意識してみるのがポイントです。
- 安全性臨床実験のレポートの公開
- 「PSEマーク」の取得
- 自動停止や、誤作動予防などの有無
- 初めて取り扱うサロン側にもわかりやすい説明書
- 海外製の場合、日本語の対応が可能か
安全性臨床実験は、メーカー側ではない第3者によって実施されたものが好ましいでしょう。またPESマークとは、国の「電気用品安全法」の基準を満たした商品につけられるマークのことです。
電気用品安全法(PSE)とは
「電気用品安全法」は、電気用品の製造、販売等を規制するとともに、電気用品の安全性の確保につき民間事業者の自主的な活動を促進することにより、電気用品による危険及び障害の発生を防止することを目的としております。(法第1条)
~【中略】~
「電気用品」に該当する製品の製造又は輸入を行う事業者(以下、「届出事業者」という。)は、経済産業大臣に事業の開始の届け出を行う(法第3条)ほか、技術基準適合義務(法第8条)等のいくつかの義務を負い、これら義務を果たした事業者が自ら法に基づく手続きを行った証として、やの表示ができることになります。(法第10条)
参照:JET(一般財団法人 電気安全環境研究所)【電気用品安全法の概要】より
https://www.jet.or.jp/law/pse/summary.html
また保証内容を確認する際には、このような点を意識しながらチェックしてみるのがおすすめです。
- 保証期間
- 返金対応の有無
- 故障時の対応
- 対応可能な受付時間
- メンテナンス期間の長さ
保証期間は1〜2年程度のものが多いため、それ以上の長期間の保証がほしい場合は担当者に相談してみると良いでしょう。また万が一故障したときの対応についても、詳しく確認しておくのがポイントです。受付時間が短かったり、対応可能な日数が少なかったりすると、脱毛予約にまで影響が出てくる可能性も考えられます。
メーカーのサポート体制
同じ業務用脱毛器の取り扱っているメーカーでも、サポート体制が異なる場合があります。特にメンテナンス対応や、導入前のデモンストレーション有無は、メーカー側で差が大きくあるため要注意です。実際に導入したら使いづらかったり、メンテナンスに時間がかかってしまったりすると、サロンに通うお客様にも影響が出てしまいます。
理想的な業務用脱毛器の取り扱いがあるからといって、すぐに導入を決めるのではなく、メーカー側のサポート体制や、保証内容・担当者の説明なども考慮しながら、導入を進めていきましょう。
店舗のターゲットとマッチしているか
業務用脱毛器の光脱毛には、様々な種類があります。特にサロンの差別化を図りたい場合は、店舗のターゲットとなるお客様のニーズと相性の良い脱毛器の導入を検討してみましょう。
例えばメンズ脱毛をメニューに加えたいときは、男性特有の太くて濃い毛にも対応しやすい脱毛器や、メンズ脱毛にも相性の良いモードが搭載されている業務用脱毛器がおすすめです。脱毛器によっては顔まわりの毛には未対応なものもあるため、男性の髭にも対応できる脱毛器を揃えると良いでしょう。
また近年女性を中心にニーズが拡大している介護脱毛には、白髪や細い産毛にも反応しやすい業務用脱毛器がおすすめです。介護脱毛ではVIOゾーンの人気が高いため、デリケートな部分でも痛みを感じにくいモードを搭載したものや、光脱毛の種類を選んでみましょう。
さらに子供の脱毛もニーズが増えてきています。思春期前の子供の肌は皮膚刺激を感じやすいため、脱毛時の痛みや肌刺激になりにくい業務用脱毛器でのメニュー作りがポイントです。
『脱毛=若い女性の美容』ではなく、サロンに通うお客様の年齢層や、実際にどんな脱毛をしてみたいかなどの希望をよくチェックすることで、店舗のニーズに合った業務用脱毛器を選びやすくなります。
その他の機能についてもチェック
業務用脱毛器は多機能なものが多く、脱毛メニュー以外にもこのようなメニューに対応できる機器もあります。
- フェイシャルケア
- バストケア
特にサロンの既存メニューの幅を広げたい時は、こうした脱毛以外の機能性もよく確認しておきましょう。
フェイシャル機能がついている業務用脱毛器
業務用脱毛器のフェイシャルモードを使った代表的なエステは、「光フェイシャル」です。肌に光照射をすることで適度な刺激をし、ハリのある肌へと導きます。
エイジングケア※や、毛穴の開き・肌のキメ不足などに悩んでいる人にもおすすめです。(※年齢に応じたお手入れのこと)
バストケア機能がついている業務用脱毛器
バストケアモードは肌に波長の広い光を照射をすることで、ハリを与えてバスト特有の美しい形を長くキープしやすくしてくれます。メリハリのあるボディラインを目指している人や、年齢を重ねてバストラインが気になってきた人にもおすすめです。
【失敗しない】業務用脱毛機を比較ランキングで検討する際に気をつけること
業務用脱毛機の導入は、多くのサロンオーナー様にとってはじめての経験です。
メーカーに問い合わせる前に、ランキングサイトの比較表を参考にする場合もあることと思います。
しかし、比較サイトの情報を真正面から信用するのは危険です。インターネット上にはさまざまな広告戦略が存在します。
特にアフィリエイトサイトは、業務用脱毛器を取り扱う業者が公式に運営しているサイトではないため、根拠の薄い口コミや、安全性・機能性などが掲載されている可能性も高く、最新の情報が得られるわけではありません。
またランキング形式の比較サイトにしても、上位に選ばれている業務用脱毛器の根拠が乏しいため、本当に正しい情報を得られるのか怪しいのです。
- 比較サイトはアフィリエイトサイトの可能性がある
- アフィリエイト・ASPの仕組み
- 比較サイトの運営元や著者が明確ではない
- ランキングの根拠が曖昧である
以下から詳しく解説します。
比較サイトはアフィリエイトサイトの可能性がある
「業務用脱毛機 比較」などで検索したときに、上位に表示される比較サイト。ランキング形式で、各社のマシンの特徴がわかりやすくまとめられています。
しかしこのようなサイトは、「アフィリエイト報酬」を目的に作成されていることがあります。
アフィリエイト報酬とは、インターネット上で得られる広告収入のことです。
メーカーの公式サイトではなく、第三者によって業務用脱毛機が比較されているサイトは、アフィリエイトサイトの可能性があります。
特に個人ブログや、個人サイトで業務用脱毛器を比較したサイトはアフィリエイトサイトの可能性が高く、メーカーの公式ではない情報や、根拠の薄いランキングを元に作られていることもあるため注意が必要です。
こうしたアフィリエイトサイトでは良質な業務用脱毛器が紹介されていても、最終的にはサイト側が買わせたい広告収入を得るための脱毛器に高評価をつけているケースがあります。
こうしたアフィリエイトサイトの情報を鵜呑みにしないためにも、アフィリエイトの仕組みを知っておくと良いでしょう。
アフィリエイト・ASPの仕組み
アフィリエイトとは、ネット広告手法のひとつで、以下の3者で成り立っています。
- 自社商品のPRのためにお金をだす「広告主」
- 広告主の商材をブログなどで紹介する「アフィリエイター」
- 両者を仲介する「アフィリエイト広告会社(ASP)」
ここでいう「広告主」が、脱毛機メーカーに当たります。
流れとしては、広告主がASPに広告費を支払い、ASPに登録済みのアフィリエイターが自身のブログなどで商材を紹介。
ブログを介して商材が売れたり、会員登録がなされると、ASPを通じて、広告主からアフィリエイターに報酬が入ります。
これが「アフィリエイト報酬」です。
報酬額はメーカーによって異なるため、アフィリエイト報酬が高いメーカーほど、ブログなどで紹介されやすくなります。
アフェリエイト・ASPの仕組み上、比較サイトに掲載されている比較表やオススメランキングだけを参考にして脱毛機を比較するのは危険です。
ブログや、サイト側が買わせたい商品がランキング上位に表示されていたり、高評価の口コミが多く掲載されていたりするからです。本当に機能性が高い業務用脱毛器なのか、安全性が高い脱毛器なのかは、取り扱い業者に直接問い合わせてみたり、デモンストレーションを利用したりしてみた方が良いでしょう。
またアフィリエイトサイトの場合、ネット上からの情報だけが書かれているケースも多いため、安全性や口コミの根拠が薄く、必ずしも正しい情報が得られるわけではありません。特にネットではサイトの著者名や、運営元があやふやになりやすいので、情報の出所を確認するのが難しいのです。
比較サイトの運営元や著者が明確ではない
比較サイトの「運営者情報」を確認してみてください。会社概要がなかったり、連絡先が記載されていない場合は要注意です。
また、運営者が美容関連会社ではなくインターネット関連企業であったり、免責事項に「〇年〇月〇日の情報を元に、個人が作成しています。」と書かれている場合も、アフィリエイトサイトの可能性があります。
いずれも、業務用脱毛機の知識をどこまで持っているかが明確ではなく、信用できません。
ランキングの根拠が曖昧
多くの比較表は、本体価格・ランニングコスト・脱毛方式をもとに作成されています。
価格も大切ですが、安全性やサポート体制・保証期間など、業務用脱毛機選びのポイントは他にもあります。
アフィリエイトサイトは、サイトを介して商品を売ることを目的としているので、ランキングの根拠が曖昧です。
そのため、比較サイトで業務用脱毛機の品質を判断するのは難しいと言えます。
以下からは、アフィリエイトサイト以外に注意すべきサイトについてお伝えします。
リスティング広告に踊らされない
「業務用脱毛機」などで検索したときに画面上部に表示される「広告・○○○○○○」といったサイトが、リスティング広告です。
自社の業務用脱毛機をPRしたいメーカーが、検索サイトに広告費を支払うと、そのメーカーの広告が検索サイトの上位に表示されます。
ユーザーが広告をクリックすると、検索サイト側に報酬が発生。報酬を高く設定しているメーカーほど表示順位が上がります。
さまざまな検索キーワードでリスティング広告を申請しているメーカーは、検索結果に表示される確率が高いです。
そのため、検索結果によく出てくるからといって、業務用脱毛機自体が良いものであるとは限りません。
ステマ(ステルスマーケティング)に注意する
「さくら」とも呼ばれるステルスマーケティングは、商材やサービスを宣伝だと悟られないようにユーザーに広めたり、
注目を集めるマーケティング戦略です。
- 業者やファンが利用者を装って高評価の記事・口コミを書く
- 業者が芸能人やインフルエンサーに依頼し、高評価で紹介してもらう
などが主な手法です。
ステルスマーケティングと実際に利用した人の声を見分けるのは、専門知識があるプロだとしても困難です。
業務用脱毛機は実際に使用して比較することが大切
最近の業務用脱毛機メーカーは、本体価格やランニングコスト・施術スピードばかりを強調しているように見受けられます。
上記もサロン経営において大切なポイントですが、故障率が高く修理代がかさんでしまえば意味がありません。
脱毛結果が思うように出なければ、お客様の満足度は低下し、サロンの経営にも影響が出ます。
業務用脱毛機の品質は、以下を含めて総合的に判断してください。
- 安全性や効果(純国産品であるか、実績があるか、など)
- メーカーの規模・サポート体制(サロン開業を全面的にバックアップしてくれるか、など)
- メンテナンスの流れ(国内対応で迅速かどうか)
- 修理時の対応(代替機を早急に発送してもらえるか、など)
- アフターフォローや営業マンの知識(専門知識のあるプロが丁寧に対応してくれるか)
業務用脱毛機を正しく選ぶには、マシンを実際に使用し、メーカー担当者の話をじっくり聞いたうえで比較することが大切です。
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まとめ
今回は業務用脱毛器を選ぶポイントから、ネット上の業務用脱毛器の比較ランキングについての注意点まで幅広くご紹介しました。特に業務用脱毛機のランキングサイトや比較表には、かならずしも真実が記載されているわけではないので、実際にデモンストレーションや取り扱い業者を通じて導入する業務用脱毛器を確認することが大切です。
弊社もインターネット上での広告活動を行っておりますが、ステルスマーケティングやアフィリエイトは使用しておりません。
株式会社コンフォートジャパンは、全国無料出張デモンストレーション、横浜本社・福岡支社での来社デモンストレーションを行っております。ぜひ、サロンオーナー様ご自身の目と耳で、弊社および弊社の業務用脱毛機をご判断・比較いただければと思います。
ご質問・ご相談がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
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