更新日:2023.11.28

家庭用脱毛器と光脱毛(サロン脱毛)との違い|脱毛に必要な機能やメリットの比較を解説

家庭用脱毛器と光脱毛(サロン脱毛)との違い|脱毛に必要な機能やメリットの比較を解説

光脱毛を検討されている方に多いのが「サロン脱毛に通う」か「家庭用脱毛器を購入する」のかでお悩みの方です。

どちらも光脱毛ができますが、サロン脱毛と家庭用脱毛器では光のパワーなど、製品の仕様が異なります。

本記事では、サロン脱毛と家庭用脱毛器の違いだけでなくメリット・デメリットや家庭用脱毛器を選ぶ場合のポイントについて解説します。

光脱毛器は家庭用と脱毛サロンで何が違う?

家庭用光脱毛器も光脱毛器も、ムダ毛をなくして美肌を目指すことには変わりありません。

しかし、サロン用と家庭用ではさまざまな違いがあり、出力・使用方法・効果の出方などもそれぞれ異なります。

また、サロンでは技術を持つスタッフが照射を行うのに対し、家庭用光脱毛器を使用する場合は自分で施術を行うことになります。

サロン用の光脱毛器と家庭用光脱毛器は、全く別物と考えてよいでしょう。

家庭用の光脱毛器は?

家庭用光脱毛器は、自宅で簡単に脱毛施術が受けられる脱毛器です。「フラッシュ式」や「レーザー式」などの種類があり、価格や使用方法は製品によって異なります。

安全を確保して作られたアイテムのため、サロン用に比べると出力が低く効果が実感しづらいこともあります。

自分で施術を行うため、「手の届きにくい背面部分」「VIOなどのデリケートな部分」は施術が難しいです。機械によっては、デリケートな部位である顔やVIOに対応していないものもあります。

出力が低いので痛みは少なく、もし痛い場合でも自分で出力を調節しながら施術が可能です。自宅でいつでも脱毛施術ができサロンに行く手間が省けることから、多忙な方でも気軽に脱毛を続けられる人気の美容アイテムといえます。

家庭用脱毛器は永久脱毛できない

家庭用脱毛器では永久脱毛はできません。光(フラッシュ)脱毛やレーザー脱毛のパワーは、家庭用に調整されており、医療機関で行う医療脱毛よりも出力が弱くなっています。

そのため、家庭用脱毛器で行えるのは「除毛」や「抑毛」になります。医療脱毛では、強力な光やレーザーを毛根に照射することで、毛根の組織を破壊して毛を生えなくします。

効果が高い一方で火傷などのリスクも高まるため、医療脱毛を施術できるのは医師か医師の指示のもとでの看護師のみです。

家庭用脱毛器は国家資格の有無にかかわらず誰でも使えるように、光やレーザーの出力を弱めに調整されています。

火傷などの肌トラブルのリスクを抑えて、手軽に使えるように改良されている分、光やレーザーの出力が弱まっているという特徴があります。

光脱毛(サロン脱毛)の脱毛機は?

脱毛サロンで取り扱う光脱毛器には、一般的に3種類の施術方法があります。

「IPL脱毛」「SSC脱毛」「SHR脱毛」の3つです。

「IPL脱毛」は太い毛や濃い毛に対して効果を発揮し、多くのサロンで採用されている方法です。「SSC脱毛」は細い毛・産毛に効果的です。

施術時にはジェルを塗布し「クリプトンライト」と呼ばれる光を照射します。

「SHR脱毛」は「蓄熱式脱毛」とも呼ばれ、どんなタイプの毛質にも効果的といわれています。痛みがほとんどないため人気の高い方法といえます。

このうち、「IPL脱毛」「SSC脱毛」は、家庭用光脱毛器の「フラッシュ式」と同じ原理を利用していますが、サロン用の方が出力が高く効果を実感しやすいです。

サロンでは技術を持ったスタッフが施術を担当するため、背面やデリケートゾーン・顔などでもキレイに脱毛でき、安心して施術を受けられます。

また、肌状態が悪い場合はスタッフが出力を調節したり施術を中断したりするので、肌トラブルのリスクを避けられます。

脚や腕などの目立つ部分の毛だけでなく、ワキやVIOの濃い毛、顔や背中の産毛にもきちんと効果があり、回数を重ねるごとにムダ毛が目立たなくなっていきます。

家庭用脱毛器の選び方

自宅で気軽にムダ毛ケアができると、家庭用脱毛器への人気が高くなっています。人気の高まりにつれ、各メーカーからいろいろな家庭用脱毛器が発売されており、どれを選べば良いのか迷っている方も多いのではないでしょうか。

この項目では使用目的に合わせた家庭用脱毛器の選び方について解説していきます。

・光の種類
・使用部位
・家庭用脱毛器の機能
・コストを抑えるには?

以上の4点を見ていきましょう。

迷ったらフラッシュ式がおすすめ

家庭用脱毛器にはフラッシュ式、レーザー式、ローラー式の3種があります。ローラー式は、ローラーで毛を挟んで抜くタイプになるので、光を当てて脱毛するタイプはフラッシュ式かレーザー式の2種類です。

フラッシュ式かレーザー式のどちらの脱毛器を購入しようか迷っている方には、フラッシュ式をおすすめします。

なぜならフラッシュ式の方が1回で照射できる照射面積が広いため、照射ムラができにくく、痛みも感じにくい特徴があるからです。

また照射面積が大きいので、照射回数が少なくて済むのもポイントです。

サロン脱毛や医療脱毛で複数回施術を受けていて、気になる部分だけにピンポイントで家庭用脱毛器を使いたい方は、レーザー式の方が合っているでしょう。

使用可能部位を確認

購入する前には、どの部分のケアに使いたいか?を明確にしてから選びましょう。

顔やVIOラインの脱毛は、腕や脚と比べると非常にデリケートです。家庭用脱毛器によっては、顔やVIOラインに対応していない場合もあります。「顔脱毛可能」や「Vライン可能」と書いてあったとしても、注意書きはないかなど商品説明の部分を隅々まで確認しましょう。

例えば顔脱毛が可能となっていても、男性のヒゲ脱毛には使えないケースや、Vラインはケアできるけど、IOラインは照射不可となっているケースもあります。

付属のアタッチメントが同梱されていて、ケアする部位によって変えられるものもあるので、全身に使いたい方は同梱内容もチェックすることが大切です。

連続照射・冷却機能・レベル調節機能付きであるか確認

家庭用脱毛器は繰り返し何度も使用する必要があります。したがって「これならラクにケアできそう!」と感じるほど、使いやすさにこだわった製品を選ぶのも重要です。

・連続照射
・冷却機能
・レベル調節機能

家庭用脱毛器の主なマシンの機能には以上の3つがあります。

全身のケアが目的なら、連続照射機能付きがおすすめです。連続照射モードでは、照射間隔が1秒以内に設定されていて、手早くケアが完了できます。

冷タオルや保冷剤を用意する手間が面倒な方は冷却機能付きがおすすめです。本体が冷たくなり、冷やしながらの照射が可能なため、痛みを感じにくいというメリットもあります。

特に今まで脱毛施術を受けたことのない方は、レベル調節機能が付いているものをおすすめします。

始めは1番弱い出力から開始し、慣れてきたら徐々に上げていけるので、恐怖感もなく快適に使用することができます。

コストを抑えたい人は照射範囲も重要

ランニングコストを抑えたい方は、照射範囲もチェックします。照射範囲とは、1回の照射で照射できる範囲のことです。照射範囲が広いということは、ケアしたい部分を少ないショット回数で済ませられます。

本体価格が安くても照射範囲が狭いと、ケアしたい部分の施術を終えるのに、より多くのショット数が必要です。

反対に少し本体価格が高くても照射範囲が広ければ、ショット回数が少なく済み、結果的にランニングコストが低い場合もあります。

一般的にショット単価の平均は0.15円ほどです。

コスパが良い家庭用脱毛器をお探しの方は、ショット単価が0.1円以下を1つの目安にしてみてください。

家庭用脱毛器のメリット

家庭用光脱毛器を使用するメリットは以下の2つです。

・コストが抑えられる
・いつでも自宅で脱毛ができる

家庭用光脱毛器の価格は、安いもので2万円程度、高いものでも7〜10万円程度になります。定期的なカートリッジの交換は必要ですが、一度購入してしまえば長く使い続けられます。

サロン脱毛では施術代が高額になる場合もありますし、サロンまでの交通費もかかります。
とにかくコストを抑えて脱毛したい方には、家庭用光脱毛器が向いているといえます。

また、いつでも自宅で脱毛が受けられるのも大きなメリットです。多忙で定期的にサロンに通えない方にとっては、自宅にいながら好きなタイミングで脱毛をすることができます。

家庭用脱毛器のデメリット

家庭用光脱毛器を使用するデメリットは以下の通りです。

・効果を実感しづらい
・使い方を誤る危険性がある
・脱毛範囲が限られる

家庭用光脱毛器は、安全面を考慮して出力が低めに設計されています。そのため、期待していた脱毛効果が得られない可能性があります。

使用方法は機械によって異なり、使い方を誤ってしまうと肌トラブルを引き起こす可能性があります。

サロンで肌トラブルがあった場合は、専門的な知識に基づき適切な対応をしてもらえますが、家庭用光脱毛器の場合は自分で対応しなければなりません。

脱毛範囲が限られるのもデメリットの一つです。

背中やうなじ・腰・おしりなどの背面部分は目視が難しく、施術ができない可能性があります。顔やVIOなどのデリケートな部分も照射が難しく、上手く脱毛をすることができません。

全身すみずみまで脱毛したい方にとっては、家庭用光脱毛器を使用せずにサロンでの脱毛がおすすめです。

脱毛サロンで光脱毛向きな方

家庭用光脱毛器がオススメな方は、忙しくてなかなかサロンに通えない方や、自分の好きなタイミングで施術を受けたい方です。

一方、脱毛サロンでの光脱毛が向いている方は次のような方です。

・全身の毛をしっかり処理したい方
・安全に脱毛したい方
・肌へのダメージやトラブルを回避したい方

それぞれ詳しく解説していきます。

全身の毛をしっかり処理したい方

脱毛サロンでの施術は、全身の毛をしっかり処理したい方にぴったりです。脱毛サロンの光脱毛器は家庭用光脱毛器よりも出力が高く設定されているため、効果を実感しやすく、全身の毛をしっかりなくしたい方に向いています。

技術を持ったスタッフが照射を担当するため、VIOや顔などの肌がデリケートな部分でも照射が可能です。

背中やうなじは自分の手が届きにくい部位ですが、スタッフに照射してもらうことによって漏れなく隅々まで脱毛できます。

一方で家庭用光脱毛器は、安全を考慮して出力を低く設定しているため、効果の実感には時間がかかります。

また背中やVIO、うなじなどの施術を自分で行うのは難しいので、全身をすみずみまで脱毛するのは難しいかもしれません。

安全に脱毛したい方

安全性を重視する方は、家庭用光脱毛器よりもサロン脱毛の方がオススメです。多くのサロンでは、スタッフは厳しい研修を受け、一定の技術があると認められて初めて、お客様の施術を担当できるようになります。

日焼けや肌荒れ・乾燥などをしっかり見極めることができ、肌に異常があれば出力を下げたり、施術を中断する判断力も身につけています。

特に、VIOや顔など、粘膜に近くデリケートな部分はサロン脱毛の方が安全です。安全に脱毛したい方は、サロン脱毛を選ぶのがいいでしょう。

部位によって、サロン脱毛と家庭用光脱毛器を使い分けることもできます。

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肌へのダメージやトラブルを回避したい方

肌トラブルやダメージを回避したい方は、サロン脱毛がオススメです。サロン脱毛では、スタッフが肌の状態を見極めながら施術を行うため、肌トラブルやダメージを回避できます。

場合によっては施術を中断したり出力を下げて対応することで、肌トラブルのリスクを回避します。

サロンで使用する脱毛器は出力が高いため毛がしっかり抜けて自己処理の頻度が低くなり、カミソリや毛抜きによる肌トラブルも避けられるでしょう。家庭用光脱毛器の場合、頻繁に施術を行うことで肌トラブルが起こることがあります。

肌トラブルが起きても自分では判断できない場合が多く、さらなるダメージにつながる可能性もあります。

もともと肌がデリケートな方や肌トラブルのリスクを少しでも下げたい方は、サロン脱毛の方がオススメです。

家庭用光脱毛器のメリット

脱毛サロンで光脱毛を受けるメリットには、以下のようなものがあります。

・アフターケアが充実している
・キレイに仕上げてもらえる
・効果が出やすい

脱毛サロンの中には、専門医在籍のクリニックと提携を結んでいるところも多く、万が一肌トラブルが起きた際には適切に対処してもらえます。

経験豊富なスタッフから、肌ケアについてアドバイスを受けることも可能です。技術を持ったスタッフが施術を担当するため、全身すみずみまで施術を受けられ、ムラなくキレイに仕上げてもらえます。

効果が出やすいのも大きなメリットです。

サロン用の光脱毛器は、家庭用光脱毛器に比べて出力が高く期待通りの効果を得られやすくなります。サロンでは「毛周期」(毛の生え変わる周期)に沿って施術を行うため、自分で行うよりも少ない回数で効果を実感しやすいです。

毛や肌の状態によって出力を調整できるため、肌に負担をかけず適切なパワーで照射が可能です。家庭用光脱毛器に比べると、サロン脱毛の方が一回あたりの満足度は高くなります。

家庭用光脱毛器のデメリット

脱毛サロンで光脱毛を受けるデメリットには、次のようなものがあります。

・通うのがめんどくさい
・費用が高くなる可能性がある

サロンや自宅の場所にもよりますが、わざわざ出かけて脱毛施術を受けるのがめんどくさいと感じる方は多いようです。

全身脱毛の場合は施術時間が長くなるので、サロンに行くだけで休日が1日潰れてしまうこともあります。

料金設定はサロンにより異なり満足いくまで施術を続けるとなると、家庭用光脱毛器の購入費用より高くなることも。

「できるだけ費用を抑えたい人」「多忙でサロンに通えない人」は、サロン脱毛には向いていないといえます。

家庭用光脱毛器と光脱毛(サロン脱毛)を比較

家庭用光脱毛器と脱毛サロンでの脱毛は、結局どちらの方が良いのでしょうか。家庭用光脱毛器は自宅で手軽に脱毛ができるのがメリットですが、効果を実感しにくい背中やVIOの施術には向いていないデメリットもあります。

一方でサロン脱毛は、プロに任せることで全身すみずみまで脱毛でき、一回あたりの効果が高いのがメリットです。

迷っている方向けに「性能」と「料金」に着目して、家庭用光脱毛器とサロン用光脱毛器を比較してみました。

家庭用脱毛器と光脱毛(サロン脱毛)の性能・違い

家庭用光脱毛器とサロン用光脱毛器の性能には、大きな差があります。

家庭用光脱毛器は自宅で使用できる手軽さを持つ反面、誰でも簡単に照射できるよう安全面に配慮して低出力に設計されています。

表面的な毛に効果はあっても毛根にまで効果を与えることは難しく、期待していたような効果は得られないことがあります。

顔やVIOに対応していない機械があったり、背面の照射が難しかったりと少々使いづらさを感じることがあります。

一方でサロン脱毛で使用する光脱毛器は、経験を積んだスタッフが施術を行う前提で設計されており、肌質や毛質によって出力を変えられる仕組みになっています。

出力も高く設定されているので、一回あたりの効果も感じやすいでしょう。

性能で比べた場合、サロン脱毛の方が圧倒的に優れているといえます。

ケアしたい部分に使える家庭用光脱毛器

家庭用脱毛器の魅力は予約もいらないし、好きな時に好きな場所で使用できる点です。

照射したい部分も、ご自分で必要と思う部分にだけ使用できます。それに対してサロン脱毛では、サロンが決めたメニューの中から選ばなくてはなりません。

たとえば「顔脱毛で鼻下だけをケアしたい」や「医療脱毛のプランを終えて、少し残っている毛だけケアしたい」などという場合もあります。

設定されたメニューの中に施術が必要ない部分があっても、メニューの金額から割引の対応をしてもらうことは難しいものです。

自分の狙った場所にのみ照射できる家庭用脱毛器は、ピンポイントで脱毛したい部分がある方にぴったりといえます。

製品によって対応している部位が異なるため、購入前には対応部位をしっかりと確認しておくことが大切です。

照射面積の広い家庭用光脱毛器

家庭用脱毛器のタイプにはフラッシュ式、レーザー式、ローラー式の3種があります。

フラッシュ式は広い波長の光を照射するタイプ、レーザー式は狭い波長の光を照射するタイプ、ローラー式はローラーで毛をつまんで抜くタイプです。

3種のうち1回の照射でより広い範囲に光を当てられるのは、フラッシュ式の家庭用脱毛器です。

身体のムダ毛ケアに家庭用脱毛器を検討している場合、1度に広い範囲に照射できるフラッシュ式がおすすめです。照射できる範囲が狭いとケアに時間がかかり、繰り返し使用することがおっくうになってしまうかもしれません。

足や背中など広い部分のボディケアに使いたいなら、照射面積が広い製品の方が、ムダ毛ケアをスピーディーに済ませられます。

また1度に広範囲に照射できる方が照射ムラにもなりにくく、照射回数も少なくできるメリットもあります。

冷却機能やレベル調節機能も確認

サロン脱毛と家庭用脱毛器の両方に言えることですが、光脱毛では繰り返しの施術をしなければいけません。

施術には我慢できる程度ではあるものの、痛みが伴います。したがって、繰り返し行うケアの時間がつらくならないよう冷却機能や照射レベルの調節ができて、痛みを軽減できる製品かどうかを確認することが大切です。

光やレーザーを肌に照射すると、熱が発生するので熱さを感じます。そのため、施術後は冷タオルやアイスノンで肌を冷やす必要があります。

あらかじめ、脱毛器に冷却機能が付いているものなら、クールダウンの準備が必要ないのでとても便利です。

また肌状態によって痛みの感じ方が違ってきますし、身体の部位によっても痛み方は違います。

初めて照射する場合は低出力から始めて、段階的に高出力に調整したり毛の濃さや肌の薄さに合わせて調整したりできるように、レベル調節機能が付いているものの方が、痛みを軽減しつつ肌トラブルのリスクを抑えられます。

家庭用光脱毛器と光脱毛(サロン脱毛)では料金差はあまりない

「家庭用光脱毛器は安いけど効果がイマイチ」「サロン脱毛は効果があるけど費用がかかる」というイメージを持っている方も少なくないですが、家庭用光脱毛器とサロンでは料金差はあまりありません。

家庭用光脱毛器は安いもので2万円程度、高いものでは7〜10万円程度です。

サロン脱毛の価格相場は、総額で30万円程度です。

家庭用脱毛器を購入する際は、主にクレジットカード分割払いでの購入になるため、最大で24回払いまでしか選べません。

一方で脱毛サロンの場合は、店舗や提携会社にもよりますが、36回〜72回払いまで選択可能なショッピングローンを使用できます。

高いイメージのあるサロン脱毛ですが、支払い方法を工夫することによって、月々の支払額を3000円台にまで下げることが可能です。

サロンによっても異なりますが、サロン脱毛と家庭用光脱毛器の料金差はあまりないことを覚えておくと良いでしょう。

本体価格や照射回数を比較してコスパのいい家庭用光脱毛器

家庭用脱毛器を選ぶ際、ただ単に本体価格のみを比べても、コスパが良いかどうかは分かりません。コスパが良いかどうかを見極めるコツは「ショット単価」を計算することです。

ショット単価とは、ショット1回あたりの値段のことをいいます。ショット単価は「本体価格÷照射回数」で割り出せるので、気になる家庭用脱毛器があれば、計算して比べてみましょう。

ショット単価が安いほど、コスパの良い家庭用脱毛器と判断できます。

先ほどもお伝えしたように、ショット単価の目安は0.15円程度です。コスパの良さを重要視するなら、0.1円以下の脱毛器を目安にしてみましょう。

また同じショット単価で迷った場合は、照射面積を考慮してください。照射面積が広い方が脱毛時間の短縮につながります。

本体価格や照射回数、照射面積を総合的に比べることで、タイプやコスパの良い製品を見つけられます。

家庭用脱毛器と光脱毛(サロン脱毛)比較:まとめ

この記事では、サロン脱毛と家庭用脱毛の違いについて解説し、家庭用脱毛器を選ぶ場合の比較ポイントについてお伝えしました。

サロン脱毛と家庭用脱毛器それぞれに向き不向きがあり、一概にどちらが優れているとはいえません。

「求める効果」や「施術部位」など普段、「サロンに通う時間が取れるかどうか」脱毛の目的やご自身のライフスタイルに合わせた脱毛方法の選択が重要です。

記事を参考にして、ぜひ自分に合った脱毛方法を選んでください。

このコラムの執筆者

株式会社コンフォートジャパン コラム編集担当
株式会社コンフォートジャパン コラム編集担当
株式会社コンフォートジャパン コラム編集担当
コンフォートジャパンのコラム編集担当です。
美容業界で長く美容機器メーカーとして存続しているコンフォートジャパンが、皆様のお声に応えるべく、脱毛関連はもちろんのこと、サロン運営に役立つ情報を発信していきます。