更新日:2022.08.31

IPL脱毛とは?効果や他の脱毛法との違いについて徹底解説!

IPL脱毛とは?効果や他の脱毛法との違いについて徹底解説!

エステサロンが扱える光脱毛の中には、『IPL脱毛』と呼ばれる脱毛方式があります。今回はIPL脱毛の特徴やメリット・デメリット、ほかの脱毛方式との違いについて紹介します。業務用脱毛機を選ぶ際の参考にしましょう。

IPL脱毛とは?

『IPL脱毛』は、エステサロンが扱える『光脱毛』の一種です。

光脱毛は肌に光を照射することで発毛組織にダメージを与え、発毛する働きを弱くする脱毛です。

光脱毛の中でもIPL脱毛は、毛の黒いメラニン色素に反応する種類の光を照射して脱毛する方法になります。

まずはIPL脱毛がどのような脱毛方式なのかくわしくチェックしましょう。

IPL脱毛の特徴

IPL脱毛は『インテンス・パルス・ライト』の略称です。広帯域の光を『毛根(メラニン色素)』に照射することで脱毛処理を行います。

IPL脱毛の光は、毛が生え変わるサイクル『毛周期』の中でも、毛の成長が始まる『成長期』の毛にしか反応しません。

加えて黒い色素を持たない細胞にも反応しないため、『肌やほかの細胞を傷つけてしまう心配はない』とされています。

また、IPL脱毛を始めとする光脱毛は『減毛・抑毛』を目的としています。光を照射することで毛は薄く・細くなりますが、完全に毛をなくす『永久脱毛効果』は得られません。

関連記事
光脱毛とはどんな美容メニュー?仕組みや施術方法を解説

IPL脱毛の仕組み

IPL脱毛の仕組みは、成長期の毛に光を照射してメラニン色素に反応させ、発熱させて毛根にダメージを与え毛を成長しにくくする仕組みです。

毛根の根本にある毛球には、毛を生やす2つの構造『毛乳頭』と『毛母細胞』があります。

『毛乳頭』は毛根を包む毛球の中心にあり、毛に栄養を届けて成長させる働きがあり、『毛母細胞』は毛を生やして成長させる働きがあります。

毛母細胞が毛乳頭から栄養をもらって増えることで毛が伸びます。

光を照射することによって毛根のたんぱく質が変性して栄養を届けられなくなるため、毛が成長できず抜けていきます。

脱毛後1~2週間で毛がポロポロ抜け落ちるポップアップ現象が起こるため、脱毛効果を実感できるでしょう。

IPL脱毛の効果はいつ出る?

脱毛効果を実感できるまでには、最低でも5回くらいの施術が必要です。5回くらい必要となるわけは『毛周期』が関係しています。

毛周期は毛の生え変わるヘアサイクルで、成長期→退行期→休止期の3段階を一つ一つの毛根が繰り返します。

IPL脱毛で脱毛効果があるのは成長期の毛だけです。毛が成長している段階でメラニン色素もしっかりあるため、光が反応しやすいためです。

成長期の毛は全体の毛の20~30%程度のため、一度の照射ですべての毛を処理することはできません。

一度の施術で脱毛効果があるのが20%とすると、20%×5回で100%となるわけです。そのため、最低でも5回は必要になります。

そのため多くの脱毛サロンが5回コースから設定しています。

すべての毛を処理できるのが5回くらいなので、5回も施術を受ければ『毛が細くなってきた』『生えてくるスピードが遅くなってきた』などの脱毛効果を実感できるでしょう。

毛質や脱毛部位によっては8~10回くらいでお手入れが楽になり、12~15回くらいでは自己処理をしなくてもいい状態になってきます。

IPL脱毛と他の脱毛法の違いとは?

脱毛方法は、光脱毛の一種である『SSC脱毛』・『SHR脱毛』、医療脱毛の『レーザー脱毛』があります。ここではそれぞれの脱毛方法の特徴やIPL脱毛との違いについて見ていきましょう。

SSC脱毛

SSC脱毛は『スムース・スキン・コントロール』の略称です。抑毛効果のある『ビーンズジェル』と光を併用して脱毛を行います。

ビーンズジェルは光を受けると脱毛に有効な成分を含んだ粒が弾け、毛穴から浸透、毛のもとになる細胞に作用して抑毛効果を発揮する仕組みです。

特殊なジェルの作用で脱毛するため、熱を与えて脱毛する脱毛方法と比べると『痛みや刺激が少ない』といわれています。

ただし、SSC脱毛は、IPL脱毛のように直接的な脱毛効果のある光を使用していません。IPL脱毛と比べると脱毛効果はやや劣るそうです。

SHR脱毛

SHR脱毛は『スーパー・ヘアー・リムーバル』の略称です。

IPL脱毛は毛根に光を照射しますが、SHR脱毛では毛根の中にある『バルジ領域(毛が生えるように指令を出す部位)』をターゲットにしています。

毛に熱を与えている訳ではないため毛周期の影響を受けません。2週間~1カ月に1回のペースで脱毛できることで、脱毛完了までが早いことも特徴といえるでしょう。

ただし、毛そのものにアプローチするIPL脱毛と比べると、『脱毛効果を実感するまでに時間がかかる』といわれています。

また、比較的新しい脱毛方式であることから、不明な点も多いと考えられています。

レーザー脱毛

レーザー脱毛は、医者・看護師など国家資格を持つ人のみが扱える脱毛方式です。

IPL脱毛と同じくメラニン色素に作用する脱毛方式ですが、照射パワーが強いことから『医療機関(クリニック)』でしか扱えません。

また、減毛・抑毛を目指すIPL脱毛とは違い、完全に毛をなくす『永久脱毛効果』が得られます。

ただし、脱毛効果が高い反面、IPL脱毛と比べると痛みや熱さを強く感じることがあります。

加えて施術費用も高く設定されており、数ある脱毛方式の中でもハードルが高い脱毛といえるでしょう。

IPL脱毛とその他の脱毛方法の比較表

IPL脱毛とほか3種類の脱毛方法の特徴を比較してみましょう。

 

IPL

SSC

SHR

レーザー

受けられる場所

脱毛サロン

脱毛サロン

脱毛サロン

クリニック

脱毛効果

抑毛・減毛

抑毛・減毛

抑毛・減毛

永久脱毛

痛み

ややある

少ない

ほぼない

ある

施術回数

12~24回

8~10回

8~10回

5~8回

施術期間

2~3年

最短6カ月

6カ月~1年

6カ月~1年

全身脱毛の相場

35万円

22万円

27万円

38万円

IPL脱毛のメリット・デメリット

続いてはIPL脱毛のメリット・デメリットについて見ていきましょう。

IPL脱毛のメリット

  • メラニン量が多い太く・濃い毛に効果的
  • メンズ脱毛ができる
  • 広範囲の施術も短時間で可能

IPL脱毛のメリットは『メラニン量が多い太く・濃い毛』に高い効果が望めることです。黒々としたしっかりした毛に効果が得やすいため、ワキやVIOなどの脱毛に向いています。

男性のヒゲやスネ毛のような濃く・太い毛の脱毛とも相性抜群です。近年、脱毛業界で注目を集める『メンズ脱毛』に参入するのであれば、最適の脱毛方式といえるでしょう。

また、光の照射範囲が広く、背中やお腹のような『広範囲の施術も短時間で可能』です。1回あたりの施術スピードが早くなることで、回転率・客単価アップを見込めるでしょう。

このほかにも、レーザー脱毛に比べて痛みが少ない・薄いシミやくすみを解消して美肌作用が期待できるといったメリットがあります。

IPL脱毛のデメリット

  • メラニン量の少ない毛は脱毛しにくい
  • 日焼けした肌・ホクロ・色素沈着した肌は脱毛できない

一方、IPL脱毛のデメリットは『メラニン量の少ない毛は脱毛しにくい』ことです。

メラニン量の多い毛に反応する脱毛方式のため、産毛・背中やお腹の毛・白髪・金髪のような、メラニン色素が少なく細くて薄い毛への効果は弱いといわれています。

黒い色素に反応するため『日焼けした肌・ホクロ・色素沈着した肌』への施術が難しいこともデメリットの一つです。

ただし、日焼け肌の場合は日焼けが落ち着いてから、ホクロ・色素沈着した肌はその部位だけを避けて施術を行えます。

安全に施術を行うためにも、お客様の肌の状態をしっかり見極めることが重要といえるでしょう。

ジェル無し脱毛のメリット・デメリット

これまで脱毛を行う上で脱毛ジェルは必須と考えられてきましたが、近年ではジェルを必要としない脱毛機も増えています。

ここではジェル無し脱毛のメリット・デメリットをチェックしましょう。

ジェル無し脱毛機のメリット

ジェル無し脱毛機のメリットは『施術が早い』ことです。ジェルを塗る手間がない分、ジェル有りの脱毛機と比べるとスピーディーに施術を行えます。

お客様視点で考えると『寒くない』ことがメリットです。施術時間が長くなるとジェルが冷えてしまい、寒い思いをされるお客様も少なくありません。

しかし、ジェル無し脱毛機は、ジェルではなく脱毛機に搭載された冷却器で肌を冷やすため、寒さを感じる機会は少ないです。

また、肌にジェルが触れる・残ってしまう不快感がないこともメリットといえるでしょう。

ジェル無し脱毛機のデメリット

乾燥した肌に施術を行うと痛みや刺激を感じやすいといわれています。ジェル無し脱毛機は保湿しないまま脱毛を行うため、ジェル有り脱毛機に比べると肌へのダメージが軽減されます。

加えてジェルが塗られていない状態で、機器をスライドさせてしまうと、摩擦が生じて肌に負担がかかってしまう恐れがあります。

一方、ジェル有りの脱毛機であれば、肌を保湿・保護しながら施術を行うため、肌への負担を軽減することが可能です。また、ジェルにスライドした跡が残るため『打ち漏れ』も防止できます。

お客様に安全・安心な脱毛を受けていただくことを考えれば、ジェル有りの脱毛機の方がよいといえるでしょう。

IPL脱毛に向いている部位・向かない部位

IPL脱毛は基本的に全身に施術を行えますが、特に向いている部位は以下の通りです。

  • ワキ
  • VIO(デリケートゾーン)
  • ヒゲ
  • スネ毛
  • そのほか太く・濃い毛の脱毛

IPL脱毛は以下のような部位には向いていないと考えられています。しかし、パルスや出力次第では対応可能です。

  • 産毛
  • 金髪
  • 背中の細い毛
  • お腹の細い毛
  • 日焼け肌
  • アトピー肌

IPL脱毛の回数の目安と脱毛期間はどのくらい?

IPL脱毛の脱毛機を導入した場合を想定して、お客様に通っていただくペースや脱毛回数・脱毛期間の目安についてチェックしましょう。

脱毛に通うペース

お客様に脱毛施術を受けに通っていただくペースは、『1カ月半~2カ月に1回』が理想です。

IPL脱毛は、毛周期の中でも成長期の毛にのみ効果を発揮します。成長期以外の周期の毛に施術を実施しても、思うような効果は得られません。

そのため、基本的には1カ月半~2カ月のペースで通っていただきます。脱毛効果を考えると等間隔で通っていただくことがベストですが、施術後の経過やお客様のペースと相談しながらスケジュールを決めるとよいでしょう。

脱毛回数の目安

IPL脱毛の場合は、部位によっても異なりますが、『5~6回目』から毛が薄く・細くなったことを実感していただけるでしょう。

『10~12回目』には自己処理が楽になります。毛を減らすことを目的とするお客様であれば、この時点で脱毛に対する満足感を覚えていただけるでしょう。

『18~20回目』になると自己処理が不要になります。ツルツルとした肌が手に入るため、この時点で脱毛を卒業されるお客様が多いです。

脱毛期間の目安

脱毛の施術が完了するまでの期間は、一般的に『2年~3年』が目安です。

ただし、お客様の毛質・毛量・脱毛部位・希望する完成形により、期間は前後することも合わせて覚えておきましょう。

例えば毛の量・濃さを減らすことが目的であれば脱毛回数は少なくなります。仮に6回コースであれば、1カ月半~2カ月に1回に通っていただいたとして、約1年で脱毛か完了する計算です。

反対にツルツル肌を目指すのであれば、18回以上は通っていただく必要があるため、2~3年程度はかかるでしょう。

あらかじめお客様と「どのような脱毛を目指したいのか」を話しておくと、脱毛にかかる期間に納得していただきやすいです。

IPL脱毛は光脱毛の中でも痛みはやや強い

IPL脱毛は光脱毛の中でも『痛みを感じやすい脱毛方法』です。

痛みを感じる理由は、肌に光を照射した際に光が熱エネルギーとなってメラニン色素に伝わり、毛根や皮膚周辺に刺激となって伝わるからです。

そのため、『メラニン色素の多い部位や毛が密集している部位』ほど痛みを感じやすいでしょう。

光脱毛の中でも照射する熱も高くなるため、照射時に輪ゴムで弾かれたような瞬間的な痛みを生じます。

また、脚のすねや膝、手首など『脂肪がなく皮膚の薄い部位』は、骨に響くような痛みを生じることがあります。

IPL脱毛痛みは冷却することで軽減することが可能です。通常IPL脱毛では冷却機能が搭載されていたり、冷風を当てるなどして痛みを軽減する処置をしています。

肌表面が冷却されることで皮膚感覚を麻痺させ、痛みを和らげる効果があります。

それでも施術中に痛みを感じる場合は出力を下げることもあります。しかし出力を下げると照射時の刺激は減らせますが、脱毛効果が下がるというデメリットが考えられます。

そのため、IPL脱毛で痛みを軽減するためには、脱毛機選びの際の冷却機能がポイントとなります。

IPL脱毛を利用する際の注意点

  • 日焼けしない
  • 毛を抜く自己処理をしない
  • 乾燥させない

IPL脱毛はお肌の状態や自己処理の方法によって、施術が受けられない場合があるため注意が必要です。

IPL脱毛はメラニン色素に反応するため、『日焼けをしている肌』はメラニンが多くヤケドをするリスクがあるため脱毛できません。

脱毛後の日焼けも肌トラブルを起こすリスクがあるため、脱毛前後2週間は日焼け止めをしっかり塗って紫外線対策が必須です。

毛抜きやワックス脱毛などの『毛を抜く自己処理』をしてしまうと、光を照射しても脱毛効果が得られないため、脱毛が無駄になってしまいます。

そのため、脱毛期間中はシェービングするようにして、毛を抜く処理は控えることです。

脱毛は熱を与えるため肌の水分が蒸発して乾燥しやすくなっています。また、乾燥している肌は刺激を受けやすいため痛みを感じやすくなっているので、脱毛期間中の保湿は大切です。

脱毛前後は肌を乾燥させないようにし、保湿を徹底するような注意喚起が必要となります。

おススメのIPL脱毛機

ルネッサンスGT-R

『ルネッサンスGT-R』は、ルネッサンスシリーズで標準タイプの脱毛機です。資材の調達から製造、メンテナンスまで国内で一貫して行っています。

『高速スライド(連射)を実現』していることがポイントです。肌の上を撫でるように照射可能で、施術者の負担を軽減し、施術スピードの短縮することができます。

また、脱毛に加えてボディケア・バストケア・ヒップアップなどのメニューを搭載していることも魅力です。幅広いニーズに応えられるため、集客率アップに貢献できるといえます。

ルネッサンスGT-Rの詳細はこちら

ルネッサンスsmartUOMO

『ルネッサンスsmartUOMO』は、メンズ脱毛に特化した『メンズ専用機能を搭載した脱毛機』です。

男性の太く・濃い毛に対応できるように開発されています。痛みを軽減する工夫もされており、「脱毛はしたいけれど痛みは気になる」という男性のお客様の悩みを解決してくれるでしょう。

また、黒を基調としたスタイリッシュなボディは、男性が居心地よく感じるサロン空間にマッチします。サイズも卓上に置けるコンパクトタイプなので、新たにメンズ専用ルームを用意する場合でも設置場所に困りません。

ルネッサンスsmartUOMOの詳細はこちら

 まとめ

IPL脱毛は、メラニン量の多い毛に対して効果を発揮しやすく、ワキ・VIO・ヒゲのような毛の脱毛に最適です。

また、産毛や背中の毛のような細い毛の場合は、パルスや出力を調整することで、しっかり施術することができます。

業務用脱毛機の選び方に悩んだときは、まずは基本的な脱毛方式であるIPL脱毛機を検討することをおすすめします。

このコラムの執筆者

$post->fields['author_name']
株式会社コンフォートジャパン コラム編集担当
株式会社コンフォートジャパン コラム編集担当
コンフォートジャパンのコラム編集担当です。
美容業界で長く美容機器メーカーとして存続しているコンフォートジャパンが、皆様のお声に応えるべく、脱毛関連はもちろんのこと、サロン運営に役立つ情報を発信していきます。