バルジ領域とは?脱毛の効果や仕組みについて徹底解説

バルジ領域とは?脱毛の効果や仕組みについて徹底解説

脱毛について調べていて『バルジ領域』という言葉を見かけたことがある方は多いのではないでしょうか?「どういう意味か分からない」「詳しく知りたい」という人に向けて、バルジ領域の基礎知識や扱う脱毛方式について紹介します。

バルジ領域とは?

まずは『バルジ領域』とは何か、どのような脱毛に関係しているのかなど基本的な知識をチェックしておきましょう。

バルジ領域とは?

バルジ領域は、発毛分野の研究の一環で200年~2001年に発見された幹細胞の一種です。

バルジ領域には、毛のもとになる細胞を増やす『毛包細胞』・毛の色素に関係する細胞を増やす『色素幹細胞』の2種類の細胞が存在します。

研究の結果、この二つの細胞が働くことで、毛が生成されていることが分かったそうです。

つまり、バルジ領域は、毛の生成の指令を出す『指令本部』のような場所をイメージしていただくと分かりやすいかもしれません。

毛周期について

毛が生え変わるサイクルを『毛周期』といいます。毛が伸びる『成長期』・毛が抜けやすくなる『退行期』・毛が抜ける『休止期』の3段階あります。

毛周期は部位や個人により差が発生するものです。例えば毛髪であれば約4~6年かかりますが、ワキ毛は約2カ月程度で新しい毛が生えてくるといわれています。

加えて見た目で周期を見分ける方法はないため、おおよその見極めしかできないのが現状です。

基本的に光脱毛では、成長期の毛に対してアプローチを行います。それ以外の時期の毛に光を照射しても、思うような脱毛効果は得られないといわれているのです。

バルジ領域は脱毛において重要

従来の脱毛方式では、毛を作る組織は『毛根』にあると考えられていました。毛根にアプローチすることで毛の生成を抑制し、脱毛効果が得られると考えられていたのです。

しかし、近年の研究の結果、毛の生成に関わる組織はバルジ領域にあることが分かりました。

そのため、バルジ領域にアプローチすることが、脱毛において重要であると考えられています。

バルジ領域にアプローチする脱毛(SHR脱毛)の仕組みと特徴

バルジ領域に熱を当てる脱毛方法は『SHR脱毛(スーパー・ヘアー・リムーバル)』といいます。ここではSHR脱毛の仕組みと特徴について見ていきましょう。

SHR脱毛の特徴

SHR脱毛は、毛根ではなくバルジ領域に光を照射する脱毛方式です。熱を蓄積させるようにして脱毛処理を行うため、別名『蓄熱式脱毛』とも呼ばれています。

成長期の毛にアプローチする方法ではないため、毛周期に影響を受けません。そのためほかの脱毛方式と比べると、脱毛完了までの期間が短いことが特徴の一つです。

なお、SHR脱毛を含む全ての光脱毛は『減毛・抑毛』を目指しています。完全に毛を無くす『永久脱毛』効果は謳えないことは、基本的な知識として覚えておきましょう。

SHR脱毛の仕組み

SHR脱毛では、毛全体を包み込む『毛包』という部分に弱い光を照射します。温度にして約60~70℃の熱を与えることで、毛包の中にあるバルジ領域にアプローチするのです。

バルジ領域の働きが弱くなると、比例するように毛を作りだす働きも弱くなるといわれています。

これによりムダ毛が生えにくくなり、徐々に毛が薄く・少なくなるのがSHR脱毛の仕組みです。

バルジ領域の脱毛効果は?

バルジ領域にアプローチするSHR脱毛では、どのくらいの期間・回数で効果を実感できるのでしょうか?詳しく見ていきましょう。

行く回数が増える事で実感するSHR脱毛

SHR脱毛は『効果を実感するまでに時間がかかる』傾向があります。

従来の脱毛方式の場合は、今生えている毛にアプローチするため、施術後に毛が減る・薄くなるといった効果を実感しやすいです。

一方、SHR脱毛の場合は、これから生える毛にアプローチするため、「すぐに毛が抜けた」「薄くなった気がする」というような即時性はありません。

効果を実感するまでの期間・回数の目安は、以下の通りです。

  • 効果を実感できるようになるのは『5回目以降』
  • 自己処理が楽になるのは『9~12回』
  • ツルツル肌になるのは『12~18回以上』

そのため、SHR脱毛は行く回数を重ねるほどに脱毛効果を実感できる脱毛方式といえるでしょう。

SHR脱毛のメリット・デメリットとされていること

続いてはSHR脱毛のメリット・デメリットとされていることを見ていきましょう。

SHR脱毛のメリットとされていること

SHR脱毛のメリットとされていることは、まず『痛みが少ない』ことです。チカチカと点滅させながら光を照射するため、施術中はぼわっと肌が暖かくなる程度といわれています。

『毛周期に関わらずに脱毛を行える』こともメリットとされているポイントです。従来は2カ月に1度のペースで脱毛を行う必要がありますが、SHR脱毛であれば2週間~1カ月に1度のペースで脱毛できるといわれています。

また、従来の脱毛方式では難しいといわれている日焼け肌・産毛・金髪・ホクロがある部分が脱毛できることもメリットとされています。

SHR脱毛のデメリットとされていること

一方、SHR脱毛のデメリットとされていることは、痛みがない代わりに『脱毛効果が控え目』であることです。

ワキ・VIO・男性のヒゲのような太く・濃い毛の脱毛の場合は、脱毛回数・通う期間が増えてしまう可能性があるでしょう。

また、効果を実感するまでに時間がかかることから、お客様に「効果がない脱毛」と思われる恐れがあることもデメリットといえるでしょう。

一般的にお客様は、お金を払って脱毛に通う以上、すぐに効果を実感したいと感じているものです。そのため、効果を実感するまでに時間がかかることで、ほかのサロンに通うことを検討されてしまうかもしれません。

SHR脱毛とIPL脱毛の違い

光脱毛には『IPL脱毛』と呼ばれる脱毛方式もあります。SHR脱毛とはどのような違いがあるのか具体的に見ていきましょう。

IPL脱毛とは

IPL脱毛は『インテンス・パルス・ライト』と呼ばれる脱毛方式です。

1988年に日本に導入されて以降、多くのエステサロンや医療クリニックの医療脱毛で取り入れられています。

広域帯の光を照射することで脱毛処理を行うため、背中やお腹のような広い部位の脱毛をスムーズに行えることが特徴です。

また、今生えている毛にアプローチする脱毛方式であることから、施術後からすぐに毛がポロポロと抜け落ち始めます。SHR脱毛と比べると、早く脱毛効果を実感していただけるでしょう。

IPL脱毛の基本的な仕組み

IPL脱毛では『毛根(メラニン色素)』に光を照射することで、減毛・抑毛効果を狙う仕組みです。

具体的には光の『黒い色素に吸収される性質』を利用し、熱エネルギーを『毛乳頭(毛の生成に関わる組織)』に伝えることで脱毛処理を行います。

IPL脱毛の場合、毛が毛乳頭と結合している『成長期の毛』にしか反応せず、黒い色素を持たない肌・組織に影響する心配もありません。

黒い色素が多い太い・濃い毛に対して効果的です。ワキ・VIO・ヒゲの脱毛には、IPL脱毛の方が適しているといえるでしょう。

SHR脱毛とレーザー脱毛の違い

レーザー脱毛は、医者・看護師など国家資格を持つ人のみが扱える脱毛方式です。医療行為に該当するため、エステサロンでは扱えません。

レーザー脱毛は、IPL脱毛と同じくメラニン色素をターゲットにしています。出力パワーが高く、完全に毛が抜ける永久脱毛効果が得られることが大きな特徴です。

そんなレーザー脱毛とSHR脱毛の違いは『照射する光の波長』にあります。SHR脱毛は複数の波長を含んだ光を広範囲に照射するのに対し、レーザー脱毛は単一の波長で集中的に光を照射しているのです。

そのため、レーザー脱毛の方が脱毛効果が高くなり、それに伴うように施術時に感じる痛み・熱さも強くなる傾向があります。

おススメのIPL脱毛機

Renaissance ルネッサンスGT-R

『ルネッサンスGT-R』は、ルネッサンスシリーズの最新脱毛機です。資材の調達から製造、メンテナンスまで国内で一貫して行っています。

『高速スライド(連射)を実現』していることがポイントです。肌の上を撫でるように照射可能で、施術者の負担を軽減し、施術スピードの短縮することができます。

また、脱毛に加えてボディケア・バストケア・ヒップアップなどのメニューを搭載していることも魅力です。幅広いニーズに応えられるため、集客率アップに貢献できるといえます。

  • 商品名:Renaissance ルネッサンスGT-R
  • 公式サイト:商品ページ

Renaissance ルネッサンスUOMO

『ルネッサンスUOMO』は、メンズ脱毛に特化した『メンズ専用機能を搭載した脱毛機』です。

男性の太く・濃い毛に対応できるように開発されています。痛みを軽減する工夫もされており、「脱毛はしたいけれど痛みは気になる」という男性のお客様の悩みを解決してくれるでしょう。

また、黒を基調としたスタイリッシュなボディは、男性が居心地よく感じるサロン空間にマッチします。サイズも卓上に置けるコンパクトタイプなので、新たにメンズ専用ルームを用意する場合でも設置場所に困りません。

  • 商品名:Renaissance ルネッサンスUOMO
  • 公式サイト:商品ページ

まとめ

SHR脱毛はさまざまな理論が謳われていますが、実はIPL脱毛・レーザー脱毛と同じ『キセノンランプ』と呼ばれる光源を使用しています。

光は人間のように意思を持っていないため、照射する部位を選ぶことはできないはずです。また、同じ光源を使用していれば、施術効果や脱毛周期は同じであると考えられるでしょう。

しかし、IPL脱毛・レーザー脱毛とは違い、脱毛効果や脱毛周期、働きかける部位に違いが生じています。

このことからSHR脱毛は、まだまだ疑問の残る脱毛方式ともいえるでしょう。

このコラムの執筆者

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株式会社コンフォートジャパン コラム編集担当
株式会社コンフォートジャパン コラム編集担当
コンフォートジャパンのコラム編集担当です。
美容業界で長く美容機器メーカーとして存続しているコンフォートジャパンが、皆様のお声に応えるべく、脱毛関連はもちろんのこと、サロン運営に役立つ情報を発信していきます。