個人サロンの本当に正しい業務用脱毛機の選び方! 上場企業はいかにして優れた脱毛機を探すのか?

個人サロンの本当に正しい業務用脱毛機の選び方! 上場企業はいかにして優れた脱毛機を探すのか?

今、脱毛ビジネスが非常に伸びています。

トータルビューティー化を目指す美容サロンがこぞって脱毛メニューを導入していることや、コロナ禍の減収や将来への不安から副業で脱毛サロンを開業する方が増えているためです。

そんな状況の中、一儲けしようと脱毛機の販売を始める会社が増え、業務用脱毛機戦国時代が始まっております。
開業者やサロン経営者からすると、選択肢が増えすぎて何をどう選んでよいのかわからないという声も多く聞こえてきています。

おそらく購入を検討している方はネットで業務用脱毛機を検索し、なんとなく良さそうなメーカーに資料請求し、その中で数社デモをし、購入を決めているのではないでしょうか?果たしてこれで本当に良い脱毛機は選べるのか?

このコラムでは、大手上場企業が脱毛サロンを始める際どういった視点で脱毛機を見定めているのか、個人では調べきれない様々な情報を集め、信頼できる脱毛メーカーに辿り着く探し方を公開します!

・脱毛機を探している
・脱毛サロンを開業したい
・脱毛機の入れ替えを検討している

上記に該当する方は是非ご覧ください。

開業予定者、個人サロンの脱毛機の調べ方

皆さんは業務用脱毛機を探される時にどのように探されますか?
サロン関係者であれば業界誌を見られる方もいらっしゃると思いますが、ほとんどの方がネットやSNSで探されるのではないでしょうか?

ネット検索

Googleもしくはyahoo等で「業務用脱毛機 安い」とか「業務用脱毛機 人気」とかで検索するのではないでしょうか。

「業務用脱毛機」「業務用脱毛器」というワードでの検索数は昨年、一昨年よりも増えていることが下記グラフでわかります。

 

GoogleやYahooには広告枠があり、メーカー各社その広告枠を買ったり、特定のワードで検索をかけた際に広告が表示されるようにしています。

要はお金をかけた分だけ、表示される可能性が高いのです。
また直接的に広告にお金をかけなくてもホームページ改修にお金をかけ、検索で上位表示されるようにしている傾向があります。

最近、低価格の脱毛機が多くなっているかと思います。
低価格脱毛機メーカーはSNSの広告を強化しているように感じます。
価格が安い理由に「無駄な広告費をかけていないから」と謳っておりますが、皆さんが見ているそのバナーが、まさに広告ですから、、、、

問い合わせ・資料請求

ある程度、ネット検索をしたら、その中で良さそうなメーカーや機械をピックアップして、問い合わせや資料請求をされるかと思います。電話の対応が丁寧か、質問した内容にきちんとした回答が返ってくるかなど、人としての対応はここである程度わかるかもしれません。

デモンストレーション

各社の資料やホームページを比較検討し、より細かなことを聞くためにデモンストレーションを行う方が多いかと思います。

上記でいう“細かなこと”は、価格、ランニングコスト、出力、メニューの豊富さ、サポート体制、冷却機能、痛みの少なさ、結果、機械の大きさ、施術時間、集客のしやすさ、安全性、理論、国産かどうか、操作性、メンテナンス、認証取得か否か、、、などあげればキリがないですが、個人の方が特に気にして見ている点は下記3つかと思います。

個人サロンが特に気にして見ているポイント

本体価格

何よりも一番気にされているのは本体価格です。
業務用脱毛機は100~500万とかなり幅があります。

ここ最近100万円台の脱毛機がかなり増えておりますが、それらのほとんどが中国で製造されたマシンであることはご存知でしょうか?

海外の展示会に行けばわかりますが、中国製脱毛機の原価は10~60万で、国内で100万円台で販売している脱毛機は10~30万で売られているものになります。

安さは確かに魅力ではありますが、最低限の作りになっているため故障リスクが非常に高い可能性があります。
また、アフターサポート面に不安があるため、自信を持ってサロンを経営することが難しいのではないでしょうか?

ランニングコスト

いわゆる連射式脱毛機の場合、1ショット0.1円~0.3円等ランニングコストの安さをウリにされているメーカーが多いです。たしかに1発あたりの価格は安いかもしれませんが、出力が弱く、何往復もしないといけないマシンが多いため、実は意外とコストがかかることはご存知でしょうか?

速すぎて皮膚のどこに当たっているのか分からないため施術ムラが起こるリスクも高いと言えます。

脱毛をしに来るお客様に対して満足度の高い施術ができなければ、いくらランニングコストが安くても顧客は離れてしまう可能性があるのではないでしょうか?

その他に見るべき細かいポイントはこちらからご確認ください。

失敗しない業務用脱毛機の選び方。導入前に確認しておきたい基準とは?

広告のしやすさ

「白髪が抜ける!」
「日焼けした肌でもできる!」
「最短6回で脱毛完了!」

など、お客様に響く宣伝文句が謳える脱毛機が良いというオーナー様が増えている印象があります。

たしかに集客はしやすいかもしれないですが、本当に実現できるのでしょうか?また、リスクはないのでしょうか?

美容の範疇で行える脱毛は、クリニック(医業)で行える脱毛とは異なりますクリニックと同じような広告をして良いわけではありません。景品表示法や薬機法など広告の際に注意をしなければいけない法律があるのはもちろんのこと、そもそもこのような広告の裏付け(エビデンス)を提示してくれるメーカーはあるのでしょうか?

以上の3点ももちろん選ぶ上で大事なポイントにはなると思いますが、脱毛サロンを経営する上で、さらにはお客様満足度の高いビジネスを提供する上で、もっと大事なポイントがあるのです。ただ、それは個人ではなかなか気づけない部分でもあります。

ではどういったところが大事なのでしょう?

大手上場企業が見ているポイント

名のある大手企業は取引先の選定に非常にシビアです。自社の信用を落とすような企業とは取引をしません。
大手企業が脱毛機を探す際、どういったところに着目しているのでしょうか?

メーカーの社会的信用性、財務状況

企業の規模、業績推移、取引先、評価、財務状況などは、お取引をする上で何よりも重要な指標です。ですが、ここを見ていない方が非常に多いと感じます。
極端な言い方をすれば、よく知らない相手と結婚するようなものです。

脱毛機メーカーに関わらず、美容業界は非常に若い会社が多く、入れ替わりも多いです。
メーカーがなくなればメンテナンスもできず、高額な脱毛機は瞬時にガラクタになります。

しっかりと見定めるうえでどうすれば良いか?
下記のような信用調査を参考にすることをお勧めします。

・帝国データバンク https://www.tdb.co.jp/index.html

・東京商工リサーチ https://www.tsr-net.co.jp/

どちらも会員制になり、情報取得のために多少の費用はかかりますが、取引先の状況を知らないで取引を行い後々損することを考えれば安いものです。

企業の規模、業績推移、取引先、評価、財務状況、倒産リスクなどあらゆることがわかります。情報開示していない企業があれば信用調査を依頼することも可能です。

企業は情報開示を断ることもできますが、断った時点で何か不都合がある可能性が高いでしょう。

また、わかりやすいところでいうと、メーカーが入居しているビルを見ればその会社の信用力がわかります。
大手デベロッパーや管理会社が所有しているビルの入居審査は非常に厳しいので、入居ができている時点で社会的評価が高い会社と言えるでしょう。

参照サイト:https://jpcpg.co.jp/contents/blog-officeiten-shinsa/

安全性のエビデンス

マシンの安全性試験を実施しているかは重要な指標です。
エステでは医師法に該当しない施術を行う必要があります。違法性のない脱毛施術なのかは最重要ポイントになります。
いくら効果があったとしても法律を侵すような行為は絶対にあってはならない行為です。公正・中立な検査機関で下記のようなテストを行っているかをチェックしましょう。

・電気安全試験
・光測定試験
・皮膚照射試験 など

一般社団法人日本エステティック振興協議会(JEPA)では、「美容ライト脱毛適合審査制度」という制度があり、経済産業省指導の下作成された安全基準を満たしている脱毛機には適合証明書を発行しています。

美容ライト脱毛機適合審査制度:http://esthe-jepa.jp/depilation/

故障時の対応フロー

デモ時に故障の際の話を事細かに聞く人は意外と多くありません。
大手はこのようなところもしっかりとヒアリングしています。

故障対応の専任部署があるか?
おおよその費用と修理期間がどの程度か?
故障時の対応フローがマニュアル化されているか?
部品の保管期間、寿命がどれくらいか?
マシンの不良率は?

など細かく見ています。

故障対応の専任部署がないと、すぐに対応してもらえずサロン運営に支障が出ます。
おおよその修理費用が分からないのは不安です。本体価格は安くても後々高額な請求が来たなんて話もございます。
海外から輸入したマシンの場合、製造メーカーから部品を調達しておかないといずれメンテナンスができなくなる可能性が高くなります。

皮膚トラブル時の対応フロー

トラブルが起きないことが一番ですが、人が扱うもののため設定間違いやカウンセリング不足で皮膚トラブルが起きてしまう可能性もあります。

トラブルは初動が肝心ですので相談や報告をする体制が整っているかは重要なポイントです。こちらも故障時と同じく専任の部署での対応を望まれます。

コンフォートジャパンが目指す未来像

株式会社コンフォートジャパンは長年脱毛機メーカーとして存続し、結果と安全性の両立を実現し確かな実績を作ってまいりました。
これまでの実績が評価され、大手脱毛サロン、大手化粧品会社、大手メーカー様にマシンを販売させていただいております。
お客様がより良いサービスをエンドユーザーに提供するために、弊社がどこを目指して進んでいるのかをお伝え致します。

オンライン講習の充実

これまでオフラインでの講習会を全国で実施してきましたが、コロナ禍によりオンラインでの対応が求められるようになりました。
元々弊社は美容業界の中でもいち早くDX化を進めており、オンラインツールの活用は以前から行っておりました。
サロン運営に関わることをより便利に、より効率よく学んで頂くために講習もオンラインでできるよう整備を進めています。

 アフターサポートの拡充

業務用脱毛機は導入して終わりではなく、そこからがスタートになります。
よくメーカーの売りっぱなしや、購入した途端事前に聞いていたフォローがされない等のトラブルもよく聞きます。

大抵の脱毛メーカーは売るまでのことを説明するかと思いますが、弊社は導入後のことをきちんと考え取り組みをしております。前述のオンライン講習もその一例です。

サロンで使用するカウンセリングツールやカルテ、広告素材など、無料でダウンロードできる環境を整えています。
マシンのことだけではなく集客方法や法律関係まで情報提供を強化しております。

 IoT化

サロンで一番困るのはマシンが故障して使用できなくなることです。

当然施術ができなくなくなりますので、お客様に謝罪し予約を変更してもらうことになります。このリスクを限りなく少なくするために充分な代替機の確保と迅速な配送を心掛けておりますが、そもそも故障する前にマシンのおかしな挙動を発見することができたらどうでしょう?

故障する前に代替機をお届けすることができれば、予約を変更してもらう必要はなくなります。
お車をお持ちの方でしたら最近の車はアプリで車の状態(走行距離、航続可能距離、セキュリティ状況、ヘルスチェックなど)を確認できるかと思います。
それと同じようなことを業務用脱毛機でも可能にしようと開発を進めております。

メンテナンスのみならず、各モードの使用割合や稼働状況を把握することで、メニュー作りや集客にも良い影響を与えることが可能になります。

まとめ

導入してからが本当の始まり

業務用脱毛機選びはどうしてもマシンのスペックや謳い文句に目が行きがちですが、継続してサロンで高品質な脱毛サービスを提供するために最も大事なことは、「取引する企業をしっかりと見定めること」です。

どんなに良さそうなマシンでも会社が潰れてしまってはメンテナンスができないですし、継続してランプ交換をすることもできません。エンドユーザーも簡単に情報が取れる時代になってきています。

サロン様がお取引しているメーカーがどういうメーカーなのか、導入しているマシンがどういうマシンなのか、調べている方も増えてきております。

私たちは、脱毛機を売ることではなく、その後のフォローを充実させ、サロン経営が安定することを目標にしております。
謳い文句に惑わされず、エンドユーザーに高品質なサービスを提供するために、しっかりと見定めていただければと存じます。

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このコラムの執筆者

株式会社コンフォートジャパン コラム編集担当
株式会社コンフォートジャパン コラム編集担当
株式会社コンフォートジャパン コラム編集担当
コンフォートジャパンのコラム編集担当です。
美容業界で長く美容機器メーカーとして存続しているコンフォートジャパンが、皆様のお声に応えるべく、脱毛関連はもちろんのこと、サロン運営に役立つ情報を発信していきます。