未経験でもできる脱毛サロン開業を徹底解説|開業までの流れと失敗しない方法
脱毛サロンの開業には資格は必要ありません。ですが持っておいたほうが良い資格や知識・スキルがあります。
本記事では、脱毛サロンが注目されている理由、脱毛サロン開業の基礎知識から失敗しないためのポイントなども解説していますので、脱毛サロン開業を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
脱毛サロン開業が注目される理由
脱毛サロン開業が注目される理由は、以下のとおりです。
・市場が拡大している
・未経験でも開業のハードルが低い
近年、女性だけでなく男性・そして子供も脱毛サロンに通う時代で脱毛ニーズが広がっています。脱毛サロンの市場は、近年拡大傾向にあり今後も需要が伸びると予想されています。
脱毛サロンを開業するためには、美容師免許や看護師免許などの国家資格は必要ないため、起業を目指す人にとって魅力的な業界といえます。
市場は拡大している
脱毛サロンの利用者は、近年急増しています。女性の脱毛は既に一般化しており、大手脱毛サロンの調査によると、20歳以上の女性の65%が脱毛経験があると答えています。
さらに、男性や子どもの脱毛も増えている状況です。男性は、清潔感を気にしてヒゲ脱毛や全身の脱毛を行う人が増加しており、子どもは体育や水泳の時間にムダ毛が生えていることを気にする子どもも多く、保護者が子どもに脱毛をさせるケースが増えています。
このように、近年は年齢や性別に関係なく脱毛ニーズが広がっており、脱毛は美容や衛生の一環として受け入れられています。
未経験でも開業のハードルが低い
脱毛サロンの開業は、未経験でも比較的簡単に行うことができるため、参入ハードルが低いビジネスとして注目されています。
自宅の空いた一室で開業することができ、脱毛機やベッドなどの最低限の備品と物件があれば、特別な資格も不要で比較的簡単に開業することができます。
ですが参入ハードルが低い分、競合も多いため、成功するためには差別化を図ることが重要です。
また脱毛は肌に直接施術を行うため、脱毛機の操作や脱毛に関する正確な知識を身につけることも大切です。
これらのポイントを押さえて、脱毛サロン開業に向けて準備を進めましょう。
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脱毛サロン開業についての基礎知識
脱毛サロン開業を検討している方向けに、開業に関する基礎知識について解説します。
・無資格や未経験でもできる
・役立つ資格やスキル
・サロンオーナーの年収は
・開業する際のリスク
ひとつずつ詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。
脱毛サロン開業は無資格や未経験でもできる
脱毛サロンの開業は無資格・未経験でも可能です。
国家資格が必須の美容室やマツエクサロンとは違い、必ず取得しなければならない資格というものがありません。
施術は高機能な業務用脱毛機を使用して行うため、脱毛サロンでの勤務経験がなくても、マシンの使い方さえ身につければ初心者でも施術ができます。
ただし、お客様目線で考えると「無資格・未経験のスタッフ」と聞くと、安全な施術を受けられるのか不安になってしまう方もいます。
お客様に安心して利用していただくためには、民間資格を取得したりスキルを身につけたりする必要があります。
脱毛サロン開業に役立つ資格やスキル
脱毛サロンの開業に必須の国家資格はないと解説しましたが、脱毛技術に関する民間資格はあります。
必須の資格ではありませんが、取得しておくことでお客様からの信頼を得ることが可能です。
以下に脱毛技術に関する民間資格をまとめました。
・認定トータルエステティックアドバイザー(日本エステティック協会)
・認定脱毛士(日本脱毛安全普及協会)
・認定美容電気脱毛エステティシャン(一般社団法人 日本美容電気脱毛協会)
・認定電気脱毛士(米国電気脱毛協会)
民間資格にはさまざまな種類がありますが、数時間の講義を受講するだけで取得できるものもあれば、実務経験が必要な資格もあります。
資格を取得するためには一定の知識と技術が必要になるため、自分のスキルアップのためにも資格を取得するのがおすすめです。
サロンオーナーの年収は?儲かるって本当?
脱毛サロン開業者の年収は200万円〜1,000万円以上と言われており、オーナーの経営能力やサロンの規模によって大きく異なるのが特徴です。
正社員として脱毛サロンで働いている人の年収は370万円程度とされていますが、サロン開業時は雇われている社員より収入が下がることもあります。
集客ノウハウやリピーター率・顧客の満足度を上げていくことで1,000万円以上の収入を目指すことは可能です。
未経験者であっても経営の知識を学び集客を増やせれば、儲けられる可能性はあります。
脱毛サロンを開業するリスクとは
脱毛サロンは「無資格・未経験でも開業できる」「開業資金が少ない」といった理由からハードルが低いと考える人もいますが、リスクがあることも理解しておかなければなりません。
脱毛はお客様の肌に直接触れながら施術を行うため、間違った施術をしてしまうと火傷や炎症などのトラブルが発生し、お客様に不快感を与えてしまう可能性があります。
施術時にお預かりしたお客様の私物を紛失したり破損したりすることでトラブルに繋がることもあるでしょう。
トラブルが大きく発展してしまうと、損害賠償請求などに繋がる可能性もあるため、施術やお客様とのやりとりには十分注意しなければなりません。
お客様は数万〜数十万円の費用を支払い、サロンを信頼した状態で来店します。
「高額な料金を支払ったのに!」と不満を与えてしまわないよう、サロンオーナーはもちろん、スタッフ全員にミスがないよう注意することが大切です。
脱毛サロン開業に向けた技術取得のポイント
無資格・未経験でも開業できる脱毛サロンですが、知識ゼロで始めるのは不可能です。
最低限の知識やスキル、経営ノウハウなどを身につけるためには、講座を受講したり学校に通ったりする必要があります。
具体的な知識・技術取得方法は以下の通りです。
・セミナーやカリキュラムを受講する
・専門学校に通う
・脱毛サロンで実際に働く
今後脱毛サロン開業を目指しているものの、何から始めたらいいか分からないと悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。
セミナーやカリキュラムはプロの技術を学べる
民間資格を認定している機関主催のセミナーやカリキュラムに参加すると、実際にプロの技術を学ぶことが可能です。
セミナーやカリキュラムの講師はサロン経営者や現役のエステティシャンである場合が多く、受講することでプロの技術を学ぶことができます。
受講後にテストを受けたり、一定時間以上参加したあと筆記テストや実技テストを行ったりすることで資格を取得できるセミナー・カリキュラムもあります。
プロの技術を学べるだけでなく民間資格も取得できるセミナーやカリキュラムであれば、自分のスキルアップができお客様への証明書を得ることができます。
専門学校でしっかり勉強する
美容系の専門学校で勉強して資格を取るのもひとつの方法です。
脱毛やエステの勉強は独学でもできますが、間違った情報や古い情報を覚えてしまう可能性があります。
一方、美容専門学校であれば正しい情報であることはもちろん、最新の情報を学ぶことができ、脱毛以外の美容知識も身につけることが可能です。
学校で一緒に学ぶ仲間ができたり、卒業後のサポートをしてくれたりする点も魅力といえます。ですが専門学校に通うためには時間もお金も必要なため、働きながら通学するのは難しいでしょう。
専門学校によっては通信教育や夜間授業を専門にしているところもあるので、働きながら通学したい方はぜひチェックしてみてください。
脱毛サロンで実際に働いて技術を身につける
未経験での開業に不安がある方は、実際に脱毛サロンで働いてみるのもおすすめです。
実際にサロンで実務経験を積むと、脱毛機器の使い方・接客方法・トラブル時の対処法など、リアルに必要な技術や知識を身につけられます。
民間資格のなかには実務経験が条件になっているものもあるため、一度サロン勤務を経験していると取得できる資格の範囲も広がるでしょう。
実際にサロンで働いてみるとエステ業界との相性も判断できるので、美容業界経験がない方は一度サロン勤務を経験してみるのがおすすめです。
脱毛サロン開業に必要な準備
脱毛サロンを開業する為には、下記の準備が必要になります。
・資金
・業務用脱毛機
・サロン内備品
・物件
・施術メニューの準備
・開業届の準備
・集客媒体の準備
脱毛サロンは、女性の美容意識の高まりや男性の脱毛需要の拡大などにより、近年急成長している業界です。準備をしっかりと行うことで脱毛サロンの開業に成功しやすくなります。
資金
脱毛サロンを開業・運営するには、業務用脱毛機や内装品・消耗品や家賃や人件費等さまざまな費用がかかります。
これらの費用を合計すると脱毛サロンの開業には、約200万円~300万円程度の資金が必要です。
自己資金が足りない場合は、融資を受けることができます。融資を受けるには、事業計画書や収支計画書などを作成して、金融機関に提出する必要があります。
また、助成金や補助金、クラウドファンディングを利用することもできます。脱毛サロンを開業する際には、これらの費用をしっかりと計算した上で、計画的に準備を進めることが大切です。
業務用脱毛機
脱毛サロンを開業する際には、業務用脱毛機の選び方がとても重要です。業務用脱毛機の性能は、脱毛サロンの評判に大きく影響します。
脱毛効果が高い脱毛機であれば施術回数を少なく抑えることができるため、効果の出る脱毛サロンとして顧客満足度を高められます。
また、業務用脱毛機にはさまざまな価格帯や機能があります。価格が異なると機能や品質にも大きな違いが出てくるので、脱毛機を選ぶ際には実際に製品を試してみることが非常に重要です。
多くの業務用脱毛機メーカーは、無料の出張デモ体験や脱毛機の研修会を提供しており、これらを利用して、自分のサロンに最適な脱毛機を選ぶ参考にしましょう。
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サロン内備品
脱毛サロンを開業するには、サロン内備品の準備も必要です。サロン内備品には、施術に必要なものやお客様の待ち時間に提供するものなどがあります。
備品の種類は数えるとキリがないほどたくさんあるので、必要なものをリストアップして、漏れなく準備します。
サロン内備品は、脱毛サロンの雰囲気や品質を左右する重要な要素です。自社のターゲット層やイメージに合ったサロン内備品を選びましょう。
備品は、サロンの経営にかかるコストの一部となるため予算に合ったものを選ぶことが大切です。
またサロン内備品は、衛生面にも注意が必要です。定期的に清掃や消毒を行い、清潔な環境を保ちましょう。
物件
サロンの物件選びは、開業するサロンのコンセプトと、ターゲットとなる顧客層を考慮した上で、お店を開く場所を決めることが大切です。
開業するサロンのコンセプトと、ターゲットとなる顧客層を明確にしましょう。コンセプトによって、集客したい顧客層や、お店の雰囲気、必要なスペースなどが異なります。
さらに、立地は集客力と密接に関わってくるため、自宅の一室をサロンとして開業する場合も、立地選びは慎重に行いましょう。
例えば、主婦層をターゲットとするなら駅近の住宅街やスーパーやコンビニ近く、OL層をターゲットとするなら駅近のオフィス街やショッピングモール近くがおすすめです。
施術メニューの準備
施術メニューの準備は、サロン経営において重要なポイントです。顧客に満足してもらえる施術メニューを用意することで、リピーターの獲得や口コミによる集客につながります。
また他店との差別化が図れるメニューを用意することで、集客力アップにつながります。
例えば、独自の技術を使った施術や、オリジナルの化粧品を使ったメニュー、オーガニック素材を使ったメニューや、癒しを重視したメニューなど。サロンのコンセプトに沿ったメニューを用意するのもおすすめです。
顧客のニーズや悩みを把握し、それに応えるメニューを用意することでより効果的な差別化を図ることができます。
開業届の準備
サロン開業後、1ヶ月以内に開業届を税務署に提出しましょう。開業届は、所得税法上、事業を開始した日から1ヶ月以内に提出しなければいけないと定められています。
開業届を提出した後には、青色申告承認申請書を提出することで、青色申告による所得税の申告・納税が可能です。
開業届の提出は、e-Taxで提出することができます。開業届を提出することで、サロン経営をスムーズに行うことができるので、開業届の提出を忘れないようにしてください。
開業届の提出方法について不安な場合は、国税庁の公式ホームページを参考にしてみましょう。
集客媒体の準備
集客媒体を準備することで、サロンの魅力を多くの人に知ってもらうことができるうえ、開業後すぐに顧客を獲得することもできます。
媒体にはそれぞれ特徴があります。例えばSNSの場合、手軽に情報発信ができるため、サロンの開業前でも始めることができます。
ターゲット層に合わせた発信をすることで、効果的に集客することができます。
ある程度のまとまった費用を準備できるのであれば、ホットペッパービューティーなどのポータルサイトにサロンの情報を掲載しましょう。
GoogleやYahooなどのWeb広告媒体は、ターゲット層や予算に合わせて、効果的な広告を配信することも可能です。
脱毛サロン開業までの流れ
ここからは脱毛サロン開業までの流れを解説します。
・サロンのコンセプトやターゲットを決める
・事業計画を立てる
・店舗物件を探す
・内装や外装を決める
・業務用脱毛機を購入する
・プランと価格設定をする
・集客方法や販促方法を決める
・備品や消耗品を揃える
・開業届を提出する
開業の際、最初に行うのはサロンのコンセプトやターゲット決めです。「どのようなお客様向けのサロンにしたいのか」「どの年代層をターゲットにするのか」などを明確にすることで事業計画も立てやすくなります。
次にコンセプトやターゲットに合った店舗物件を探します。お客様が来店しやすい店舗物件を探し、内装や外装もお客様に合ったデザインを想定し決めることが重要です。
店舗の大枠が決定したら実際に使用する業務用脱毛機を選びます。
脱毛機はお客様の満足度やリピート来店の有無に大きく影響するので、費用・効果・照射回数などを比較してベストな機器を選ぶことが大切です。
メニュー内容の決定や価格設定、集客方法や販促方法を決め必要な備品や消耗品を揃えて開業準備をします。
開業の準備が整ったら開業届を提出して事業を開始します。
上記はあくまでも大まかな流れで、人によって工程が前後したり他の作業が追加になったりする場合もあります。開業の流れが分からないとう方は参考にしてください。
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脱毛サロンの開業資金はいくら必要?
脱毛サロン開業に必要な資金は300万円〜700万円程度です。開業資金と運営資金の大まかな目安を以下にまとめてみました。
開業資金 | 業務用脱毛機:150万〜400万円 備品(ベッド・消耗品など):50万円〜 |
運営資金 | 家賃・固定費・人件費・消耗品費・広告費 |
脱毛サロン開業は、美容室やマツエクサロン・飲食店などと比べて開業資金が少ないといわれています。
ただし、業務用脱毛機や施術用ベッド・消耗品などを合わせると最低でも300万円程度、場合によっては700万円程度の費用が必要です。
開業したあとも家賃・固定費・広告費などの費用がかかるということを把握しておかなければなりません。
脱毛サロンの開業で失敗する原因と失敗しないための方法
脱毛サロンは他の業種に比べて資格取得の義務がなく、初期費用を抑えて比較的容易に開業できるため、新規参入者が増えています。
しかし事業を始めやすい一方で、収益を上げられずに廃業の危険性も高まります。
脱毛サロンの開業で失敗する原因は「コンセプトやターゲットを明確にできていない」「経営の知識がない」などさまざま。
脱毛サロンは、多くの競合他社が存在するため集客がキモといえます。集客の仕組みができていないとお客様を獲得することができません。
さらに脱毛機の選定も慎重に行う必要があり、品質や性能に優れた機器を選ばないと顧客のリピート来店を促すことができません。
それでは、脱毛サロンの開業で失敗しないための具体的な方法について見ていきましょう。
脱毛の知識や技術を学ぶ
脱毛サロンは、無資格・未経験でも開業することができます。しかし、最低限の脱毛の知識や技術を学ぶことは必要不可欠です。
脱毛の知識や技術が身についていなければ、以下の問題が発生する可能性があります。
・安全な施術ができない
・お客様一人ひとりに合ったプランの提案ができない
・肌トラブルを引き起こす可能性がある
開業前にセミナーやカリキュラムを受講して知識を学んだり、実際にサロン勤務をして必要な技術を身につけたりすることで、これらの問題を防ぐことができます。
また、使用する脱毛機によって脱毛方式や施術できる肌質・毛質が異なるため、脱毛機購入時に脱毛機の会社が開催する講習などを受講することが大切です。
脱毛メーカーに開業サポートが含まれる場合があるので活用すると良いでしょう。
コンセプトやターゲットを明確にする
脱毛サロン開業時は、サロンのコンセプトやターゲットを明確にしておくことが大切です。
コンセプトやターゲットが明確になっていないと、以下の問題が発生する可能性があります。
・ターゲットに響かないサービスや価格設定になってしまう
・競合他社との差別化が図れない
・集客がうまくいかず、経営が立ち行かなくなる
脱毛サロン経営において、コンセプトやターゲットは経営の基本です。コンセプトやターゲット層・店舗の立地にあった集客方法を選定し新規顧客を集客できれば、未経験であっても脱毛サロンの成功は可能です。
脱毛サロンは、顧客のニーズを把握しそれに応えるサービスを提供することで、リピート率の向上につながります。
サロンのコンセプトやターゲットは今後の経営に重要なポイントです。
店舗の立地選びは慎重に行う
脱毛サロンの立地選びは集客に大きく影響します。20代・30代の女性をターゲットにしたサロンであれば、ファッションビル内や美容クリニックが集結したビルを選んだ方がお客様が通いやすいでしょう。
一方、働く男性がターゲットの場合は、オフィスビルが立ち並ぶ土地や駅近立地でアクセスしやすい店舗を選んだ方がいいかもしれません。
また地方や郊外の場合、近隣に駐車場があるかどうかなども物件を選ぶ上で確認したいポイントです。
コンセプトとターゲットに合った土地を選び、予算内で借りられる物件を選ぶことが必要です。
操作性や機能性を重視して業務用脱毛機を選ぶ
業務用脱毛機の選定は、サロンの売上に大きく影響する重要なポイントです。
脱毛機は、脱毛サロンの経営に欠かせない設備です。自分のサロンに必要な機能を備え、施術が快適で効果を実感できる脱毛機を選ぶことで、リピート率の向上につながります。
脱毛サロンを開業後は、さまざまな肌質や毛質のお客様が来店します。そのため幅広い肌質や毛質に対応できる脱毛機を選ぶことも大切です。
脱毛機のトラブルや故障が発生した場合に備えて、アフターサポートが充実している脱毛機を選ぶようにしましょう。
操作性や機能性のほか・価格・アフターサポートなどにも考慮して、最適な業務用脱毛機を選ぶことが重要です。
クロージングを強化する
脱毛サロンを成功させるためにはクロージングを強化することも大切です。サロン業界のクロージングとは「契約を結ぶこと」を指します。
脱毛サロンの場合、カウンセリングでお客様の希望をヒアリングしサロンではどのようなことができるのか、通うとどのようなメリットを得られるのかしっかり説明した上で契約してもらうことが大切です。
強引に勧誘したり無理に契約させたりするのは、お客様の信頼がなくなり、トラブルに発展するリスクもあるので控えるようにします。
契約後も常に肌状態や減毛状況をチェックするなど、お客様が通い続けられるように工夫し、安定的な売上に繋げることが大切です。
経営者マインドを身につける
経営者マインドを身につけることも、脱毛サロン開業を成功させるためのポイントとい
えます。脱毛サロンのオーナーは、脱毛の知識や技術だけでなく経営者としての知識を身につけることも重要です。
人を雇うためにはどのような手続きが必要なのか、何にお金を投資すれば売上アップを目指せるのかなど、経営に関する知識がなければ事業を成功させることはできません。
フランチャイズに加入する
未経験で脱毛サロンを開業する場合、サロン経営がうまくいくか不安を感じる方も多いでしょう。
そのような場合はフランチャイズに加入するのもひとつの方法です。フランチャイズの加入とは、フランチャイズ本部と契約し加盟店としてサロンを開業することをいいます。
開業時に必要なノウハウを提供してもらえるだけでなく、開業後もさまざまなサポートを受けられるため、未経験の方でも安心してサロン運営が可能です。
ただし「個人経営と比べて初期費用がかかる」「毎月の支払いが発生する」などのデメリットもあるため、よく検討した上で利用する必要があります。
トラブルを想定して保険に入っておく
脱毛サロンはお客様の肌に直接施術を行うため、やけどや炎症などのトラブルが発生するリスクがあります。
またお客様からお預かりした物品の破損・紛失、サロン内での事故などさまざまなトラブルが想定されるため、保険に入っておくのがおすすめです。
サロン内でのトラブルはどれだけ注意していても発生してしまう可能性があるため、事前に保険に加入していると安心できます。
集客方法を決める
脱毛サロン経営の成功には、適切な集客方法を選ぶことが不可欠です。
集客が行われなければ脱毛サロンは認知されず、来店につながりません。脱毛サロンに適した主要な集客方法は以下の通りです。
・ホームページ
・SNS(Twitter、Instagram、Facebookなど)
・Web広告
・ポータルサイト・クーポンサイト
・チラシ・フリーペーパー
・店頭の看板
・顧客からの口コミや紹介
集客方法を選ぶ際には、ターゲットに訴求できるかどうかをしっかりと検討しましょう。ターゲットに合わない集客方法では、効果が期待できません。
例えば、20代~30代の女性がターゲットであればSNSや口コミを活用した集客方法です。
全身脱毛を希望している人がターゲットであればインターネット広告やチラシ・ポスターの配布が効果的になります。ターゲットに訴求できる集客方法を検討し、効果的な集客を実現しましょう。
未経験でも可能な脱毛サロン開業:まとめ
今回は脱毛サロンが注目されている理由、脱毛サロン開業の基礎知識から失敗しないためのポイントなどを解説しました。
脱毛サロンは、近年注目を集めている業種です。無資格・未経験の方でも開業は可能ですが、競合も多いため成功するためにはしっかりとした準備が必要です。
また、サロンを開業する上で身につけておいた方がいいスキルや知識もあるので、まずはセミナーやカリキュラムを受講し、脱毛サロンを成功させるための準備をしてみてください。
今回解説したポイントを参考に、脱毛サロンの開業を成功させましょう。