コスパのいい業務脱毛機を選ぶためには?アフターフォローも要チェック
脱毛サロンの開業にあたり「コスパのよい業務用脱毛機がほしい」と考えている方も多いのではないでしょうか?今回はコスパのよい脱毛機を選ぶ四つのポイントについて解説します。また、アフターフォローの重要性についてもチェックしましょう。
業務用脱毛機を選ぶとき、まずは脱毛方式をチェック!
エステサロンが扱う業務用脱毛機は、特殊な光を照射する『光脱毛(フラッシュ脱毛)』により脱毛処理を行います。
光脱毛は、大きく分けて『THR脱毛』『IPL脱毛』『SHR脱毛』の3種類の脱毛方式があります。それぞれの特徴をチェックしましょう。
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IPL脱毛
IPL脱毛は、『インテンス・パルス・ライト』の略称で、脱毛サロンで導入される光脱毛の中で主流となる脱毛方式です。
『毛の色素(メラニン色素)』に反応しやすい光を照射することで、脱毛処理を行います。濃くて太い毛の脱毛に適しており、特にワキやVIOのような毛の脱毛に向いているでしょう。
毛周期に合わせて行う脱毛方式です。毛周期には成長期・退行期・休止期があり、毛が成長する『成長期』に施術を行うと効果がアップします。
なお、ほかの周期で照射を行っても思うような効果は発揮できないため、1カ月半~2カ月のペースで施術を行うことが望ましいです。
複数波長のIPLと1つの波長のレーザーとの効果の違い
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『光脱毛』は複数の波長をカバーし広範囲に照射できるのに対し、『レーザー脱毛』は単一の種類のレーザーを照射します。
レーザーは主に3種類ありそれぞれ波長の長さが違うため、得意としている毛質が違います。
- アレキサンドライトレーザー・・・755nm
- ダイオードレーザー・・・810nm
- ヤグレーザー・・・1064nm
レーザーは755~1064nmの波長ですが、光脱毛の波長は550nm~1200nmです。
波長が短いほどメラニン色素への吸収が高く発熱率が高いため、出力を上げなくても毛を処理することができます。
そのため、IPL脱毛は毛根の深い毛から細い産毛までどんな毛質にも対応できる脱毛方法といえます。
レーザー脱毛においては、一番波長の短いアレキサンドライトレーザーがあらゆる毛質に対応できるレーザーです。
IPL脱毛は複数の波長をカバーできるため、汎用性が高く多くのサロンで導入されている脱毛機になります。
メリットは美肌への期待
IPLは『黒いメラニン色素に作用する光』のため、薄いシミやくすみを改善する美肌効果も期待できます。
「脱毛したら肌がきれいになった」という声が多いですが、それは毛がなくなってスベスベになっただけでなく、肌内部のメラニン色素が薄くなったことで肌が白くなったためです。
幅広い波長を持つIPLは、元々はシミやアザを薄くする治療に使われていました。そのため、IPLの光には光美容にも使われている光が含まれているため、美肌効果もあるのです。
また照射した熱が真皮まで届くため細胞を活性化し、コラーゲンやエラスチンを生成させる働きも促します。
施術後2~3日は内側からふっくらとハリと弾力のあるお肌にするので、脱毛と同時に美肌ケアしたい人におすすめできる施術です。
IPL脱毛機によっては光の波長を切り替えたりハンドスピナーを替えることで、光美容にも対応しています。
脱毛機が1台あれば脱毛コースとフェイシャルコースの展開ができるため、メニューも増やすことができるでしょう。
脱毛しながら美肌ケアまでできるのが、IPL脱毛のメリットになります。
レーザーと同様のデメリットもあり
あらゆる毛質に対応でき美肌ケアもできるIPL脱毛ですが、レーザーと同様にデメリットもあります。
メラニン色素に反応するため照射時に痛みが伴うので、痛みが苦手な方にはデメリットになり得るでしょう。
脱毛機には冷却機能が搭載されていたり、照射する前に冷却することで痛みを緩和できます。しかしメラニン色素の多いワキ毛やVIO、男性のヒゲなど太くて濃い毛は特に痛みを感じるからです。
出力を下げることで痛みを緩和させることはできますが、その分脱毛効果が下がることもあるため、推奨できる方法ではありません。
レーザー脱毛もメラニン色素に作用する熱破壊式は痛みを伴いますが、医療機関なため麻酔が使用できます。
光脱毛は麻酔は使用できないため、毛質や部位によっては痛みを感じることがあるという説明が必要になるでしょう。
SHR脱毛
SHR脱毛は、『スーパー・ヘア・リムーバル』の略称で、『蓄熱式脱毛』です。
表皮に近いバルジ領域に特殊な光を照射します。痛みを感じにくい・産毛のような薄く・細い毛も施術できることがメリットです。
また、メラニン色素をターゲットにするIPL脱毛では施術ができない、日焼け肌・色黒肌・ホクロにも施術を行えます。
毛周期の影響を受けないため、2週間~1カ月のスパンで施術可能です。
施術を受けてから脱毛効果を実感できるまでには時間がかかるでしょう。
SHR脱毛の特徴
SHR脱毛は毛の黒いメラニン色素をターゲットにした脱毛方法ではなく、『バルジ領域』をターゲットにした脱毛方法です。
バルジ領域とは発毛させる指令を出す部分で、肌表面の近い部分にあります。
SHR脱毛は毛根を包む毛包全体にジワジワと熱を与えて蓄熱し、バルジ領域にダメージを与えて発毛の働きを弱めていきます。
熱を蓄積させるため低温の熱でも十分脱毛効果が得られるため、照射熱は40~50℃くらいで低いので、痛みが少ないのが特徴です。
照射熱が低い分肌への負担も少ないので、日焼け肌や地黒肌の人でも照射できるため、IPL脱毛では断られてしまった肌質の人でも脱毛できる場合もあります。
また、メラニン色素の有無に関係なく照射できるため、色素の薄い産毛や細い毛に効果的です。
肌表面に出ていない毛も処理できるので、毛周期に関係なく通えるため短期間で脱毛を完了させることができます。
高速連射で肌表面をなでるように照射するため施術時間が短く、照射ムラを起こしにくいです。回転率も高くなるので予約枠を確保しやすいでしょう。
従来のIPL脱毛では難しかった部分をカバーした脱毛方法であるため、痛みが苦手な方や短期間で脱毛を完了させたい方に向いています。
SHR脱毛メリット・デメリット
SHR脱毛のメリット・デメリットを見ていきましょう。
メリット
- 痛みが少ない
- 肌への負担が少ない
- 毛周期に関係なく通える
- 施術時間が短い
- 完了までの期間が早い
- 産毛に効果的
- 照射ムラが起こりにくい
SHR脱毛は従来の脱毛方法のデメリットな部分をカバーした脱毛方法のため、産毛も処理できたり毛周期に関係なく照射できる、短期間で完了するといったメリットがあげられます。
お客様に対しても十分アプローチできるポイントとなるため、従来の脱毛方法で満足いただけなかった方はSHR脱毛に移行されるケースもあります。
デメリット
- 導入しているサロンが少ない
- 実証データが少ない
- 再度毛が生えてくる可能性がある
SHR脱毛は普及してからの歴史が浅いため、長期間に渡っての実証データがありません。
2016年頃に普及し始めた脱毛方法のため、脱毛が完了した数年後の経過がまだわかっていないのです。
光脱毛では発毛組織を破壊することができないため、発毛組織が残ったままです。そのため、ホルモンバランスの乱れや生活環境の変化、外部からの刺激などによって再度発毛する可能性のある脱毛方法です。
SHR脱毛も同じことが言えますが、そのリスクが高いのは低いのかは現時点ではわかっていないのが現状です。
こんなサロンにおすすめ
SHR脱毛は施術時間が短いため回転率が高いです。
そのため、従来の脱毛方法よりも客単価はそのままで予約枠を増やすことが可能になります。
また、肌をなでるような照射方法のため照射ムラが起こりにくいので、施術者の技術力によって脱毛効果に差がでるようなリスクも抑えられます。
照射熱も低いため肌トラブルが起きにくいので、クレームのリスクも減らせるでしょう。
ベッド数の少ないサロンや、回転率を高めて予約枠を増やしたいサロンにおすすめの脱毛方法です。
THR脱毛
THR脱毛は、『サーモ・ヒート・リムーバー』の略称で、最新の『蓄熱式脱毛』です。
前述のSHR脱毛のデメリットを解消した脱毛法と言われています。
波長の長い光を照射することで、毛を生成する指令を出す『バルジ領域』の働きを抑制します。バルジ領域の働きを抑制すると、毛を生やす指令が止まりムダ毛が生えなくなる仕組みです。
赤外線領域が多い波長を使用しているため、肌への負担や痛みが少ないことがメリットといえます。
また、従来の脱毛方式は、毛が生え変わる『毛周期』に合わせて施術を行いますが、THR脱毛は毛周期の影響を受けません。
そのため、2週間~1カ月と短いスパンで施術可能で、最短で6カ月で脱毛を終えられるといわれています。
THR脱毛の特徴
『THR脱毛』はSHR脱毛と同じ蓄熱式脱毛です。
毛を発毛させる指令を出すバルジ領域に熱を蓄熱させてダメージを与え、脱毛していく方法です。
赤外線領域に近い波長の弱い熱を使用することで、肌内部への光の到達を広くして幅広い毛質にアプローチします。
毛をつくる司令塔となるバルジ領域に直接作用するため、毛周期の影響を受けずに照射できます。メラニン色素の少ない細い産毛から太くて濃い毛まで対応可能です。
さらに光の浸透力を向上させたことにより肌表面への負担を抑えてつつ、高い脱毛効果と安全性を実現しました。
SHR脱毛よりも安定した光を届けられるといわれており、重ね打ちの必要がなくスピーディーな脱毛ができます。
2週間~1カ月の間隔で通えるため、脱毛部位によっては最短6カ月で脱毛効果に満足される人もいます。
熱をほとんど感じることがないため、痛みもほぼ感じることがありません。
また、赤外線サーモヒートの効果によって肌のターンオーバーを促し、肌のハリ弾力と潤いを高める美肌効果も期待できます。
産毛に効果的な脱毛方法のため、顔脱毛で産毛を処理し美肌効果まで得られるのは大きなアプローチポイントとなるでしょう。
THR脱毛のメリット・デメリット
THR脱毛のメリットとデメリットを見ていきましょう。
メリット
- 痛みをほぼ感じない
- 肌への負担が少なく安全性が高い
- 施術時間が短い
- 脱毛が早く完了する
- 美肌効果も得られる
- 産毛に効果的
- 日焼け肌にも対応している
照射熱が低いため痛みをほとんど感じないので、痛みが苦手の人や脱毛の痛みが辛く断念した人にはプロ―チしやすいです。
肌への負担もないためヤケドなどの肌トラブルも起こりにくいため、クレームを防ぐこともできるでしょう。
毛周期の影響を受けないため短期間で脱毛が完了するのもメリットです。美肌効果も得られるため脱毛で毛がなくなる以外のアピールポイントになります。
デメリット
- 実証データが少ない
- 認知度が低い
- 導入しているサロンが少ない
THR脱毛は次世代脱毛と呼ばれている新しい脱毛方法ですが、裏を返せば歴史の浅い脱毛方法のため実証データが少なく、脱毛完了後の数年後の経過などが未知であるデメリットがあります。
また、認知度が低いため導入しているサロンが少ないのも現状です。
こんなサロンにおすすめ
連続照射で施術時間が短いため回転率を上げたいサロンにおすすめです。ベッド数が少なくても稼働率は高くなるので、導入後も早い回収が見込めます。
同じ蓄熱式のSHR脱毛の進化版と言われていますが、脱毛のメカニズムは同じでも光の出力パワーが連射しても落ちないという点でTHR脱毛は安定した脱毛ができます。
重ね打ちも不要で照射ムラも起こりにくいため、施術者による脱毛効果の差も防ぐことができるでしょう。
また、THR脱毛は高温を必要としないため、キッズ脱毛のメニュー展開も可能です。
最近では小学生から脱毛を始める子供も増えているため、痛みが少なく肌への負担も少ないTHR脱毛は、キッズ脱毛に向いています。
母娘で通われることも見込み、ペア割などのキャンペーンを実施することもできるでしょう。
THR脱毛は、照射ムラや肌トラブルのクレームを抑えたり、ターゲットの年齢層を幅広くしたいサロンに向いている脱毛方法です。
E-LIGHT脱毛
『E-light脱毛』は、IPLと高周波エネルギーのRFを組み合わせた脱毛方法になります。
バルジ領域にダメージを与える脱毛方法で、IPLの光とRFを同時に照射するのが特徴です。
2つの異なるエネルギーを照射することで、お互いのデメリットな部分をカバーし合い、ダブルのパワーであらゆる毛質や肌質に対して効果を発揮できるのです。
IPLはメラニン色素に作用するため濃くて太い毛に効果がある一方、薄い毛や産毛を苦手としています。RFはIPLとは違いメラニンには作用しない光のため、産毛や白髪も対応可能です。
高周波エネルギーのRFには美肌効果もあるため、エステサロンのフェイシャルでも使用されています。
さらにRFは肌深部まで熱を届けるため、コラーゲンの生成を促してハリと弾力のある肌にしていきます。
IPLの光はメラニン色素が原因のシミやくすみを改善する効果もあるので、美肌ケアもできる脱毛方法です。
E-LIGHT脱毛のメカニズムと脱毛効果
E-light脱毛のメカニズムについて解説していきます。
E-light脱毛は、IPLで毛の周りを温め、RFで肌深部まで光を届けて脱毛する方法です。
メラニン色素に関係なく光エネルギーを届けることが可能なため、肌の奥まで確実にエネルギーが届けられ、発毛組織にダメージを与えることが可能です。
従来の脱毛方法では難しいとされていた細い産毛や白髪も処理でき、日焼け肌や地黒肌にも対応しています。
異なる特性をもつエネルギーを活かしている点が大きな特徴です。
アメリカの政府機関や食品医薬品管理局にて、安全性と効果が認められている脱毛方法でもあるため、サロンへの導入がしやすいでしょう。
ただ、照射パワーが強いため痛みを伴います。IPLはメラニンが多いほど強く反応するため、毛が太くて濃い毛は痛みを感じやすいのです。
そのため、導入する場合は冷却機能搭載の機器がおすすめです。冷却しながら照射をすれば痛みを軽減でき、肌への負担も抑えられます。
NPL脱毛
『NPL脱毛』とは、ニューパルスライト脱毛の略語で、バルジ領域をターゲットにした脱毛方法です。
比較的新しい脱毛方法でメラニン色素に関係なく照射できるため、痛みが少なく産毛に効果的で、日焼け肌や地黒肌の人でも脱毛できます。
毛周期の影響もないため3週間~1カ月の間隔で通えるので、5~8カ月と短期間で脱毛が完了します。
痛みを抑えた脱毛を受けたい人や、短期間で脱毛を完了させたい人に向いている脱毛方法です。
NPL脱毛の特徴
NPL脱毛の特徴は、照射する熱が低いため痛みの少ない脱毛が受けられることです。
メラニン色素に作用する脱毛方法では、照射時に痛みが伴うため途中で断念してしまったり、痛みを抑えるために出力を下げたら脱毛効果も下がるということがありました。
NPL脱毛なら皮膚の浅い部分に熱を与えるため、肌がじんわりと温かいと感じる程度の熱です。
脱毛に慣れてくれば施術中に寝てしまう人もいるくらいなので、脱毛に対して痛いイメージを持たれている人におすすめです。
また、出力が低いため安全性が高いので、肌への負担も少なく肌トラブルのリスクも下げられます。
ヤケドをする心配がないので、お客様も施術者側も安心できる利点となります。
NPL脱毛の3つのメリット
NPL脱毛は従来の脱毛方法のデメリットな部分をカバーした脱毛の方法のため、メリットが多いです。
3つのメリットをそれぞれ見ていきましょう。
・どんな肌質にも対応できる
メラニン色素に反応する脱毛方法ではないため、IPL脱毛では断られるケースが多い日焼け肌や地黒肌にも対応しています。
ほくろやアザ、タトゥーがあっても照射できるので、どんな肌質でも脱毛できるのがメリットになります。
・短期間で脱毛が完了する
毛周期の影響を受けずに脱毛できるので1カ月に1回の間隔で通えます。
IPLは成長期の20~30%程度の毛にしか脱毛効果はないため、2~3カ月に1回の間隔で通うので脱毛完了までには年単位の期間がかかってしまいます。
その点、NPL脱毛なら短期間で通えるので施術頻度の予定も立てやすいでしょう。
短期期間で完了することで、引っ越しや出張、妊娠出産などによる解約や休止も減らせるメリットがあります。
・施術時間が短い
NPL脱毛はは高速連射で肌をなでるように照射をするため、ショット式の脱毛方法より施術時間が早く終わります。
機器によっては全身脱毛でも30分程度で終わるため、全身脱毛は時間がかかるから通いにくいというデメリットを避けられます。
施術時間の短さは回転率を上げることもできるので、予約枠を増やすことが可能です。照射熱が低いのでクーリングなどのアフターケアにかかる時間も少ないので、お客様が来店してから帰られるまでの時間短縮もできるでしょう。
ただ、バルジ領域をターゲットとした脱毛方法のメカニズムは2001年頃に発見されたため、実用されからまだ歴史が浅い脱毛方法です。
そのため、脱毛効果に関する実証データが少なく、この先10年、20年後はどのようになるのかわかっていないので、数年後に再度生え始めてしまう可能性も否めません。
蓄熱式脱毛全般に言えることですが、データの少なさから確実に脱毛して効果を実感したいという方にはあまりおすすめできないデメリットな部分もあります。
ハイパースキン脱毛
『ハイパースキン脱毛』はカレンという脱毛機メーカー直営の脱毛サロンのオーナーが、ご自身のお子様のため開発した脱毛方式です。
子供でも安心・安全な脱毛ができるよう、照射温度は36℃と体温とほぼ同じため痛みの少ない脱毛ができます。痛みに敏感な子供でも脱毛ができるため、肌トラブルが起きにくい設定です。
バルジ領域にアプローチする脱毛方法なので、SHR脱毛と原理は同じですが、照射熱が低いためSHR脱毛よりさらに痛みが少なく敏感肌の人でも脱毛できます。
照射前には肌を保護するジェルを塗布して光の浸透を高め、施術後は保湿ローションでアフターケアするため美肌効果も期待できるでしょう。
痛みのストレスを感じずに脱毛を受けたい人や、敏感肌の人に向いている脱毛方式です。
ハイパースキン脱毛の特徴
ハイパースキン脱毛の脱毛の仕組みは、従来の脱毛方式の成長期の毛や毛根に対して熱を照射して処理するのではなく、休止期の毛穴に特殊な光を照射します。
毛の成長因子のあるバルジ領域に作用するため、毛に成長する前の段階で成長因子を分裂・減退させて発毛を予防するという仕組みです。
同じ蓄熱式のSHR脱毛は、いずれ抜け落ちる毛に対して作用するため、ハイパースキン脱毛より脱毛効果が早いです。
脱毛効果は穏やかですが、毛根にまで熱を届ける必要がないので照射熱が低く、どこの部位でも痛みを抑えた脱毛を可能にします。
ハイパースキン脱毛はSHR脱毛の照射熱45~50℃よりさらに低い体温と同じくらいの照射熱です。
体感としては一瞬温かいと感じる程度なので、痛みを感じることは一切ないので子供が脱毛中に痛がるといった心配がありません。
脱毛効果の即効性の面では期待できませんが、痛みがほぼないため、子供や敏感肌の人でも脱毛できるのが特徴です。
さらにハイパースキン脱毛の光線にはコラーゲン生成を活性化させる美肌効果もあります。
脱毛を繰り返すことで徐々に毛が細くなって毛穴が引き締まり、内側から弾力のあるキメの整った肌に仕上げます。
脱毛効果
ハイパースキン脱毛は、毛を作りにくくし抑毛・減毛効果が得られる脱毛方式です。
バルジ領域にアプローチするため、まだ毛が生える前の段階の毛の種をターゲットとしているので、照射熱が低くヤケドや色素沈着などの肌トラブルを起こすリスクが極めて低いです。
IPL脱毛が60~70℃、SHR脱毛が45~50℃の照射熱に対し、ハイパースキン脱毛は36℃とほぼ体温と同じです。
そのため、強い熱刺激を与える方法ではないため、他の脱毛方法に比べて脱毛効果は穏やかなので、効果を実感できるまでには期間がかかります。
それでも痛みが少ない、肌への負担を抑えた脱毛ができるため、子供や敏感肌の人でも安心して脱毛できるのです。
蓄熱式脱毛のためメラニン色素に関係なく作用するので、IPL脱毛では処理が難しい産毛や白髪も処理することが可能です。
脱毛効果はゆっくりでも、どんな毛質・肌質にも対応できる点や痛みを抑えた脱毛ができるのはハイパースキン脱毛のアピールポイントでしょう。
ハイパースキン脱毛のメリットデメリット
どんな脱毛方式でもメリットとデメリットがあるように、ハイパースキン脱毛にもあります。
メリットだけでなくデメリットな面も知ることで、アピールできるターゲットや集客方法は変えられます。
まずはハイパースキン脱毛のメリットから見ていきましょう。
メリット
- 痛みをほとんど感じない
- どんな肌質や毛質にも対応できる
- 子供でも脱毛できる
- 美肌ケアもできる
照射熱がほぼ体温と同じため痛みをほとんど感じない脱毛が可能です。脱毛に対して痛いというイメージのある人や極力痛みを感じずに脱毛したい人にはメリットになるでしょう。
日焼け肌や地黒肌、敏感肌や子供の肌にも対応できるので、従来の脱毛方式では脱毛できなかった人も取り込めます。
さらにコラーゲンを生成させる働きを促すため、脱毛しながら美肌ケアまでできるのは、大きなアピールポイントとなるでしょう。
続いてデメリットを見ていきましょう。
デメリット
- 効果がわかるまで期間がかかる
- 脱毛機の費用が高い
- 導入しているサロンが少ない
- 実証データが少ない
蓄熱式脱毛のデメリットな部分は、脱毛効果を実感できるまでに期間がかかることです。毛がすぐにポロポロ抜け落ちるようなことがないため、わかりやすい脱毛効果を得にくいです。
ハイパースキン脱毛は他の脱毛方式の脱毛機と比べて費用が高いです。その分脱毛費も高くなってしまいます。
脱毛方法が新しい方式であり、ハイパースキン脱毛自体がほぼ独自の脱毛方式であるため、参入するライバルがいないので価格競争が起こりにくいためです。
導入しているサロン自体も少ないため、提供できるお客様の数も限られてしまいます。
また、施術を受けたことのある人が少ないので、実証データが少ないのも現状です。脱毛効果についても10年20年と長い期間で見た場合の実証はまだできていません。
そのため、確実な脱毛効果を得たい人や実績のある脱毛方式で脱毛したい人にはアピールしにくいデメリットがあります。
こんなサロンにおすすめ
ハイパースキン脱毛は肌トラブルのリスクが低いため、クレーム対応を極力減らしたいサロンにおすすめです。
照射熱が低いため痛みが少ないということを先に説明しておけば、脱毛効果が穏やかになることも納得してもらえるでしょう。
リスクが少ないということはお客様だけでなく、施術者の負担も軽減できるため安心して施術に入ることができます。
施術する部位や毛質、肌質によって出力レベルを大きく変えることもないため、新人スタッフでも施術に入りやすい脱毛方式です。
痛みを抑えて肌へのダメージを軽減した脱毛ができるので、子供からご年配の方、男性まで幅広い年代の人をターゲットにできるので集客しやすいでしょう。
ただ、脱毛機が高い分脱毛費用も高くしないと回収が見込めないため、脱毛以外のボディやフェイシャルコースの展開も必要になることが考えられます。
そのため、元々ボディやフェイシャルを行っているエステサロンの新しいメニューとしてや、IPL脱毛機があるサロンの2台目としてもいいでしょう。
IPL脱毛だけでは対応できない毛質や肌質をハイパースキン脱毛でカバーすることにより、お互いの脱毛方式のメリットを活かし、より高い脱毛効果が期待できます。
コスパのいい業務用脱毛機を選ぶためのチェックポイントとは?
脱毛機を導入するなら早く費用を回収したいでしょう。そのためにはコスパを基準に脱毛機を選ぶことも一つの基準となります。
脱毛機は高額となるので、ただ安い脱毛機を選ぶと性能が悪かったりすぐに故障しやすいなどして、失敗する恐れもあります。
コスパのいい脱毛機の選び方のチェックするポイントについて具体的に見ていきましょう。
チェックポイント①本体価格
脱毛機の価格相場は『200~300万円』です。この価格帯で販売しているメーカーは、ある程度の実績や会社としての規模があるため、信用できる脱毛機を販売している可能性が高いでしょう。
本体価格が500万円を超える高い脱毛機は、一見すると性能に優れているように見えますが、必ずしもそうとは限りません。中には広告宣伝費や各種サービス料が上乗せされているケースもあります。
脱毛機を購入するときは、本体価格だけで決めるのではなく、『お客様に安心して施術を受けていただける・機能に満足できる』ものを選びましょう。
チェックポイント②ランニングコスト
コスパのよい脱毛機を選ぶ上で、ランニングコストがよいかどうかをチェックすることは欠かせません。
ランニングコストには光源ランプ、カートリッジの交換費用、電気代、サポート代などがあります。
例えば脱毛機の『光源ランプ』は消耗品なので使っていくうちに劣化して交感が必要になるのです。ショット数が多くなるほど、ランプを交換するペースは早くなる傾向があります。
脱毛機の費用が抑えられてもランプの交換が頻繁に起こるようになったり、ランプ自体が高いようでしたらコスパが悪くなります。
また、脱毛機は機械である以上故障する可能性があるでしょう。『修理コスト』が高い機器の場合、10~30万円以上かかる場合があります。
定期的なサポートも行ってもらえるか確認し、故障した場合代替機をすぐに送ってもらえるのか、その場合の保証内容や費用も含めて確認しておきましょう。
加えて海外製品は部品を海外から調達するため、輸入コストが高くなる傾向があるそうです。事前に修理コストについても確認が必要です。
ランニングコストは売上に直結します。初期費用を抑えることだけに注目せず、毎月、定期的にかかるランニングコストにも注目し概算を計算しておきましょう。
1ショット単価を算出してみよう
1ショットあたりの単価を計算することで光源ランプのランニングコストがわかります。
1ショットあたりの単価は、『ランプ代÷ランプ最大発数』です。ランプ代はメーカーによって幅がありますが、交換費用の相場は10~20万円くらいといわれています。
一般的に1ショットあたりの単価の平均相場は0.1円~1.2円くらいですが、なかには2円になるケースもあるので1ショットの単価を計算するのは大切でしょう。
0.1円台だと一見すると単価が安いためランニングコストを抑えられると思ってしまいますが、安いものは1ショットあたりの出力が弱い傾向があります。
そういった場合は何往復もしないと脱毛効果が得られないため、かえって高くなってしまうことも考えられます。
全身脱毛なら約2,000~3,000ショットは必要といわれているため、数円の単位の違いでも全身脱毛となると一人当たりの1回の単価に大きく影響してしまうのです。
ショット数を減らすために回数を減らすと脱毛効果が下がったり、照射漏れを起こすこともあるので、クレームにもつながる恐れがあります。
脱毛効果を高めたり照射漏れをなくすために、同じ部分を2~3往復させる必要があるので、脱毛する部位や毛質、脱毛方式や脱毛機の種類によって当然ショット数は変わります。
照射する時に何往復すればいいのかもよく確認しておきましょう。
1ショットの単価がわかればランニングコストもわかるので、脱毛機本体の回収をするための脱毛費用の設定や見込み人数を決める参考になります。
脱毛機を選ぶ時にはまずはランプの交換費用と全身脱毛にかかるおおよそのショット数を知り、1ショットあたりの単価を算出してみましょう。
チェックポイント③業務用脱毛機の機能
業務用脱毛機は、サロンの肝となる大事なポイントです。どれだけ本体価格が安く、ランニングコストがよいものであったとしても『脱毛機の機能』がいまいちでは、お客様に満足していただくことは難しいでしょう。
脱毛機の機能は、以下のポイントをチェックすることが大切です。
- 機器の使いやすさ
- 施術スピードの早さ
- ハンドピースの数(一つだと便利)
- 痛みや熱さを軽減する冷却機能
- 脱毛機のサイズ(コンパクトな卓上型がベスト)
- 安全性に考慮している
使いやすい脱毛機は導入後にすぐに操作に慣れるため、新人スタッフでもすぐ施術に入ってもらうことができます。
脱毛機の性能は集客のアピールポイントとなるので、サロンの視点で扱いやすいかどうかだけでなく、お客様に「機能に優れている」と感じていただけるものを選ぶとよいでしょう。
施術のスピードは回転率につながるので予約が取りやすい、冷却機能は痛みを抑えた脱毛ができるといったアピールができます。
チェックポイント④安い理由
本体価格が安い脱毛機は初期投資費用を抑えられるため、サロンとしてのメリットは大きいように見えるかもしれません。
しかし、本体価格が安いということは、原価が安いということです。原価が高いものがすばらしい訳ではありませんが、安いものはそれだけ性能や安全性に影響する可能性があります。
また、連射タイプの脱毛機は、1ショット0.1円と安価なものも増えていますが、効果を出すためには2~3往復する必要があり、コストが4~6倍はかかってしまう計算です。
結果的に単射タイプとコストが変わらない、もしくは高くなる可能性があるでしょう。
原産国や性能、ランプの交換費などの他、サポート体制や故障時の対応方法も忘れずに確認しておいてください。
万が一故障してしまった時の電話対応窓口やメールサポート、代替品の発送など素早く対応してもらえるかは脱毛機選びでは重要です。
安い脱毛機の場合はサポートがないこともあるので、脱毛機が使えない期間は営業が止まることとなるため、売り上げにも影響してします。
このように安いものには必ず理由があります。なぜ安いのかを考えてから購入するようにしましょう。
チェックポイント⑤その他
安全性・保証内容
安全性の高さは脱毛機を選ぶ上で欠かせない要素となります。お客様の肌に直接触れ、高温の熱を照射するためリスクを抑えるためにも必ず確認しましょう。
性能の高さも安全性の高さにつながりますが、メーカーが信頼できる企業なのかは、今後導入して使用し続けていくための重要なポイントです。
メーカーの公式サイトを確認し、脱毛機についての詳細な説明が記載されているか、サポート体制はどこまで行ってくれるかなど確認しましょう。
メーカーによっては脱毛機やランニングコストの安さだけを全面にアピールし、性能や脱毛効果、サポート体制については触れていないところもあります。
サイトの内容や脱毛機の資料内容、デモンストレーションを行っているか、電話対応だけでも丁寧に説明してくれるかなどの確認が必要です。
また、万が一の故障に備えての保証内容も判断材料となります。
一般的に業務用脱毛機の保証期間は1~5年です。耐用年数は5~10年といわれているため、保証期間が長いほうが安心して使えそうですが、保証内容にも注目してください。
保証期間が長いだけで、すぐに代替品を送ってくれない、修理に期間がかかる、修理費用が高いなども考えられるため故障した時のことを想定して選ぶといいでしょう。
施術にかかる時間(スピード)
施術にかかる時間は回転率にもつながり予約枠の確保や売り上げにも直結します。
脱毛機には単発式と連射式があります。
単発式は1発ずつ照射するものをいい、待機時間が1~2秒で1発照射できるものが多いです。
連射式は1秒で2発以上照射できるものをいい、多いと1秒で10発連射できるものもあります。しかし、連射式といっても単発式1発分の熱量を分割して連射できると謳っている脱毛機もあるため注意が必要です。
こういった場合、少量のパワーで連射しているだけなので1往復だけでは脱毛効果は低くなります。そのため、往復照射が必要となるので施術時間とショット数だけ消費されてしまうのです。
また、照射速度や往復する必要性、施術中のハンドピースの交換の有無、ジェルが必要な場合は塗布と拭き取りの時間なども考慮されます。
施術時間を短縮して回転率を上げたいようでしたら、施術時間の短い脱毛機がいいと思ってしまいますが、施術前後も含めてトータルでの施術時間を計算してみてください。
脱毛以外のメニュー展開が可能かどうか
業務用脱毛機は、脱毛以外にも光美容による美肌ケアや、バストアップケアなど他の機能も搭載している『業務用脱毛複合機』もあります。
脱毛コースだけでは、コースが終了したら回数の追加やケア用品の販売くらいしかアップセルできません。回数を追加をしてもいずれ脱毛は終わり卒業となるため、客単価にも限界があるでしょう。
他のメニュー展開できる脱毛機を導入すれば脱毛コースのお客様にもご案内でき、客単価のUP、他のコースでの新規獲得も可能となります。
脱毛目的で来られたお客様に対してフェイシャルやバストアップ、またその逆などメニューを組み合わせたクロスセルもできるため、客単価UPが見込めるでしょう。
シャワーなどの設備も不要で、脱毛コースで使っているベッドやリネンでも十分対応できるため、余計なコストもかかりません。
サロンを長期的に経営していくため、脱毛コースだけでなく他のメニューも展開して卒業したお客様を確保したい場合は、業務用脱毛複合機の導入がおすすめです。
導入時講習や知識のサポート
脱毛機のメーカーによっては、導入時に講習を行ってくれるところもあります。販売して終了ではなく、実際に操作をした上でわからないことなどが質問できるので、施術に入る際の不安を排除できるでしょう。
さらに経営のアドバイスや定期的なセミナーを実施し、運営する上でのサポートを実施しているところもあります。
こういったことができるのは、多くのサロンに足を運んで実際の現場を見た状況、現場の声を耳にしたからこそできることです。
初めてのサロン運営や売り上げ低迷に悩んでいるオーナーは、経営や集客方法について相談できる環境があるのは安心感が違います。
蓄積されたデータからアドバイスがもらえるので、即活用でき売上UPも期待できるでしょう。
店舗のターゲットとマッチしているか
サロンを始める時やメニューを増やす時には、店舗のターゲットがどのような層になるのか調査が必要です。
脱毛サロンやエステサロンの光脱毛の施術は、脱毛の資格が不要で誰でも始められるので参入障壁が低いため、競争は激しくなり、価格破壊も起きています。
性能のいい脱毛機、低価格の脱毛費などアピールポイントが多くても、ターゲット層のニーズとマッチしていなかったり、同じような競合店があれば運営は難しいと考えられます。
そのため、周辺地域のターゲット層や競合店舗は入念に調べましょう。
男性でも脱毛に興味を持つ人が増えたり、子供のキッズ脱毛、シニア世代の介護脱毛などターゲット層は年々幅広くなっています。
そういったターゲットのニーズを満たせる脱毛機を導入することで、他のサロンと差別化でき、メニューの打ち出し方も変えられるのです。
大手サロンにはできない個人経営だからこそできるサービスもあります。
脱毛専門のサロンでは脱毛コースが完了すれば大抵の場合そこで卒業となりますが、メニュー展開ができていれば他のメニューの契約に取り込むことも可能です。
フェイシャルコースの場合は脱毛と違って終わりがないため、普段のスキンケアだけではできないケアができるとなると、定期的な来店が見込めます。
個人店だからできるお客様との関わり方も強みになるので、そのきっかけとなるのがメニューやサービスになるといえるでしょう。
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顧客層とリピート率を踏まえ、トータルで選ぶのがおすすめ
脱毛機を選ぶときは、脱毛機単体のコスパで考えるのではなく、集めたい顧客層とリピート率を換算し、『トータルで見てコスパのよい機器』を選ぶことをおすすめします。
安価な脱毛機を購入し、初期投資を抑えられたとしても、それは短期的なコスパのよさでしかありません。
サロンとしての満足度につながらなければ、リピート率やサロンの信用に影響し、結果的に高い買い物になってしまう可能性が高いでしょう。
まずは、お客様に喜んでいただける環境を整えることが大切です。満足度が高くなれば、集客率や客単価が上がり、結果としてサロンの利益拡大が期待できます。
ランキングサイトや比較サイトでの商品選びの注意点
業務用脱毛機を選ぶ際、どのような種類があるのか一覧でチェックできる、ランキングサイトや比較サイトを参考にすることもあるでしょう。
まずはどういった脱毛機があるのかわからなければ、何を基準に選べばいいのかわからないため、脱毛機選びの最初にチェックする人は多いです。
しかし、サイトの内容を鵜呑みにしてしまうと、脱毛機選びで失敗や後悔する可能性は高いので注意しましょう。
ランキングや比較サイトの順位は正確性がないと言えます。何を基準にするかで順位も変わるため、人によっては参考にならないこともあるからです。
そのため、そういったサイトは脱毛機にの種類や性能を確認する程度に抑え、実際にはご自身で脱毛機の公式サイトを見たり資料請求して自分で調べるしか方法はありません。
広告収入を得る為のサイトの場合がある
業務用脱毛機の比較サイトやランキングサイトが参考にならないのは、『アフィリエイト』というシステムで広告収入を得ている場合があるからです。
アフィリエイトは比較サイトやランキングサイトの広告をクリニックして経由し、資料請求やデモンストレーションを申し込むと、サイト運営者に広告収入が入るという仕組みです。
収入が得られる方法には色々ありますが、サイトを経由することが大事なので、広告収入が得られたり報酬が高い脱毛機が上位にされています。
サイト運営者はとにかく自分のサイトを経由して、資料請求やデモの申し込みなど報酬が得られるアクションを起こしてもらえばそれで終わりなので、脱毛機の良し悪しは関係ないのです。
性能やサポート体制などの基準は反映されていないことがあるので、サイトの多くで上位にある脱毛機は少し疑ってもいいかもしれません。
載っている情報が最新のものでない場合がある
脱毛機メーカーの自社サイトでない場合の、他の企業や個人が作成したようなサイトではいつの情報なのか確認する必要があります。
載っている情報が最新情報でなく古い情報で新しいモデルが出ていたり、サポートが終わっている、販売自体終了していることもあり得るからです。
そういった場合また調べる手間が増えてしまうので参考程度にして、脱毛機メーカーの自社サイトの方でチェックするようにしてください。
メーカーのサポート体制も要チェック
業務用脱毛機を選ぶときは、メーカーのサポート体制もチェックしておきましょう。主なチェックポイントを二つ紹介します。
アフターフォローが充実していると安心
業務用脱毛機の購入後、さまざまな面でサポートしてくれる『アフターフォロー』が充実していると安心です。
脱毛機器を販売するメーカーの中には、店舗に機器を導入する前の研修・経営コンサル・資料の提供を行うところもあります。
また、脱毛機はサロンの生命線です。万が一故障やトラブルが発生した際に『迅速に対応してくれる』メーカーから購入しておくと、サロンの営業や信用問題に影響してしまう可能性がぐっと下がります。
加えて数年おきのメンテナンスやクリーニングサービスがあると、脱毛機を安全に使う環境を整えられるでしょう。
コンフォートジャパンの手厚いサポート体制
コンフォートジャパンでは、サロンの維持や飛躍のために手厚いサポート体制を整えています。
これからサロンを開業される事業者様には、3500台以上の導入実績により培った『サロン成功のノウハウ』を余すことなくお伝えし、サロン成功に導くお手伝いをすることが可能です。
また、専用スタッフによる導入後の講習だけでなく、導入後のフォロー講習も実施します。各種セミナーの開催の案内や経営戦略の立案も行っています。
加えて法律関係や最新情報のアドバイスも行っており、サロン様の不安や悩みに寄りそうことを目指しています。
デモンストレーション体験会への参加がおすすめ
これからサロンを開業する予定の方の多くは、業務用脱毛機に触れたことがない・知識に不安がある方も多いでしょう。
近年はインターネットで簡単に情報を得られますが、実機に触れる・直接説明を聞く以上に分かりやすいことはありません。
まずは『デモンストレーション体験会』への参加をおすすめします。
コンフォートジャパンのセミナー体験会
コンフォートジャパンは、『3500件以上のサロン経営サポートの実績』を活かしてセミナーを開催しています。
セミナー体験会では、マシンの使用感を試すことができるだけでなく、メンテナンス方法や
使用方法について学んでいただくことが可能です。
脱毛ビジネスのノウハウに関するセミナーも実施しており、これから脱毛業界に参入する方に向けて脱毛市場やノウハウを徹底解説しています。
参加料は無料です。また、オンライン開催のため、インターネット回線さえあれば全国どこからでも参加できます。
まとめ
業務用脱毛機は初期投資として欠かせない設備なので、選び方は重要になってきます。
コスパのいい業務用脱毛機を選びたいときは、本体価格・ランニングコスト・機能性・安さの理由に注目しましょう。
特に安価な脱毛機は一見するとコスパよく見えますが、実際には修理コストがかかる・ランニングコストが悪い・機能に満足できない可能性があるため注意が必要です。
どれか一つでも当てはまってしまえば、脱毛機本体だけ安く買えても、長い目で見ると高くなってしまうこともあります。
そのため、コスパの良さは長期的な目線で見た時に良し悪しがわかるのです。脱毛機本体の耐用年数は5~10年といわれているので、1年間にかかるコストで算出してみるといいでしょう。
脱毛機本体の予算、ランニングコストの概算がわかれば、本体価格の回収までにかかる期間や必要な施術人数がわかってくるためメニューの料金も決められます。
初期費用はできるだけ抑えたくなりますが、脱毛機1台で他のメニュー展開ができたりランニングコストが変わるなど、売り上げに直結することなので、慎重に検討してください。
脱毛機の資料やネットだけの情報に左右されずに、気になる脱毛機を操作したり実際にかかるランニングコストがわかれば、どういった機器にしたいのかわかってくるはずです。
脱毛機選びに迷った際は、デモンストレーション体験会への参加をおすすめします。実際に脱毛機に触れて操作性を体験し、メーカーの説明を聞くことで、サロンに相応しい機器を見つけやすくなるでしょう。