更新日:2023.10.06

光バストアップ(光豊胸)ができる業務用脱毛機とは?仕組みと機能について解説

光バストアップ(光豊胸)ができる業務用脱毛機とは?仕組みと機能について解説

光バストアップという豊胸術は、バストに当てて豊胸する施術を指しますが、業務用脱毛機に光バストアップ(光豊胸)機能が備わっている機器もあります。脱毛だけでなく豊胸ができることで、近年サロンのアップセルや新規メニューの活用に注目を集めています。

本記事では光バストアップ(光豊胸)・業務用脱毛機の特徴や仕組みについて解説していきます。もし購入を検討されている方は、最後まで読んで参考にしてみてください。

光バストアップ(光豊胸)とは

光バストアップとは、光豊胸機を使ってバストアップをおこなう豊胸術のことを指します。光豊胸機とはIBE光という光をバストに当てることで細胞を活性化させ、結果的に豊胸につなげる手法です。

バストには非常に多くの血液やリンパが流れているため、通りをよくしたり細胞を刺激することで膨らませることを狙っています。

光バストアップ(光豊胸)の仕組み

多くの方が「バスト=やわらかい脂肪」というイメージを持たれていると思います。バスト全体の丸みを作っているのは「皮下脂肪」になります。

皮下脂肪はバストの90%を占めていて、形だけでなく胸の弾力やハリにも深くかかわっています。ちなみにバストの10%を占めている部分は「乳腺組織」であり、母乳を生成し、分泌させる役割をもっています。

バストの皮下脂肪の奥には、大胸筋という筋肉があり、この大胸筋には胸を反らせたり、腕を動かしたり、重さのある皮下脂肪を支えたりする役割も兼ねています。

バストの大部分を占める皮下脂肪と、支える大胸筋を繋げているのが「クーパー靭帯」と呼ばれる繊維の束です。重力によって垂れやすいバストを支えて、キレイな形をキープする働きをします。

クーパー靭帯は、弾力性があるため、加齢とともにゆるみやすくなり、支える力が弱まってしまうことがあります。

光バストアップ(光豊胸)の効果

光のバストケアは肌に当てる光の波長と強さを調整しながら、バストのお悩みに対して光照射をコントロールしていく豊胸術です。なめらかで美しいバストにしてくれる光バストアップには、次の3つの効果があります。

・脂肪細胞を促進してくれる
・クーパー靭帯を強化してくれる
・女性ホルモンの分泌を促進してくれる

光豊胸機を使ってバストアップさせる方法の場合、豊胸手術では叶わない思わぬ効果をもたらしてくれます。どのようなアプローチができるのか、光バストケアの効果や特徴について詳しく見ていきましょう。

脂肪細胞の促進

光バストアップは、脂肪細胞が促進される効果があります。バストの大半は柔らかな脂肪で形成されているため、脂肪細胞が活性化し1つ1つが膨らめば、バスト全体の大きさがアップします。

脂肪細胞が固く圧縮された状態では、大きくてふっくらとしたバストになりません。光豊胸機を当てることで細胞が柔らかく変化し、バスト全体に栄養が行きわたるようになります。医学的な根拠はありませんが、仕組みとして理解しておくことが必要です。

クーパー靭帯を強化

光バストアップ施術を受けることで、クーパー靭帯が強化されるといわれています。

クーパー靭帯は目に見えるものではなく、バストの表皮や乳頭などに張り巡らされている、ハリのあるバストを保つために重要なコラーゲンの結合組織のことです。激しい運動やサイズの合わない下着を着用しつづけることで少しずつ伸びてしまい、バストが垂れる原因となります。

光豊胸機を当てることで、そのクーパー靭帯が強化されるといわれており、結果としてバストを支えてくれるようになるため、きれいなシルエットを保ちやすくなります。

女性ホルモンの分泌を促進

光バストアップ(光豊胸)により、女性ホルモンが促進されるという効果も見込めます。

主に「エストロゲン」と「プロゲステロン」の2種類が分泌されています。女性ホルモンとは名前のとおり女性らしさを増加させるホルモンですが、分泌されるとバストのコンディションを一定に保ちやすくなります。

女性ホルモンの分泌が促進されることで、1サイズ・2サイズと胸が大きくなるわけではありませんが、加齢によって垂れたりしぼんだりする速度を抑えることができます。こちらも医学的根拠があるものではないので注意が必要です。

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光バストアップ(光豊胸)の特徴

光のバストケアは肌に当てる光の波長と強さを調整しながら、バストのお悩みに対して光照射をコントロールしていきます。

光バストケアではどのようなアプローチができるのか、特徴を解説します。

サイズアップが期待できる

光バストケアは光照射をすることで、照射部分の脂肪細胞に働きかけ、理想のバストへと導いてくれます。前提としてバストは約90%が脂肪でできているため、ダイエットや加齢によって、胸の形が変わることも多く、サイズダウンに悩む女性も多くいます。

しかしバストのボリュームを増やそうとして、食事で油分やコラーゲンをたっぷりと摂取しても、すぐにバストの皮下脂肪として蓄積はされません。

体内に入った油分は胃腸などの消化器官で分解されて「脂肪酸」や「グリセロール」という成分になります。

この脂肪酸が体内を巡り、分泌されることでバストにある脂肪細胞に届けられます。

脂肪細胞に届いた脂肪酸は、「脂肪滴」として合成されて細胞内に蓄えられますが、細胞が脂肪滴でいっぱいになると分裂し、細胞が増殖します。増殖で脂肪細胞自体が活性化すると、栄養として摂取した脂肪も細胞に蓄積されやすくなり、結果として皮下脂肪も増えていきます。

このように光バストケアは、ただバスト周りの脂肪を無理やり寄せ集めたり、豊胸手術のようにサイズアップさせるのではなく、皮下脂肪の細胞のメカニズムにも着目した方法といえます。

垂れづらいバストづくり

美しいバストを目指すなら胸のボリュームだけでなく、形も重要です。光バストケアは光を照射することで、線維芽細胞へ働きかけ垂れづらいバストへと整えてくれます。
(繊維芽細胞とは、肌のハリや弾力のもととなるコラーゲンを生成してくれる肌細胞のことをいいます)

大きいバストほど皮下脂肪の重さで、形が下向きに垂れてしまいやすい傾向があり、出産や、育児・急激な体重の増減などでバストが下向きになってしまうとお悩みの人も少なくありません。

バストを支える役割をもつクーパー靭帯は、皮下脂肪を釣り上げるように胸を支えていますが、靭帯が切れたり、伸びてしまったりすると形が垂れやすくなります。

クーパー靭帯自体は結合組織なので、1つが伸びてしまったからといってバストがすぐ垂れ下がるわけではありません。バストの形をキレイにキープするならバストケアが必要です。

肌のハリを維持する力に働きかける

光バストケアは、サイズアップや垂れづらいバスト作りを目指せるだけでなく、肌の繊維芽細胞にアプローチし肌にハリを与えて美しいバストへと導いてくれます。理想のバストの形へ整えるだけでなく、肌のケアも一緒にお手入れできるのでよりお客様の満足度も高めることができます。

肌にはうるおいを維持しハリのある肌をキープする保湿機能が備わっていますが、加齢や紫外線のダメージ・乾燥などの影響で肌のハリが減少してしまいます。

光バストケアでは肌に光照射を行うことで、加齢とともに衰えやすい肌本来のもつハリを維持する力を整えて、肌にうるおいのあるやわらかなバストへと導いてくれます。

光バストアップ(光豊胸)のメリット

 

光バストアップ(光豊胸)のメリットは2つです。

1つは通常の豊胸手術と比べて痛みが少ないこと、もう1つは自然な仕上がりを目指せることです。メスを入れる豊胸手術より心理的ハードルが低いという特徴もあります。

それぞれの特徴を順番に解説します。

痛みが少ない

光バストアップ(光豊胸)は光豊胸機を使ってIBE光を当てる施術になるため、痛みが少ない点が特徴的です。

メスを使ってシリコンや脂肪を挿入する手術とは異なり、麻酔も必要なく施術後のダウンタイムなどもいりません。施術後にバスト周辺がほんのりあたたかくなる程度です。

効果が出るまでに時間はかかりますが、気軽に受けられ当日に他の予定を入れることも可能です。

「美容施術には興味があるけど痛いのはいや」という方でも試しやすいというメリットがあります。

自然な仕上がりを目指せる

光バストアップ(光豊胸)は急にサイズがアップするような効果は見込めませんが、その分仕上がりが自然な状態になるため「あからさまに豊胸したと周囲に知られたくない」と思っている方にはぴったりです。

もともと自身が持っている細胞に働きかけることでバストアップを目指す方法なので、不自然な形になることはありません。

もし自然にふっくらしたように見せたいなら光バストアップ(光豊胸)を活用するのがおすすめです。逆に、かならずサイズアップしたい方や理想のバストサイズがある方は、医療の力に頼ることを検討するのもいいかもしれません。

光バストアップ(光豊胸)のデメリット

光バストアップ(光豊胸)にはデメリットもあります。

・大幅なバストアップが期待できない
・バストアップの方法によってデメリットは異なる

人によっては「まったく問題ない」という方もいるでしょう。施術してから後悔しないように、事前にデメリットと言われている点について把握しておくことが重要です。

大幅なバストアップが期待できない

光バストアップ(光豊胸)は残念ながら大幅にバストサイズをあげることは難しいでしょう。仕上がりも自然な印象になるため、人によってはあまり効果を感じられない人もいるかもしれません。

もしバストの形やサイズに理想を持っている人は、光バストアップ(光豊胸)ではなく豊胸手術によりシリコンや脂肪を挿入する方が確実だといえます。

手術をしてまでバストサイズをあげるのは怖いという方は、まず光バストアップから試してみるのもおすすめです。

バストアップの方法によってデメリットは異なる

バストサイズを上げる方法は、これまで紹介した光バストアップ(光豊胸)だけではなく豊胸手術や矯正下着を装着する方法などさまざまです。

どの方法にもメリットとデメリットがあるため事前に確認し、比較検討することが重要です。

特に豊胸手術は体にメスを入れる医療行為になるため得られるリターンと同等にリスクも大きくあります。多額の費用がかかることもありますので、予算やダウンタイムに必要な期間などクリニックに相談しておくことが必要です。

光バストアップであれば比較的リスクを抑えてはじめられるため、美容医療に不慣れな方にも適しています。

業務用脱毛機のバストアップ機能について

業務用脱毛機に搭載されるモードや基本的な機能について解説します。一体どのような機能があるのでしょうか?

バストアップやフェイシャルケアが可能な脱毛機

業務用脱毛機の中には、基本的な脱毛機能に加えてバストアップやフェイシャルケアが可能な機器もあります。

特殊なフラッシュライトを当てることで、バストや肌に「ハリや弾力を取り戻す」ためのアプローチをしてくれます。

お客様の中には脱毛だけでなく、さまざまなエステメニューに興味がある方も少なくありません。

いくつものエステサロンに通うとなると、通うための交通費や、予約するための手間がかかってしまうため、「脱毛は今度にしよう」「肌ケアはいいかな…」と後回しにしてしまう人もいます。

そのため脱毛以外のエステメニューが同じ場所で受けられることは、お客様のニーズとマッチしやすく、集客率アップにもつながる可能性が高いといえます。

脱毛機の『照射』『連射』『冷却』機能とは?

業務用脱毛機は、特殊なフラッシュライト(光)を部位に当てることで脱毛サービスを行います。この光を肌に当てることを『照射』といいます。

脱毛機の中には、照射を連続して行える『連射』機能が搭載されたものもあります。1発ずつチャージして照射をする脱毛機と比べると、おおよそ半分の時間で完了するため、1回にかかる脱毛時間を短縮でき、回転率アップにつながることが魅力です。

また近年では「冷却機能」が搭載されている脱毛機も増えています。脱毛時は照射による光と熱で除毛を行うため、少なからず脱毛時に痛みを感じてしまう人が多いです。

しかし冷却機能が搭載されている脱毛機であれば、照射した肌を冷やせるので、脱毛時の痛みを和らげ、肌悩みを感じにくくしてくれます。

最新の業務用脱毛機を導入するメリット

業務用脱毛機は、最低でも100万以上のコストがかかります。せっかく導入するのであれば、満足度の高い機器を選ぶことが重要です。

ここでは最新の業務用脱毛機を導入する2つのメリットについて解説します。

需要増加とサロンメニューの拡充

最新の業務用脱毛機は、バストアップやフェイシャルケアなどさまざまな機能が搭載されています。顧客からの需要増加が見込めることに加え、サロンメニューを拡充しやすいことは大きなメリットです。

例えば脱毛とセットで、「バストアップコース」や「フェイシャルエステコース」を設けることで、興味をもってもらえる顧客の層はグッと広げられます。

また脱毛メニューの場合、脱毛期間を完了すればサロンを離れる人も出てきますが、バストアップやフェイシャルケアは「定期的なメンテナンス」として、来店を継続してもらえる可能性が高いです。

持続的な顧客の獲得につながり、客単価アップを想定したサロン経営をすることができます。

操作性と安全性の高さ

最新の業務用脱毛機は、『操作性』と『安全性』に優れていることも大事なポイントです。

まず操作性に優れていることで、エステティシャンの負担が減ります。1回の脱毛時間の短縮にもつながり、回転率も上げることも可能です。

また施術を行うエステティシャンの習得に必要な時間も短縮できます。顧客が増えたときに、スタッフの増員が容易になることは大きなメリットになります。

そして最新型の脱毛機は、旧モデルの問題点や課題をアップデートし、改良されているものが多くあります。操作がよりシンプルになり、誤操作や機能不良によるトラブルが発生しにくくなるため、サロン側が自信をもってお客様へサービスを提供することができます。

業務用脱毛機の選び方のポイント

業務用脱毛機を選ぶときはどのようなポイントをチェックすれば良いでしょうか。気になる脱毛機を見つけたときに、確認しておきたい5つのポイントを簡単に紹介します。

5つの安心材料を確認

業務用脱毛機を選ぶときは、以下の5つのポイントを確認しておきましょう。

・メーカーの実績
・機器の安全性
・導入時のサポート
・保証内容
・購入後のアフターフォロー

業務用脱毛機はお客様の肌に直接触れるものである以上、サロン側の使いやすさだけでなく、安全に・問題なく使えることが大切です。

特に営業中に使用予定の機器が壊れてしまうと、予約を受けられないことでお客様に迷惑をかけてしまいかねません。購入後も安心して使える体制を整えてくれるメーカーから購入することで安心して導入まで進めることができます。

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おすすめの業務用脱毛機

業務用脱毛機は「脱毛サロンの心臓」ともいえるほど大事なポイントです。選び方次第でサロンの経営に影響する可能性もあるので、納得できる性能の脱毛機を選ぶことをおすすめします。

ここではおすすめの業務用脱毛機を3つ紹介いたします。

Renaissance ルネッサンスGT-R

『ルネッサンスGT-R』は、3500台以上の導入実績を誇る『ルネッサンス』シリーズの標準モデルです。

基本的な脱毛機能に加えて、バストアップ・フェイシャルケア・ボディケアと4つのモードを搭載しています。

また全てのモードは、ハンドピース1本で行うことが可能です。内容に合わせて付け替えたり、持ち替えたりする必要がないため、スピーディーかつ簡単にモード変更を行えます。

また高速スライド(連射)を実現したことで、サービスを提供するスピードも早くなることも特徴の一つです。連射機能のない脱毛機の全身脱毛で約1時間半かかる場合でも、高速スライドを搭載した脱毛機ならば約40〜60分に時間短縮が可能です。

様々なメニューを組み込みながらも、スピーディーにサービス提供を行いたいサロン様におすすめの脱毛機です。

ルネッサンスGT-Rの詳細はこちら

Renaissance ルネッサンスLUNA(ルナ)

『ルネッサンスLUNA(ルナ)』は、デリケートゾーン(VIO)専用の脱毛&美肌モードを搭載している脱毛機です。

デリケートゾーンは、近年ニーズが高まっている脱毛部位の一つです。若年層だけではなく、将来介護される状況に備えて行う「介護脱毛」を計画する中高年層にも人気があります。

こちらの脱毛機は美肌モードを搭載しているので、脱毛サービスと一緒に美肌ケアを行えることが特徴です。光で肌本来のもつ力をサポートし、乱れやすいキメを整えて美しい肌へ導きます。

デリケートゾーンのエステメニューに力を入れたい、介護脱毛のニーズを獲得していきたいサロンオーナー様におすすめの脱毛機です。

ルネッサンスLUNAの詳細はこちら

Renaissance ルネッサンスBAMBI(バンビ)

ルネッサンスシリーズの中でもお求めやすい価格設定の脱毛機です。1ショットあたりの単価が約0.6円、導入費用が200万以下というコストパフォーマンスも魅力の1つです。

低コストながらも機能性は抜群です。毛の太さによって選べる2つの脱毛モードを始め、痩身メニュー・バストケア・リフトアップに対応するモードも搭載されています。

また脱毛サービス時にジェルの塗布が不要なため、1回あたりの施術にかかる時間を短縮することが可能です。加えて独自の冷却システムを採用しており、スムーズな連続稼働を叶えてくれます。

コストパフォーマンスを重視・回転率をアップしたいサロンオーナー様にもおすすめの脱毛機です。

ルネッサンスBAMBIの詳細はこちら

まとめ

業務用脱毛機にはバストケアや、フェイシャルケア機能付きの機器も存在します。一般的な脱毛機よりもメニューの幅を広げやすいため、導入することで顧客ニーズを掴みやすくなり、サロン経営者様にもメリットがあるといえるでしょう。

特に近年ではバストのボリューム感や、ハリ不足にお悩みの人も少なくありません。通常の脱毛メニューに加えてバストケアのメニューを取り入れることで、集客率アップも狙えるでしょう。

さらに業務用脱毛機を選ぶときは、脱毛以外の機能性や安全性、メーカによるサポート面などにも注目してみるのがおすすめです。

このコラムの執筆者

株式会社コンフォートジャパン コラム編集担当
株式会社コンフォートジャパン コラム編集担当
株式会社コンフォートジャパン コラム編集担当
コンフォートジャパンのコラム編集担当です。
美容業界で長く美容機器メーカーとして存続しているコンフォートジャパンが、皆様のお声に応えるべく、脱毛関連はもちろんのこと、サロン運営に役立つ情報を発信していきます。