更新日:2023.06.04

髭脱毛に家庭用脱毛器はおすすめ?メンズの髭脱毛に適した脱毛器の種類・特徴について解説

髭脱毛に家庭用脱毛器はおすすめ?メンズの髭脱毛に適した脱毛器の種類・特徴について解説

 

「家庭用脱毛器で手軽に髭を脱毛したい」「家庭用脱毛器の使い方が気になる」

このような悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。

本記事では、

  • 髭脱毛におすすめの家庭用脱毛器の脱毛方法
  • 家庭用光脱毛器で脱毛する時の注意点
  • 家庭用脱毛器で髭脱毛するメリット・デメリット

について解説しています。

自宅で髭脱毛を行いたい方、家庭用脱毛器に興味がある方は、ぜひ記事を参考にしてみてください。

髭脱毛におすすめの家庭用脱毛器の脱毛方法

髭脱毛におすすめの家庭用脱毛器の脱毛方法を説明します。

家庭用脱毛器には大きく分けて5種類の脱毛方法があり、それぞれ特徴が異なります。

予算や希望に合わせて、適切な脱毛器を選ぶのがおすすめです。

5種類の脱毛方法の特徴

脱毛器の種類

脱毛方法

注意点

光脱毛器

光をメラニンに反応させて熱を与え、毛根を弱らせる

効果を実感するまで回数がかかる

レーザー脱毛器

レーザーをメラニンに反応させて熱を与え、毛根を弱らせる

痛みを感じやすい

サーミコン式脱毛器

熱線で毛を焼き切る

やけどのリスクがある

高周波式脱毛器

毛に高周波を流して引き抜く

肌トラブルが起きやすい

脱毛ローラー

ローラーで毛を巻き込んで引き抜く

肌トラブルが起きやすい

 

上の表は、5種類の脱毛方法の特徴をまとめたものです。

それぞれの脱毛方法は特徴・リスクが異なるため、特徴をよく理解して脱毛器を選ぶ必要があります。

それぞれの脱毛方法について詳しく説明します。

光脱毛器

光脱毛器は、毛の色素「メラニン」に反応する特殊な光を利用して脱毛を行う方法です。

脱毛サロンで使用されている光脱毛器を家庭用に使いやすくしたもので、安全に配慮してサロン用のものよりも出力が抑えられています。

出力が弱いため効果を実感するまでには回数がかかり、少なくとも20〜30回以上は照射を繰り返す必要があります。

光脱毛器は痛みが少なく、肌への負担が小さいのが特徴です。

「肌が荒れやすい方」「痛みに弱い方」でも使用できるというメリットがあります。

光脱毛器は種類が豊富で、さまざまなメーカーから発売されていて選択肢が多いのも大きなメリットです。

レーザー脱毛器

レーザー脱毛器は、メラニンに反応するレーザーを照射することで毛根にダメージを与えて脱毛を行う方法です。

医療脱毛で使用されるレーザーの家庭版で、安全のため出力が抑えられています。

レーザーは強力な脱毛効果を持つ分、痛みや肌への負担が大きく脱毛を行う際は注意が必要です。

肌が弱い方・荒れやすい方の場合は、照射後に「赤み」「かゆみ」「乾燥」などの症状が出る可能性があります。

肌を保冷剤などで冷却してから脱毛を行うことで、痛みや肌への負担を抑えられます。

レーザー脱毛器は照射面積が狭いため、広範囲への脱毛には適していません。

サーミコン式脱毛器

サーミコン式脱毛器は、肌表面に出ている毛を熱線で焼き切る脱毛器です。

毛根を弱らせる効果を持つ光脱毛やレーザー脱毛とは異なり、サーミコン式脱毛器には毛を生やさないようにする効果はありません。2〜3日経つと毛はまた生えてくるため、脱毛ではなく除毛と考えた方がよいでしょう。

サーミコン式脱毛器では毛の断面が丸くカットされるため、髭剃り後のチクチク感が気にならなくなるというメリットがあります。

サーミコン式脱毛器は熱で毛を焼き切るため、やけどのリスクが伴います。

肌に水分が残っていると特に危険なので、水分を拭き取ってから使用が必要です。

高周波式脱毛器

高周波式脱毛器は毛に高周波を流して脱毛を行う方法です。

高周波式脱毛器には2種類あり、毛抜きのような形状をした先端部分で毛をはさみ高周波を流して毛を抜くタイプと、高周波が流れたローラーで毛を巻き込んで引き抜くタイプにわかれます。

どちらも高周波を流すことで痛みが軽減され、毛を引き抜くため2〜3週間は毛がない状態を維持できるというメリットがあります。

毛を引き抜く際に肌を傷めるリスクがあるほか、毛穴に雑菌が入り込むと「毛のう炎」という炎症を起こしやすくなり、「肌が弱い方」「肌が荒れやすい方」は注意が必要です。

脱毛ローラー

脱毛ローラーは、回転するローラーで毛を巻き取り引き抜くタイプの脱毛方法です。

毛を毛根から引き抜くため2〜3週間は毛のない状態をキープできますが、ローラーには毛根を弱らせたり毛が生えてこないようにする効果はありません。

一度に多くの毛を抜ける「毛抜き」の一種と考えてよいでしょう。

脱毛ローラーは痛みを感じやすく、肌トラブルを起こしやすいというデメリットがあります。毛のう炎や埋没毛を引き起こすリスクがあり、脱毛後の保湿や肌ケアが欠かせません。

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髭脱毛に家庭用脱毛器で永久脱毛や効果はある?

髭脱毛に家庭用脱毛器で永久脱毛や効果はあるのでしょうか?

結論から言うと、家庭用脱毛器で永久脱毛を行うことはできません。

  • 家庭用脱毛器で期待できる効果
  • 効果を実感できる回数や期間の目安
  • について説明します。

家庭用脱毛器で永久脱毛はできる?

「家庭用脱毛器で永久脱毛はできる?」と気になっている方は多いでしょうが、家庭用脱毛器では永久脱毛はできません。

家庭用脱毛器は安全のため出力が抑えられており、あくまで「除毛」「減毛」のために使用される機械です。

永久脱毛は毛根を破壊することで脱毛を行いますが、これは医療行為の一種のため、クリニックなどの医療機関でのみ受けられます。永久脱毛を希望する方はクリニックで医療脱毛を受けるのがおすすめです。

家庭用脱毛器には、毛が生えるスピードを遅くしたり毛を薄くする効果があります。

継続して使用することで毎日のお手入れが楽になるでしょう。

効果を実感できる回数や期間の目安

回数

期間

毛の状態

4回

約1ヶ月

変化なし

12回

約3ヶ月

毛が細くなり始める

24回

約6ヶ月

毛が細くなり、生えるのが遅くなる

30回

約1年

大部分の髭が目立たなくなる

35回

約1年半

口の端の毛以外は目立たなくなる

40〜50回

約2年〜3年

自己処理が不要になる

 

上記は、家庭用脱毛器で効果を実感できる回数や期間の目安をまとめた表です。

家庭用脱毛器は1回の照射で効果を実感することはできず、定期的な照射を継続することで効果を発揮します。

数回照射しただけで「効果がない」「毛が減らない」と諦めてしまうのはもったいないため、まずは約1年間、30回ほど照射を継続するのがおすすめです。

種類によって異なりますが、多くの家庭用脱毛器は1〜2週間に一度照射を行い、毛が減っていくにつれてお手入れの頻度が減っていきます。

最初は頻繁に照射しなければならず、面倒だと感じる方が多いですが、2〜3年経過する頃には数ヶ月に一度の照射で済むようになります。

最初の数ヶ月は効果を実感できなくても、焦らず照射を続けていけば自己処理が不要になるレベルまで毛を減らすことが可能です。

家庭用光脱毛器で脱毛する時の注意点

家庭用光脱毛器で脱毛する時の注意点を説明します。

家庭用光脱毛器は、「光脱毛器・レーザー脱毛器」「サーミコン式脱毛器・脱毛ローラー」「高周波式脱毛器」でそれぞれ注意点が異なるため、3つに分けて解説します。

光脱毛器・レーザー脱毛器

光脱毛器・レーザー脱毛器は、光やレーザーを毛の色素「メラニン」に反応させて脱毛を行います。

メラニンがないと反応しないため、お手入れ前に毛抜きなどで毛を抜いてしまうと脱毛効果が得られないので注意が必要です。お手入れ前の2〜3週間は毛抜きの使用を控えましょう。

ムダ毛が伸びているとパワーが分散し、やけどの原因になります。

脱毛前日までにシェービングを行い、毛が短い状態で照射します。

光・レーザーがメラニンに反応する際、熱が発生して痛みを感じることがありますが、照射前に冷却を行うことで痛みを軽減できます。

サーミコン式脱毛器・脱毛ローラー

サーミコン式脱毛器・脱毛ローラーは毛が伸びている状態で使用します。

髭が短すぎると毛を巻き取れないため、毛を伸ばした状態でお手入れを行いましょう。

脱毛器は肌に押し付けすぎず、肌に対して90度に当てた状態でゆっくり滑らせて使用します。

サーミコン式脱毛器は熱線に触れるとやけどの可能性があるため、特に注意が必要です。

高周波式脱毛器

高周波式脱毛器には「ローラー式」「ツイーザー式」の2種類の脱毛器がありますが、ローラー式の使用方法はサーミコン式脱毛器・脱毛ローラーと同様です。

ツイーザー式の場合はムダ毛を1本1本つまんで処理するため、髭を数ミリ伸ばした状態で処理する必要があります。

毛が長すぎても処理しにくいため、長い髭はハサミでカットしてから処理を始めるのがおすすめです。

高周波を流すため痛みを感じにくいものの、万が一痛みが気になる場合は冷却しながら処理しましょう。

家庭用脱毛器で髭脱毛するメリット

家庭用脱毛器で髭脱毛するメリットには以下のようなものがあります。

  • クリニックやサロンに通う時間・手間が省ける
  • 自分のペースで脱毛できる
  • 脱毛していることが周囲にバレない
  • 費用が安く済む
  • 髭以外も気軽に脱毛できる

家庭用脱毛器を使用する大きなメリットは、クリニックやサロンに通う時間・手間が省けることです。

男性の中には「仕事が忙しい」「サロンに通う時間が取れない」「急な予定が入りやすく脱毛の予約が取れない」という方は多いでしょう。

このような悩みを抱える方にとって、家庭用脱毛器は最も効率的に脱毛できる方法です。

家庭用脱毛器があれば自宅でいつでも脱毛できるため、「時間に余裕ができた時」「急に予定が空いた日」などにも気軽に脱毛を行えます。

「脱毛していることを知られたくない」という方にとっては、クリニック・サロンに通う必要がなく自宅でこっそり脱毛できるというのも大きなメリットです。

数十万円の費用がかかる医療脱毛・サロン脱毛に比べて、家庭用脱毛器は10万円以下で購入できます。髭の脱毛だけでなく腕やスネなど他の部位にも使用できて経済的です。

家庭用脱毛器で髭脱毛するデメリット

家庭用脱毛器で髭脱毛するデメリットには以下のようなものがあります。

  • 回数がかかる
  • 痛みを感じることがある
  • コツや技術が必要
  • 使用をやめると毛が生えてくる

家庭用脱毛器は安全性を考慮して出力が低く設定されているため、サロンやクリニックで脱毛する場合よりも期間・回数がかかります。

痛みを感じることがありますが、保湿や冷却などの対策は自分で行わなければなりません。

家庭用脱毛器は種類によって使用方法が異なり、中には使用にコツや技術が必要なものがあります。

家庭用脱毛器で永久脱毛はできないため、使用を中止するといずれは毛が生えてくるようになります。

家庭用脱毛器とその他の脱毛との違い

種類

家庭用脱毛器

医療脱毛

サロン脱毛

特徴

自宅で手軽に脱毛できる

永久脱毛ができる

痛みが少ない

効果(10回)

毛が細くなる

ツルツルを目指せる

お手入れの回数が減る

痛み

弱い

強い

弱い

コスト

約10万円

約15万円

約10〜15万円

上記は、家庭用脱毛器とその他の脱毛との違いをまとめた表です。

医療脱毛は、3つの中で唯一永久脱毛が可能な脱毛方法です。出力が高いため数回の施術で効果を実感でき、脱毛完了までの回数が少なくてすみます。

「できるだけ早く毛をなくしたい方」「少ない回数で脱毛を終わらせたい方」には医療脱毛がおすすめです。

サロン脱毛は痛みが少なく、1回あたりの費用が安いため手軽に受けられる脱毛方法です。

家庭用脱毛器よりも効果を実感しやすく、医療脱毛よりも痛みが少ないというメリットがあります。

「痛みを抑えながらも効果を実感したい方」におすすめです。

まとめ

本記事では、家庭用脱毛器で行う髭脱毛について紹介しました。

家庭用脱毛器は自宅で手軽に脱毛できますが、一方で「回数がかかる」「週1回の照射が面倒」という声も耳にします。

家庭用脱毛器では永久脱毛できないため、脱毛器の使用を中止するとまた毛が生えてきます。

同じコストや労力をかけるのであれば、痛みが少なく効果を実感しやすいサロン脱毛で髭脱毛を行うのがおすすめです。

家庭用脱毛器での髭脱毛を検討している方は、ぜひ記事を参考にしてみてください。

このコラムの執筆者

株式会社コンフォートジャパン コラム編集担当
株式会社コンフォートジャパン コラム編集担当
株式会社コンフォートジャパン コラム編集担当
コンフォートジャパンのコラム編集担当です。
美容業界で長く美容機器メーカーとして存続しているコンフォートジャパンが、皆様のお声に応えるべく、脱毛関連はもちろんのこと、サロン運営に役立つ情報を発信していきます。