医療レーザー脱毛で行う髭脱毛の回数と料金|脱毛の効果や注意すべきリスクとデメリットを徹底解説

医療レーザー脱毛で行う髭脱毛の回数と料金|脱毛の効果や注意すべきリスクとデメリットを徹底解説

「医療レーザー脱毛の髭脱毛に必要な回数・期間とは?」

「医療レーザー脱毛は高額な費用がかかりそう」

このような疑問を感じている方は多いのではないでしょうか。

医療レーザー脱毛では照射パワーの強い脱毛機を使用するため、短期間で脱毛終了を目指すことが可能です。

本記事では医療レーザー脱毛で髭脱毛をする場合の、施術回数・通院期間・料金相場を詳しく解説します。

医療レーザー脱毛の効果やリスクについても解説していますので、参考にしてください。

医療レーザー脱毛で行う髭脱毛の回数と料金

医療レーザー脱毛で髭脱毛を行う場合「何回で脱毛を終了できるの?」「医療脱毛は高額な費用がかかるのでは?」と不安を感じる方も多いかと思います。

まずは医療レーザー脱毛で髭脱毛をする場合に必要な施術回数と期間、料金相場をまとめました。

 

回数

期間

料金相場

自己処理が楽になる

5〜8回

半年〜1年程度

約10万円

自己処理がほぼ不要になる

8〜10回

1年〜2年程度

約15万円

 

医療脱毛では毛のメラニン色素に反応するレーザーを使用し、毛母細胞(毛根・毛乳頭)に熱ダメージを与えることで永久脱毛を目指します。

サロン光脱毛や家庭用脱毛器と比べて高出力なレーザーを照射するため、比較的短期間で脱毛終了を目指すことが可能です。

自己処理が楽になるまでには5〜8回程度の施術が必要といわれており、半年〜1年程度の期間がかかります。

さらに自己処理が不要な程度まで脱毛する場合は、8〜10回程度の施術が必要で、1年〜2年程度の通院期間が必要です。

また医療脱毛は高額な費用がかかるイメージがありますが、約10万円〜15万円程で施術を受けられます。

「脱毛サロンの方が安く脱毛できるのでは?」と感じる方もいるかもしれませんが、脱毛サロンは自己処理が不要になるまでに12〜18回程度施術を受けなければならないため、総額が高くなる傾向にあります。

 

医療脱毛

脱毛サロン

施術回数

自己処理が楽になる:5〜8回

自己処理がほぼ不要になる:8〜10回

自己処理が楽になる:10〜12回

自己処理がほぼ不要になる:12〜18回

料金相場

約10万〜15万円

約12万〜30万円

 

施術1回あたりの費用は脱毛サロンの方が安い場合が多いですが、確実に毛を無くしたい方や短期間で脱毛を終わらせたい方は医療レーザー脱毛を選ぶのがおすすめです。

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髭脱毛に通うクリニックの選び方

髭脱毛を受けられる医療脱毛クリニックは数多くあるため、以下のポイントを確認して自分にあったクリニックを選ぶことが大切です。

  • 希望部位が脱毛範囲に含まれているか確認する
  • お試しプランがあるクリニックで施術する
  • 麻酔の使用が可能であるか確認する

医療脱毛クリニック選びに失敗してしまうと、期待していた効果が得られなかったりトラブルが発生したりする可能性があります。

ここからはクリニック選びのポイントを詳しく解説しますので参考にしてください。

希望部位が脱毛範囲に含まれているか確認する

医療脱毛クリニックを選ぶ際は、自分が脱毛したい部位が脱毛範囲に含まれているかどうか確認することが大切です。

「髭脱毛プラン」といってもクリニックによって脱毛できる範囲はさまざまで、「鼻下・あご・あご下」の3部位のみを脱毛範囲にしている場合もあれば、「もみあげ・首」などをプランに含む場合もあります。

またクリニックによっては希望部位を選択して組み合わせられる「セレクトプラン」などを提供している場合もあります。

契約してから「希望部位が脱毛範囲に含まれていなかった」と後悔することがないよう、事前に確認することが大切です。

お試しプランがあるクリニックで施術する

医療脱毛を初めて受ける場合は「お試しプラン」があるクリニックを選ぶのがおすすめです。

医療脱毛クリニックの多くは「髭脱毛5回プラン」などの回数制プランを提供しています。

一度も施術を受けずに回数制プランを契約してしまうと、医療脱毛の痛みに耐えられなかったり思った通りの効果を得られなかったりと、後悔してしまう可能性もあります。

お試しプランのあるクリニックであれば、医療脱毛をお試しで受けることができ、痛みや効果を把握した上で回数プランを契約することが可能です。

クリニックによっては無料でテスト照射を受けられる場合もあるので、事前に確認するようにしてください。

麻酔の使用が可能であるか確認する

医療脱毛の痛みに不安がある方は、麻酔を使用できる医療脱毛クリニックを選ぶのがおすすめです。

医療脱毛ではパワーの強い脱毛機を使用するため、施術時に強い痛みを感じる可能性があります。

特に髭は他の部位と比べて濃くて太い毛が多いため、かなり強い痛みが発生します。

痛みの感じ方には個人差がありますが、輪ゴムでパチンと弾いたような強い刺激が発生するため、麻酔を使用して痛みを軽減するのがおすすめです。

クリニックによっては麻酔を無料で使用できる場合もあるので、料金の有無も確認してクリニックを選ぶようにしてください。

髭脱毛で得られる効果とは?

髭脱毛で得られる効果は施術部位や施術方法によって異なります。

一般的に頬・もみあげ・あご下・首などの髭が薄い部分は少ない施術回数で効果を感じやすく、鼻下・あごなどの髭が密集している部分は、脱毛効果を感じるまでに回数・期間がかかるといわれています。

髭脱毛をする方法には、医療レーザー脱毛の他に「サロン光脱毛」「ニードル脱毛」などの方法がありますが、施術方法によっても必要な施術回数・期間は異なります。

以下にそれぞれの施術方法の髭脱毛に必要な施術回数をまとめました。

 

医療レーザー脱毛

サロン光脱毛

ニードル脱毛

自己処理が楽になる

髭が薄い部分:3〜5回程度

髭が濃い部分:5〜8回程度

髭が薄い部分:8〜10回程度

髭が濃い部分:10〜12回程度

髭が薄い部分:3〜5回程度

髭が濃い部分:5〜8回程度

自己処理がほぼ不要になる

髭が薄い部分:5〜8回程度

髭が濃い部分:8〜10回程度

髭が薄い部分:10〜12回程度

髭が濃い部分:12〜18回程度

髭が薄い部分:5〜8回程度

髭が濃い部分:8〜10回程度

 

医療レーザー脱毛とニードル脱毛は、自己処理が楽になるまでに3〜8回程度・自己処理がほぼ不要になるまでに5〜10回程度の施術が必要です。

サロン光脱毛は一度の施術で得られる効果が弱いため、自己処理が楽になるまでに8〜12回程度・自己処理がほぼ不要になるまでに10〜18回程度の施術が必要になります。

医療レーザー脱毛

医療レーザー脱毛による髭脱毛の最大の特徴は「永久脱毛」を目指せることです。

永久脱毛とは「永久的に自己処理が楽な状態が続くこと」で、AEA(米国電気脱毛協会)では以下のように定義づけられています。

『最終脱毛をしてから1ヶ月後の毛の再生率が20%以下であれば永久脱毛。』

「永久脱毛=一生毛が生えない状態」というわけではありませんが、医療レーザー脱毛を受けることで永久的に自己処理が楽な状態を保つことが可能です。

医療レーザー脱毛でも回数・期間がかかる理由

照射パワーの強い医療レーザー脱毛でも、一度の施術で脱毛を終えることはできません。

医療脱毛を終えるまでには最低でも5回、人によっては8〜10回の施術が必要です。

特に髭部分は他の部位よりも多くの施術回数が必要で、脱毛終了までに時間がかかるといわれています。

ここでは医療レーザー脱毛でも脱毛終了までに回数が必要な上記の理由について解説します。

毛周期のサイクルが長い

医療レーザー脱毛でも髭脱毛に回数・期間がかかる理由は、髭の毛周期(毛が生え変わるサイクル)が長いからです。人間の毛は成長期・退行期・休止期を繰り返すことで、抜けたり生えたりを繰り返しています。

医療レーザー脱毛の効果を発揮できるのは、毛の成長が活性化している「成長期の毛だけ」なので、医療脱毛をする場合は毛周期に合わせて施術を行う必要があります。

ワキ・腕・足など体のほとんどの部位は2〜4ヶ月で毛周期のサイクルを繰り返しているため、医療脱毛も2〜3ヶ月間隔で施術を行うことが可能です。

一方、髭は毛周期のサイクルが4ヶ月〜1年と他の部位と比べて長く、施術間隔も他の部位より長く空けなければなりません。

そのため髭脱毛は他の部位より脱毛終了までに長い期間がかかります。

毛根が深くレーザーが届きにくい

毛根が深い部分にありレーザーが届きにくいことも、髭脱毛に時間がかかる理由にあげられます。

医療レーザー脱毛では、毛のメラニン色素に反応するレーザーを照射し、毛根や毛母細胞に熱ダメージを与えることで毛の成長を抑制します。

髭は他の部位と比べて毛根が深い部分にあるため、レーザーが届きにくく熱ダメージを与えにくいです。

医療レーザー脱毛で使用する脱毛機には、「アレキサンドライトレーザー」「ダイオードレーザー」「ヤグレーザー」のいずれかのレーザーが搭載されています。

  • アレキサンドライトレーザー(波長:755nm)
  • ダイオードレーザー(波長:800nm〜)
  • ヤグレーザー(波長:1,064nm)

※波長とはレーザーを届けられる深さを表します。

髭脱毛をする場合は、レーザーを根深い部分まで届けられる「ヤグレーザー」や、剛毛の脱毛が得意な「アレキサンドライトレーザー」を搭載した脱毛機を選ぶのがおすすめです。

髭脱毛のリスクとデメリット

多くのメリットを得られる髭脱毛ですが、以下のようなリスクやデメリットもあります。

  • 施術時に強い痛みが発生する
  • 副作用が起こるリスクがある
  • 脱毛したら生えてこない可能性がある
  • 日焼け対策が必要になる

医療脱毛を受ける前には、メリットだけでなくデメリットも把握しておくことが大切です。

施術時に痛みが発生する

髭脱毛をする場合、施術時にかなり強い痛みを感じる可能性があります。

髭は他の部位と比べて太く濃い毛が密集しているため、レーザーが反応しやすく強い刺激が発生します。

毎日髭剃りをしている方は、シェービングによって肌が傷ついてしまっている可能性が高く、肌の炎症により痛みが悪化する場合もあります。

人によっては施術の痛みに耐えられない場合もあるので、麻酔を使用して痛みを軽減するのがおすすめです。

副作用が起こるリスクがある

医療脱毛レーザー脱毛による髭脱毛では、パワーの強いレーザーを使用するため以下のような副作用が起こるリスクがあります。

  • 発赤や熱感
  • かゆみ
  • 痛み
  • 火傷
  • 炎症
  • 乾燥

万が一副作用が発生した場合は、すぐに施術を受けたクリニックに相談し、治療を受けるようにしましょう。

脱毛したら生えてこない可能性がある

医療レーザー脱毛を受けると、再度髭を生やしたいと感じても希望通りに生えてこない可能性があります。

先述した通り医療レーザー脱毛では永久脱毛を目指すことが可能です。

5〜8回程度施術を繰り返すと自己処理がほぼ不要な程度まで脱毛できるため、再度毛を生やすことができません。

脱毛した部分の毛が二度と生えなくなるという訳ではありませんが、希望通りには生えない可能性が高いです。

医療脱毛を受ける前には、どの部位を脱毛するのか・毛量を調節するのか全ての毛を脱毛するのかなど、脱毛範囲を確認することが大切です。

日焼け対策が必要になる

医療脱毛を受けている期間は日焼け対策が必須になります。医療脱毛では基本的に日焼け肌や色黒肌にレーザーを照射することができません。

理由は肌のメラニン色素にレーザーが反応してしまい、火傷や炎症を起こすリスクが高いからです。

特に髭部分は日に当たりやすい部位なので、意識的に日焼け対策をしていないと焼けてしまう可能性があります。

安全に施術を受けるためにも、脱毛期間中は日焼け止めを塗るなどして対策することが大切です。

まとめ

今回は医療レーザー脱毛で髭脱毛をする場合の回数・期間・料金について解説しました。

医療レーザー脱毛ではパワーの強い脱毛機を使用するため、5〜8回程度施術を受けることで永久脱毛を目指せます。

「施術時は強い痛みが発生する」「脱毛が完了すると再度生やすことが難しい」などのデメリットもあるため、麻酔の有無や脱毛範囲を確認して自分に合った医療脱毛クリニックを選ぶことが大切です。

このコラムの執筆者

株式会社コンフォートジャパン コラム編集担当
株式会社コンフォートジャパン コラム編集担当
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コンフォートジャパンのコラム編集担当です。
美容業界で長く美容機器メーカーとして存続しているコンフォートジャパンが、皆様のお声に応えるべく、脱毛関連はもちろんのこと、サロン運営に役立つ情報を発信していきます。