更新日:2022.09.30

脱毛サロンの個人経営で重要なポイントとメリット・デメリット

脱毛サロンの個人経営で重要なポイントとメリット・デメリット

脱毛サロンを経営するときは、個人で経営する方法と大手サロンのフランチャイズで経営をする方法もあります。

今回は脱毛サロンを個人経営で行う上で、重要なポイントについて詳しくまとめています。個人サロンのメリットとデメリットについても触れているので、これから脱毛サロンの個人経営を検討しているオーナー様もぜひ参考にしてみてください。

脱毛サロン個人経営のメリット

経営は大変なイメージもありますが、個人経営ならではのメリットがあります。

  • 自由にサロン作りができる
  • 収益をすべて報酬にできる

まずは、自由なサロン作りができる点から詳しくご紹介します。

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脱毛サロンの開業に必要な準備と重要ポイントまとめ

オリジナルのサロン作りができる

個人経営で脱毛サロンを経営する際は、内装のレイアウトや、サロン名・お店のコンセプトはもちろん、導入する業務用脱毛機の種類や取引業者などを自由に決めることができます。

さらにどんな場所で開業するのか、物件選びも一から自分で選べるため、とても自由度が高いのが特徴です。マンションの一部屋や、自宅兼サロンという小規模での開業もしやすいため、少額で脱毛サロンの開業を目指すこともできます。

すでに自分の理想とする店舗像があり、段階を踏んで店舗を成長させていきたいという思いがある方にも向いている経営方法でしょう。

収益がすべて自分の報酬

個人経営は自由度が高いだけではありません。店舗の売り上げから経費を差し引いた収益は、すべて自分の報酬として受け取ることができます。

フランチャイズの場合は、毎月の収益からロイヤリティを支払う必要があるため、すべての収益を報酬として受け取ることはできません。ロイヤリティの額は店舗によって異なりますが、フランチャイズは個人経営のように自由に収益を使うことができないデメリットがあります。

脱毛サロン個人経営のデメリット

個人経営のメリットをご紹介してきましたが、デメリットもしっかりチェックしておきましょう。脱毛サロンの個人経営には、このようなデメリットが考えられます。

  • 開業準備や、資金調達に時間がかかる
  • 脱毛だけでなく、経営の知識やノウハウが必要

個人経営はすべて自分の力でこなさなければならないため、開業の準備を始めると多忙を極めます。準備や、資金調達で忙しくなる点から詳しく見ていきましょう。

開業準備や資金調達が忙しい

少額での開業が可能という個人経営のメリットを挙げましたが、少額でも資金調達を行うのは手間がかかり大変です。一般的に少額の開業といっても、約200万円は必要と言われています。また開業してからすぐにまとまった収益をあげられるとは限らないため、経営が軌道に乗るまでの資金も必要となるでしょう。

さらに資金調達の他にも開業に向けて物件選びや、内装業者の選定・脱毛メニューに欠かせない業務用脱毛機やベットの導入・消耗品の確保など、開業までにやることがたくさんあります。

個人経営は自由度が高いメリットもありますが、その分すべて自分で決めなくてはいけないため開業までの多忙なスケジュールは、フランチャイズで開業するよりも大変です。

経営ノウハウが必要

フランチャイズの場合は大手の看板を掲げられるので、知名度もあり集客がしやすいというメリットがありますが、個人経営のサロンはまっさらな状態からのスタートのため、知名度はありません。

集客を一から行っていく必要があるので、集客のためノウハウや、ターゲット層へのアピールも経営を行う上で大切なポイントとなります。

こうした広告戦略や、経営を続けていくノウハウは個人経営の場合、フランチャイズのような研修プログラムを受けられるわけではないため、積極的に自分から学び身につける必要性が出てくるでしょう。

脱毛サロンの経営にかかる費用

 

フランチャイズの店舗経営と、個人での経営はサロンにかかる費用も大きく変わります。費用で本部からさまざまなサポートが受けられるフランチャイズと、一からすべて自分で負担をする個人店の場合について、詳しくまとめました。

個人経営の場合

個人経営の場合、物件の家賃によって大きく必要となる経営費に差が出てきますが、一般的に最低でも200万円前後は必要といわれています。経費の内訳を見てみると、このように物件や、導入する脱毛機・サロンの内装費に高額な経費がかかります。

  • 物件の家賃代※…約10万円(※物件の立地条件によっても変動あり)
  • 業務用脱毛機※のレンタル代…4万円前後(1台分、※種類によっても差がある)
  • 広告媒体の掲載料※…5~15万円(※紙とWeb媒体、発行部数によって変動あり)
  • 光熱費※…約2万円(※店舗の設備によって変動あり)
  • 消耗品費※…約2万円(※サロンメニューによって変動あり)

特に業務用脱毛機は一括で購入すると、150万円以上かかります。レンタルで導入する場合は、上記のように月々の支払いになるため、開業の初期費用を抑えることが可能です。このように個人店は経費も自由に削減できるため、初期費用にかかるコストも大幅に節約可能なのがメリットといえるでしょう。

フランチャイズの場合

フランチャイズ店の場合は、上記でご紹介した個人店のような消耗費や、物件の家賃以外にも本部に支払うロイヤリティが発生します。店舗によって大きくロイヤリティは異なるため、事業契約を結ぶ前によくチェックしておくことが大切です。

ロイヤリティは、主に「店舗の収益から〇%」という割合で計算されます。そのため収益が多い月の場合でも、ロイヤリティも比例して増加するため注意が必要です。

フランチャイズ店の場合はロイヤリティを支払うプレッシャーもありますが、大手の知名度や、経営のノウハウを伝授してもらえるメリットもあります。経理などの経営ノウハウや、広告媒体・Web媒体での営業力に自信がない場合は、フランチャイズでの経営も検討してみる良いでしょう。

脱毛サロンの個人経営で考えるべきポイント

一から自由にお店作りができる個人経営ですが、開業前はさまざまな手続きや必要な資金調達、物件探し・内装業者との打ち合わせなどで多忙になり、開業前に押さえておきたいポイントを知らないままサロンをオープンしてしまうオーナー様もいらっしゃいます。

ここでは、サロンの個人経営で必要なポイントをまとめました。これから個人経営でサロン経営を考えている方は、開業する前にぜひチェックしてみてください。

民間資格は取っておくと有利

脱毛サロンを開業する場合、国家資格のような必須となる資格は必要ありません。クリニックのように医療機関で行われるレーザー脱毛や、ニードル脱毛は専門の資格が必要となるため、有資格者しか施術を行うことができないとされています。

しかしエステサロンで提供される光脱毛には、国家資格などの資格取得や、届け出の提出は必要ありません。そのため未経験で、脱毛知識のない人でも開業が可能です。

ただエステサロンの脱毛サービスを提供する上で、深い知識や優れたサービスが提供できると見なされ、有利になる民間資格も存在します。このようにいくつかの団体が主催していて、すでにエステ系の資格を保持されている方の場合は、取得条件を満たしている可能性もあります。

  • 脱毛士検定…一般社団法人『日本脱毛安全普及協会』が主催
  • JEPA『認定美容ライト脱毛エステティシャン』…一般社団法人『 日本エステティック振興協議会』が主催

こうした民間資格は必ずしも開業に必要な資格ではありませんが、開業エリアに同じ価格や、似た雰囲気の脱毛サロンが複数ある場合、他のサロンとの差別化に繋がります。

例えば同じ価格の脱毛サロン選びで悩んでいるお客様がいる場合、脱毛知識が乏しく無資格のスタッフよりも、有資格者で経験豊かなスタッフからサービスを提供されたいと思うのは自然なことではないでしょうか。

無資格で開業可能な脱毛サロンですが、民間資格でも取得しておいて損することはありません。サロン経営を考えているオーナー様にとっても、有利に働くので検討してみてはいかがでしょうか。

個人経営で必要な準備資金を把握する

サロンを開業するときは、規模の大きさに関わらず準備資金が必要になります。開業時にかかる初期費用の他にも、月々の支払いに必要な経費もあるので、開業前にはまとまった額の運営資金を用意することが大切です。

具体的には初期費用と月々の運営費用を合わせると、このような内訳の費用が必要になります。

  • 物件の賃貸費用(敷金や家賃を含めた金額)
  • 業務用脱毛機の購入、もしくはレンタルの初期費用
  • 集客用の広告宣伝費(Web媒体、HP作成費など)
  • メンバーズカードやパンフレットの作成費用
  • 内装の設備費(ベッドや棚、机など)
  • サービス提供のための消耗品(脱毛用ジェル・使い捨てショーツなど)

この他にも自分以外にスタッフを雇う場合は、雇用のための人件費がかかります。個人経営のサロンは小規模であっても、上記のように様々な費用がかさむので注意が必要です。

ただ準備資金を十分に用意できない場合は、開業時に助成金を申し込んだり銀行からの融資を受けられたりするケースもあります。

また開業時に業務用脱毛機を一括購入するよりも、リースやレンタルを利用した方が初期費用を節約できる場合もあるので、準備資金の内訳は細かくチェックするのがおすすめです。

業務用脱毛機選びが重要

先ほどご紹介したように開業時の業務用脱毛機の導入は、初期費用を抑えたいサロンオーナー様にとって押さえておきたい部分です。ただ業務用脱毛機にかかる経費を抑えたいからといって、安易に激安価格の脱毛機を購入したり、中古を購入するのはあまりおすすめできません。

業務用脱毛機選びは顧客獲得はもちろん、サロンの収益も大きく左右します。激安価格の業務用脱毛機を購入したものの、ランニングコストがいまいちで、脱毛サービスの質が悪いとリピーターに繋がらず、顧客は離れてしまいます。

また中古の業務用脱毛機は安全保障期間が過ぎていたり、定期的なメンテナンスサービスがついていなかったりと、故障した際に高額な修理費用がかかるケースもあるので要注意です。修理に時間がかかってしまうとサービスの提供が長時間できずに、店舗を休業しなくていけない場合も出てきます。

業務用脱毛機を選ぶ場合は、安全保障サービスが充実している信頼のおけるメーカーを選ぶことが大切です。一括購入をする費用が確保できない場合は、リースやレンタルを実施している業者を検討してみるのも良いでしょう。

脱毛サロンの個人経営で失敗しないコツ

個人経営の脱毛サロンを経営しているオーナー様で、尽力しているのに経営が上手くいかず悩んでいらっしゃる方も少なくありません。その場合はサロンのコンセプトや、経営方針が独自性をアピールできていなかったり、顧客のニーズから離れたりしている可能性があります。

サロンのコンセプトが大手サロンと同じ

皆様のサロンの「コンセプト」は何でしょうか。もしかしたら独自のサロンコンセプトが薄く、「脱毛サービスがある場所」というイメージしかお客様にもたれていない店舗もあるかもしれません。

脱毛サロンを経営する上で、サロンコンセプトは非常に大事です。お客様に自分の店のウリはここというアピールをするだけでなく、他の脱毛サロンとの違いを比べる良い判断材料になるからです。

サロンコンセプトが明確になっていないと初めて訪れたお客様はもちろん、リピーターとして今後店舗のファンとなり、長くサロンについてくるかどうかが決まってしまいます。ではお客様がついてくる個人サロンどういったサロンコンセプトを持てばよいか、考えてみましょう。

大前提として「個人サロンの規模で、大手サロンと同じことをしても勝てるわけがない」ということを理解するべきです。
個人サロンを運営するオーナー様の中には、「地域最安値!」「全身脱毛〇分!」「痛くない脱毛!」といった分かりやすい点だけを集中してアピールし大手サロンと勝負している店舗もあるでしょう。

特に最近増えている、非常に早い連射に優れた脱毛機を導入されているサロン様に多く見られる傾向です。このアピールポイントが間違いだとは言いません。
業務用脱毛機を取り扱うメーカーの中には、「早い!安い!」を全面にウリにしているメーカーもありますから、その脱毛機導入すればアピールポイントにしたくなるのは自然な流れでしょう。

しかし「安い脱毛」「早い脱毛」「痛くない脱毛」は、あくまで大手の脱毛サロンと同じ売り出し方だということを忘れないで下さい。
皆様は大手サロンのように個人経営の店舗が、電車の中刷り広告に芸能人を使用して、常に広告を掲載しているの見たことありますか。

見たことがない方がほとんどだと思います。広告宣伝費に多額の経費を投資しにくい個人サロンが、大手サロンに広告費で勝つことは不可能です。

また個人経営のサロンはこうした大規模の広告宣伝がしにくいため、知名度が低く、新規の集客力は弱いのがデメリットです。そのため大手のような破格のお試し価格で脱毛サービスを提供し続けることも不可能に近いといえるでしょう。

無理に大手サロンのように広告宣伝費をかけて、破格の脱毛サービス価格で勝負しようとすると集客はできても収益が上がらず顧客がつくほど赤字になってしまい、サロンを運営する維持費すらまかなえなくなります。

この記事をご覧いただいているサロンオーナー様の中で、大手を超えるくらい回転率を上げて、1日に何十人もの新規顧客を取っていける自信がある方がいましたら、大手サロンと同様の売り出し方法をされていても充分素晴らしいと思います。

しかし大手サロンと同じ売り出し方をしていて十分な収益が見込めず、営業すればするほど赤字が心配というオーナー様の場合は「価格の安さ」「施術時間の速さ」「痛みの少なさ」をコンセプトにするのは今すぐやめるべきでしょう。
それよりも脱毛サービスの質や、メニューの豊富さ・サロンオーナー様の店舗でしか体験できないサービスをアピールすることが大切です。

例えば1人の顧客に脱毛サービスはもちろん、ご案内からお会計まですべて同じスタッフが対応し、親密度を深めてリラックスした空間をお客様にご提供できるのも個人サロンならではのサービスといえるのではないでしょうか。

このように大手にはない独自の持ち味で、お客様に寄り添ったサービスやサロンコンセプトを大切にしながら、サロン経営を考えていきましょう。

『サロンにとってのメリットはお客様にとってのデメリット』

サロンに導入する業務用脱毛機を選ぶ際、皆様はどんな基準で導入する脱毛機を選びますか。

業務用脱毛機を選ぶ基準は「ショットコストが安くスピードが速いから」「痛くないから」「本体価格が安いから」など様々な理由もあります。
しかし上記の理由は、全てサロンの運営面のことしか考えておらず、お客様のことを考えていない機械選びといえます。

それはサロン側にメリットのある脱毛機でも、お客様にとって必ずしもメリットがあるとはいえず、デメリットになる場合があるからです。

なぜサロン側と、お客様側でそのような食い違いが起こってしまうのか、理由を1つずつ詳しく見ていきましょう。

①「ショットコストが安くスピードが速いから」

「ショットコストが安く、脱毛スピードが速い」脱毛機は、サロン側にとって脱毛サービスを提供する時間を短縮でき、維持費も節約もしやすいため、導入したくなるでしょう。

こうした業務用脱毛機は最近取り扱うメーカーも増えていて、「1秒〇連射といったアピールもできる光照射を連射可能な脱毛機が多いです。
1ショットあたりの単価が非常に安いため、維持費を節約できるのも特徴です。

メリットだけを見て購入を決めてしまう人もいるほど、連射系光脱毛機はサロンオーナー様に人気があります。
1秒に10回や、20回光を照射する最新モデルの脱毛機続々増えているので、その照射スピードから「全身脱毛最短〇分」など、アピールをするサロンもあります。


しかしこのようなセールストークは、脱毛サービスを検討しているお客様の立場に立ってみるとどのように受け取れるでしょうか。
光照射の連射を強調する脱毛機を使っていたサロンオーナー様が、弊社のルネッサンス導入していただいた際に聞いた話です。

光照射の連射を強調する脱毛機はあまりにスピードが速すぎて、光照射部分の打ち漏れがとても多かった。全身脱毛にかかる時間が短いというウリよりもしっかりと結果の出る丁寧な脱毛サービスをしたほうが、お客様新規のお客様を紹介してくださる頻度

光照射を「1秒10連射行う」ということは、肌に当てる照射面の幅に合わせて0.1秒ごとに脱毛機の照射部分を動かさないといけません。数字だけだとピンとこないかもしれませんが、とても速い照射スピードに合わせて肌に当てるヘッドピース部分を高速で移動させるのは非常に難しいことです。
機械の自動操作であれば可能かもしれませんが、目で追うのも大変な照射スピードに合わせて、人力で思い通りに動かせる人はまずいないでしょう。確実に打ち漏れ、もしくは照射した部分に重ね打ちしてしまう可能性があります。
の場合光が照射されていない部分の毛は、何も影響を受けないためどんなに通っても満足のいくサービスが得られなくなります。

結果的にはお客様からのクレームに繋がり、新規の顧客はあってもリピートには繋がりにくくなってしまいます。光の照射スピードが速すぎる故に、サロン側のスタッフが使いこなせない脱毛機サービスを提供することになってしまうというデメリットが発生します。

このように「照射スピードが速いから予約の回転率があげられるというのは、サロンにとって魅力的なメリットですが、お客様にとってはせっかくお金を払ったにも関わらず満足のいくサービスを提供してもらえない」という、デメリットになる場合があるので注意が必要です。

②全く痛くない脱毛機導入は気をつける

業務用脱毛機の導入時「痛いから脱毛を続けられないお客さんのために、痛くない機械を導入した」という理由を耳にします。

しかし「脱毛時の痛みをほとんど感じない」という理由で、脱毛機の導入を決めたサロン側がどうなったかを話しします
そのサロンはリピートが取れない、さらには新規の顧客はもっと取れないという理由で経営難に陥り、廃業に追いやられました。

新規顧客なぜリピートに繋がらなかったのでしょうか。それは『満足のいくサービスが受けられなかったから』です。

これは先ほど挙げた理由に繋がりがあります。「1秒〇連射をウリにしているサロンは、あまりの照射スピードの速さから照射部分の重ね打ちをするリスクも高まり、「満足のいくサービスが受けられなかった」とお客様のクレームに繋がる可能性があるからです。
一方で1回の光照射で毛がしっかりと抜けるほどの高い出力で光照射を行うと、火傷や肌の炎症などのトラブルを招きかねません。

こうした評判が重なりトラブルが多くなると、業務用脱毛機を取り扱うメーカーの存続に関わってくるので、照射時の安全面を第一に考えるのは自然な流れでしょう。

メーカー側としては照射時の1発1発の出力を落とし、トラブルが起こりにくいように調整をおこないます。
しかし脱毛時の光出力が弱くなると、毛へのアプローチ力が弱まってしまいます。弱い光出力の業務用脱毛機では、自宅で行うセルフ脱毛器のような感覚になってしまう人も多く、「思っていたような充実した脱毛サービスが受けられなかった」と感じるお客様が増えてしまいます。
結果的にお客様からのクレームに繋がり、リピートや新規を紹介いただくことが難しくなります。

脱毛時の「痛みをまったく感じない」というのは、一見お客様のメリットに繋がり、新規の顧客獲得やリピーターの継続に繋がるように感じられますが、過度な脱毛時の痛みの少なさは、お客様にとってはデメリットになります。

レーザーやニードルを使用する医療脱毛を考えてみると、脱毛時の痛みは決して弱くはありませんが「満足のいく結果が得られた」という利用者も多いですよね。様にエステの脱毛の場合も、少なからずお客様が何かを感じるくらいでないと、「脱毛サービスを受けている」という感覚が肌にも伝わりにくいでしょう。

脱毛時の光出力は脱毛機によって、細かに調節可能なメーカーもあります。業務用脱毛機の導入時は、実際にサロンオーナー様が脱毛時の痛みの度合いをご自身で試せるデモンストレーションなどに、積極的に参加してみるのもおすすめです。

③初期投資の押さえすぎには注意

初期投資はなるべく節約し、収益を上げてから徐々に店舗を盛り上げたいと考えているサロンオーナー様も多いのではないでしょうか。

初期投資といっても、何でも大幅に高額なものを揃えればいいというものではありませんが、「業務用脱毛機の価格が安い」という理由だけで、脱毛機の導入を決めるとお客様にデメリットとなり、サロンの収益を左右します。

例えば、自家用車を購入する際、激安だからといって使用年数や、耐久性などの機能はまったくチェックせずに、中古車の購入を即日で決める人はほとんどいないでしょう。ましてや、同乗する家族がいたり、共有で使用する可能性もあります。

業務用脱毛機の導入にも、上記と同じことがいえます。
激安価格の脱毛機の導入は、サロン側にとって初期投資を節約できるかもしれませんが、安全性や、耐久性・機能性などをまったく無視しての導入は、脱毛サービスを利用するお客様の立場を考えているとはいえません。

「誰が使うか」ではなく「誰のために使うのか」すなわちエンドユーザーが自分かそうでないかによって、選定基準は変えるべきです。お客様から代金をいただき、サービスを提供して生計を立てていく以上、脱毛機選びには時間をかけて購入するようにしましょう。

メンテナンス・フォロー体制のある脱毛機であるか

導入する業務用脱毛機には様々な選び方があります。

販売メーカーにどれだけの実績があり、どれだけ信用できるか

  • 脱毛機の購入、もしくはレンタル後のフォローの体制はどうか
  • 定期的なメンテナンスサービスや、安全保障などはあるか

メーカー会社の設立があまりに最近の場合、体制が整っていないとフォロー体制に不満をもたれる可能性があります。
導入後のフォローが満足にできていないと、万が一故障トラブルが起こった時に代替機の手配や迅速な修理対応ができず、サロン側の都合でお客様の予約をキャンセルしなくてはなりません。サロンの利益の損失だけでなく、お客様からの信用の損失にも繋がります。

特に導入する業務用脱毛機の安全面は、重視したいポイントです。製造メーカーのわからない海外製の脱毛機を使って、トラブルが続出した場合知らない内に販売元の会社が無くなっていた」というケースもあります。

もちろん導入する脱毛機の価格が安いことは、サロンにとっては大きなメリットです。しかしそれだけで導入を決めてしまうというのは、何も知らずに来店されるお客様にとってデメリットでしかないことを覚えておきましょう。

脱毛サロンの個人経営で重要なこと

個人経営のサロンは大手のような経営を参考にすると、顧客が一時的に増えても収益が上がらず、赤字経営になりやすいので注意が必要です。

特に「脱毛スピードが早い」「激安価格でお試しできる」「脱毛時の痛みが気にならない」など、わかりやすいセールスポイントをアピールするのは大手サロン独特のやり方でしょう。「1日にたくさんの人数に脱毛サービスを行い、リピートに繋がらなくても低価格で新規をの顧客を呼び込む」という考えは、大手サロンだからできる強みです。

一方で個人経営のサロンの場合は、大手には真似しにくい「お客様1人に時間をかけ、丁寧に1回の脱毛サービスに寄り添う」方法がおすすめです。

1人の新規を絶対に逃さずに新規の来店数に頼らずにリピートを増やして、サロンのファンを作ることができるのが、個人経営のサロンの強みでもあります。

ただ新規顧客を全く受け入れないというのは既存のリピーターに頼り過ぎてしまう面もあるので、少しずつ新規獲得も意識しながらリピータを作るのが良いでしょう。

大々的に広告を出して数多くの新規顧客を取るよりも、既存顧客を育てて、リピーターの口コミ紹介から新規の顧客を増やしていく方がサロンを長く愛してくれるファンがつき、尚且つ大手サロンのような高額な宣伝費用も必要ありません。

個人サロンの経営では、大手のようなノウハウではないきめ細やかな接客や、大手にはできない戦略で勝負していくことが大切です。

まとめ

今回は脱毛サロンの個人経営をする上で、チェックしておきたい重要なポイントとメリット・デメリットをご紹介しました。

個人サロンはフランチャイズ店よりも自由度が高いメリットがありますが、何もかも自分で決めなくてはならず、開業を決めてからの準備が大変というデメリットもあります。

一方フランチャイズの場合は本部の支援が受けられる上、大手の看板をアピールできるので集客しやすいメリットがありますが、収益からロイヤリティを支払わなければならないデメリットもあり、それぞれに注意が必要です。

また個人サロンを経営する上では、大手のような経営の仕方で勝負をすると、収益が上がらず赤字になりやすいので気をつけましょう。

個人サロンは、お客様に寄り添った丁寧な脱毛サービスができるのが最大の強みです。リピーターを増やしながらサロンの熱烈なファンを作り、口コミで新規顧客を獲得できるのが理想といえます。

弊社では、個人サロンのオーナー様向けにセミナーも開催しています。また個人サロン様の業務用脱毛機の導入事例も掲載しているので、ぜひご興味がありましたらお気軽にお問い合わせください。

このコラムの執筆者

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株式会社コンフォートジャパン コラム編集担当
株式会社コンフォートジャパン コラム編集担当
コンフォートジャパンのコラム編集担当です。
美容業界で長く美容機器メーカーとして存続しているコンフォートジャパンが、皆様のお声に応えるべく、脱毛関連はもちろんのこと、サロン運営に役立つ情報を発信していきます。