更新日:2023.04.19

光脱毛と医療脱毛の違いとは!?通う期間や出力の違いなどを徹底比較

光脱毛と医療脱毛の違いとは!?通う期間や出力の違いなどを徹底比較

ムダ毛の自己処理に限界を感じたり億劫に感じたりする多くの人が「脱毛をしたい」と考えてまず初めに直面するのが、「どうやって脱毛するか?」という問題。

ひと口に脱毛といっても、その種類はさまざまです。

一般的にイメージされるような、脱毛専用の機械を使って肌の上を滑らせながらおこなう脱毛は大きく分けて「光脱毛」と「医療脱毛」の2種類に分かれています。

見た目は大きな違いがないそれぞれの脱毛方法ですが、どのような違いがあるのでしょうか。

このコラムでは光脱毛と医療脱毛、それぞれの特徴や違い、メリット・デメリットを紹介します。

光脱毛とは

光脱毛はフラッシュ脱毛とも呼ばれる、低価格・短時間が特徴の脱毛方法です。

フラッシュと名のつく通り、カメラのフラッシュを焚くために専用の機械を使用して肌に光を照射します。

医療機関でなくても施術できる脱毛方法のため、脱毛を専門としたサロンはもちろん美容エステティックサロンのオプションなどで利用できることがほとんどです。

ムダ毛をなくしたい部位に機械を当てて光を照射する方法といっても、更に光脱毛にもいくつかの種類があります。

ここでは導入サロンが多く広く知られているIPL脱毛、SSC脱毛、SHR脱毛を紹介します。

それぞれの仕組みや特徴、他の脱毛方法と比較した際のメリット・デメリット、またどのような方に向いているかなど比較してみてください。

IPL脱毛

IPL脱毛:Intense Pulsed Light(インテンス・パルス・ライト)の略称

光脱毛がフラッシュ脱毛とも呼ばれる理由はこのIPL脱毛が大きな要因です。

IPL脱毛ではキセノンランプという光を使い、カメラのフラッシュのように肌に照射します。

キセノンランプは毛の黒い色素(メラニン)に反応するようになっています。

光をあてると黒い毛包や毛根、その元にある毛乳頭で熱が発生し発毛組織にダメージを与えます。

ダメージを受けた毛根は毛の生成が上手くできなくなり、それ以降、徐々に毛が生えにくくなるという仕組みです。

IPL脱毛は光脱毛のなかでももっとも歴史が長く、導入している脱毛サロンも多いことで知られています。

そんなIPL脱毛には以下のようなメリット・デメリットがあります。

 

メリット

デメリット

・施術後の抜け落ちにより脱毛を実感しやすい(ポップアップ現象)

・太い毛・濃い毛に効果を発揮しやすい

・他の光脱毛に比べて痛みを感じやすい

・日焼け肌や色黒肌は施術できない

・白髪や細い産毛への効果が薄い

<メリット>

キセノンランプを使った光の照射により、施術後に脱毛部位で毛が抜け落ちる現象が起きます(ポップアップ現象)。

比較的すぐに効果を感じやすいため「きちんと脱毛できている」という実感を得られやすいのがメリットのひとつです。

また、多様な種類をもつ光脱毛において、IPL脱毛は唯一太い毛や濃い毛に効果を発揮しやすいのも特徴です。

部分的に濃い毛が生えている箇所をピンポイントで脱毛したい方にとっては選びやすい脱毛方法といえます。

 

<デメリット>

IPL脱毛は照射した光がメラニン色素に反応・発熱することで、毛乳頭・毛母細胞にダメージを与える仕組みです。

他の光脱毛と比べると強い光を照射するので痛みを感じやすく、人によっては「ゴムではじかれたような痛み」と表現することもあります。

加えてメラニン色素に反応するということは、毛以外の黒いものにも反応してしまいます。

具体的には濃く日焼けしている肌・色黒な肌がその対象で、そうした箇所にも熱が発生しヤケドにつながるリスクがあります。

そのため日焼け肌・色黒肌の方はIPL脱毛は施術できないといわれています。

さらに同じ理由からメラニン色素をほとんど含まない白髪や細い毛(産毛)には反応しづらく、効果が期待できません。

SSC脱毛

SSC脱毛:Smooth Skin Control(スムース・スキン・コントロール)の略称

抑毛効果をもった専用ジェル・ローションを肌に塗り、クリプトンライトと呼ばれる光を照射します。

クリプトンライトを照射することで専用のジェルやローションに含まれる成分が毛穴に浸透し、脱毛効果を得られる仕組みです。

クリプトンライトもIPL脱毛のキセノンランプと同じく毛根のメラニン色素に反応しますが、発熱で発毛組織にダメージを与える仕組みとは異なります。

イタリアの医療メーカーであるDEKA社によって日本人向けに開発した脱毛方法であることでも知られています。

SSC脱毛には以下のようなメリット・デメリットがあります。

 

メリット

デメリット

・痛みを感じにくい

・美肌効果が期待できる

・照射時の肌トラブルのリスクが抑えられる

・細い毛や産毛、色の薄い毛にも効果がある

・効果を感じられるまでに時間がかかる

・専用ジェルやローションを塗るので施術時間が長め

・施術中に寒さを感じる可能性がある

・日焼け肌や色黒肌には照射できない

<メリット>

日本人向けに開発されただけあり、リスクが少なく肌に優しい点がメリットに多いといえます。

痛みを感じやすい方やもともと敏感肌で肌トラブルを引き起こしやすい方にとっては、他の脱毛方法と比べてもっとも安全性の高い脱毛方法です。

さらに専用ジェルやローションの美肌効果があり、副次的なメリットもあります。

 

<デメリット>

肌に優しいという特徴から、効果を実感するまでには時間がかかりやすいです。

専用ジェル・ローションを塗るという脱毛方法の特性上、他の光脱毛と比べ時間がかかったりひんやりとした冷たさを感じることもあります。

メラニン色素をターゲットにしているため、IPL脱毛と同じく日焼けした肌・色黒な肌にはヤケドの危険性が伴うため照射ができません。

SHR脱毛

SHR脱毛:Super Hair Removable(スーパー・ヘアー・リムーバブル)の略称

光を照射するという原則はIPL脱毛・SSC脱毛と同じですが、照射のターゲットが異なります。SHR脱毛ではメラニン色素ではなく「バルジ領域」がターゲットです。

バルジ領域とは毛を生やすための指令を出す組織で、毛を包み込んでいる毛包のなかに存在します。

新しく生えてくる毛にダメージを与えて発毛因子ができることを防ぐ仕組みの脱毛方法で、IPL脱毛・SSC脱毛よりも新しく導入された光脱毛の手法です。

別名「蓄熱式脱毛」とも呼ばれています。

フラッシュを焚くように照射するIPL脱毛と異なり、連続的に光を照射し続けられるため施術時間が短時間で済むことも特徴です。

 

メリット

デメリット

・産毛や細い毛にも効果が期待できる

・日焼け肌でも施術が可能

・痛みを感じにくい

・IPL脱毛に比べてヤケドのリスクが低い

・従来の光脱毛よりも1回の施術時間が短く済む

・照射直後には脱毛効果を実感しにくい

・新しい脱毛手法のため、現時点では効果の持続性などデータの蓄積が不十分

・導入している脱毛サロンが少ない

<メリット>

産毛や細い毛にもアプローチでき、かつ連続的照射で短時間で広範囲の施術が可能である特性上、全身脱毛を考えている方に向いています。

メラニン色素よりも表皮に近い場所がターゲットになるため、IPL脱毛と比べると痛みを感じにくいこともメリットです。

 

<デメリット>

SHR脱毛は発毛の司令塔の役割をもつ「バルジ領域」にアプローチします。

毛乳頭・毛母細胞にダメージを与えるIPL脱毛と比べると施術後のポップアップ現象(毛が抜け落ちる現象)はすぐには見られません。

そのため脱毛の効果実感までにはタイムラグが生じることはデメリットといえます。

SHR脱毛の登場は2017年前後といわれており、光脱毛のなかでも新しい脱毛方法です。

導入サロンが少ないことや、効果の実証データが他の光脱毛と比べるとまだ不十分であることもデメリットです。

 

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医療脱毛とは

医療レーザー脱毛はその名の通り、病院・クリニックなどの医療機関で行われる「医療行為」としての脱毛です。

医療レーザー脱毛の歴史はすでに30年近くに及びます。医療分野でレーザーが使用され始めたのは1960年代のアメリカで、日本では1980年前後から普及するようになりました。

脱毛への利用も1983年のアメリカが起点で、日本には1997年から医療レーザー脱毛が導入されたといわれています。

脱毛の仕組みは光脱毛とよく似ていて、専用の脱毛機材を使用してレーザー光を脱毛したい肌の部位に照射するというものです。

使用するのはダイオードレーザーやアレキサンドライトレーザーなど、光脱毛で使用するものよりも出力エネルギーの高いレーザー光です。

レーザー光は吸収・反射・拡散・透過の経路をたどり、最終的に毛幹部にある毛や毛根にダメージを与え、組織そのものを破壊します。この仕組みから高い脱毛効果を発揮するため、医療レーザー脱毛は「永久脱毛」に分類されています。

光脱毛よりも強いエネルギー出力の機材を使用するため、脱毛機材であることは事実ですが医療機器として扱われます。

また肌トラブルが起こる・痛みを感じやすいといったリスクがあり、医師や看護師が施術を行うことになっています。

光脱毛に比べて肌トラブルと痛みのリスクがある医療レーザー脱毛ですが、実際のトラブル発生時には「すぐ医師が対応できること」も特徴です。

そのため「リスクはあるものの、安心感がある」ととらえる方もいます。

光脱毛と医療脱毛の違いとは!?【比較表】

光脱毛も医療脱毛(レーザー脱毛)も、肌に光を照射し皮下組織にある毛幹部にダメージを与えることで脱毛するという大まかな仕組みは同じです。

表で比較することでその違いがよりわかりやすくなります。

 

 

光脱毛

医療レーザー脱毛

効果の定義

不再生脱毛(抑毛)

発毛組織にダメージを与える

永久脱毛

発毛組織を破壊する

効果の持続期間

約3~4年前後

約10年

施術機関

エステティックサロン・脱毛サロン

美容皮膚科・美容クリニック

費用

(例)全身脱毛

20万円~

30~40万円

効果実感の目安

4~12回

5~8回

特徴

肌への作用が緩やかで痛みが少ないぶん、効果実感までに回数・時間がかかる

強力なレーザー光を照射するため肌に負担はかかりやすいが、効果実感が早い

 

このように、仕組みは同じでも施術機関・費用・効果を実感するまでに必要な回数は大きく違いがあります。

光脱毛が向いている人・医療脱毛が向いている人はそれぞれどのような人なのか理解するために、違いを詳しく確認していきましょう。

光脱毛と医療脱毛の4つの違い

脱毛には大きく分けて光脱毛と医療脱毛があります。

光脱毛は脱毛サロンやエステティックサロンで施術を受けることができ、医療脱毛は医療機関(美容クリニック・美容皮膚科など)で保険適用外の医療行為としての施術を受けるものです。

ここからは主に通う期間・出力やそれに伴う痛み・得られる効果・かかる費用や料金の4つを代表的な大きな違いとして説明します。

1.通う期間

脱毛をするには毛周期を考慮して施術の間隔を空ける必要があります。

一度施術を受けたあとは基本的に最低でも1ヶ月半は空けて次の施術を受けることになり、これよりも短い間隔で施術をしても効果は見えにくいとされています。

毛周期は全身で同じではないため身体の部位によっても異なりますが、光脱毛と医療脱毛で比べた場合の通院期間は次のような違いがあります。

 

 

医療脱毛

エステ脱毛

想定される必要回数

5~6回

10~15回

(毛周期2~3ヶ月)

10ヶ月~12ヶ月

30ヶ月

ひざ下

(毛周期1ヶ月半~2ヶ月)

7ヶ月半

24ヶ月

VIO

(毛周期1ヶ月半~2ヶ月)

7ヶ月半

24ヶ月

 

どの部位においても通う回数・期間ともに医療脱毛のほうが少なく・短く済みます。

2.出力の違い

医療脱毛は光脱毛よりも強いレーザー光を使用しており、光の強さを照射時に発生する熱の温度で比べると光脱毛の3倍にあたります。

そのぶん光脱毛よりも痛みを感じやすいともいわれていますが、光脱毛にもいくつかの種類があることはここまでで説明してきました。

もう少し詳しく痛みの感じかたの違いを表で示すと次のようになります。

 

医療脱毛

光脱毛

IPL脱毛

SSC脱毛

SHR脱毛

照射時の感じかた

ゴムではじかれたような痛み

ゴムではじかれたような痛み

ほとんどジェルの冷感のみ

熱がこもるような感覚

麻酔

使用可能(追加料金が発生する場合も)

なし

なし

なし

 

もちろん医療脱毛とIPL脱毛の痛みにも実際には差はありますが、一般的に表現される痛みの感じかたとしてはいずれも同じく「ゴムで肌をはじかれたような痛み」です。

顔やVIOなどの皮膚が薄くなっている箇所やワキなどの毛が太く濃い箇所は痛みを感じやすいようですが、医療脱毛でも麻酔を使用せずに施術を受ける場合も多いため我慢できないほどの痛みではないという声もあります。

3.効果の違い

より高い効果が期待できるのは医療脱毛です。

なぜなら医療脱毛は強いレーザーを使用して毛乳頭・毛母細胞・バルジ領域といった発毛組織を「破壊する」ことができるためです。

これに対しサロンで行う光脱毛は発毛組織に「ダメージを与えて弱らせる」ことで毛を生えにくくするというものなので、仕組みだけで見ても効果の差があることがわかります。

破壊された発毛組織からは原則的に毛が生えてくることはありません。ここで「原則的に」と表現するのは、金輪際毛が生えないことを約束することはきわめて難しいためです。

医療脱毛は永久脱毛の定義に合致しますが、米国電気脱毛協会(AEA)が示す永久脱毛の定義は「施術から1ヶ月後の段階で毛の再生率が20%以下である状態」です。

発毛組織が破壊されるといっても全ての発毛組織を破壊しつくすことやそれを確認することはできません。また破壊しきれなかった発毛組織が時間をかけてゆっくりと組織が再生する可能性もふまえると、「永久脱毛」であったとしても毛の再生率0%というのはほとんど実現不可能なのです。

とはいえ強力なレーザー光を肌に照射する医療脱毛は、光脱毛に比べ早期から効果を実感しやすいのは事実です。

それだけでなく発毛組織を破壊するその仕組み上、長期間施術効果を維持することができ、その期間はおよそ10年ともいわれています(光脱毛の効果維持期間は平均3~4年前後)。

4.費用や料金

一般的に医療レーザー脱毛のほうが光脱毛よりも高額であることで知られていますが、脱毛を専門とする一部の美容クリニックでは光脱毛とそれほど変わらない価格帯で施術を受け付けていることもあります。

ただしクリニックの店舗展開を地域で限定的におこなっていたり、受付時間を短くして人件費を抑えているため遅い時間の施術ができなかったりと制限が多いです。

一般的な光脱毛と医療レーザー脱毛の料金をワキ・VIO・全身脱毛でそれぞれ比較すると、相場は以下の表のような差があります。

 

 

光脱毛

医療レーザー脱毛(全5回コース)

ワキ脱毛

1回あたり数百円~

1.5万円~2万円前後

VIO脱毛

10~12万円で通い放題

6~10万円

全身脱毛

(顔・VIOを含む)

20~30万円で通い放題

30~40万円

 

脱毛サロンの場合、効果を実感するまでに多くの回数が必要なため通い放題プランを組んでいることがほとんどです。

通い放題プランであれば通えば通うほど1回あたりの費用は安く済むため、単純に1回あたりの費用そのもので比較をするならば脱毛サロンの光脱毛が優勢です。

また医療レーザー脱毛を受けられる脱毛クリニックや美容皮膚科では、施術のコース料金に加えさまざまなオプションが入ることがあります。具体的には、クリニックによってはテスト照射料・麻酔代・肌トラブル発生時の治療費・薬の処方代などがかかってきます。

光脱毛のメリットとデメリット

光脱毛には以下のメリット・デメリットがあるといえます。

 

メリット

デメリット

・医療レーザー脱毛に比べて安価である

・肌トラブルの発生リスクはあまり高くない

・肌への負担が少なく、痛みを感じにくい

・医療レーザー脱毛に比べて効果実感までに時間がかかる

・施術のために何度もサロンに通わなくてはならない

・肌トラブル発生時は別途皮膚科等へ通院が必要

・永久脱毛の効果は得られない

 

医療レーザー脱毛よりも価格が低く肌への負担が少なく済むことから、脱毛をこれから始める方は光脱毛が検討しやすいです。

ですが場合によっては医療脱毛の倍以上の回数を脱毛サロンに通う必要があり、費用が抑えられる反面時間がかかることも考慮しておく必要があります。

医療脱毛のメリットとデメリット

医療レーザー脱毛には以下のメリット・デメリットがあるといえます。

 

メリット

デメリット

・光脱毛に比べて早期に効果実感できる

・少ない通院回数で脱毛が完了する

・医療レーザーの光線による美肌効果が期待できる

・肌トラブル発生時もクリニックで相談が可能

・永久脱毛の効果が得られる

・費用が高額になりやすい

・光脱毛に比べて痛みを感じやすい

・レーザー照射によるヤケドや毛嚢炎など肌トラブルの発生リスクがある

・一時的な色素沈着が見られる可能性がある

 

高い効果と少ない通院回数から、効率的に脱毛したい方には医療レーザー脱毛は向いているといえます。

しかし、光脱毛よりも強いエネルギーを発生させるレーザーの光を使用しているためリスクが増えることは理解しておく必要があります。

さらに光脱毛よりも高額な費用がかかり、同じ効果を実感するまでにかかる費用は光脱毛の約3倍が相場です。

光脱毛と医療脱毛はどっちがおすすめ?

それぞれにメリット・デメリットがあるため、何を重視・優先するかによって選ぶべき脱毛方法が異なります。

当然ながら効果だけを重要視するのであれば圧倒的に医療レーザー脱毛に軍配が上がります。永久脱毛として約10年近く自己処理が不要なほどの効果を得られますし、必要な通院回数も光脱毛に比べ1/2程度に抑えられるため非常に効率的といえます。

とはいえ強い波長のレーザー光を使用しているため、肌がもともと弱く敏感肌であったり荒れやすい方には手放しにおすすめできません。

また、費用も全身脱毛であれば最低でも30万円はかかりますし、効果や効率だけで即決できる方は多くはないです。

これらのことから、医療レーザー脱毛は「費用がかかることや肌トラブルのリスクを考慮しても、できるだけ早く確実に脱毛したい」という方におすすめです。

一方、脱毛サロンで施術する光脱毛は医療レーザー脱毛の後発であるためかリスク回避に長けています。医療レーザー脱毛に比べてヤケドや毛嚢炎など肌トラブル発生のリスクは低く、痛みも抑えられています。

それだけでなく、費用も比較的安価です。

1箇所1回あたり数百円で施術できる脱毛サロンもありますので、「まずはお試しでやってみる」といったことも可能です。

ただし効果を実感するまでには医療レーザー脱毛の倍、もしくはそれ以上に脱毛サロンに通う必要があるため、ある程度は時間の猶予が必要です。

これらのことから、光脱毛は脱毛をこれから始める方や肌が弱く荒れやすい方など「時間や回数をかけてもできるだけ安く、リスクを抑えて脱毛したい」と考える方におすすめです。

まとめ

医療脱毛と光脱毛は得られる効果とその持続性、施術にかかる必要期間・回数、痛みや費用などさまざまな違いがあり、一概にどちらが良いとは言い切れません。

それぞれの特徴やメリット・デメリットをふまえて何を優先し重視するかによって、向いている脱毛方法が異なります。

費用を重視する方やリスクをできるだけなくして安全に脱毛したい方は、まずは脱毛サロンで施術を受けられる光脱毛から検討してみるのがおすすめです。

高い効果を得たい方や早く脱毛を完了したい方は、美容皮膚科や脱毛を専門とする美容クリニックの医療レーザー脱毛が向いている可能性が高いです。

光脱毛・医療脱毛それぞれの一部の特徴だけで判断すると、先々の後悔や失敗につながります。

脱毛効果を得るまでにかかる費用はどちらも決して安い金額ではないため、慎重に検討し納得のいく脱毛方法を選ぶことをおすすめします。

このコラムの執筆者

株式会社コンフォートジャパン コラム編集担当
株式会社コンフォートジャパン コラム編集担当
株式会社コンフォートジャパン コラム編集担当
コンフォートジャパンのコラム編集担当です。
美容業界で長く美容機器メーカーとして存続しているコンフォートジャパンが、皆様のお声に応えるべく、脱毛関連はもちろんのこと、サロン運営に役立つ情報を発信していきます。