メンズのVIO脱毛は人気?知りたいVIO脱毛の回数・料金とメリット・デメリットについて
近年、男性が脱毛をする利用率が高まり「男性が脱毛」をすることが一般的になっています。中でもヒゲ脱毛・ひざ下脱毛と並んで人気があるのが「VIO脱毛」です。
本記事ではメンズVIO脱毛がなぜ人気なのか、施術にはどれだけの回数・料金が必要なのかなどを詳しく解説します。
メリット・デメリットについても解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
メンズVIO脱毛とは?
VIO脱毛とは、これらのデリケートゾーンを脱毛することを指します。脱毛には毛の形を整える、毛量を減らす・無毛にするなど様々な種類があります。
具体的に男性のVIOラインとは下記の部位を指します。
・Vライン…仰向けに寝たときに見える男性器周辺から足の付け根にかけての部分
・Iライン…横になり脚を広げたときに見える足の付け根にそった陰茎や睾丸付近の部分
・Oライン…肛門の周辺部分
このうち、Vラインは自分でも処理可能ですが、自己処理を繰り返すと皮膚トラブルが起きる場合があります。またIラインやOラインは自分では見えにくいため、自己処理が困難です。こうした悩みを解決してくれるのが、サロンやクリニックでのVIO脱毛が必要になります。
メンズVIO脱毛が人気な理由
メンズVIO脱毛は、「デリケートゾーンを清潔に保てる」「女性からの評価が高くなる」「自己処理や掃除などの負担が軽減する」などの理由で人気です。
脱毛の最大の効果は、排泄後に汚れをしっかりふき取ることができ、皮膚トラブルやにおいの発生を防ぐことができます。
将来的に介護を受ける際に排泄介助の負担を減らすことができ、楽になるため40代以降の男性がVIO脱毛を選択することが増えています。
これらをメリットと感じる男性が増えたため、VIO脱毛を選択する男性が増加した背景になります。
デリケートゾーンを清潔に保てる
VIO脱毛の大きなメリットとしては、デリケートゾーンを清潔に保てることがあげられます。
デリケートゾーンは剛毛や太く濃い毛が密集しているため、汗や臭いがこもりやすく不衛生になりやすい部位です。
Vラインの毛量が多いままだとインナーの中が蒸れやすくなり、かゆみや炎症が発生することがあります。また、Oラインはムダ毛があることで排便時のふき取りが不十分になり、臭いを発生させる原因にもなります。
VIO脱毛でデリケートゾーンのムダ毛を無くしたり減らしたりすることで、汗や臭いがこもりにくくなり、かゆみや炎症などのトラブルを軽減することが可能です。
女性からの評価が高くなる
VIO脱毛をすると、衛生面が良くなるだけでなく見た目がスッキリするため女性からの評価が高くなります。
近年は「男性でも脱毛するのがあたり前」といった風潮になっており、VIO脱毛までしている男性は「清潔感の高い人」「パートナーに配慮できる人」といった好印象を与えます。
VIO脱毛では毛を完全になくすだけでなく形や毛量を調節することも可能なため、無毛に抵抗がある方も毛量を調整するだけで見た目はかなりスッキリするでしょう。
また、アンダーヘアがインナーや水着からはみ出す心配もなくなるため、コンプレックス解消にも繋がります。
自己処理や掃除などの負担が軽減する
VIO脱毛をすると自己処理や掃除などの負担を軽減することも可能です。
デリケートゾーンは他の部位と比べて皮膚が薄く、自己処理をすると肌トラブルが発生する可能性があります。ただ、処理をしないままでいると毛量が増えてしまい、インナーの中が蒸れやすくなったりインナーやボトムスのファスナーに毛が挟まって痛い思いをしたりすることがあるでしょう。
VIO脱毛をすることで自己処理をする必要がなくなるため、処理にかかる手間も肌トラブルのリスクも軽減することが可能です。
また、デリケートゾーンの毛が減ることで自然と抜け落ちる毛の量も減るため、部屋の掃除が楽になります。トイレやお風呂に落ちる毛の量も減ることで日常生活の負担が軽減するでしょう。
メンズVIO脱毛のデザインについて
メンズVIO脱毛では、完全に毛をなくすだけでなく毛量や形をデザインすることも可能です。
特に人気なデザインとしては「逆三角形型」や「逆台形型」などがあります。人気のデザインの特徴をそれぞれ解説します。
デザイン | 特徴 |
逆三角形型 | 三角形を逆さにしたデザイン 自然な形で脱毛初心者に人気 |
ハイジーナ | ムダ毛を全て無くすデザイン 海外では一般的 |
逆台形型 | 台形を逆さにしたデザイン 最もナチュラルで脱毛初心者に人気 |
逆半ドーナツ型 | 半円型に毛を残すデザイン |
長方形型 | 縦長や横長に毛を残すデザイン |
正方形型 | 小さめな正方形型に毛を残すデザイン |
「逆三角形型」や「逆台形型」はナチュラルなデザインなので、脱毛初心者の方に人気があります。インナーから毛がはみ出ないようにしたい方には、「正方形型」がおすすめです。
メンズVIO脱毛の対象部位、範囲
メンズのVIO脱毛は、「Vライン」「Iライン」「Oライン」に分けられており、それぞれ脱毛する範囲が決まっています。
以下に、メンズVIO脱毛の対象部位と範囲を解説します。なお、サロンやクリニックによって範囲が多少異なるため、施術を受ける前にしっかり相談のうえ、よく確認することをおすすめします。
Vライン | 腰骨のラインから足の付け根(へその辺りから足の付け根)と陰茎までの範囲。ちょうど、左右の足の付け根をつなげたとき、アルファベットのVに見えることから、Vラインと呼ばれます。対象範囲は、ビキニやブリーフを履いたときに、隠れる部分(男性器周辺とお尻や肛門周辺部分を除く)と足の付け根部分と考えてください。毛が太くて濃い部位ですが、自分で確認しやすいので自己処理はしやすいでしょう。ただし、剃毛処理ではすぐに生えてくるため、チクチクするなどのトラブルが起きやすくなります |
Iライン | 陰茎から陰嚢まで、肛門付近を含まない男性器全体の範囲。男性器から肛門までの縦のラインがアルファベットのIに見えることからIラインと呼ばれます。陰茎にはほとんど毛が生えないため、ほぼ陰嚢(睾丸が入っている袋部分)付近が対象範囲になるでしょう。IラインはVIOの中でもっともデリケートな部位のため、蒸れなどによる皮膚トラブルが起きやすく、においも発生しやすくなります。自分では確認しにくいため、自己処理が難しい部位といえるでしょう |
Oライン | 肛門周辺数cmまでの範囲。お尻を広げたときに、肛門がアルファベットのOに見えることから、Oラインと呼ばれます。かなりの男性で毛が生えている部分です。太い毛で自分では確認しにくいため、自己処理がもっとも難しい部位となります |
メンズVIO脱毛の料金と回数
VIO脱毛に必要な回数には個人差があるため、「何回で脱毛が完了する」と断言することはできません。
一般的な目安として「自己処理がしやすくなる」までには、クリニックで4〜8回程度、脱毛サロンで12〜18回程度かかるといわれています。
「毛の濃さ」「太さ」や「毛量」により施術方法が異なり、施術回数にも差が出るため、個人差が大きくあります。個人の希望でどこまで脱毛するかによっても変わります。
クリニックでは出力が大きいレーザーによる脱毛処理が可能なため、脱毛サロンよりも短期間で脱毛効果を実感しやすいでしょう。
以下に、クリニックと脱毛サロンにおける脱毛効果と施術回数の目安についてまとめましたので、参考にしてください。
効果 | 医療脱毛クリニック | 脱毛サロン |
毛量が減ってきたのを実感できる | 2〜3回 | 6〜11回 |
自己処理が楽になる | 4〜8回 | 12〜18回 |
VIOラインの毛がなくなる | 9~12回 | 19~25回 |
メンズVIO脱毛には、大きく分けて、脱毛サロンで受けられる「光脱毛」とクリニックで受けられる「レーザー脱毛」の2種類の方法があります。まお、家庭用の脱毛器によるVIO脱毛もありますが、あまり効果が期待できないため、ここでは説明を省略します。
脱毛サロンでの光脱毛はクリニックでのレーザー脱毛と比べてレーザーの出力が弱いため、効果がゆるやかになります。
そのため、上記の回数より多く施術が必要になる場合もあります。施術回数が増えると、追加費用がかかり、顧客満足度が下がるため、「通い放題コース」を提案し、満足できるまで施術するサロンも多いです。
通い放題コースは料金が割高になりますが、毛深い人や絶対に効果を得たい人にとっては、通い放題コースの方が安心できるでしょう。
なお、毛量やどのくらい脱毛したいかによって必要な回数・料金は異なるため、下記の表はあくまでも目安として考えてください。
クリニックでは、基本的に5回プランが多いですが、他の回数を選ぶことも可能です。また、VIOまとめて全部ではなく、Vライン、Iライン、Oラインの1パーツから脱毛できるクリニックもあるので、自分の希望に合ったクリニックを探しましょう。
脱毛方式が異なる脱毛器を何台も用意しているクリニックでは、機種を指定して施術してもらうことも可能な場合もあるので、契約前に相談してください。
ヒゲ脱毛などの他の部位との同時契約の場合、お得な料金になるクリニックもあります。
脱毛サロン | 4回:80,000〜15,0000円程度 通い放題:200,000〜250,000円程度 |
医療脱毛クリニック | 5回:90,000〜200,000円程度 |
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メンズVIO脱毛にかかる期間
VIO脱毛に必要な回数には個人差があるため、「何回で脱毛が完了する」と断言することはできません。
一般的な目安として「自己処理がしやすくなる」までには、クリニックで4〜8回程度、脱毛サロンで12〜18回程度かかるといわれています。
「毛の濃さ」「太さ」や「毛量」により施術方法が異なり、施術回数にも差が出るため、個人差が大きくあります。個人の希望でどこまで脱毛するかによっても変わります。
クリニックでは出力が大きいレーザーによる脱毛処理が可能なため、脱毛サロンよりも短期間で脱毛効果を実感しやすいでしょう。
以下に、クリニックと脱毛サロンにおける脱毛効果と施術回数の目安についてまとめましたので、参考にしてください。
効果 | 医療脱毛クリニック | 脱毛サロン |
毛量が減ってきたのを実感できる | 2〜3回 | 6〜11回 |
自己処理が楽になる | 4〜8回 | 12〜18回 |
VIOラインの毛がなくなる | 9~12回 | 19~25回 |
メンズVIO脱毛には、大きく分けて、脱毛サロンで受けられる「光脱毛」とクリニックで受けられる「レーザー脱毛」の2種類の方法があります。まお、家庭用の脱毛器によるVIO脱毛もありますが、あまり効果が期待できないため、ここでは説明を省略します。
脱毛サロンでの光脱毛はクリニックでのレーザー脱毛と比べてレーザーの出力が弱いため、効果がゆるやかになります。
そのため、上記の回数より多く施術が必要になる場合もあります。施術回数が増えると、追加費用がかかり、顧客満足度が下がるため、「通い放題コース」を提案し、満足できるまで施術するサロンも多いです。
通い放題コースは料金が割高になりますが、毛深い人や絶対に効果を得たい人にとっては、通い放題コースの方が安心できるでしょう。
なお、毛量やどのくらい脱毛したいかによって必要な回数・料金は異なるため、下記の表はあくまでも目安として考えてください。
クリニックでは、基本的に5回プランが多いですが、他の回数を選ぶことも可能です。また、VIOまとめて全部ではなく、Vライン、Iライン、Oラインの1パーツから脱毛できるクリニックもあるので、自分の希望に合ったクリニックを探しましょう。
脱毛方式が異なる脱毛器を何台も用意しているクリニックでは、機種を指定して施術してもらうことも可能な場合もあるので、契約前に相談してください。
ヒゲ脱毛などの他の部位との同時契約の場合、お得な料金になるクリニックもあります。
脱毛サロン | 4回:80,000〜15,0000円程度 通い放題:200,000〜250,000円程度 |
医療脱毛クリニック | 5回:90,000〜200,000円程度 |
メンズVIO脱毛のメリット・デメリット
メンズVIO脱毛は「清潔感を保てる」「見た目がスッキリする」などのメリットがある一方、「施術時に痛みを伴う」などのデメリットもあります。
デリケートゾーンは他の部位と比べて皮膚が薄いため、施術時には強い痛みを感じることがり痛みが苦手な方や肌が弱い方は抵抗を感じるかもしれません。
ここではメンズVIO脱毛のメリット・デメリットをそれぞれ解説します。
メンズVIO脱毛のメリット
まずメンズVIO脱毛のメリットとしては以下のようなことがあげられます。
- 自己処理が不要になる
- 蒸れやかゆみが軽減される
- 掃除の手間を軽減できる
- 臭いが気にならなくなる
ひとつずつ詳しく解説します。
自己処理が不要になる
VIO脱毛をすると自己処理をする必要がなくなります。無毛の状態にする場合はもちろん、毛量を減らすだけでも処理の手間を軽減することが可能です。
またカミソリや毛抜きで処理することがなくなるため、肌トラブルのリスクも減り肌を傷つける心配もなくあんります。
蒸れやかゆみが軽減される
蒸れやかゆみが軽減される点も大きなメリットです。
デリケートゾーンは剛毛や太く濃い毛が密集しているためインナーの中が蒸れたり、かゆみが発生したりします。特に汗をかきやすい時期は、蒸れた空気がこもりやすく不衛生な状態になってしまいます。
VIO脱毛で毛量を減らすとインナー内の通気性がよくなるため、蒸れやかゆみを軽減することが可能です。
掃除の手間を軽減できる
VIO脱毛をすると毛が落ちにくくなるため、掃除の手間を軽減できます。
毛量を減らすだけでも、そのままの状態にしている時と比べて落ちる毛の量が減るため、部屋やトイレ・お風呂場などが綺麗になります。
排水溝の掃除などのストレスから解放されるのも大きなメリットといえるでしょう。
臭いが気にならなくなる
VIO脱毛を行うことで臭いなどのトラブルを軽減させる点も大きなメリットです。
先述した通り、デリケートゾーンは毛量が多くこもりやすいため、臭いが発生しやすくなります。
特にOラインにムダ毛があると、排便時のふき取りが不十分になり、便や垢によって嫌な臭いが発生する可能性が高まります。
デリケートゾーンの臭いは自分では気づきにくい場合もありますが、パートナーがいる方は相手への配慮としても脱毛するのがおすすめです。
メンズVIO脱毛のデメリット
メンズVIO脱毛のデメリットには以下のようなものがあります。
- 施術時に恥ずかしさを感じる
- 女性からの評価が悪いときがある
- 痛み伴う場合がある
デメリットについてもひとつずつ詳しく解説します。
施術時に恥ずかしさを感じる
施術時に恥ずかしさを感じる点はデメリットといえます。
メンズのVIO脱毛は男性スタッフが施術する場合もありますが、女性スタッフが担当することも多くあります。女性にVIOを見せることになるため、恥ずかしさを感じる方は多くいます。
そのため、サロン・クリニックによっては、男性スタッフを指名できるようにしている場合もあります。
女性からの評価が悪いときがある
多くの女性はデリケートゾーンが清潔に保たれていると好印象を感じますが、中には抵抗を感じる方もいます。
脱毛したことを知らずにパートナーがVIOを見ると驚いてしまう可能性もあるため注意が必要です。不安がある方は、一度パートナーと相談した上で脱毛を始めた方がいいでしょう。
痛みを伴う場合がある
メンズのVIO脱毛はかなり強い痛みを感じる可能性があります。
VIOラインは太く濃い毛が密集している上、他の部位と比べて皮膚が薄いため強い痛みが発生します。特に、IラインやOラインは我慢できないほどの痛みを感じる可能性があるため、痛みに不安がある方は痛みの少ない脱毛方法を選ぶのがおすすめです。
メンズVIO脱毛の特徴
VIO脱毛を行う方法はクリニックで行う医療脱毛(レーザー脱毛)・脱毛サロン(光脱毛)・家庭用光美容器(光脱毛)の3つに分かれます。
それぞれの方法によってメンズVIO脱毛は変わりますので3つの方法の特徴について紹介します。
脱毛の施術方法 | 特徴 |
脱毛サロン (光脱毛) | ・抑毛や減毛のお手入れをすることができる ・スタッフが照射をおこなう |
クリニック (医療レーザー脱毛) | ・特徴である発毛組織を破壊し脱毛をすることができる ・肌トラブルなど問題があった場合、医師による診断・治療が受けられる |
家庭用光美容器 (光脱毛) | ・減毛や抑毛のお手入れを自宅でおこなえる ・外出する手間が省ける |
多くの脱毛サロンでは、スタッフが光脱毛機を使用し施術する部位に照射を行います。
光脱毛で施術することで、毛を減らす「減毛」や生えてくるスピードを遅らせる「抑毛」を実感をすることができます。
クリニックで行う医療脱毛では、レーザーを使用し発毛組織を破壊する施術が可能です。
発毛組織を破壊することで毛の再生を抑えることができます。また医療脱毛はクリニックでおこなうため、看護師が施術をおこなうケースや肌トラブルの場合、医師の治療を受けられることが特徴です。
家庭用光美容器は、光を使用した脱毛を自宅にいながらおこなうことができます。
外出せずに脱毛ができるため、目的によっては適している方もいると思います。
ですが、脱毛サロンや医療脱毛クリニックで行う施術とは違い、照射される光(フラッシュ)が弱く作られているため、脱毛サロンやクリニックでおこなうほどの脱毛効果を実感されないことが多いです。
そのため、VIO脱毛を実感されたい方は脱毛サロンもしくはクリニックで施術を検討するようにしましょう。
まとめ
今回はメンズVIO脱毛について解説しました。メンズVIO脱毛は多くのメリットがありますが、施術時の痛みや恥ずかしさに抵抗や不安があるかもしれません。
また施術方法や毛の濃さや毛量などにより、脱毛を実感できるまでの施術回数は異なり、期間や費用も変わります。
個人差もありますが、やはり自分の目的や毛質、毛量に合った施術方法を選ぶことが大切です。
事前にしっかりと自分の希望を伝え、施術の流れを確認してからVIO脱毛をおこなうかどうかを決めることをおすすめします。