家庭用光脱毛器とサロン脱毛の選び方!メリットとデメリットを比較
自宅で気軽にムダ毛ケアをしたいときに便利なのが、家庭用光脱毛器。しかし家庭用光脱毛器といっても種類がたくさんあり、どんなものが自分に合っているのか選べない人も多いのではないでしょうか。
今回は家庭用光脱毛器と、サロン脱毛の選び方について詳しくご紹介します。
エステサロンでのムダ毛ケアと効果に違いがあるのか、それぞれのメリット・デメリットについても詳しくまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。
家庭用光美容器のIPL脱毛
家庭用光美容器に搭載されているムダ毛ケアでは、ほとんど『IPL脱毛』が使われています。
IPL脱毛とは『インテンス・パルス・ライト』の略で、毛のメラニン色素に反応するライトを肌に当てて除毛を行います。キセノンランプを短時間発光させて行うので、カメラのフラッシュのような瞬間的な光が見られることから『フラッシュ脱毛』とも呼ばれています。
またIPL脱毛は光を肌に照射すると毛のメラニン色素に反応して、毛根や毛乳頭に熱エネルギーを与えます。熱エネルギーのパワーで徐々に毛が弱り、細く目立ちにくくなります。
ただ1回の光照射だけで、すぐに毛が目立たなくなるわけではありません。毛が生え代わる毛周期に合わせて定期的に繰り返すことで、毛自体が細く目立ちにくい状態へと導いてくれます。
家庭用脱毛器の効果は?
メラニン色素に反応し毛を目立たなくさせるIPL脱毛は、太くて濃くメラニン色素が多い毛に適しています。ワキやVIOゾーンなど、黒くしっかりとした毛ほど目立ちにくくなりやすいという特徴があります。
ただ家庭用脱毛器は、エステで使われている業務用脱毛器よりもパワーが抑えられているため、ムダ毛が目立たない状態にするためには、サロンよりも回数を多く使用する必要が出てきます。
より早く毛を目立たなくしたいときはエステサロンの方が適していますが、家庭用脱毛器は自分のタイミングで光照射が可能なため、定期的な回数を重ねて使い続けやすいというメリットもあるので要チェックです。
家庭用脱毛器の種類をチェック!
家庭用脱毛器は、毛を目立たなくさせる『除毛』を目的として販売されています。
徐々に毛を目立たなくさせる光美容器から、毛を毛根から引き抜いたり、毛自体を短くカットして目立たなくさせる除毛器まで様々なタイプがあります。
家庭用脱毛器を使うことでどのような毛の状態を保ちたいのか、自分の目的に合わせて家庭用脱毛器を選ぶときの参考にしてみてください。
光美容器
光美容器は波長の異なる光を毛や肌に当てて、ムダ毛自体を弱らせて徐々に目立たなくさせる家庭用脱毛器です。
毛自体を永久に無くすことはできませんが、太く濃い毛が目立ちにくい状態を長くキープしてくれます。
ムダ毛ケアの回数を減らしたいと考えている人におすすめのアイテムです。
除毛回数が減ることでお手入れ時の肌摩擦が減り、肌荒れや乾燥が軽減され美肌が保ちやすくなります。メーカーによっては除毛モードと、肌のキメを整えてくれる美肌モードが搭載されているタイプもあり、ムダ毛のお手入れと美肌ケアを1つで叶えてくれるものもあります。
また光美容器自体は毛根を無理やり引き抜いたり、毛を剃ったりすることがないため、除毛時の痛みが少ないのも特徴的です。ムダ毛ケアで、強い痛みを感じたくない人にも向いている方法といえます。
脱毛器
脱毛器は毛を毛根から引き抜いて、目立たなくさせるアイテムです。毛が成長するまで時間がかかるので、毛だけを剃る電気シェーバーよりもムダ毛ケアを頻繁にする必要がなく、毛を処理する頻度を減らせるメリットがあります。
また毛根から毛を抜くため、毛根のメラニン色素が目立ちにくく、ポツポツとした剃り跡が除毛後すぐに目立ちにくいのも特徴的です。
ただ毛根から毛を引き抜くため、処理時の痛みを強く感じやすいというデメリットがあります。皮膚の薄い部分では特に痛みを感じてしまったり、赤みが目立ったりするケースもあるので皮膚がデリケートな人は要注意です。
光美容器に比べると低価格で購入できるものが多く、メーカーによっては入浴中に使用可能な防水タイプも販売されています。
家庭用脱毛器の選び方
家庭用脱毛器の種類をご紹介しましたが、自分にはどの種類があっているのか、どんなタイプを選んだらいいのか悩んでしまう人もいるでしょう。
今度は、家庭用脱毛器の選び方のポイントをご紹介していきます。光美容器を初めて使うという人にも選びやすいポイントをまとめているので、参考にしながら自分と相性の良い家庭用脱毛器を見つけてみてください。
フラッシュ式
家庭用光脱毛器には、フラッシュ式とレーザー式の2タイプがあります。フラッシュ式は1回の光照射で広範囲をカバーしやすいため、光美容器を使って自宅で全身のムダ毛ケアをしたい人にも向いています。
フラッシュ式の家庭用光美容器は照射部分が広めなので、お手入れ範囲の広い腕や脚も照射ムラができにくく、初心者さんでも扱いやすいという特徴があります。メーカーによっては照射部分のカートリッジを交換して、照射範囲を絞ることもできるものもあるので、用途に合わせてタイプを選んでみましょう。
ただフラッシュ式はメラニン色素が濃い毛に反応しやすい分、産毛のような細く色素の薄い毛には反応しにくいというデメリットがあります。家庭用光美容器を使用する前にエステサロンやクリニックで、威力の強い光脱毛を経験している人は物足りないと感じてしまうことも考えられるでしょう。
レーザー式
家庭用光美容器では、ピンポイントで光照射を行うレーザー式のタイプもあります。レーザー式もフラッシュ式のように毛のメラニン色素に反応し、毛を弱らせて目立たない状態に導いてくれる除毛方法です。
医療用脱毛ではレーザー式脱毛を採用しているものの、家庭用では大幅に出力を抑えているため、毛を無くすことはできません。
ただピンポイントで光照射が可能な分、指やうなじ、ワキなどの狭い範囲を重点的にケアしたい人に向いています。1回の光出力がフラッシュ式よりも高いものもあり、照射時の痛みを強く感じるケースもあるので、脱毛時の痛みが気になる人は気をつけた方が良いでしょう。
またフラッシュ式と違い連続で光照射ができず、1回の光照射でチャージを行う待機時間が必要です。パワーチャージにかかる時間がほんの数秒でも、除毛希望部位が多かったり、処理する範囲が広かったりすると、思った以上に1回のケアで時間がかかる場合もあります。
家庭用光美容器に向いている部位・向かない部位
ここまで家庭用光美容器の特徴や、選び方をご紹介しました。実際に使ってみたいと購入を検討している人も多いかもしれません。しかし家庭用光美容器を使ったムダ毛処理には、向いている部位、あまり向かない部位があります。
- 向いている部位…ワキ・Vゾーン・濃くて太めの毛が目立つ腕・脚
- あまり向かない位…うなじ・背中・お腹・色が薄く細い産毛が多い部分
IPL脱毛は濃く太い毛にアプローチしやすい分、産毛のようにメラニン色素が薄く細い毛には理想のなめらかな肌へと近づけるのが難しい場合があります。
根気よく定期的にお手入れを続けたり、エステサロンでの光脱毛でお手入れを行ったり、部位によってムダ毛ケアの方法を変えてみるのも1つの方法です。
脱毛サロンのIPL脱毛
IPL脱毛を搭載した業務用脱毛器は多くのエステサロンに導入されていて、業務用脱毛器の中でも幅広く使われています。
またサロンで使われているものは、家庭用の光美容器に搭載されているものよりも光の照射パワーが高く、毛のメラニン色素に反応し濃く太い毛を目立たなくさせてくれます。
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脱毛のしくみと特徴
サロン脱毛のIPL脱毛も、家庭用としくみや特徴はほとんど同じです。
光照射をすることで毛のメラニン色素に反応し、毛や毛根に熱エネルギーを与えて弱らせ目立たない状態へと導きます。
ただサロン脱毛に使用する業務用脱毛器は、1回の光照射のパワーが家庭用よりも強めに搭載されています。そのため色の濃い毛のメラニン色素に反応した場合、光照射時に痛みを感じる場合もあるので注意しましょう。
サロン脱毛に通う際は、当日までに希望部位の除毛処理をしておくのがポイントです。
IPL脱毛の効果
サロンのIPL脱毛は最新の脱毛法に比べ歴史が古く、大手から個人サロンに導入されている多くの業務用脱毛器に搭載されています。その実績の高さから、今も取り入れられている脱毛方法です。
幅広い波長の光を毛に当てることで、毛のメラニン色素や毛根に熱エネルギーを与えて弱らせて目立ちにくい状態にしていくため、日本人に多く見られるメラニン色素の濃い、太くしっかりとした毛の処理にも向いています。
またサロン用のIPL脱毛は家庭用の光美容器よりも出力が高いため、定期的な回数を行うことで、家庭用よりも早く毛が目立たない状態に近づけることができます。
さらにエステサロンでは同じ機器で光照射を利用したフェイシャルモードを搭載した、業務用脱毛機器もあり、美肌ケアも一緒にできるサロンもあります。
サロンIPL脱毛に向いている部位・向かない部位
サロンではスタッフが光照射をしてくれるので、自分が見えない部分でも照射ムラなくムダ毛ケアをすることが可能です。
ただIPL脱毛の特徴を見ると、得意な部分とあまりムダ毛ケアに向いていない部分があるので、サロンで全身の脱毛を考えている人は事前にチェックしておいた方が良いでしょう。
IPL脱毛は太くて濃い毛のメラニン色素にアプローチする
IPL脱毛は毛のメラニン色素に反応しやすい光を照射し、照射した際の熱エネルギーを毛や毛根に与えて弱らせるという特徴があります。そのため毛の色素が濃く、太くてしっかりした毛ほど熱エネルギーで弱りやすく、細く目立ちにくい状態になりやすいです。
「濃く目立つ毛をなんとかしたい」と悩んでいる女性はもちろん、濃いヒゲやムダ毛に悩む男性にもIPL脱毛に向いているといえるでしょう。
ワキやVIOの脱毛が得意!
ワキやVIOゾーンは、部位の中でもメラニン色素が濃く太い毛が生えやすいパーツです。
IPL脱毛はメラニン色素が濃い毛に反応しやすいため、ワキやVIOゾーンのムダ毛ケアが気になるときにぴったり。黒くしっかりと太さのある毛ほど目立ちにくくなるため、濃い体毛が気になる人におすすめです。
また腕や脚の毛でも毛の色が濃く、太さもしっかりとあると反応しやすいため、毛を弱らせて目立ちにくい状態へと導いてくれます。
背中やお腹など産毛が多い部位は苦手
サロンのIPL脱毛も家庭用光美容器と同じく、色が薄くやわらかい産毛の多い部分の脱毛は、回数を重ねる必要があります。色が薄い毛はメラニン色素が少ないので、光照射をしても熱エネルギーによるアプローチ力が弱めです。
しかし根気強く定期的に回数を重ねていくことで、サロン脱毛でも産毛が徐々に目立ちにくい状態に導いてくれます。
またサロンによっては背中や二の腕・うなじなど産毛が生えやすい部分は、IPL脱毛ではなく他の脱毛法を搭載した業務用脱毛器のプランを進められる場合もあるので、IPL脱毛だけにこだわらずにサロン脱毛をチェックしてみると良いでしょう。
家庭用脱毛器のメリット・デメリット
IPL脱毛について詳しくみてきましたが、忙しくてサロンの予約がなかなか入れられないときは、家庭用脱毛器で手軽にムダ毛処理をしたいと思う人も多いですよね。
今度は家庭用脱毛器を使うメリットや、デメリットを詳しくご紹介します。これから家庭用脱毛器を選ぼうとしている人もぜひ参考にしてみてください。
家庭用脱毛器のメリット
家庭用脱毛器の最大のメリットは『手軽さ』にありますが、手軽に扱えるとどんなメリットがあるのか詳しく見ていきましょう。
自宅で脱毛できる
家庭用脱毛器を手軽に使えると、自宅で時間を選ばずにムダ毛ケアが可能になります。
サロンで脱毛を行うときは、予約を入れてから予定日に来店をしないといけない手間がかかりますよね。特に多忙なときは来店のためのスケジュールを確保するのも大変です。
しかし家庭用光美容器は、早朝や真夜中でもちょっとした時間があるときに、サッと使えるので、ムダ毛ケアにかける手間や時間を大幅に減らしてくれます。
また脱毛メニューは毛の生え代わりに合わせて定期的に行う必要があるため、サロンの場合は定期的に予約を入れる必要が出てきます。
自宅でお手入れをする場合は、思い立ったときにすぐお手入れが可能なため、毛周期に合わせてムダ毛ケアを続けやすいのも大きなメリットです。
家族と共有できる
家庭用光美容器は、予め使用可能な光照射のショット数が決められています。
最近では使用可能なショット数が多いものも増えていて、10~30万ショットも使えるタイプがあります。さらに専用のカートリッジを交換すれば、美容器本体をそのまま使用することも可能なものもあるので、全身のお手入れは1台あれば十分にカバーできるでしょう。
そのため自分以外にも、家族や姉妹と美容器を共有することもできます。家庭用光美容器を選ぶときは、どのくらいショット数があるのか確認してみるのがおすすめです。
誰にも見られない
ムダ毛ケアはサロンのスタッフであっても、「見られるのが恥ずかしい」と感じてしまう人も少なくありません。
特にデリケートなVIOゾーンは、同性同士でも気になってしまうもの。自宅で気軽に家庭用脱毛器を使えると、他人の視線を気にせずにゆっくりとお手入れすることができます。
またサロンに来店している場面を誰かから目撃されることもないので、周囲の誰にも知られずにムダ毛ケアをこっそりと行うこともできます。女性は脱毛サロンに通う人も多いですが、男性の場合は「来店には勇気がいる」という人も多いでしょう。
セルフケアで家庭用脱毛器を使う場合は性別や年齢を気にすることなく、ムダ毛ケアを気軽に行うことが可能です。
家庭用脱毛器のデメリット
メリットの多い家庭用脱毛器ですが、いい面もあればデメリットもあります。どのようなデメリットがあるのか詳しく見ていきましょう。
肌に影響がある
安全性を考慮して作られている家庭用脱毛器でも、肌へのリスクが0とは言い切れません。
特にIPL脱毛のように光照射による熱エネルギーを利用した除毛方法の場合、照射した部分の毛が長く残っていると、強く反応してしまい皮膚が火傷を起こす可能性も考えられます。
しかしこうした肌への影響は使用前に説明書をよく読み、毛の事前処理をしたり、皮膚の状態を確認したりすることでリスクを回避できる場合もあります。光照射する前に、予め電気シェーバーで毛は短く剃っておきましょう。
また購入前に光美容器の使い方や、自分の肌の状態を日頃からチェックしておくことも大切です。
定期的な処理が必要
家庭用脱毛器は永久脱毛ではなく、あくまで毛を目立たなくさせる除毛処理の1つです。長期間使用しないと、毛が目立ってしまう可能性はあります。
そのため毛が目立たない状態を長くキープするには、定期的な使用が必要です。
ただ繰り返し使っていくと、毛自体が弱くなるため使用頻度を下げてもキレイな状態をキープしやすくなります。ムダ毛処理の頻度が低くなれば肌にかかる負担も減るため、肌自体もキレイに整いやすくなるでしょう。
手の届かない場所は脱毛できない
家庭用脱毛器の場合、サロンのように人の手を借りることができないので、自分の手が届かない範囲に光を照射することはとても難しいものです。そのためムダ毛処理を行う部分によっては、ムラができてしまう可能性があります。
特に自分から見えにくい背中や、うなじ・VIOゾーンは鏡を使っても見えにくく、手も届きにくいのでキレイに処理できない場合もあるので注意が必要です。
家庭用脱毛器を自分一人で使う場合は、部位によって効率的にムダ毛ケアができない可能性も考えておいた方が良いでしょう。
サロンIPL脱毛のメリット・デメリット
ここまで家庭用脱毛器のメリット・デメリットを見てきましたが、サロンのIPL脱毛ではどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。
家庭用脱毛器のメリット・デメリットと比べながら、詳しく見ていきましょう。
サロンIPL脱毛のメリット
サロンIPL脱毛のメリットは、広範囲の光照射が短時間でできるのが大きなメリットです。
特に業務用脱毛機器は家庭用脱毛器よりも出力が高く、連射機能や、クールダウンなどの機能性が高いものが揃っています。
全身のムダ毛ケアの場合も家庭用脱毛器より時間がかからず、特に部位を限定した脱毛メニューの場合は、最短で1回5分程度でお手入れが完了する場合もあります。
さらに脱毛知識のあるスタッフにお手入れを行ってもらえるため、光照射時の打ち漏れが起こりにくいというメリットもあります。
セルフケアの場合、どこまで照射した範囲かわからなくなってしまい、重ねて照射してしまったり、隙間ができてしまったりするケースも少なくありません。
プロの手で丁寧に光照射をする場合は、こうした照射漏れなどのリスクを軽減することもできます。
サロンIPL脱毛のデメリット
一方で専門知識のあるプロの手によるIPL脱毛にもメリットがあれば、デメリットもあります。
丁寧にお手入れを行ってもらえるメリットは大きいですが、サロンでのお手入れは毎回来店のためにスケジュールを空けて、予約を入れなければならないという手間がかかります。
また毛周期に合わせて予約を入れる必要があるため、毛が目立ちにくくなるまで2~3年はサロンに通う必要があります。
さらにIPL脱毛はメラニン色素に反応しやすいため、ほくろや日焼け後の肌・皮膚の色が浅黒いタイプの人は、脱毛自体を断られる可能性もあるので要注意です。
特に日焼けした後に光照射を行うのは皮膚への負担が大きく、肌荒れを起こす可能性もあります。サロンに通っている間は夏場だけでなく、1年中小まめに紫外線対策を意識しておくことが大切です。
家庭用脱毛器とサロン脱毛を選ぶポイント
様々な視点から家庭用脱毛器とサロン脱毛を比べてきましたが、どちらを選べばいいのか迷ったときにおすすめしたい選び方のポイントをご紹介します。
また家庭用脱毛器を選ぶポイントや、どのサロンIPL脱毛を選べばいいか悩んだときのポイントも一緒にまとめているので、合わせてぜひ参考にしてみてください。
家庭用脱毛器を選ぶポイント
自宅で手軽にムダ毛ケアをしたいときや、誰にも見られずにこっそりとお手入れしたい人には家庭用脱毛器がおすすめです。
家庭用脱毛器はメーカーによって、光照射時の出力が異なります。特に照射時のパワーを示す「ジュール」の単位が大きいものほど、パワーも強いので使いやすさだけでなく、搭載されている機能にも注目してみましょう。
また腕や脚、背中など広範囲のケアを家庭用脱毛器でしたいときには、照射範囲の広いものを選ぶのも大事なポイントです。照射部分が狭いと細かく光照射を行わないといけないため、お手入れに手間と時間が大幅にかかってしまい、定期的なケアを続けるのが面倒に感じてしまうでしょう。
家庭用脱毛器で効率的に広範囲のムダ毛ケアを行うなら光照射のパワーが高く、1回の照射で広範囲をキレイにカバーしてくれるものを選ぶようにしましょう。
サロン脱毛を選ぶポイント
セルフケアで定期的にムダ毛ケアをしっかりと行う自信がないときや、自分ではケアしにくい範囲をお手入れしたい人におすすめなのが、サロン脱毛です。
サロン脱毛を選ぶときは、通いたい店舗に希望する範囲のムダ毛ケアができるかどうかよく確認してみましょう。特に肌がデリケートなVIOゾーンや、ヒゲ・顔周りは対応できる業務用脱毛機器を導入していないサロンもあるため、可能かどうか事前にチェックしておくことが大切です。
また男性の場合は、女性のスタッフが担当すると緊張してしまう人も少なくありません。最近では、メンズ向けに男性がお手入れを担当するサロンも増えています。実際にムダ毛ケアで通い始める前に、こうした細かい希望にも対応しているかどうか確認しておくと、気兼ねなく通えるでしょう。
まとめ
IPL脱毛器はサロン脱毛だけでなく、家庭用光脱毛器にも搭載されています。ただ家庭用光脱毛器はサロン脱毛よりも照射パワーは弱めなので、定期的に回数を重ねてムダ毛ケアを行う必要があるので注意が必要です。
一方で家庭用光脱毛器には予約や来店の手間を省けるメリットもあります。
今回ご紹介したようにサロン・家庭用のどちらにもメリット・デメリットがあるので、参考にしながら自分のライフスタイルや脱毛したい部位などに合わせて選んでみてください。