VIO医療脱毛の基礎知識|失敗しないクリニックの選び方や費用・痛み・期間について紹介
VIO脱毛の医療脱毛は若い世代だけでなく、将来の介護に備えて行ったりと幅広い年代に人気のある脱毛です。
しかし数あるクリニックから、どの医療脱毛を選べばいいのか悩んでしまう人も多いのではないでしょうか。
今回はVIO脱毛を医療脱毛で行う時にかかる費用や、必要な回数・期間などを詳しくご紹介します。VIOラインのムダ毛ケアをしっかり行いたいけれど、どの店舗で受けようか迷っている人もぜひ参考にしてみてください。
VIO医療脱毛の基礎知識
VIOラインだけでなく医療脱毛自体が初めてだと、どのようなものか料金価格や目安回数・脱毛期間などのイメージしにくいかもしれません。
そもそも医療脱毛とは、光やレーザーを照射して毛母細胞にアプローチし、毛の生成を抑制して毛を目立たない状態へ導きます。
サロンよりも照射時の出力が高いレーザーが搭載されている脱毛器を使用するため、医療行為とされています。有資格者の看護師や医師が常在しているクリニック・または病院のみで扱われている脱毛方法です。
医療脱毛では粘膜に近いVIOラインの脱毛も可能ですが、クリニックや病院によっては粘膜ギリギリまで照射を行わない店舗もあるので、脱毛範囲はどの程度まで可能かチェックした方が良いでしょう。
関連記事
VIO脱毛とは?失敗しないためのポイントとメリット・デメリットについて
VIO医療脱毛の平均的な料金
VIO医療脱毛は店舗によって価格が異なります。
約5回で9万円~10万円が平均的な料金です。5回と回数を区切っている店舗が多いですが、1回・3回・8回と回数を細かく回数を区切り、料金設定をしているクリニックや病院もあるのでチェックしてみましょう。
さらにクリニックや病院は医療機関のため、脱毛料金の他に初診料や再診料の診療料金が別途で発生します。その他にも麻酔クリームや麻酔注射・肌荒れ予防のためのクリームなど、オプション・処方箋で発生する費用もあるので、事前に細かく確認するのがおすすめです。
脱毛回数が少なく価格設定が高めのクリニックの場合は、こうした初診料や再診料・カウンセリング料・オプションなども含めた料金を提示しているケースがあります。
VIOラインの医療脱毛はサロンの美容脱毛と比べると、回数が少ないのに価格設定が高めと感じる人もいるかもしれません。しかしサロンとクリニックでは使用する業務用脱毛機器の種類が異なり、クリニックでは照射パワーが強いレーザーを搭載した機器の使用も可能です。
来店回数を減らして、短期間でムダ毛を目立たなくしたい時には料金の他にも、回数や脱毛期間を比較して選んでみると良いでしょう。
関連記事
メンズのVIO脱毛は人気?知りたいVIO脱毛の回数・料金とメリット・デメリットについて
VIO医療脱毛が完了するまでの目安回数・期間
VIOラインを理想の状態までしっかり整えるには毛周期に合わせながら、医療脱毛の回数を重ねる必要があります。一定期間の定期的に来店し、毛が生えにくい状態を目指すのが一般的です。
医療脱毛の回数を重ねると徐々に毛質がやわらかくなったり、コシのない細い形状に変わったりながら、徐々に毛自体が目立ちにくい状態を目指します。
毛質や形状の変化は通い始めて5回目前後で感じる人が多いですが、毛がほとんど目立たない皮膚がツルすべの状態になるまでは8~10回以上の回数が必要となる場合があります。
VIOラインの毛質は硬く太いしっかりとした毛が生えやすいため、ほとんど目立たない状態を目指す場合は、ある程度の回数を重ねてしっかりと脱毛期間を設けることが大切です。
1回だけで完了しない
VIOラインの医療脱毛は、1回受けただけでは理想の状態にすることはできません。
これはVIOラインに限らず、他のパーツにも共通していえることです。
本来の毛が産毛のように細くやわらかい人であっても、ある程度照射回数を重ねる必要があります。照射パワーに優れている医療脱毛であっても1回で毛の生成を妨げることは難しく、ツルすべの状態に整えることは難しいです。
店舗によっては、初回に限り低価格で利用できるキャンペーンを行っているケースもあります。この場合は医療脱毛を実際自分の肌で体感して、照射時の痛みや肌悩みが起こらないか確認するためのものと考えた方が良いでしょう。
確実に理想のVIOラインを目指すなら1回以上の回数プランを選んだ方が、1回ずつの都度支払いを続けるよりも医療脱毛をお得に続けられるクリニックや病院が多いです。
関連記事
蓄熱式脱毛の効果は!?蓄熱式と熱破壊式の違いとそれぞれの特徴について解説
5~8回で自己処理しなくてもいいライン
医療脱毛は毛母細胞にアプローチして、徐々に毛を細くやわらかくし生成されにくい状態に整えていくため、自己処理の頻度が回数を重ねる毎に自己処理の頻度も減少していくでしょう。
毛質にもよりますが脱毛回数を5~8回程繰り返すと、「VIOラインの自己処理は必要ないかも」と感じやすくなります。
VIOラインのムダ毛をほとんど目立たないツルすべな肌よりも、ナチュラルなアンダーヘアを目指したい場合は5回前後を目安に医療脱毛のプランを選ぶのもおすすめです。
ただVIOラインは背中やうなじ・顔周りよりも、くっきりとした色が濃く太い毛が生えやすいパーツです。人によっては8回以上回数を重ねる必要も出てくる可能性があるので、あくまで5回は目安として考えておくと良いでしょう。
自分の毛質に合う回数を知りたい時は、脱毛を申し込む前にカウンセリングで担当医や看護師に相談をしておくのもポイントです。
皮膚がツルすべになるまで10回以上は必要
VIOラインの医療脱毛では毛量や毛質を理想の状態に整えるだけでなく、アンダーヘアの形を整えることができます。自然な印象に見えるようにある程度アンダーヘアを残すことも可能ですが、ほとんど毛を残さないツルすべのデリケートゾーンを目指すことも可能です。
特にほとんど毛を残さないツルすべの状態にするには、うぶ毛のようなやわらかい毛の状態からさらに照射回数を重ねるため、10回以上のプランが必要となるでしょう。
先ほどご紹介した5回のプランを目安にしてからさらに回数を重ねたり、最初から10回以上の回数でプランを組んだりする人もいます。
クリニックによっては1つのプランが終了した後に、再度プランを契約する場合はお得に受けられる場合もあるのでリピーター用のメニューがあればそちらもチェックしてみましょう。
関連記事
VIO脱毛は光脱毛・医療脱毛どっちがおすすめ?効果・回数・料金を紹介
VIO医療脱毛の痛みはどのくらい
VIO医療脱毛は、多くの人に美容施術として人気がありますが、痛みに対する不安がある人も多いです。
VIO脱毛は、VゾーンやIゾーン・Oゾーンの3つの領域から成り立っています。VIO脱毛の痛みは個人差があり、感じ方は異なりますが、一般的に、Vゾーンの脱毛が最も痛みを感じやすく、IゾーンとOゾーンは比較的痛みが少ないとされています。VIO医療脱毛の痛みはどのくらいなのか見ていきましょう。
Vラインの痛み
Vラインの痛みは、VIOの中でも最も痛みが強い部位と言われています。
これは、Vラインは皮膚が薄く、骨に近く、毛が濃く太いためです。レーザーや光が毛根に直接届きやすく、熱さを感じやすくなるからです。
皮膚が薄いとレーザーや光の熱が直接肌に伝わるため、痛みを感じやすくなります。また、毛が濃く太いとレーザーや光のエネルギーを吸収しやすくなるため、より強い痛みを感じます。
さらに、骨に近い部位は神経が集中しているため、痛みを感じやすいです。痛みの感じ方は個人によって異なりますが、Vラインの脱毛の痛みは輪ゴムで強めに弾かれた程度の痛みを感じることが多く、それよりも強い痛みを感じるケースもあります。
施術の回数を重ねて毛が薄くなってくると、痛みも次第に和らいでいきますが、最初は我慢が必要です。
Iラインの痛み
Iラインの脱毛は、皮膚が薄く毛が密集しているため、脱毛施術において痛みを感じやすくなります。
特に毛が根深い部位では、痛みが増幅されます。色素沈着がある場合レーザーや光が反応しやすくなるため痛みを感じやすいです。
さらに粘膜に近い部位は神経が集中しているため、痛みを感じやすくなります。
しかしIラインの範囲は比較的狭いため、一回の照射で処理できる面積が限られています。そのため痛みは強いかもしれませんが、施術の回数は比較的少なくて済む利点があります。
Iラインの脱毛を受ける際には、一時的な痛みに耐えることができる方も多くいます。
Oラインの痛み
Oラインの脱毛は、Vラインに次いで痛みを感じやすい部位です。Oラインは毛が太く毛根がしっかりしているため、レーザーや光のエネルギーを吸収しやすくなり、より強い痛みを感じます。
また色素沈着している部位は、レーザーや光が反応しやすくなるため、痛みを感じやすくなります。
Oラインの脱毛の痛みは、輪ゴムで強く弾かれた程度の痛みを感じることが多いです。施術の回数を重ねて毛が薄くなってくると、痛みも次第に和らいでいく傾向があります。
Oラインの施術は、粘膜の部分まで照射することはないので、激痛を感じることなく施術が終わるケースがほとんどです。ただし、粘膜に近い部分は痛みを感じやすいため、注意が必要です。
Vラインの形・デザインは自分で決められる
VIO脱毛では、Vラインの形やデザインを自分の好みで決めることができます。
Vラインの形やデザインは、自分の好みやライフスタイルに合っているかどうかが大切です。下着や水着を着るときに気になる部分をなくしたり、ムレや蒸れを抑えたりするために、自分に合った形やデザインを選びましょう。
Vラインの形やデザインによって、施術の難易度や痛みが変わる場合があります。複雑な形やデザインは、施術の難易度が高くなるため、痛みを感じやすくなるかもしれません。
人気の形は自然な仕上がりで下着からムダ毛がはみ出ることのない「小さめの逆三角形(トライアングル)」です。VIO脱毛の初心者や、ナチュラルな仕上がりを求める方におすすめです。
Vラインの形やデザインは、施術の回数を重ねるごとに微調整することも可能なので、スタッフに相談して後悔しないように自分に合ったデザインを選ぶことが大切です。
VIO以外の脱毛も考えているなら全身脱毛がおすすめ
VIO脱毛だけでなく他の部位の脱毛も検討している場合、全身脱毛プランがおすすめです。VIO脱毛を契約した後に他の箇所を追加で脱毛するよりも、全身脱毛でまとめて施術したほうがお得なケースがあります。
全身脱毛プランでは、複数の施術箇所を一括で脱毛することができます。通常、個別の部位を個別に脱毛するよりも全身脱毛プランを選択することで、費用が割安になることがあります。施術箇所を組み合わせたパッケージ価格や割引が適用されます。
また全身脱毛プランは脱毛の施術範囲が広いため、一度の契約で多くの箇所を脱毛できる利点もあります。VIOだけでなく他部位の脱毛も検討している場合は、全身脱毛プランも検討してみることをおすすめします。
VIO脱毛のメリット
VIO脱毛のメリットは、ムダ毛を処理することで下着の中の蒸れや臭いの軽減です。
特に下着の蒸れによる汗や月経時の経血などが毛についてしまうと、雑菌が繁殖しやすくなり臭いが発生してしまいます。VIOラインを整えることで、衛生的に過ごしやすくなるでしょう。
さらにVIOラインの毛が目立たなくなると、下着や水着などのデザインも自由に選びやすくなります。薄着の季節もムダ毛を気にせずに過ごせるので、おしゃれをもっと楽しみたい人にもおすすめです。
少ない回数で脱毛ができる
医療脱毛で使用する業務用脱毛器はエステサロンのものよりも照射出力が高いため、少ない回数で理想のVIOラインに整えることができます。照射回数が少ないと来店回数も少なくて済むため、脱毛期間もサロンの光脱毛より短期間で済ませることが可能です。
あまり時間をかけて通いたくない人や店舗から自宅が遠く何度も来店するのが大変な場合は、少ない回数で脱毛期間を終えられるのは大きなメリットといえます。
さらにVIOラインはプロとはいえ、「何回も見られるのが恥ずかしい」という人も多いですよね。少ない回数で脱毛が可能だと見られる回数も少ないので、緊張しやすいという人にもおすすめです。
麻酔の利用可能で痛みを軽減できる
医療脱毛はクリニックや病院で医師や看護師が行うため、照射時の痛みが気になる時は麻酔を使用することも可能です。店舗によって種類が異なりますが、注射やクリーム・笑気麻酔で照射時の肌刺激をやわらげることができます。
特にVIOラインは粘膜に近いので肌刺激を感じやすく、他の部位の医療脱毛では痛みが感じられなかった人でも強い肌刺激を感じてしまうケースもあります。照射時の痛みが不安な時は麻酔を利用可能なクリニックや病院を選んでみるのがおすすめです。
麻酔は医療行為にあたり、サロンでのVIO脱毛では使用することができません。VIOラインの脱毛で痛みを軽減したい場合は医療脱毛の麻酔注射や麻酔クリームもチェックしてみましょう。
自己処理の手間が減る
VIOラインの医療脱毛の回数を重ねると徐々に毛質がやわらかくなり、毛自体が細く目立ちにくくなっていくので自己処理の回数が自然と少なくなります。頻繁に自己処理をしていた人も処理の手間が減り肌への負担も軽減できるでしょう。
特に濃く太い毛が生えやすいVIOラインの場合は、自己処理を頻繁に繰り返すと肌荒れや赤みなどの肌悩みが起こるケースも多いです。
脱毛期間中は来店前に自己処理で予め除毛する必要がありますが、毛自体がやわらかく細めになるため、除毛時もスルッと毛をお手入れしやすくなって自己処理にかかる時間も短くなります。
関連記事
VIO脱毛の自己処理のやり方とは?正しい自己処理方法を紹介
衛生的で生理の時に不快感が減る
医療脱毛でVIOラインがキレイに整うと下着の中が蒸れにくくなり、肌を衛生的に保ちやすくなります。
特に生理時は経血と生理用品が皮膚に密着することが多いので、下着の中が蒸れやすく不快に感じる人も多くいます。
VIOラインの毛量や毛質を整えると毛に経血が付着しにくくなり、臭いなどの不快感も軽減されます。自己処理だと毛量や毛質の調節が難しいですが、医療脱毛だとアンダーヘアを理想の毛量・形に整えられるので生理時の不快感を減らしたい人にもおすすめです。
医師が常駐しているから万が一の肌トラブルにも対応ができる
デリケートなVIOラインは他の部位よりも、肌刺激に敏感で皮膚の荒れや赤みが気になる人がいます。
医療脱毛は医師が常駐しているクリニックや病院で行われるので、万が一の肌トラブルがあった場合もすぐに相談できることがメリットです。
特に医療脱毛では照射出力の高い脱毛器を使用するため、照射時の痛みや刺激が心配という人も少なくありません。
ですが、医療機関ですぐに対応可能な環境のもとVIO脱毛が行えるので、心配な場合は我慢せずに医師や看護師に相談してみると良いでしょう。
VIO脱毛のデメリット
VIO脱毛のメリットをご紹介しましたが、物事には良い面もあればデメリットも存在します。医療脱毛でVIOラインを行うデメリットについて、詳しく見ていきましょう。
メリットの多さだけでなく事前にデメリットもチェックしておくと、自分に本当に合った脱毛方法なのか、どんなことに気をつけるべきかどうかも確認できます。
特にデリケートな部分のVIO脱毛で「こんなはずじゃなかった!」と後悔する前に、事前の確認が必要です。
他の部位よりも痛みが強い傾向
VIOラインは体の中でも皮膚がやわらかく、皮膚刺激を感じやすいパーツです。特にIOラインは粘膜にとても近くデリケートなため、人によっては他の部位の医療脱毛よりも照射時の痛みが強く感じる場合があります。
VIOラインはメラニン色素が濃く太いしっかりとした毛が生えやすいので、照射時の痛みを強く感じてしまうケースも少なくありません。
特に医療脱毛では、サロンよりも波長が単一で出力が強いレーザーを搭載した脱毛器を使用するため、サロンで脱毛経験がある人でも痛みを感じる場合があります。
しかし照射時の痛みが心配な場合は、麻酔注射や麻酔クリームなどを使用できるクリニックを選ぶことで痛みの軽減が可能です。
最近では従来のタイプよりも照射時の痛みが少ない業務用脱毛器もあるため、事前のカウンセリングで照射時の痛みについて相談してみましょう。
オプションで麻酔クリームなどを追加したり、照射時の痛みが少ない脱毛器を使用したメニューを選んだり自分に合った脱毛スタイルを選んでみてください。
肌トラブルのリスクがある
VIOラインは粘膜に近く他の部分よりもデリケートなため、肌トラブルが起こりやすい可能性があります。自己処理で肌に赤みが出たり、肌刺激が気になったりする場合は、事前のカウンセリングで肌トラブルのリスクについて相談しておくのがポイントです。
事前に相談しておくことで、万が一肌トラブルが起こってしまった場合でも、迅速な対応をすることができます。
未然に肌トラブルを防ぐために脱毛期間中は肌の保湿も重要です。
照射した部分は乾燥しやすくなるので、VIOラインに適した保湿ジェルや化粧水を使って毎日丁寧に保湿ケアを行いましょう。
1本も生えてこないわけではない
医療脱毛は別名「永久脱毛」とも呼ばれていますが、脱毛期間が完了したからといって1本も毛が生えてこなくなるわけではありません。年月が経過すると「やわらかく細い毛が数本生えてきた」というケースもあり、人によって毛の生え方には個人差があります。
しかし完全に元の状態に戻ってしまうわけではなく、年月が経過しても脱毛期間が完了した後の状態を維持している人もいます。
医療脱毛はVIOラインの減毛や毛量を調節し、理想の形に近づけてくれます。
脱毛期間を終えてから年月が立ち、毛がほとんどないツルすべ肌を目指したくなった時は再度医療脱毛を検討したり、自己処理で気になる部分のお手入れを行ったりしてみましょう。
脱毛した後は形を変えられない
医療脱毛を行うと元の状態には完全に戻らなくなるため、脱毛期間が完了した後にはVIOラインの形を自由に変えられないというデメリットがあります。
事前にカウンセリングでどんな形に整えたいのか、形を整えるとどのような印象になるのかをチェックしておくことが大切です。
ちなみにVIOラインのデザインは、以下の種類に分かれています。
・ナチュラル…アンダーラインに自然な状態に整えた形
・トライアングル…逆三角形
・オーバル…角のない楕円形
・スクエア…逆台形で四角い形
・I型…I字型にアンダーヘアを残す形
・ハイジニーナ…ほとんど毛が目立たない状態
ナチュラルはあまり形に変化をつけたくない人や、アンダーヘアの範囲を狭くし過ぎたくない人にも向いています。
トライアングルやオーバル・スクエアは、ナチュラルよりもアンダーヘアを残す範囲が狭いので、水着や下着のデザインを気にせずにおしゃれを楽しみたい人にもおすすめです。
一方I型・ハイジニーナは海外で人気の高いデザインで、より衛生的に過ごしたい人やアンダーヘアの不快感をさっぱりとさせたい人にも向いています。
迷った時は事前のカウンセリングで、自然な毛量やアンダーヘアの範囲を相談しながら自分の理想の形に近づけてみると良いでしょう。
VIO医療脱毛でクリニックを選ぶポイント
ここまで、VIOラインの医療脱毛やメリット・デメリットをお届けしてきました。医療脱毛のVIO脱毛に興味が出てきた人もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし実際に医療脱毛が可能な場所を検索すると多くのクリニックや病院が出てきて、「どこがいいのかわからない」と迷ってしまう人も多いです。
数ある医療脱毛が可能なクリニック・病院の中から、自分に合った店舗を選ぶポイントについて詳しくご紹介します。「もっとチェックしておけばよかった」と後悔しないためにも、店舗同士を比較しながらよく確認してみてください。
比較して料金相場を把握する
クリニックや病院で行われる医療脱毛は、場所によって設定価格が大きく異なります。
「他の場所よりもプラン料金が低額だから」と安易に契約してしまうと、オプションなどの追加料金が高額でトータルでかかった費用は他の店舗よりも高額になってしまうケースもあるので要注意です。
場所によってプランの回数が異なり、料金価格を比較しにくい場合があります。料金価格は総額で比較するよりも、1回あたりの金額を基準にして比べるのがおすすめです。
例えば、5回9,9000円のプランと5回9,2400円のプランを比較するとしましょう。
・5回9,9000円…1回19.800円
・5回9,2400円…1回18,480円
上記のように1回あたりで比べてみましょう。店舗によって1回・3回・5回など細かく回数が異なるので、1回あたりの金額を比べた方がより相場がわかりやすくなります。
ちなみに医療脱毛で行うVIO脱毛では、1回あたり15,000円~18,000円が料金相場です。1万円を切る場合は他の店舗よりもなぜ低価格なのか、違いをよくチェックした方が良いでしょう。
アレキサンドライトレーザー
アレキサンドライトレーザーは、医療脱毛で最も多く使用されている脱毛機器の1つです。家庭用脱毛器にもアレキサンドライトレーザーを搭載した製品があります。
主にメラニン色素に強く反応する特性を持っていて、毛根に含まれるメラニン色素を標的とし、熱エネルギーを送り込んで毛根を破壊します。
メラニン色素が黒いほどレーザー光を吸収しやすいため、特に黒い毛や太い毛の脱毛に対して効果的です。
ただし、アレキサンドライトレーザーはメラニン色素に反応するため、日焼けした肌には使用できません。産毛には効果が弱いため、脱毛したい部位が太い毛が多い場合におすすめです。
ダイオードレーザー
ダイオードレーザーは、脱毛に使用される一種のレーザー装置で、幅広い肌質や毛質に適した脱毛機器として知られています。
また、産毛から濃い毛まで、あらゆる毛質に対応できる特性を持っています。さらに、日焼け肌や色黒肌の方にも照射できるため、多くの肌タイプに対して安全かつ効果的な脱毛が可能です。
ダイオードレーザーのもう一つの特徴は、施術時の痛みが比較的少ないことです。肌に優しい照射を行うため、肌へのダメージが少なく、施術時の痛みが少ないとくちょうがあります。そのため、痛みが気になる方にもおすすめです。
ヤグレーザー
ヤグレーザーはメラニン色素に対する反応が比較的低いため、日焼け肌や色素沈着の肌にも使用できる場合があります。このレーザーの波長はメラニンの吸収率が低く、表皮のメラニン色素にあまり反応しない特性を持っているため、肌の色に関係なく使用できることが特徴です。
また、ヤグレーザーは他のレーザーよりも波長が長いため、肌の奥深くまでレーザーが到達しやすく、深部の毛根に照射することができるので濃くて根深い毛の脱毛に向いています。
肌への影響を最小限に抑えながら、根深い毛に対して効果を発揮できるため、多くの脱毛施術で使用されています。
VIO医療脱毛:まとめ
VIOラインの自己処理は肌荒れや黒ずみのリスクが高く、多くの人が医療脱毛を検討しています。
医療脱毛は出力の高いレーザーを使用し、痛みを感じることが一般的ですが、麻酔を利用して痛みを和らげることができます。さらに、医療脱毛は医師が在籍しているクリニックや病院で行われるため、肌トラブルに対しても迅速に対処できるのが特徴です。
VIOラインの医療脱毛は店舗によって回数や料金が異なるため、1回あたりの金額や、麻酔が別途料金かどうか・キャンセル料の有無なども含めて比較しながらチェックすると良いです。また、Vライン脱毛の際には形やデザインは自分の好みに合わせて選べます。
VIO脱毛以外の場所も脱毛を希望する場合、全身脱毛も検討すると良いでしょう。今回ご紹介した選び方のポイントやメリット・デメリットを参考にしながら、自分と相性の良いVIOラインの医療脱毛を見つけてみてください。