光脱毛で効果がない理由と原因10選!医療との違いや毛質の影響などを解説
光脱毛を受けても「思ったほどの効果が得られなかったり」「施術後1週間が経っても毛が抜けなかったり」した経験はありませんか。
脱毛の効果を感じるまでには、皮膚の状態や毛の質、成長サイクルの違いなど個人差があり、脱毛方法やサロン・クリニック選び方は重要です。
本記事では「脱毛効果が出ない理由と原因」や脱毛サロンと医療脱毛の効果の違いについて詳しく解説します。
脱毛したのに効果がない理由とは?
脱毛を行った方のなかには「効果が感じられない」ことで、施術に通うことをやめてしまう方もいます。
時間やお金をかけて脱毛に通っているのに思ったより脱毛効果を感じられなかったことが原因です。
「脱毛」といってもサロンやクリニックによってさまざまな脱毛機器があります。即効性があるものや1〜2週間経ってから効果が出るものなど、効果の出方や効果が出るまでの期間は機械によって異なります。
また毛や肌の状態・自己処理の仕方・サロンの施術方法などの、さまざまな要因によって効果の出方は大きく左右されます。
「脱毛の効果がない」は勘違いの可能性がある
脱毛の効果は、個人の毛周期や肌の特性によって大きく影響を受けることを把握しなければいけません。
脱毛が一度の施術で即座に効果を現すものではなく、毛の成長サイクルに沿って施術を継続する必要があるため、脱毛効果を確認するには、数回の施術だけで結論を出すのは早すぎるともいえます。
一般的に「脱毛施術を受けると、すぐにムダ毛が生えなくなる」という考えている方もいますが、脱毛は単純なものではなく複雑な仕組みになっています。
脱毛は毛根の成長を抑制することで効果を発揮しますが、これには継続的な施術が必要です。数回の施術を受けただけでは、すぐに新しい毛が再生されてしまいます。
実際、見た目に現れている毛は全体の約1/3に過ぎません。残りの2/3は、毛穴内で休眠しているか、成長途中にあります。
このため、一度の施術で全ての毛を処理することは難しい特徴があります。
脱毛施術が効果的であっても、一部の毛が眠っていたり成長途中であったりする場合、新たに毛が生えてくることがあります。このように一時的に効果を感じにくくなることはありますが、これは脱毛の効果がないわけではありません。
脱毛の効果を最大限に引き出すには、個人の毛や肌の状態・施術機器の特性、そして脱毛方法の特性を理解することが大切です。
さまざまな要素が複合的に影響し、脱毛の効果を実感するタイミングが異なります。
光脱毛で効果を実感しにくい原因
脱毛には「レーザー脱毛」「光脱毛」「ニードル脱毛」といった、さまざまな脱毛方法があります。なかでも光脱毛は、痛みが少なくお手頃価格で受けられることから、とても人気の高い施術です。
しかし、光脱毛で効果を実感しにくいと感じる方も少なくありません。光脱毛で効果を実感しにくいのにはきちんと原因があります。
主な原因は以下の通りです。
・毛質、個人差
・脱毛方式
・施術期間
・毛周期
・施術回数
・自己処理をしすぎている
・保湿がされていない
・埋没毛が多い
・出力が低い
・スタッフによる打ち漏れ
光脱毛で効果が実感しにくい原因について、一つずつ解説していきます。
毛質・個人差による脱毛効果の違い
脱毛の効果には、個人の体質や毛質による個人差が大いに影響します。脱毛機器のメカニズムは、一般的に皮膚内に存在するメラニンと呼ばれる色素に反応することで作用します。
細い毛や産毛もしくは色が薄い毛の場合、脱毛の効果を実感するまでには相応の時間がかかる傾向にあります。このような毛は、脱毛機器から発せられる光を十分に吸収しにくい特性を持っています。
逆に、VIOやワキなどの部位に生える濃くて太い毛は、その毛根がしっかりとした構造を有しています。そのため脱毛の効果を感じやすい場合が多いのが特徴です。
それでも毛が減るまでには相応の時間を要します。また毛が濃い場合は、脱毛の際に痛みを強く感じやすいということも特徴です。場合によっては、脱毛機器の出力を高く設定できないケースがあります。
その場合、脱毛の効果は毛質や肌の状態、そして個人の体質に大いに依存します。詳細な知識を持つことで、より効果的な脱毛が可能になります。
脱毛を行う際には、これらの要素を的確に把握し個々の毛質や肌の状態に適した脱毛を行うことが重要です。
薄くて細い毛 | 脱毛効果を実感するまでに時間がかかる |
濃くて太い毛 | 脱毛効果を実感しやすいが、減毛するまでに時間がかかる |
脱毛方式の種類で効果に差がある
脱毛効果を感じられない場合、脱毛方式の違いが影響している可能性が考えられます。脱毛方式は、毛質やアプローチ方法に大きく影響します。
脱毛サロンで採用される光脱毛には、IPL脱毛、SSC脱毛、SHR脱毛の3つの主要な種類があります。
・「IPL脱毛」は、太くて色の濃い毛に対して効果的であり、美肌を目指す人に特におすすめ
・「SSC脱毛」は、細くて薄い毛に効果的であり、肌に優しい脱毛方法です。肌の敏感な方や初心者にも適している
・「SHR脱毛」は、細い毛に対して効果的であり、日焼けした肌や色の濃い肌にも対応可能です。柔軟性が高く、多様な肌の状態に対応できるのが特長
上記の通り、脱毛方式はそれぞれ得意とする毛質やアプローチ方法が異なります。脱毛の効果を最大限に得るためには、自分の毛質や肌の状態に適した脱毛方式を選ぶことが重要です。
これらの違いを理解しておくと、より効果的に脱毛を行うことができます。
関連記事
光脱毛とはどんな美容メニュー?仕組みや施術方法を解説
脱毛効果が得られる回数や施術期間
実際のところ、脱毛効果が得られるまでの回数や施術期間はどのくらいなのか、とても気になります。
施術箇所や状態にもよっても変わりますが、回数と施術期間の目安を紹介します。
・3〜4回目 毛が薄くなる・細くなる
・6〜10回目 自己処理が楽になる・VIOやワキの毛が薄くなる
・12〜18回目 産毛や細い毛が気にならなくなる・VIOやワキの自己処理が楽になる
最初の3〜4回あたりで、毛が薄くなったり、細くなり始めたことを実感し始めます。6回を越えれば、腕や足といった目立つ部分の自己処理はかなり楽になります。
毛が生えるまでの期間が長くなるため、自己処理の頻度が減るでしょう。12回目以降は、産毛や細い毛も気にならなくなってきます。
VIOやワキといった濃い部分の毛はまだ残りますが、それでも自己処理の頻度がかなり減りお手入れが楽になります。
効果の実感には個人差があり、目安として参考にしてください。
毛周期に合わせて施術を受ける
脱毛効果を十分に発揮するには「毛周期」が大きく関わってきます。毛周期とは、その名の通り「毛が生え変わる周期」を指します。
毛は常に肌表面に現れているわけではなく、
・毛穴の中で眠っている「休止期」
・毛が成長する「成長期」
・抜ける準備をしている「退行期」
という3つのサイクルを繰り返しています。
光脱毛を当てて効果が出るのは「成長期」の毛のみで、他の2つのサイクルの毛には反応しません。
そのため、期間を空けて複数回施術を行う必要があります。どのくらい期間を空けるかは機械によって異なり、それぞれ最も効果が出やすい期間を定めているので、施術間隔をどれくらい空けるかはサロンの指示に従うことをおすすめします。
毛周期に合わせて施術を行うことで時間やお金を無駄にせず、効率良く脱毛を完了できます。
施術回数による効果の違い
施術回数によっても、脱毛効果の感じ方が異なります。医療脱毛は照射パワーが強く1回あたりの効果が大きいため、毛が減っていることを実感しやすいです。
一方で光脱毛は、照射パワーが低く1回あたりの効果が小さいため、医療脱毛の2〜3倍の施術回数・時間が必要となります。
1回でも効果が実感しやすい医療脱毛に比べると、光脱毛は効果の実感までに最低3〜4回の施術が必要で効果がないと思われがちです。しかし、照射パワーが低いからといって、光脱毛に効果が無いわけではありません。
効果はきちんと認められていますし、肌が弱い人や痛みを感じやすい人でも安心して受けられるというメリットがあります。
回数を重ねているのにもかかわらず効果を実感できない場合は、他に何らかの原因があるかもしれません。自己判断で施術をやめるのではなくまずはサロンスタッフに相談するようにしましょう。
自己処理をしすぎている
「日常的に毛抜きを使用していたり」「施術前に毛を抜いて」などの自己処理のしすぎによって、脱毛効果を感じられなくなっていることがあります。
光脱毛の光は、毛根に作用することで効果を発揮します。毛抜きで抜いてしまって毛根がない状態の毛穴には反応しません。
施術前には毛抜きの使用を控え、毛穴に毛根がある状態で施術を受けなければいけません。
日常的に毛抜きを使用することで、毛穴を広げたり・炎症を起こしたり・肌にダメージを与えることがあります。
肌がダメージを受けている状態では適切なパワーでの照射は難しく、出力を下げて対応せざるを得ません。また、炎症している状態で光を照射することで肌のダメージを引き起こし、施術を行うことが難しくなります。
脱毛期間中はできるだけ毛抜きを使用せず、処理が必要な場合はシェーバーを使用することに注意しなければいけません。
保湿がされていない
保湿がされていない肌は、脱毛施術を行っても効果が出にくくなります。肌には、外的刺激から体を守るための「バリア機能」という大事な機能が備わっています。
バリア機能は油分と水分の絶妙なバランスで維持されており、肌が乾燥するとこのバリア機能は失われてしまいます。
バリア機能が低下した肌に脱毛施術を行うと、痛み・炎症・やけどの危険が増すため出力を下げて施術を行ったり、施術を中断する可能性があります。また、光を当てることによって肌に熱が加わり、肌内部の水分が奪われてしまいます。
脱毛施術後に乾燥や赤み・ひりつきなどが出るのはこのためです。せっかく脱毛施術を受けても、肌が保湿されていなければ十分な効果は期待できません。
特に脱毛施術を受ける前後1〜2週間は、肌を乾燥させないために保湿をしっかり行うことを心掛けましょう。
埋没毛が多い
皮膚の中に埋まった状態の毛を「埋没毛」といいます。埋没毛は皮膚の下に埋まっているため、脱毛施術を受けても効果を実感しづらくなってしまいます。
埋没毛が発生してしまう原因は、間違った自己処理です。
毛抜きで毛をひっぱったり、カミソリの使用頻度が高いと肌が傷ついてしまいます。すると、肌を再生する際に毛穴まで塞いでしまい、毛が肌表面に出てこれず埋没した状態になってしまいます。
今まで毛抜きやカミソリで自己処理をしていた方は、体のあちこちに埋没毛が発生している可能性が高く、その分脱毛効果の実感もしづらくなってしまいます。
脱毛施術期間中は自己処理をなるべく必要最低限にし、毛抜きの使用は控えるようにします。
出力が低い
機械の出力が低いと、効果の実感がしづらくなることがあります。光脱毛とよく比較される医療脱毛は、医師の管理下にあるため高出力での照射が認められています。
一回あたりの効果が高いですが、その分痛みや肌の負担も大きくなります。
一方で光脱毛は出力が弱く、医療脱毛に比べると一回あたりの効果はどうしても小さくなってしまいます。継続して受けることが前提になっているため、回数がかかったり一回あたりの効果の実感がしにくいかもしれません。
その分、痛みを感じにくく肌に優しい設計になっており、敏感肌の方・痛みを感じやすい方でも安心して通えます。
スタッフによる打ち漏れ
スタッフによる打ち漏れも、効果の実感がしにくい原因の一つです。脱毛施術後、毛がまばらに生えてくるのは通常の経過です。
ほくろや傷などを避けて照射した部分の毛が残るのも問題ありません。ですが、脱毛後2〜3週間経っても毛が抜けず毛が密集して残っている場合は、打ち漏れの可能性があります。
「打ち漏れかな?」と疑問があれば、まずはサロンに連絡して確認を取ります。多くのサロンでは「再照射保証」を設けており、打ち漏れがあった場合は再照射を行ってくれる場合が多いです。
契約時には、「照射後何日までなら再照射が可能か」「再照射に料金はかかるのか」など、再照射保証についてきちんと確認しておくのがオススメです。
光脱毛の効果はあるの?
光脱毛の特徴を理解していれば、ムダ毛を減少させ、つるつるの肌を手に入れる効果がより感じやすくなります。
毛周期に沿った施術を重ねることで、ムダ毛の量が徐々に減り、肌の滑らかさを保つことができます。継続的な脱毛を行うことが必要です。
施術を終えた後も個人差や毛周期の影響により、毛が再生することはあります。定期的な脱毛施術を受けることで、持続的な滑らかな肌を保つことができます。
施術回数を重ねることで除毛・減毛の効果が期待できる
光脱毛は、繰り返し施術を受けることで、除毛や減毛の効果が現れます。
毛周期と呼ばれる毛の生え変わりの周期に合わせて施術を行うことで、毛が生えにくくなる原理です。脱毛を継続することで、毛が生えてくるまでの期間が徐々に長くなり、つるつるの肌を保つことができるのです。
施術後、効果が続く期間は人それぞれ異なります。施術を受けた後、すぐに毛が生えてくる人もいれば、数ヶ月から数年は自己処理の手間が減る場合もあります。
この期間は個人の毛周期や体質によって影響を受けますので、ご自身の体験に基づいたり、専門のスタッフと相談したりしながら、施術の度合いや回数を決めることが大切です。
施術期間完了後も毛が生える
光脱毛が完了しても、毛が生える可能性はあります。光脱毛は、光のエネルギーを使って毛根を抑制し、毛を生えにくくする方法ですが、毛根自体は完全に破壊されず、一部の毛が再生する可能性があるからです。
医療脱毛とは異なり、永久的に毛が生えなくなるわけではありません。
光脱毛を受けた人たちの中には、ムダ毛が減ったと感じる人もいますが、一方で施術前と変わらず毛が生えてきた人もいます。また多くの人は光脱毛を一度やめると、再び毛が生えてくることが一般的です。
永続的に毛のない状態を保つためには、定期的なメンテナンスが必要となります。もし完全な脱毛を求めるのであれば、医療脱毛がおすすめです。医療脱毛では毛根を破壊するため、再生する毛はほとんど出てこなくなります。
脱毛サロンと医療脱毛の効果の違い
脱毛サロンと医療脱毛を比較すると、効果・回数・期間に違いがあります。
脱毛サロンは、除毛や減毛を目的に、毛母細胞を破壊しない範囲で施術します。一定期間が経過すると、毛は再び生えてきます。一方医療脱毛は、毛の生える元である毛母細胞を熱エネルギーで壊す施術です。施術後は毛が生えてこないため、永久脱毛が可能です。
ムダ毛が気にならなくなるまでに必要な施術回数は、医療脱毛の方が少ないです。脱毛施術の期間が完了するまでの時間も同様に、医療脱毛の方が短いのが特徴です。
これは、医療脱毛の効果が非常に高いことを示しています。
脱毛サロンと医療脱毛の違いについては、以下の表を参考にしてください。(ただし、毛質や施術する部位によっても個人差がありますので、参考程度にしてください。)
| 【脱毛サロン】 | 【医療脱毛】 |
効果 | 除毛・減毛 | 永久脱毛 |
回数 | 12回以上 | 10回以上 |
期間 | 約2~3年 | 約1~2年 |
脱毛サロンは除毛・減毛、医療は永久脱毛
脱毛サロンと医療脱毛では、脱毛の方法に大きな違いがあり効果にも差があります。脱毛サロンは除毛・減毛効果を提供しますが、医療脱毛は永久脱毛が可能です。
この違いの根本には、施術時の光やレーザーの出力の違いがあります。脱毛サロンは医療機関ではないため、光の出力をあまり強くできません。
これは安全性を確保するための制約でもあります。一方、医療脱毛は医療機関で行われるため、毛質や肌質を詳細に考慮しながらレーザーの出力を強く調整することができます。
毛の生える元である細胞を確実に破壊でき、脱毛効果が非常に高くなります。
使用される脱毛機器が異なる
脱毛サロンと医療脱毛では、使用される脱毛機器にも大きな違いがあります。
脱毛サロンにおいては、発毛組織に対して特定の波長の光を照射する脱毛機器が使われます。この光の照射によって、除毛・減毛が促進される仕組みです。しかし、医療脱毛ほど強力なエネルギーは使われず、毛根の破壊にまでは至りません。
一方、医療脱毛では、一般的には毛が生える毛根の元となる細胞を確実に破壊できるレーザーを搭載した脱毛機器が使用されます。この高度な技術により、毛根に対して強力なエネルギーが集中し、再生を抑制します。
医療脱毛は医療機関で行われるため、患者さまの個別の毛質や肌質に基づいて、最適な出力と波長が選ばれます。脱毛サロンと医療脱毛では、使用される脱毛機器や技術のレベルに違いがあります。
脱毛効果を得るための注意点
せっかく脱毛を受けるのなら、最低限の回数・費用で、最大限の効果を得たいと思います。
脱毛効果を得るための注意点は、以下の6つです。
・日頃からしっかり保湿する
・日焼けには十分注意する
・食生活・生活リズムを整える
・自己処理は電気シェーバーがおすすめ
・肌質や毛質に合わせた脱毛機を選ぶ
・飲酒や入浴について
それぞれ一つずつ解説していきますので、ぜひ参考にしてください。
日頃からしっかり保湿する
脱毛の施術効果を最大限に発揮するには、保湿が非常に重要です。
日頃からしっかり保湿された肌はキメが細かく、照射した光が毛根まで届きやすくなり、脱毛効果を実感しやすいです。水分を多く含んだ肌はバリア機能が安定しているため、痛みを感じにくく適切な照射パワーで施術を受けられます。
また、保湿をしていることで術後の赤み・ひりつき・乾燥が出にくく、術後の肌トラブルも軽減できます。
保湿を怠って肌状態が悪くなってしまうと、乾燥・ひび割れ・赤み・炎症といった症状が出やすくなり、場合によっては脱毛施術を中断する可能性が出てきます。
脱毛施術日の前後だけでなく、日頃から保湿ローションやクリームを使用して必ず保湿を行うようにします。
日焼けには十分注意する
脱毛期間中は、日焼けに十分注意しましょう。脱毛機器の光は、「メラニン」という黒い色素に反応する性質を持っています。
通常光は毛のみに反応しますが、肌が日焼けして黒くなっていると、照射した光は毛ではなく肌に反応してしまいます。
その結果、痛みが強くなったり火傷のリスクが高まってしまいます。また、脱毛直後の日焼けも非常に危険です。
脱毛でダメージを受けた肌が日焼けすると、赤み・ひりつき・痛みなどが出やすくなり、場合によっては色素沈着が残る可能性があります。
脱毛効果を得るためには、日焼け止めを塗る・日傘をさす・帽子をかぶるなど、必ず日焼け対策を行いましょう。
食生活・生活リズムを整える
食生活や生活リズムの乱れは、肌に大きな悪影響を及ぼします。肌は日々ターンオーバーを繰り返しており、約4週間かけて新しい皮膚に生まれ変わります。
しかし、食生活や生活習慣が乱れると、体のホルモンバランスが崩れて肌のターンオーバーが乱れてしまい、ニキビや肌荒れが起こりやすくなってしまいます。
その結果、脱毛施術時には出力を下げたり、施術を中断する必要が出てしまうのです。
脱毛の施術効果を高めるためには、食生活や生活習慣にも気を使って生活するのがオススメです。
自己処理は電気シェーバーがおすすめ
脱毛期間中の自己処理は、電気シェーバーを使用するのがオススメです。
施術前に毛抜きや脱毛ワックスなどを使用すると毛根が無くなってしまい、脱毛施術の効果が得られません。
さらに、毛周期の乱れを引き起こし、十分な効果が得られないこともあります。
脱毛クリームや除毛クリームは、かぶれやかゆみなどのトラブルが起こりやすく肌を傷める可能性があります。
なるべく肌に負担をかけず毛周期をずらさないために、自己処理の際は電気シェーバーを使用するのがオススメです。
肌質や毛質に合わせた脱毛機を選ぶ
脱毛器によって、効果が出やすい肌質や毛質が異なります。そのため、脱毛部位の毛質・肌質に合わせた脱毛器を選ぶことが重要です。
美容サロンの多くは、複数の機器を導入したり、どんな毛にも対応できる機械を用意して、毛質・肌質にかかわらず施術を受けられるようにしています。
自分の肌や毛にどんな機械が適しているかわからない場合は、カウンセリング時にサロンのスタッフに相談しましょう。
飲酒や入浴について
肌トラブルを避けるために、脱毛施術の前後は飲酒を控えます。脱毛前後に飲酒した場合、血液の循環が活発になり肌に赤みが出やすくなります。
脱毛施術を受けた当日は、体が温まることでかゆみや赤みなどの症状が出やすいため、入浴は控えて温度低めのシャワー浴のみにし、肌へのダメージを与えないようにします。
同じ理由で、激しい運動や汗をかく行為も、施術を受けた当日はなるべく控えるのがオススメです。
失敗しないための脱毛サロンの選び方
近年、脱毛サロンは増えていることから、特徴や価格はサロンによって異なります。サロンを選ぶ時は、どのサロンを選んでいいか迷われる方も多いと思います。
サロン選びで失敗しないために、脱毛サロンを選ぶ時のポイントを3つご紹介します。
・何回も通える金額かどうかを確認
・痛みの強さやオプションの有無などを確認
・脱毛サロン・マシンを確認
一つずつ解説していくので、ぜひサロン選びの参考にしてください。
何回も通える金額かどうかを確認
光脱毛は一回では効果が出にくく、お手入れを重ねることで効果を実感します。
サロンを選ぶ際は、施術完了までにかかる費用を計算し、長く通えるサロンかどうかを確認することが非常に重要です。
サロンによっては、たとえ一回あたりの金額が安くても、長い目で見ると割高になることも。一方で、一回あたりの金額は高額でもコースや割引を利用すると安く施術を受けられることもあります。
サロンごとに脱毛の価格帯が異なるので、複数のサロンを比較して検討するようにします。満足できるまではどのくらいの予算が必要なのか、契約前に把握することが大切です。
痛みの強さやオプションの有無などを確認
サロンによって使用している機械が異なるため、痛みの強さや感じ方が異なります。
脱毛サロンには長く通うことになるので、あまりに痛みが強いと途中で施術を受けるのが嫌になってしまうかもしれません。
一般的に光脱毛は痛みが少ないといわれています。もし痛みが気になる場合は、事前に痛みの強さを確認しておく必要があります。
サロンによっては、テスト照射で痛みの度合いを確認させてくれるところもあるので、不安な場合はまずサロンスタッフに相談してみましょう。
また、脱毛サロンには美肌ケアなどのオプションが用意されている場合もあります。追加で費用はかかりますが、エステ感覚で受けられるので毎回の施術が楽しみになるでしょう。
オプションの有無も契約前に確認しておくのが大切です。
脱毛サロン・脱毛機を確認
サロン脱毛には、大きく分けて3種類の施術方法があります。
「SSC脱毛」「IPL脱毛」「SHR脱毛」の3つです。
それぞれ得意な毛質が異なります。
・「SSC脱毛」は、細い毛・産毛に効果的
・「IPL脱毛」は太く濃い毛に効果的
・「SHR脱毛」はどんなタイプの毛質にも効果的
になります。
施術希望部位や自分の毛質を照らし合わせて、最も相性が良さそうな施術方法を選ぶのをオススメします。
サロンによって取扱い機器が異なるため、カウンセリング時にしっかり確認しておきましょう。
まとめ
本記事では、「光脱毛で効果がない原因」「効果的な脱毛の受け方」「サロン選びのポイント」について紹介しました。
光脱毛で効果を実感しにくい原因をきちんと理解すれば、次からは対策を打つことができ、効果的に脱毛施術を受けられます。
「これから光脱毛を始めようと考えている方」や「光脱毛の効果が実感できず不安に思っている方」は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。