業務用脱毛機が故障した場合の対処方法とは?|故障の負担を減らす予防策とメンテナンスの重要性を解説
業務用脱毛機が故障した場合、どのような対応が求められるのでしょうか。
業務用脱毛機が故障した際に慌てないためには、いざというときに備えて知識をつけておくことが大切です。
本記事では、故障した際に必要な対応手順や脱毛機のメンテナンスの重要性を紹介しています。
また、業務用脱毛機の買い替え時期や業者・メーカーで修理する際のそれぞれのメリット・デメリットなど、意外と知られていない業務用脱毛機に関する知識についても説明しています。
業務用脱毛器を導入しているサロン、また今後導入を検討している方は、ぜひ記事を参考にしてみてください。
業務用脱毛機が故障した時の対応
業務用脱毛機が故障したときの対応は、大きく分けて『保証書の確認』『メーカーへの連絡』『修理や買い替えの検討』の3つです。
まず保証書に記載してある『保証期間』を確認します。期間内であれば無償で修理・交換をしてもらうことができます。
続いてメーカーに連絡して、どのような対応を取るべきか相談しましょう。下手に触らずにメーカーの判断を仰ぐようにします。
最後に修理もしくは買い替えを検討します。軽微な故障であれば修理対応が望ましいですが、修理費用や部品の都合などによっては買い替えることが必要です。
業務用医療機器の故障時の注意点
業務用医療機器が故障したときは、まずは下手に機器に触らないようにしましょう。状態をさらに悪化させてしまう可能性があり危険です。
その上で、とくに注意したいポイントは以下の2つです。
- 続けて使用しない
- 自分で修理する
それぞれの注意点についてさらに詳しく説明します。
続けて使用しない
医療機器が故障したことに気付いたら『すぐに使用を中止』します。機器を継続して使用してしまうと、トラブルを招く恐れがあります。
予約があるからといって「今日1日だけ」「代替機が届くまで」とごまかしながら使用してしまうことも避けることが必要です。
自分で修理する
故障の原因が分かったとしても『自分で修理』することも避けます。分解する・叩いてしまうことにより、保証の対象外になる恐れがあるためです。
また保証期間を過ぎていた場合、メーカー以外の修理業者に依頼した方が修理費用が安く済む場合もあります。
しかし第三者の手が入ることで、何らかのトラブルが起きた際にメーカーのサポートを受けられなくなる可能性があります。基本的にはメーカーに修理を依頼をすることがおすすめです。
業務用脱毛機故障におけるメーカー側の対応
業務用脱毛機が故障した際、メーカー側はどのように対応してくれるのでしょうか。主に2つの対応方法について見ていきましょう。
センドバック
『センドバック』は、故障した脱毛機を『代替機』と交換してもらう対応のことを指します。
故障した脱毛機をメーカーに送ると、代替機や修理した機械を送り返してくれます。先に故障機を送る必要がありますが、ルネッサンスの場合は先に代替機をサロンにお送りし、送料無料で対応しています。
また、代替機を『ヤマト運輸』の倉庫に保管・全国に配送できるように手配しているため、迅速に対応することができます。
関連記事:業務用脱毛機を選ぶ際に比較すべきポイントと購入前に知るべき注意点
訪問対応・修理
『訪問対応・修理』は、修理担当者が実際に来店して修理する対応をいいます。電話やメールで連絡するだけで、故障内容をチェックしてしてくれます。
脱毛機を送付する手間がない・代替機を待つ時間のロスがないことがメリットといえますが、残念ながら脱毛業界ではあまり普及していない修理対応になります。
また人手がかかる修理方法であるため、対応しているメーカーでも対応までに時間がかかる・電話がつながらないことも少なくありません。
業務用脱毛機の故障の負担を減らすには
サロンにとって業務用脱毛機が故障してしまうと、修理費用がかかるだけでなく代替機が届くまでは、お客様の予約を受け付けることができません。
故障の負担を減らすためには、どのようなことに注意するとよいのでしょうか。購入前後のそれぞれのパターンで見ていきましょう。
業務用脱毛器を購入するとき
購入するときに『壊れにくいものかどうか』をチェックしておきましょう。例えば国産の脱毛機は、海外製の脱毛機と比べて故障するリスクは低いです。
しかし、国産と謳いながら部品は海外から輸入しているメーカーも存在します。どこからどこまで国内で製造しているのか購入前に確認する必要があります。
『保証期間の長さ・内容』も要チェックです。保証期間が長いほど故障時の負担が減りますし、修理対応・代替機が届くまでの早さなどの補償内容が充実していれば、安心して使えます。
業務用脱毛器を購入後
業務用脱毛機の故障を防ぐためには、『定期的にメンテナンスをする』ことが不可欠です。
営業時間外にメンテナンスを行っていれば、お客様への施術中に故障やトラブルが発生するリスクを減らすことができます。
また、耐久年数が超える・以前よりも使用感が変わったと感じたら、『早めに買い替えを検討する』こともリスクヘッジにつながります。
脱毛機のメンテナンスの重要性
脱毛機の故障を防いで長く使用するには、脱毛機のメンテナンスの重要性について理解しておく必要があります。
脱毛機のメンテナンスが必要な理由は、主に3つあります。
- 耐用年数に対して保証期間が短い
- 収益を上げることにつながる
- 営業をストップさせないため
それぞれのポイントについて詳しく紹介します。
耐用年数に対して保証期間が短い
脱毛機は、耐用年数に対して保証期間が短いという特徴があります。そのため、日々のメンテナンスが非常に重要になります。
業務用脱毛機の保証年数は1〜2年程度ですが、耐用年数は5〜7年程度である場合が多いです。つまり、保証期間経過後の3〜5年は保証がない状態で業務用脱毛機を使い続けることになります。
保証期間経過後にも安心して業務用脱毛機を使い続けるには、定期的なメンテナンスが必要です。
長期間にわたって脱毛機のパフォーマンスを一定に維持するために、定期的なメンテナンスは欠かせません。
収益を上げることにつながる
機械の定期的なメンテナンスは、収益を上げることにつながります。
意外かもしれませんが、定期的なメンテナンスはサロンの収益をアップさせます。
故障した業務用脱毛機の修理費用は高額になりやすく、サロンの経営を圧迫します。中には高額な部品もあり、サロン経営者にとってはなるべく修理は避けたいというのが本音でしょう。
定期的なメンテナンス・保守点検を行うことで故障前に不具合に気付けるようになり、故障率が下がって修理費用が少なくて済みます。
メンテナンスの費用はそれほど高額ではないため、修理を繰り返すよりも定期的にメンテナンスをする方が経済的です。
営業をストップさせないため
サロンの営業をストップさせないために、定期的なメンテナンスは非常に重要です。
脱毛機が突然故障すると、顧客への連絡や予約日時の変更が必要になるだけでなく、一時的なサロンの閉店を余儀なくされる場合もあります。
突然の予約変更や臨時休業は顧客に不信感を与えてしまうため、できるだけ避けたいものです。
定期的なメンテナンスをすることで、不具合を発見して突然の故障を防ぐことができます。
しかし、どんなに気をつけていても突然故障が発生するリスクはゼロではないため、万が一故障した場合に備えて、すばやい修理対応や代替機の提供を行っているメーカーの製品を使用するのがおすすめです。
業者とメーカーによる修理のメリット・デメリット
業務用脱毛機を修理する場合は、「外部業者に依頼する」「メーカーに依頼する」という2つのパターンがあります。
「外部業者に依頼した場合」と「メーカーに依頼した場合」、それぞれのメリット・デメリットを紹介します。
業者に修理を依頼するメリット
外部の業者に修理を依頼するメリットについて説明します。
業務用脱毛機が旧式の場合やすでに生産を終了しているモデルの場合、メーカー側では修理ができない場合があります。
外部業者は旧式や生産終了モデルでも修理できる場合が多く、幅広い種類の業務用脱毛機に対応しているのが大きなメリットです。
すでに生産終了した部品やメーカーが製造していない部品でも作成・調達でき、年式の古いモデルでも対応してくれる場合が多いため、古いモデルを使用しているサロンにとっては非常に助かります。
業者に修理を依頼した場合のデメリット
業者に修理を依頼した場合のデメリットとして、「費用が高くなりやすい」「修理まで手間と時間がかかる」の2つがあげられます。
一般的には、メーカーよりも外部業者の方が修理費用が高額になる傾向があります。
数ある業者の中から1つの業者を選ぶため、比較検討や見積もりなども必要です。すぐに修理を開始したい状況で、時間と手間がかかってしまうのは好ましくありません。
業者に修理を依頼したい場合は、前もって価格を調べたり業者を検討したりしておく必要があります。
メーカーに修理を依頼するメリット
メーカーに修理を依頼する場合は、「修理開始までの対応が早い」「修理費用が安い」というメリットがあります。
メーカーは迅速な修理体制を持っていることが多く、とくに国内に工場を持つメーカーはすばやく対応してくれます。代替機の手配も早いため、営業できない時間を少しでも減らせるのがメリットです。
保証制度を利用すれば修理費用は無償、保証期間外でも業者より安価で修理できることが多いため、修理費用を抑えられます。
メーカーは自社製品の業務用脱毛機について詳しい知識を持っているため、スピーディーかつ安価な対応を期待できるのが大きな魅力です。
メーカーに修理を依頼した場合のデメリット
メーカーに修理を依頼した場合のデメリットとして、「旧式の業務用脱毛機の修理には対応していない」 「保証要件を満たしていない場合は修理ができない」などがあげられます。
メーカーは旧式や生産終了したモデルの対応を終了していることが多く、修理や部品の調達が困難な場合があります。
また、保証要件を満たしていない場合は修理ができません。誤った使い方をして業務用脱毛機が故障した場合などは、保証での修理ができないケースが多いです。
メーカーはすばやい対応ができるものの、故障内容によっては対応できない可能性があることを頭に入れていく必要があります。
業務用脱毛機の買い替え時期はある?
業務用脱毛機に買い替え時期の目安はあるのでしょうか。
業務用脱毛機の耐用年数は一般的に5〜7年とされています。メーカーや機械の種類、使用状況によっても異なるため、あくまで寿命の目安として参考にしてみてください。
丁寧なメンテナンスを行えば10年〜15年と長期間使用できることもありますが、経年劣化が進むため故障のリスクは高まります。また、生産終了したモデルや旧式の業務用脱毛機は部品の入手が難しかったり修理を受け付けてもらえなかったりするリスクも伴います。
業務用脱毛機が突然使用できなくなるとサロンの経営に大きな影響を及ぼしてしまうため、余裕を持って買い替えを検討することが大切です。
業務用脱毛機の処分方法と費用
業務用脱毛機の処分方法と費用について紹介します。
業務用脱毛機は「産業廃棄物」として扱われるため、家庭ゴミと同じように廃棄することはできません。
産業廃棄物の処理を請け負っている業者に依頼するなど、ルールを守って廃棄する必要があります。適切な方法で処理を行わない場合、委託者であるサロン側に罰金が課せられることもあるため注意が必要です。
業務用脱毛機の処分費用は約1万円〜が相場といわれていますが、業務用脱毛機の大きさによって異なるほか、自治体や依頼する業者によっても変動します。
まずは自治体のホームページを確認し、業者に見積もりを依頼してみましょう。
定期的に業務用脱毛機メーカーに依頼
簡単なメンテナンスは自分で行えますが、細かい部分のメンテナンスは脱毛機を購入したメーカーに依頼することが大切です。
メーカーにメンテナンスを依頼する重要性についてチェックしましょう。
メーカーにメンテナンスを依頼
業務用脱毛機を万全な状態にキープするためには、日々のお手入れだけでなく、『定期的なメンテナンスや点検』が必要です。
目に見えない内部に不具合があった場合、突然の誤作動や故障に悩まされるリスクがあります。
定期的にメンテナンスをメーカーに依頼することで、不具合が起こる前に故障を未然に防ぐことができます。
保証制度が整っている業務用脱毛器メーカー
業務用脱毛機は機械である以上、メンテナンスやお手入れを欠かさず行っていたとしても、故障が発生する可能性はゼロではありません。
脱毛機を購入するときは、不足の事態に備えて『保証制度が整っているメーカー』から購入することをおすすめします。
Renaissance ルネッサンスGT-R
3000台以上の導入実績を誇る『ルネッサンス』シリーズの脱毛機です。製造からメンテナンスまで一貫して国内で行っています。
1台19kgと軽量&コンパクトサイズの脱毛機で、トラブルの際は宅急便で配送が可能です。代替機は最短翌日に配送可能で、施術できない時間を最小限に留められます。
また、導入後のアフターフォローも盛りだくさんです。専用スタッフによる脱毛機器の講習・定期メンテナンス・3年間の長期保証が付属します。
また、希望の方には脱毛サロン経営のノウハウや最新情報の共有も実施し、集客・売上アップに貢献することが可能です。
ルネッサンスGT-Rの詳細はこちら
まとめ
脱毛機が故障したときは、慌てずにメーカーに連絡を行いメーカーから指示を待ちましょう。
また故障の予防策として、日々のお手入れや定期メンテナンスを実施することが大切といえます。
サロンの運営にとって、脱毛機の故障は大きな損失を招くことにつながってしまいます。
業務用脱毛機の新規導入や機材のリプレイスのお悩みや検討されている方は、お気軽にご相談ください。