中学生脱毛のデメリットは?中学生の毛の特徴や脱毛方法について解説
思春期になるとホルモンバランスの影響から体毛が濃くなり、薄着で過ごすのが気になるという中学生・高校生も多いのではないでしょうか。
しかし、脱毛ケアを中学生でする場合「体や皮膚には影響がないのか」と心配になる保護者もいるでしょう。
今回は近年需要が増えている中学生脱毛のデメリットについて、詳しくまとめました。
中学生の毛の特徴や中学生脱毛のメリットも合わせてご紹介するので、思春期で脱毛ケアを行うのが心配な人も参考にしてみてください。
中学生が脱毛をするデメリット
年齢を重ねた大人よりも、皮膚が柔らかく成長途中である中学生の場合、脱毛を行うとどのようなデメリットがあるのでしょうか。
クリニックやサロンで脱毛ケアを行った場合、どのような点に注意した方が良いのかデメリットを見ていきます。
関連記事
サロン集客に必要な媒体の選び方|具体的な集客方法と成功させるコツ・ポイントを解説
クリニックとサロンで脱毛する場合のデメリット
クリニックでの医療脱毛や脱毛サロンで光脱毛を行う場合は、知識豊富なスタッフがお手入れを行います。
しかし未成年である中学生の場合は、さまざまなデメリットがあることを理解した上で行うのがポイントです。
親の理解が必要になる
未成年である中学生の場合は、脱毛サロンやクリニックで脱毛ケアの申込みをするときに親権者の同意を求められます。同意書にサインをしてもらう必要が出てくるため、保護者同伴で申込みを行うのが一般的です。
クリニックやサロンによっては脱毛サービスを行う来店時の同行を求められる場合もあるため、中学生のみでの来店ができない店舗もあります。
さらに未成年は、申込時に自力では契約をローン支払いにすることはできません。ローンで申込を行う場合も保護者の同行や同意書にサインを求められます。
費用がかかる
クリニックや脱毛サロンでのお手入れは、自己処理の頻度が軽減されキレイな肌を目指しやすい分、申込時にまとまった費用が必要となります。
脱毛希望部位によっては広範囲に照射が必要となるため、一括の支払いで10万円以上かかることも少なくありません。
思春期の中学生の場合、まだホルモンバランスが整っておらず体も成長途中のため、1度理想の状態になっても毛がまた生えてくる可能性もあります。
再び毛が生えてくる可能性がある
大人の体へと変わり始める思春期の中学生・高校生は、ホルモンバランスの影響を受けやすい年代です。
特に男性ホルモンが優位になると濃く太い体毛が生えやすくなりますが、思春期の中学生・高校生はホルモンバランスが乱れやすいため、ツルすべの肌に整えても再び濃い体毛が映えてくる可能性があります。
しかし厳密には光脱毛は減耗が可能ですが、永久脱毛ができるわけではありません。半永久的な脱毛が可能な医療脱毛でも毛がまったく生えてこないわけではないので、脱毛ケアをしても時間が経てば毛が生えてくる可能性があるため注意が必要です。
日焼けができない
光脱毛やレーザー式の医療脱毛は毛のメラニン色素に反応しやすい光を照射するため、皮膚の色が濃いと、熱エネルギーが皮膚に伝わり炎症を起こしてしまう可能性があります。
日焼け後に皮膚が黒っぽくなると、脱毛ケアが受けられなくなる場合があるので注意が必要です。
日焼け後の肌でも照射が可能な光脱毛もありますが、脱毛期間中は皮膚が刺激に敏感になりやすいため、日焼けをすると肌荒れや赤みが目立ちやすくなります。
脱毛ケア中は「日焼けを避ける」と意識しておいた方が良いでしょう。
やけどのリスクがある
光脱毛やレーザー式脱毛では毛のメラニン色素に反応する光を照射し、熱エネルギーを与えて毛が弱く目立ちにくい状態に整えます。
特にレーザー式脱毛を使用する医療脱毛は出力が高く、照射した部分の皮膚がやけどするリスクがないとはいえません。
中学生は大人よりも皮膚がやわらかいため、照射時の痛みを強く感じる場合があります。
心配な場合はカウンセリング時に痛みの程度や、目立たない部分でお試し照射を体験してみると良いでしょう。
中学生が脱毛するメリット
中学生で脱毛ケアを行うデメリットについてご紹介しましたが、良い面もあります。
特に大人の体に向かっていく中学生は、急に体毛が濃くなることでコンプレックスを感じたり、知識がないままムダ毛ケアを始めて肌荒れを起こしたりすることがあります。
中学生から脱毛ケアを始めることで体毛を気にせず、気兼ねなく学生生活を謳歌できるでしょう。学生時代から自分に自信をもつことは大切です。コンプレックスを抱えてしまうと自分に自信がもてず悩んだり、不安から他人とのコミュニケーションがとりにくくなることがあります。
さらに脱毛サロンやクリニックによっては、学生が通いやすいように「学割」のキャンペーンを実施している店舗もあります。
学割は学生の内に利用できるキャンペーンなので、中学生や高校生の内に脱毛ケアを試してみるのも1つです。
特に学生の場合は予約が混み合いやすい平日に利用しやすい人も多いので、土日休みの社会人よりも定期的な来店がしやすいというメリットもあります。
除毛という選択肢もある
学生のうちから脱毛サービスに通うのは抵抗があったり、照射時の痛みが心配だったりする場合は、除毛で一時的に体毛を目立たなくさせる自己処理する方法もあります。
店舗で行う光脱毛や医療脱毛は毛自体を目立ちにくい状態に整えるのに対して、除毛は皮膚の表面に見えている毛を取り除き目立たなくさせる方法です。
光脱毛や医療脱毛は毛に熱エネルギーを与えて、生えてくる毛を目立ちにくい弱い毛へと整えますが、除毛で毛を処理した場合は時間が経つと処理前と同じ濃さの体毛が目立つようになります。
自己処理で行う除毛には、「カミソリ」「除毛クリーム」「電気シェーバー」「除毛テープ」「脱毛ワックス」などがあります。
除毛クリームは痛みが少なく広範囲を処理しやすい方法ですが、皮膚に長時間クリームをつけていると肌に負担がかかり荒れてしまうケースもあるので注意しましょう。
カミソリや電気シェーバー・除毛テープ・脱毛ワックスを使用する場合も肌に負担がかかるので、自己処理をした後は保湿ケアで肌のうるおいを維持することが大切です。
店舗で行う光脱毛や医療脱毛は長く毛を目立ちにくくしますが、永久的に毛が生えなくなるわけではありません。
デメリットが気になる場合は、除毛処理で毛を目立たなくさせるのも1つといえます。
中学生の毛の特徴
中学生になり思春期に入ると、男性ホルモンの一種である「テストステロン」の分泌が活発になります。男性ホルモンは男性の場合は睾丸から、女性の場合は卵巣や副腎から分泌されていて、子供の体から大人の体に成長する思春期にはテストステロンの分泌が活発化しやすいです。
テストステロンの分泌が活発になると、男性ホルモンの影響を受けやすい口周りのヒゲ部分や、ワキ・腕・脚・VIOなどの体毛が濃く目立ちやすくなります。
さらに中学生は大人の体へ移行する成長期のため毛の成長スピードが早く、しっかりとした毛が生え変わりやすいです。
大人の毛は年齢を重ねるとともに体の新陳代謝が衰えていくので、毛の成長スピードも成長期の中学生と比べると遅くなりますが、中学生は成長途中の体のため脱毛ケアをしたとしても再びしっかりとした体毛が生えてくる可能性がないとは言いきれません。
思春期の中学生・高校生の場合は成長期特有の毛質になるので、脱毛ケアを検討する場合は必ずしも理想の状態が長くキープできるとは限らないことを意識しておくのが大切です。
肌に負担のかかりにくい脱毛ケアや、除毛の自己処理で体毛を目立たない状態に整えてみましょう。
中学生が脱毛する方法
中学生で「目立つ体毛をお手入れしたい」と思った時には、どのような方法があるのでしょうか。
今度は中学生の体毛ケアで行う自己処理の方法・エステサロン・クリニックの3つの方法について、詳しく見ていきましょう。
自分で処理する
中学生が体毛を目立たなくさせたい場合、自分で体毛を処理をするのが一番手軽で費用をかけずに行うことができる方法です。自己処理にはこのような方法があります。
- カミソリ
- 電動シェーバー
- 除毛クリーム、もしくはローション
- 毛抜き
- 脱毛ワックス、もしくはテープ
- 家庭用脱毛器
特にカミソリは100~1,000円前後、除毛クリームも安いものであれば1,000円前後でドラッグストアにて購入が可能です。電動シェーバーは2,000円ぐらいから手に入れることができ、広範囲を除毛したいときにも向いています。
家庭用脱毛器は機能性や種類によって価格が大きく異なりますが、家電量販店やネット通販で2万円から10万円前後で購入することができます。
しかし自己処理は低価格で思い立った時にすぐお手入れができる分、すべての工程を自分で行わなければいけません。自分からは見えにくい背面や、デリケートなVIOは剃り残しなどのムラができる可能性があります。
除毛や脱毛ケアをした後は肌が刺激で敏感になっているため、十分に保湿をして肌を整えることも大切です。
エステサロンで処理する
エステサロンでの脱毛ケアは自己処理に比べて費用がかさみますが、専門知識のあるプロが丁寧にお手入れをしてくれるため、ムラになりにくく肌のアフターケアまで行ってもらえます。
サロンで行われる光脱毛は除毛ではなく減耗のため、太くしっかりとした毛がやわらかい産毛のような目立ちにくい毛質へ整いやすくなります。自己処理では整えにくい毛質や毛量に悩んでいる人も、理想の状態を目指せます。
しかし中学生の場合はテストステロンの分泌が活発になりやすいため、大人よりも照射回数が必要となり脱毛期間が長くなる可能性があります。思った以上に費用がかさんでしまう場合もあるので注意が必要です。
脱毛期間中は肌が刺激に敏感になりやすいので、日焼けには気をつけながら十分なUV対策を行うことが大切です。
部活動で屋外にいることが多い人や、屋外で水泳の授業がある夏場などは日焼け止めを塗っていても紫外線のダメージを受けやすいので、脱毛ケアを行うタイミングや皮膚の状態には十分に気をつけるようにしましょう。
クリニックで処理する
クリニックや病院で行う医療脱毛は、エステサロンの光脱毛よりも出力が高く半永久的な脱毛ケアを行うことができます。
1回の照射パワーに優れているので、光脱毛よりも短期間で脱毛ケアが可能です。
さらに医師が常在しているため、麻酔・軟膏などの処方も照射時の痛みや肌の状態によって対応してもらえます。
優れた点の多い医療脱毛ですが、エステサロンよりも費用が高く照射時の痛みが強いというデメリットがあります。
中学生の場合は毛が成長段階にあり、照射パワーに優れた医療脱毛でも必ずしも毛が目立たない状態を半永久的にキープできるとは限りません。
照射時の熱エネルギーで肌荒れや火傷が起こるリスクがまったくないともいえないため、医療脱毛を行う際は注意が必要です。
中学生や高校生の未成年がエステサロン・医療機関で脱毛ケアを行う際は、保護者の同意書や同行が必要となるため、家族と話し合い慎重に検討することも大切です。
中学生が脱毛する際の注意点
中学生がエステサロンや医療脱毛を利用する際は、どのようなことに気をつけると良いのでしょうか。定期的にしっかりとお手入れを行うためにも、契約前に確認しておきたいことをまとめました。
追加料金を確認する
脱毛メニューやプランは店舗によって大きく異なります。基本料金の中にシェービングや、アフターケアの料金も含まれているのか、よく確認しておきましょう。
脱毛希望部位は事前に自己処理でシェービングをするのが一般的ですが、剃り残しがあった場合に無料で対応してもらえる店舗と、有料オプションでシェービングを行う場合があります。
さらに医療脱毛では医療機関で行うため初回は初診料、それ以降は再診料が別途でかかる場合があります。
麻酔や保湿ケアのアフターサービスが追加料金に含まれる店舗もあるため、プラン内容を契約前に細かく確認をして、疑問に思うことは質問するようにしましょう。
予約が取れるかを確認する
定期的なお手入れをするためには、来店予約をスムーズに確保できることも大切です。人気のある店舗や土日・祝日は予約が混み合い、毛の成長サイクルである毛周期に合わせた予約が入れにくくなる可能性があります。
毛周期や毛質に合わせた理想の来店ペースができないと脱毛期間が長引いてしまったり、費用がかさんでしまったりすることがあるので、予約のとりやすさは重要なポイントです。
営業時間外でもWeb上から予約がチェックできたり、スマホのアプリで予約を入れられたりする店舗を選ぶと、スムーズに回数を重ねることができるでしょう。
キャンセル料が発生する条件を確認する
予約をキャンセルすると、キャンセル料が発生する場合があります。キャンセル料は店舗や契約時の内容によって異なるので、細かい部分までしっかりとチェックしておくことが大切です。
- 予約日の前日で営業時間内のキャンセルであればキャンセル料は不要
- 当日キャンセルの場合は1回分の50%をキャンセル料として支払う
- 当日の無断キャンセルは1回分の消化、次回予約からはペナルティあり
上記のようにキャンセルの連絡を入れるタイミングによっても、キャンセル料が必要になるケースと不要な場合があります。店舗によってキャンセル料金は発生する日時やタイミングは異なるので、事前によくチェックしておきましょう。
予約の無断キャンセルは100%キャンセル料が発生し、1回分の脱毛ケアが消化されるケースが多いです。
さらに無断キャンセルを繰り返しているとペナルティとしてWeb予約ができなくなったり、リピーターとしての契約ができなくなったりすることもあるので注意が必要です。
まとめ
思春期の時期で行う中学生脱毛は毛が成長途中にあるため、脱毛期間を終えても毛がもとのように目立ちやすくなったり、脱毛ケアに必要な回数が多くなったりする可能性があります。
さらにエステサロンや医療機関の脱毛ケアは高額な費用がかかるため、中学生では保護者の同意や同行が求められます。
中学生で自己処理でムダ毛ケアのお手入れをしながら、大人になってホルモンバランスが整ってから脱毛ケアを本格的に行うのも1つです。
自分に合ったムダ毛ケアの方法を見つけて、コンプレックスの気にならない快適な学生生活を過ごしてみてはいかがでしょうか。